この記事では共にミドルエンド機種帯に位置するGoogleのPixel4aとMi Note 10 Lite について、どちらがコスパ観点で総合的に優れているか徹底比較していきます。
Pixel4aは2020/8/20に発売された端末でGoogle Pixel3aの後継機種にあたるスマホです。Pixelシリーズのaがつくモデルは廉価版となります。
PixelシリーズはGoogleから発売されるスマホということで安定した動作とOSアップデート保証などから人気です。今回より大画面のXL版は廃止されカラー展開の1色のみとなっています。
一方のXiaomiから発売されたMi Note 10 Liteも2020/6/9に発売されて以降、高いスマホ性能やカメラ性能から人気を集めているAndroidの機種になります。
どちらの機種も同価格帯の中ではトップクラスのコスパとなっているため本記事を参考に自分に合う機種を選択してみてください。
Contents
Pixel4aとMi Note 10 Liteのパフォーマンス比較
早速、両者のパフォーマンス比較を始めます。発売日は同じ時期で価格はいずれも約4万円前後とミドルレンジ帯のAndroidスマホになっています。
項目 | Pixel4a | Mi Note 10 Lite |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
OS | Android11 | Android10 |
カラー | Just Black | グレイシャーホワイト. ミッドナイトブラック ネビュラパープル |
価格 | 約43000円 | 約38000円 |
ディスプレイ | 約5.81インチ フルHD+有機EL (2340x1080ピクセル) | 6.47インチ フルHD+有機EL (2340x1080ピクセル) |
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon 730G(オクタコア) | Qualcomm® Snapdragon 730G(オクタコア) |
RAM | 6GB | 6GB |
アウトカメラ | メイン:1200万画素 | メイン:6400万画素 超広角:800万画素 深度:500万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 800万画素 | 1600万画素 |
ストレージ | 128GB | 128GB |
サウンド | 通常 | ハイレゾ対応 |
通信機能 | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac |
SIMカードスロット | nanoSIM | nanoSIM |
デュアルSIM | あり ※eSIM | あり(DSDV) |
SDカードスロット | 非対応 | 非対応 |
認証 | 指紋認証 | 指紋認証、顔認証 |
バッテリー | 3140mAh | 5260mAh |
コネクター | USB-C™ USB | USB-C™ USB |
重さ | 143g | 204g |
幅 高さ 厚み | 69.4mm 144.0mm 8.2mm | 74.2mm 157.8mm 9.67mm |
ヘッドホンジャック | あり | あり |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
防水 | 非対応 | 非対応 |
防塵 | 非対応 | 非対応 |
おサイフケータイ | 対応 | 非対応 |
FeliCa⁷ | 対応 | 非対応 |
NFC | 対応 | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
急速充電 | 対応 | 対応 |
Pixel4aとMi Note 10 Liteのスペックの違い
OS Pixel4aはOSアップデート保証あり Android11対応済み

Pixel4a | Mi Note 10 Lite |
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Android11 | Android10 |
Pixel4a、Mi Note 10 Liteともに発売当時で最新のOSとなるAndroid10が搭載されています。
Googleから発売されているPixel4aについては、発売から3年間のOSアップデート保証が実施されますので、2020/9に配信された新OSのAndroid11にも対応済みです。
今後もPixelシリーズはOSアップデートが即日対応されるため、新OSを最速で利用することができます。
Mi Note 10 Liteは2020/9にリリースされたAndroid11対応について正式に発表はされていません。
ただグローバルでMi 10などでは既に配信がスタートしており(MIUI12)早いタイミングで他のXiaomi端末もAndroid11への対応は実施されると考えられます。
新OSのほうが動作性能や機能アップデートが行われるものの、既に主要機能は搭載されており使い勝手が大きく向上するものではありません。強いこだわりがない方以外は他の性能で見ることをお勧めします。
ディスプレイ性能

Pixel4a | Mi Note 10 Lite |
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約5.81インチ フルHD+有機EL(2340x1080ピクセル) | 6.47インチ フルHD+有機EL(2340x1080ピクセル) |
ディスプレイサイズはPixel4aは約5.81インチ、Mi Note 10 Liteは6.47インチでディスプレイサイズに大きな違いがあります。
特にAndroidスマホは6インチ以上の大型化が進んでいる傾向にあるため、小型のスマホを探している方にはPixel4aはお勧めできるスマホの1つです。
液晶部分に関しては、同じフルHD+対応で有機EL対応されている点がポイントです。
またスマホの大きさと比較したディスプレイの画面占有率はPixel4aは約82%、Mi Note 10 Liteは約91.4%とMi Note 10 Liteは高い画面占有率です。
特にMi Note 10 Liteの画面占有率は他のAndroidスマホと比べてもトップクラスで曲面ディスプレイとなっています。
Pixel4aも今回よりパンチホールタイプのインカメラが搭載されており、すっきりとしたデザインになりました。
ディスプレイサイズに大きなの違いはあるものの、ディスプレイ性能に関しては、ともにフルHD+の有機ELディスプレイであり、同一と考えて良いでしょう。
プロセッサー、RAM(性能)

Pixel4a | Mi Note 10 Lite |
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Qualcomm® Snapdragon 730G(オクタコア) | Qualcomm® Snapdragon 730G(オクタコア) |
6GB | 6GB |
Pixel4a、Mi Note 10 LiteともにQualcomm® Snapdragon 730Gが搭載されており、Antutuスコア約20万後半と価格面から見ると非常に優れています。
※Antutuスコア=性能を数値化したベンチマークスコア
両機種ともに搭載されているSnapdragon 730Gはハイエンドスマホ並みのスコアを誇っており、動作性能面ではかなり優秀です。RAMも共に6GBが搭載されています。
SnapdragonにGがついているプロセッサはsnapdragon elite gamingというGPUパフォーマンスや読み込み速度の向上、CPU性能向上などゲームやエンタテインメント体験を向上させる仕様に準拠しています。
RAMは共に6GB搭載されていることから、3Dの重たいゲームも含めてストレス無く楽しみたい方は今回紹介するPixel4a、Mi Note 10 Liteのいずれかを選択しましょう。
カメラ性能はMi Note 10 Lite

Pixel4a | Mi Note 10 Lite |
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メイン:1200万画素 インカメラ:800万画素 | メイン:6400万画素 超広角:800万画素 深度:500万画素 マクロ:200万画素 インカメラ:1600万画素 |
Mi Note 10 Liteはメインカメラ6400画素を含めたクアッドカメラが搭載されており、Pixel4aよりも優れたカメラ性能です。
一方のPixel4aはメイン1200万画素のフロントカメラが800万画素となっており、Pixelシリーズ自体がカメラ性能には重きを置いていません。
カメラ性能には大きな違いがありますが、AIソフトウェアも搭載されており日常利用においては、Pixel4aでも全く問題なく綺麗な写真を撮ることは可能です。
カメラ性能にこだわりが大きい方には、Mi Note 10 Liteをお勧めします。Mi Note 10 Liteに限らず、Xiaomi製のスマホは高いカメラ性能を売りにしているスマホが多いです。
デュアルSIM仕様
Pixel4a | Mi Note 10 Lite |
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eSIM対応 | DSDV対応 |
Mi Note 10 LiteはDSDV形式に対応しているため、4G回線にてSIMカードの2枚利用が可能になっています。詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
Pixel4aはシングルのnanoSIM仕様となっていますが、iPhoneSEと同じく物理SIMは必要としないeSIMに対応しており、物理SIMと合わせてデュアルSIM利用することは可能になっています。
eSIMの利用は対応サービスが限られているため、利用する際は自分が事前にチェックして利用検討するようにしてください。
内部ストレージ・SDカードスロット対応

Pixel4a | Mi Note 10 Lite |
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128GB内部ストレージ | 128GB内部ストレージ |
非対応 | 非対応 |
今回紹介するPixel4a、Mi Note 10 Liteは外部ストレージに非対応です。内部ストレージの容量はともに128GBが搭載されています。
特にMi Note 10 Liteはカメラ性能が高いこともあり、内部ストレージを使い切ってしまうことも考えられます。
両機種ともに内部ストレージは128GB対応できているものの、外部ストレージ非対応の点はマイナスポイントです。
認証方式

Pixel4a | Mi Note 10 Lite |
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指紋認証 | 指紋認証、顔認証 |
Mi Note 10 Liteは指紋認証+顔認証に対応しています。
昨今の顔認証技術の進歩は早く、誤検知無し・一瞬でロック解除できるレベルなので、顔認証だけでも何不自由ないですが、暗闇だったりサングラスや眼鏡有無などで効きづらい場面もあるため指紋認証もあるのは嬉しいポイントです。
各アプリ内の認証は指紋認証のみ対応しているケースも多いため、利用シーンによっては指紋認証機能があることは大きなメリットとなります。
一方のpixel4aは指紋認証のみ対応です。pixel4では画面認証対応でしたが、pixel4aでは指紋認証に変更されています。
バッテリー性能はMi Note 10 Lite

Pixel4a | Mi Note 10 Lite |
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3140mAh | 5260mAh |
Mi Note 10 Liteは5260mAhと大容量のバッテリーを積んでいます。一方のPixel4aはバッテリー容量は3140mAhとなり、4000mAh付近のAndroidスマホが多い中では少ない容量となっています。
Pixel4aを選択する場合は、モバイルバッテリーの携帯など考慮する必要が出てきます。
一つ前に発売されているPixelシリーズのpixel4が2800mAhであることを考えると、多少バッテリー容量は改善しているものの、他のAndroidスマホと比べるとまだまだ物足りない容量です。
逆にMi Note 10 LiteはAndroidスマホの中ではトップクラスの容量が搭載されています。日常利用においてバッテリー容量で困ることはないでしょう。
重さ、幅、高さ、厚み

Pixel4a | Mi Note 10 Lite |
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重さ:143g | 重さ:204g |
幅・高さ・厚み69.4mm 144.0mm 8.2mm | 幅・高さ・厚み74.2mm 157.8mm 9.67mm |
ディスプレイサイズやバッテリー容量の違いが、重さや幅・高さ・厚みの違いとして出ています。
重さとしては約60gほどPixel4aが軽く、発売されているAndroidスマホの中でもかなり軽い部類のスマホです。
幅・高さ・厚みはディスプレイを考慮すると共に優秀なサイズ性能となっています。
今回紹介する2つのスマホの大きな違いになるため、自分の利用ケースにあっているサイズ感のスマホを選択しましょう。
防水・防塵機能

Pixel4a | Mi Note 10 Lite |
---|---|
防水:非対応防塵:非対応 | 防水:非対応防塵:非対応 |
Pixel4a、Mi Note 10 Liteともに防水・防塵機能に非対応です。防水機能がないため、お風呂利用や台所での利用は気を付けて利用する必要があります。
今回の2機種の価格帯では防水・防塵機能に対応しているスマホも多いため、比較するとマイナスポイントです。
Pixel4では防水・防塵機能に対応していたこともあり、廉価版による違いが出ています。
おサイフケータイ、Felica、NFC対応

Pixel4a | Mi Note 10 Lite |
---|---|
おサイフケータイ、Felica、NFC対応 | NFC対応 |
Pixel4aはおサイフケータイに対応できています。Mi Note 10 LiteはNFC機能のみ対応です。
価格帯で考えると、おサイフケータイ対応できている機種はまだまだ少ないですが、対応出来ている点はPixel4aのメリットの一つです。
現在、おサイフケータイ機能を使っている・利用を考えている方はPixel4aをおススメします。
急速充電・ワイヤレス充電対応
Pixel4a | Mi Note 10 Lite |
---|---|
急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 | 急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 |
Pixel4a、Mi Note 10 Liteともにワイヤレス充電に未対応、急速充電に対応しています。
特にMi Note 10 Liteはバッテリー容量も大容量であり、急速充電に対応できているため、非常にバッテリー観点では使いやすいスマホになっています。
対応バンド/band(4G)
対応バンド/band | |
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Pixel4a | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/38/39/40/41/42/66 |
Mi Note 10 Lite | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 |
キャリア | Pixel4a | Mi Note 10 Lite |
---|---|---|
ドコモ(1,3,19) | 〇 | 〇 |
au / | 〇 | 〇 |
ソフトバンク / | 〇 | 〇 |
Rakuten Mobile(3,18 or 26) | 〇 | 〇 |
※カッコ書きは重要な対応band数字
Pixel4a、Mi Note 10 LiteともにSIMフリー版での記載となります。どちらの機種も4社の重要なband対応が出来ており問題ありません。
また5G対応については共に未対応です。Pixel4aについては5G版の発表も実施されていますが、おそらく日本での普及は2022年頃と言われています。
価格も2万円ほど高くなる見込みで、5Gに関しては普及した後に対応したスマホに切り替えるほうが合理的です。
Pixel4aとMi Note 10 Liteのコスパ比較まとめ
GoogleとXiaomiから発売されており同価格帯のPixel4aとMi Note 10 Liteの比較を行いました。以下に内容をまとめます。
- Pixel4aは発売後から3年間のアップデート保証あり
- ディスプレイ性能は共に有機ELを搭載。画面占有率はMi Note 10 Liteのほうが優れている
- スマホの動作性能は共にSnapdragon 730Gが搭載されており優秀。ゲーム利用にも適している
- カメラ性能はMi Note 10 LiteでAndroidスマホの中でもトップクラスの性能
- バッテリー性能はMi Note 10 Liteが大容量のバッテリー搭載
- Pixel4aは小型のスマホで重さは143gと軽い
- Pixel4aはおサイフケータイ対応
価格に大きな違いはありませんが、それぞれに強みとする部分が異なっています。
まずPixel4aはGoogleから発売されているPixelシリーズのスマホであることから、OSアップデート保証があります。
更に動作性能やカメラ動作などOSとハードウェアがGoogleで統一されていることから安定して利用することができます。
一方のMi Note 10 Liteはカメラ性能が優れており、バッテリー容量の大きさも魅力的です。防水・防塵機能やおサイフケータイは非対応であるものの、コスパ性能はトップクラスです。
また選ぶ基準の一つとしてはディスプレイサイズの違いがあげられます。女性など小型のスマホのほうが扱いやすい方はPixel4aが良いでしょう。
ともにSnapdragon 730Gが搭載されている人気機種の比較でした。2020年発売のスマホの中ではPixel4a、Mi Note 10 Liteともにコスパ性能は高いので、本記事を参考に自分の利用にあったスマホを検討してみてください。
Pixel4aはソフトバンクからの発売、もしくはGoogleストアからの購入となります。
Pixel4aは購入特典として、クラウドストレージの「Googleフォト」の無制限アップロードや、YouTube Premium・Google Oneの3カ月無料トライアルも付属されています。
コスパ目線でおすすめのSIMフリーAndroidスマホを価格帯別に紹介
ここからは本記事で紹介した機種も含め、おすすめできるSIMフリーのAndroidスマホを価格帯別で紹介します。
最新の良コスパのAndroidスマホから、型落ちで結果的にコスパ面で優秀になっているスマホまで幅広い対象から選定しています。
また広く国内で提供されており、各キャリアで利用する上で問題のないスマホを対象としました。
※2021/3/17に価格チェック後、対象見直しを実施しています。
1万円台のSIMフリーAndroidスマホ
まずはAndroidスマホならではの低価格帯スマホです。1万円台ではあるものの、非常にコスパの良いスマホが揃っており、日常利用には問題なく利用できるスマホもあります。
Xiaomi RedMi 9T 驚異のクアッドカメラ搭載
おすすめポイント
- 驚異のメイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 6000mAhバッテリー搭載と超大容量バッテリーを搭載
- スマホ性能も日常利用には問題ない性能
- ハイレゾ音源に対応
1万円台でSIMフリースマホを探しているなら、現状実質一択となっているXiaomiの「Xiaomi RedMi 9T」です。
Xiaomiは低価格帯の良コスパスマホに提供があるメーカーですが、2021/2に発売された本スマホは他の同価格帯を圧倒してランキング上位に入っています。
何といっても1万円台ではありえないクアッドカメラ搭載、全Androidスマホの中でもトップクラスのバッテリー容量にあります。
さらにスマホ性能も同価格帯の中では優秀な部類で、Webブラウザ利用やYoutube閲覧、アプリ利用までストレスなく利用可能です。
さすがにおサイフケータイ機能や防水機能はありませんが、1万円台の予算でスマホを探している方はXiaomi RedMi 9Tを選んでおくと間違いありません。
HUAWEI nova lite 3+ バランスがよく軽いHuaweiスマホ
おすすめポイント
- メイン2400万画素を始めとしたトリプルカメラ搭載
- 159gと軽いスマホで幅や高さ・厚みも優秀
- 6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズ
この価格帯では、先ほど紹介したXiaomi RedMi 9Tがコスパで圧倒的ではありますが、もう1つ違う観点からの紹介です。
コスパが高いことで有名のHuaweiから発売されているHUAWEI nova lite 3+です。2020/5に発売されています。
スマホ性能やカメラ性能など、各種性能ではXiaomi RedMi 9Tには劣っていますが、重さ159gを始めとした幅や高さ・厚みなどのサイズ性能の高さが優れているポイントです。
Xiaomi RedMi 9Tの唯一の弱点として、約200gの重量がありましたが、HUAWEI nova lite 3+は比較すると約40g軽い軽量スマホです。
またディスプレイの大型化が進んでいる昨今において、6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズも人気の一つです。
コスパ面では劣るものの、スマホの持ちやすさやディスプレイサイズに魅力を感じる方は検討してみてはいかがでしょうか。
1万円台の2機種については、以下記事で詳細な比較を行っていますので、合わせて参考にしてみてください。
2万円台のSIMフリーAndroidスマホ
非常に激戦区となっている2万円台のSIMフリースマホの紹介です。
この辺りの価格帯で充分な性能が揃っているので、一番コスパ面でもおすすめできる価格帯になっています。
OPPO Reno A 防水・防塵・おサイフケータイ対応
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- インカメラ2500万画素のトップクラスのインカメラ性能
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
- スマホサイズ性能が優秀
まずこの価格帯で真っ先におすすめしたいのはOPPOから発売されている「OPPO Reno A」です。
実はこの機種は発売は2019/10と発売から既に1年以上経過しており、既に次世代機となる「OPPO Reno3 A」が登場しています。
ただコスパ面では1つ前のOPPO Reno Aをおすすめしています。
まず型落ちと言うこともあり、発売当初よりも値段が落ちており、当初価格の半値近くとなる2万円前半まで価格が下落しています。
更に次世代機の「OPPO Reno3 A」と大きく性能は変わっておらず、CPUのスマホ性能に関してはOPPO Reno Aの方が上です。
この価格帯で有機ELディスプレイ、おサイフケータイあり、IPX7・IP6Xの最高レベルの防水・防塵機能ありと文句なしのAndroidスマホです。
若干マイナス面もあり、スマホ性能面は日常利用には問題ないものの高くはないことと、急速充電に対応出来ていない点があります。
ただ上記を除けば非常に良コスパの機種なので、バランスのよい機種を探している場合にはおススメできる機種です。
Redmi Note 9S Snapdragon 720G搭載の高いスマホ性能
おすすめポイント
- メイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- SIMカード2枚刺し+SDカード利用ができるトリプルスロット対応
- 防水機能に対応
続けての紹介はXiaomiから発売されている「Redmi Note 9S」です。
発売当初からコスパ観点の評判が非常に高く、同価格帯ではトップで売れ続けているスマホです。
発売時点から2万円台のスマホで、人気の高さから値下がりしづらいことが残念ではあるものの、余りあるスマホ性能の高さが魅力です。
とにかくこの機種はスマホ性能・カメラ性能面に振り切った仕様となっており、いずれも2万円台とは思えない性能の高さです。
既に発売から半年以上が経過していますが、全く追従を許さないコスパ性能となっています。
またXiaomi製の同価格帯のスマホの中では珍しく、防水機能に対応している点も嬉しいポイントです。
OPPO Reno Aと比較するとディスプレイ面やおサイフケータイ有無が変わってくるため、どちらを重視するかで決めるとよいでしょう。
先ほど紹介したOPPO Reno Aとの比較記事もありますので、参考にしてみてください。
TCL 10 Pro 値下がり率が高く高コスパ性能となったTCLスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- リフレッシュレート90Hzに対応
- Qualcomm® Snapdragon 675/6GB搭載の良コスパ性能
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 画面占有率93%とディスプレイの比率が高い
3つ目に紹介するのはTCLが発売しているTCL 10 Proです。
もともと2020/4に発売され約5万円のミドルレンジスマホでしたが、値下がり率が非常に高く、最新調査時点では2万円台まで価格が落ちています。
※タイミングによっては2万円を割っています。
Redmi Note 9Sに比べると多少性能は落ちるものの、少し前のミドルレンジ帯の性能を持っており、高いカメラ性能や有機ELディスプレイ搭載されている点などから非常にコスパ面で優秀です。
もともと大きく注目を集めた機種ではありませんでしたが、値下がりによりコスパ面から再度注目されている機種です。
防水・防塵・おサイフケータイ機能はありませんが、非常にバランスに優れた機種となっています。
3万円~5万円台のSIMフリーAndroidスマホ
ここからは3万円~5万円台のAndroidスマホでおススメ機種を紹介していきます。
この辺りの価格帯になると、各機能が揃っており使いやすい反面、価格と性能のバランスとしては若干難しくなる価格帯です。
Mi Note 10 Lite Xiaomi製のゲーム向け高コスパスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 5260mAhと大型バッテリーを搭載
- 内部ストレージ128GBまで対応
「Mi Note 10 Lite」は先ほど紹介した「Redmi Note 9S」と同じタイミングで発売されたXiaomiのAndroidスマホです。
Redmi Note 9Sがパワーアップした性能となっており、スマホ性能・カメラ性能ともにRedmi Note 9Sから1段階レベルアップした性能となっています。
更に有機ELディスプレイも搭載しており、防水・防塵・おサイフケータイ機能はないものの、コスパ面では同価格帯の中でも優れている機種です。
コスパ面で優秀であることから、Redmi Note 9Sと同じく長期間ランキング上位になっています。
Redmi Note 9Sとは約1万円の価格差があり、防水機能が外れていることもあり、どちらを選択するかは悩ましいところです。
AQUOS sense4 小型ディスプレイの万能スマホ
おすすめポイント
- 5.8インチと他に比べると小型ディスプレイサイズ
- IGZOディスプレイ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 1TBまでの外部ストレージに対応
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
続けてはSHARPが提供している「AQUOS sense4」です。
XiaomiやOPPOなど海外のメーカーが強い中で唯一善戦しているSHARPの人気機種です。
前世代のAQUOS sense3から非常に人気の高い機種であり、独自のIGZOディスプレイ搭載によるバッテリー性能の高さから、おサイフケータイ等の各種機能が完備されており、バランスがよい機種になっています。
またAQUOS sense4の人気の理由の一つとして5.8インチの小型ディスプレイサイズという点があります。
最近では6インチを超えるスマホが主流となってきており、女性でも持ちやすいサイズ感であることも人気の一つと言えます。重さも177g
若干カメラ性能は今まで紹介した機種と比較すると残念ではありますが、スマホ性能には申し分なく、長期間利用を続けたい方にはおススメしたいスマホです。
同価格帯のMi Note 10 LiteとAQUOS sense4の比較記事もありますので、合わせてチェックしてみてください。