キングコング西野さんが書いた本です。
知らない人はあまりいないと思いますが、興味を持ったのはこちらの動画から。
ラスト部分が結構話題になって色々当時取り上げられていましたが、個人的な感想は「話の組み立て上手いな~」でした。
色々なセミナーに行ったり企画レビューに参加したりするんですが、いつもどこかで話し方に着目するときがあって、もったいないなーとか今の持って行き方上手いなーみたいな視点で見ていることが多いです。
上記の動画で伝えたいことってたった一つで「過去は変えることが出来る、だからいっぱい失敗しよう」だと感じました。
職場でもよく聞きますよね。失敗していいから挑戦しようだったり失敗しても評価には影響しないだったり、まぁ実際に失敗すると決してそんなことはなく、がっつり失敗の責任を負わされて言った本人は庇ってくれないこと多いですが、、
そういった状態の中で見た上記動画は、すごく自分の中に落とし込むこと出来ましたし、改めてプロだなーと思いました。ちなみに本の中でも事例は沢山出てきます。
読み終わった直後の感想
とても読みやすかったです。空き時間を見つけてさくっと読むことが出来ます。西野さん本人も言ってましたが一時間で読めない本はツライっていうのは同感で集中すれば1~2時間で読み終わることが出来ます。
https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12452281992.html
読んだ中から印象に残った2点だけ紹介できればと思います。
希少価値を上げる方法
自分の希少価値を上げる方法が記載されていました。
まずは1万時間の法則から100人に1人の専門家になる。次に別な領域の専門家になることで100×100の1万人に1人の存在になれるという話でした。
自身に例えて芸人×絵本が出来る人っていう言い方をされていました。
この考え方は自分にあてはめてみても昔からあって(数字かけ合わせの考え方はなかったですが・・)エンジニア×英語×広告×企画が出来る存在を常に目指していましたし、今も目指しています。
ジャンル多すぎなんですが、どれも100人に1人までは到達できておらず平たく全てを伸ばしているような状況です。ただ10人に1人だとしても10の4乗で10000人に1人ですよね。
そんな単純な話ではないとは思いつつも常に自分の希少価値を高める意識は必要だと改めて考えさせられました。
夢を追いかけているキミへ
この見出しは本の中のメッセージのままなんですが、結構ささったので紹介します。
登場人物は2人いて夢を持ち続けて頑張り切れない人Aと夢を諦めた人Bがいる。
Bから見るとAは目障りで仕方ない。
成功してしまうと自分の選択が間違っていることを受け入れる必要が出てくるから。
Aから見るとBは足を引っ張るばかりで邪魔ばかりする人と映る。
この解決方法はAが中途半端な努力でうろうろしていないで誰よりも努力をして夢を叶えた後にBを助けてあげようよという話。
それが夢を追い続けるものの責任。
自分の周りにもBにあたる人がいます。確かに下から引っ張る存在ですが、言い訳にして頑張ってこなかった自分もいます。
自分は成功した後に助けてあげるほど良い人ではないのですが、語るなら見合うくらいの圧倒的努力をして突き抜けるべきだと感じました。
やはり自ら行動して挑戦している人の言葉は受け入れやすいですね。きっと西野さんほど大きい夢を持っていないですし、世界から見ると小さい話ではあるのですが、常に変わっていない夢があり、達成に向けて再度仕切りなおそうと思います。