この記事では共にGoogleから発売されているミドルレンジ機種帯に位置するPixel5とPixel4a(5G)について、どちらがコスパ観点で総合的に優れているか徹底比較していきます。
Pixel5、Pixel4a(5G)ともに2020/10に発売された端末でGoogleが発売するPixel系のスマホです。また今シリーズより5Gネットワークに対応したことでも話題となっています。
PixelシリーズはGoogleから発売されるスマホということで安定した動作とOSアップデート保証などから人気です。
同じPixel端末かつ5G対応の端末比較として、性能面の違いやコスパ性能を解説していきます。
Pixel5とPixel4a(5G)のパフォーマンス比較
早速、両者のパフォーマンス比較です。発売日は同じで価格は若干Pixel4a(5G)のほうが安価な価格設定となっています。ディスプレイ性能や端末サイズなど細かく違いが出ています。
項目 | Pixel5 | Pixel4a(5G) |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
OS | Android11 | Android11 |
カラー | Just Black、Sorta Sage | Just Black |
価格 | 約75000円 | 約60000円 |
ディスプレイ | 6.0インチ フルHD+有機EL (2340x1080ピクセル) | 6.24インチ フルHD+有機EL (2340x1080ピクセル) |
リフレッシュレート | 90Hz | 60Hz |
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon 765G(オクタコア) | Qualcomm® Snapdragon 765G(オクタコア) |
RAM | 8GB | 6GB |
アウトカメラ | メイン:1220万画素 超広角:1600万画素 | メイン:1220万画素 超広角:1600万画素 |
インカメラ | 800万画素 | 800万画素 |
ストレージ | 128GB | 128GB |
サウンド | 通常 | 通常 |
SIMカードスロット | nanoSIM | nanoSIM |
デュアルSIM | あり ※eSIM | あり ※eSIM |
SDカードスロット | 非対応 | 非対応 |
認証 | 指紋認証 | 指紋認証 |
バッテリー | 4080mAh | 3885mAh |
コネクター | USB-C™ USB | USB-C™ USB |
重さ | 151g | 168g |
幅 高さ 厚み | 70.4mm 144.7mm 8.0mm | 74mm 153.9mm 8.2mm |
ヘッドホンジャック | なし | あり |
通信機能 | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
ネットワーク | 5G(sub6) | 5G(sub6) |
防水 | IPX8 | 非対応 |
防塵 | IP6X | 非対応 |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
FeliCa⁷ | 対応 | 対応 |
NFC | 対応 | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 | 非対応 |
急速充電 | 対応 | 対応 |
Pixel5とPixel4a(5G)のスペックの違い
OS Android11搭載 アップデート保証あり

Pixel5 | Pixel4a(5G) |
---|---|
Android11 | Android11 |
Pixel5、Pixel4a(5G)ともに発売当時で最新のOSとなるAndroid11が搭載されています。
Googleから発売されているPixelシリーズについては、端末発売から3年間のOSアップデート保証が実施されます。
OSアップデート保証期間中は、PixelシリーズはOSアップデートが即日対応されるため、新OSを最速で利用することができます。
ディスプレイ性能 有機ELディスプレイ搭載

Pixel5 | Pixel4a(5G) |
---|---|
6.0インチ フルHD+有機EL(2340x1080ピクセル) | 6.24インチ フルHD+有機EL(2340x1080ピクセル) |
リフレッシュレート:90Hz | リフレッシュレート:60Hz |
ディスプレイサイズはPixel5は約6インチ、Pixel4a(5G)は6.24インチと若干Pixel 4a (5G)のほうが大きいサイズとなっています。
液晶部分に関しては、同じフルHD+対応で有機EL対応されている点がポイントです。
Pixel5、Pixel4a(5G)ともにパンチホールタイプのインカメラが搭載されており、すっきりとしたディスプレイのデザインになっています。
一点大きな違いとして、Pixel5は「スムーズディスプレイ」が搭載されており、リフレッシュレートが90Hzとなっています。
リフレッシュレートとは1秒間に画面がリフレッシュする回数を表しており、数字が大きいほど各動作が滑らかに動くようになります。
通常のWebブラウザやアプリ利用では大きな違いではありませんが、ゲームを頻度高く利用する方はリフレッシュレートが高いスマホをおススメします。
プロセッサー、RAM(性能)はPixel5

Pixel5 | Pixel4a(5G) |
---|---|
Qualcomm® Snapdragon 765G(オクタコア) | Qualcomm® Snapdragon 765G(オクタコア) |
8GB | 6GB |
それぞれホームページ上の記載は異なりますが、プロセッサーの性能はPixel5、Pixel4a(5G)ともに30万台前後と全く問題のないスペックです。
※Antutuスコア=性能を数値化したベンチマークスコア
両機種に搭載されているSnapdragon 765Gはハイエンドスマホ並みのスコアを誇っており、動作性能面は優秀です。
搭載されているRAMはPixel5は8GB、Pixel4a(5G)は6GBと若干の違いがあります。
SnapdragonにGがついているプロセッサはsnapdragon elite gamingというGPUパフォーマンスや読み込み速度の向上、CPU性能向上などゲームやエンタテインメント体験を向上させる仕様に準拠しています。
発売時期の他ハイエンド機種に搭載されているSnapdragon 865等が搭載されているスマホと比べると若干性能面は劣っており、前世代のpixel4に搭載されていたSnapdragon855と比べてもスペック面では下がっています。
ただゲーム利用も含めてスマホ性能面では全くストレスを感じることのない性能となっており、バランスのよい機種を探している方には充分なスペックです。
カメラ性能

Pixel5 | Pixel4a(5G) |
---|---|
メイン:1220万画素 超広角:1600万画素 インカメラ:800万画素 | メイン:1220万画素 超広角:1600万画素 インカメラ:800万画素 |
Pixel5、Pixel4a(5G)ともに同じ性能で、デュアルカメラの1200万画素・1600万画素となっています。インカメラは800万画素です。
Pixelシリーズ自体がカメラ性能には重きを置いておらず、Pixelシリーズ以外のAndroidスマホと比べるとカメラ性能は物足りなく感じます。
ただGoogleのAIソフトウェアもカメラアプリに搭載されており、日常利用においては全く問題なく綺麗な写真を撮ることは可能です。
デュアルSIM仕様
Pixel5 | Pixel4a(5G) |
---|---|
eSIM対応 | eSIM対応 |
Pixel5、Pixel4a(5G)ともにシングルのnanoSIM仕様です。
iPhoneSE等と同じく物理SIMは必要としないeSIMに対応しており、物理SIMと合わせてデュアルSIM利用することが可能になっています。
ただeSIMの利用は対応サービスが限られているため、利用する際は自分が事前にチェックして利用検討するようにしてください。
内部ストレージ・SDカードスロット対応

Pixel5 | Pixel4a(5G) |
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128GB内部ストレージ | 128GB内部ストレージ |
非対応 | 非対応 |
Pixel5、Pixel4a(5G)ともに内部ストレージ128GB搭載、外部ストレージ非対応と共通した仕様です。
様々なゲームアプリの利用やカメラの頻度高い利用など、利用する容量が気になる方は注意しましょう。
ただ最近では取った写真データをクラウド保存する等、外部ストレージ非対応でも困るケースは減ってきており、以前ほど大きく気にするポイントでは無くなっています。
認証方式 指紋認証に対応

Pixel5 | Pixel4a(5G) |
---|---|
指紋認証 | 指紋認証 |
Pixel5、Pixel4a(5G)ともには指紋認証に対応しています。昨今のAndroidスマホでは一般的となった顔認証機能には対応できていません。
ただ外出時はマスク利用などが増えてきており、指紋認証のほうが便利な場面が多く、顔認証機能がなくても不自由するケースは少ないでしょう。
pixelシリーズの認証機能は、pixel4までは画面認証対応でしたが、 pixel4aからは指紋認証に変更されています。
バッテリー性能

Pixel5 | Pixel4a(5G) |
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4080mAh | 3885mAh |
Pixel5、Pixel4a(5G)ともに約4000mAh前後とAndroidスマホの中では一般的なバッテリーを積んでいます。
一つ前に発売されているPixelシリーズのpixel4が2800mAhであることを考えると、多少バッテリー容量は改善しているものの、他のAndroidスマホと比べると多少物足りない容量です。
ただ今回の2機種は「スーパーバッテリーセーバー」機能が搭載されており、1回の充電で最長48時間の利用が可能となっています。
スーパーバッテリーセーバー機能を利用することで、他のAndroidスマホに比べると、数字以上にバッテリー持ちは良くなるでしょう。
重さ、幅、高さ、厚み

Pixel5 | Pixel4a(5G) |
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重さ:151g | 重さ:168g |
幅・高さ・厚み70.4mm 144.7mm 8.0mm | 幅・高さ・厚み74mm 153.9mm 8.2mm |
ディスプレイサイズの違いが、重さや幅・高さ・厚みの違いとして出ています。
重さとしては約20gほどPixel5が軽く、発売されているAndroidスマホの中でも軽い部類のスマホです。少しでもスモールで軽いスマホを探している方にはPixel5は非常におすすめです。
どちらも5G対応スマホの中では比較的端末が軽い機種となっています。
防水・防塵機能

Pixel5 | Pixel4a(5G) |
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防水:IPX8防塵:IP6X | 防水:非対応防塵:非対応 |
今回紹介する2機種比較の大きな違いの一つとなりますが、Pixel5は防水・防塵機能ともに対応しており、Pixel4a(5G)はいずれも非対応です。
Pixel5の防水機能はIPX8で水面下での使用が可能という定義であり、お風呂場や台所でも利用や降雨の中で全く問題なく利用可能です。防塵性能にも優れています。
価格面の違いもありますが、他の特徴の違いと合わせて選択するポイントの一つになります。
おサイフケータイ、Felica、NFC対応

Pixel5 | Pixel4a(5G) |
---|---|
おサイフケータイ、Felica、NFC対応 | おサイフケータイ、Felica、NFC対応 |
Pixel5、Pixel4a(5G)ともにおサイフケータイに対応できています。
この価格帯で考えると、おサイフケータイ対応できている機種は多いですが、おサイフケータイ機能を現在使っている、使うことを検討している方は今回紹介しているPixelの2機種はお勧めできるスマホです。
ヘッドホンジャック(イヤホンジャック) Pixel5は無し
Pixel5 | Pixel4a(5G) |
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ヘッドホンジャックなし | ヘッドホンジャックあり |
今までのシリーズにはついていたヘッドホンジャックが、Pixel5では無くなっています。Pixel4a(5G)は引き続き対応しています。
bluetoothなど無線のイヤホン・ヘッドホンが主流となっているため、必須の機能ではないものの、有線イヤホンなどの利用を考えている方は注意してください。
急速充電・ワイヤレス充電対応

Pixel5 | Pixel4a(5G) |
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急速充電:対応ワイヤレス充電:対応 | 急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 |
Pixel5はワイヤレス充電・急速充電ともに対応しています。
更にPixel5はリバースワイヤレス充電が搭載されており、他のQIワイヤレス充電可能なデバイスに対して、Pixel5内のバッテリーを使って充電することが可能になります。
非常に使い勝手のよい機能で、スマホの2台持ちやQI充電可能な他デバイスを持ち歩いている方にはメリットが大きいでしょう。
一方のPixel4a(5G)は急速充電対応、ワイヤレス充電には非対応です。こちらもPixel5、Pixel4a(5G)の機能差の一つとなっています。
対応バンド/band(4G)
対応バンド/band | |
---|---|
Pixel5 | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/20/25/26/28/29/30/32/38/39/40/41/42/46/48/66/71 |
Pixel4a(5G) | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/20/25/26/28/29/30/32/38/39/40/41/42/46/48/66/71 |
キャリア | Pixel5 | Pixel4a(5G) |
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ドコモ(1,3,19) | 〇 | 〇 |
au | 〇 | 〇 |
ソフトバンク | 〇 | 〇 |
Rakuten Mobile(3,18 or 26) | 〇 | 〇 |
※カッコ書きは重要な対応band数字
Pixel5、Pixel4a(5G)ともにキャリア4社の重要な4G band対応が出来ており問題ありません。
5G対応 ともに5G(sub6)対応

Pixel5 | Pixel4a(5G) |
---|---|
sub6対応ミリ波非対応 | sub6対応ミリ波非対応 |
Pixel5、Pixel4a(5G)ともに5G対応のAndroidスマートフォンです。
5Gには対応周波数があり大きくsub6とミリ波と呼ばれる2種類の周波数帯に分けられますが、その中でも今回の2機種はsub6のみ対応しています。
※海外版はミリ波にも対応
ミリ波対応されていないことによる、国内利用での大きなデメリットはありませんが、詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてみてください。
5Gスマホの選び方や各キャリアの5G状況も合わせて紹介しています。
上記記事にも記載していますが、5Gネットワークを利用するには5G対応のスマートフォンとキャリアでの5G加入の両方が必須となっています。
Pixel5とPixel4a(5G)のコスパ比較まとめ
Googleから同時期に発売された5G対応のPixel5、Pixel4a(5G)の比較を行いました。以下に内容をまとめます。
- Pixelシリーズは発売後から3年間のアップデート保証あり
- ディスプレイ性能は共に有機ELを搭載。スムーズディスプレイを搭載しているPixel5のほうが優秀
- スマホの動作性能はともにSnapdragon 765Gが搭載。Pixel5はRAM8GB搭載で比較すると多少性能が高い
- カメラ性能は同一。他Android機種と比べると性能は低め
- バッテリー性能はほぼ同一。共に消費を抑えるスーパーバッテリーセーバーを搭載
- Pixel5は151gと持ちやすい。Pixel4a(5G)は168gと比較すると若干重い
- Pixel5は高い防水・防塵機能に対応。Pixel4a(5G)は非対応
- Pixel5、Pixel4a(5G)ともにおサイフケータイ対応
- Pixel5、Pixel4a(5G)ともに5gのsub6対応。国内版はミリ波対応無し
価格に大きな違いはありませんが、それぞれに強みとする部分が異なっています。
まずPixel5、Pixel4a(5G)ともにGoogleから発売されているPixelシリーズのスマホであることから、OSアップデート保証があります。pixelシリーズを選択する上での大きなメリットの一つです。
更に動作性能やカメラ動作などOSとハードウェアがGoogleで統一されていることから安定して利用することができます。Snapdragon 765Gが搭載されており、一部のハイエンド機種には劣るもののゲーム利用含め問題ないスペックです。
続けて両機種の違いとして、ディスプレイサイズの違いがあげられます。女性など小型のスマホのほうが扱いやすい方はPixel5が良いでしょう。重さの違いやリフレッシュレートの違いもあります。
もう1点大きな違いとしては防水・防塵機能に対応しているかどうかの違いです。価格面に多少の違いがありますが、この辺りを重要視する場合はPixel5を選択しましょう。
Pixel5、Pixel4a(5G)ともにはソフトバンクからの発売、もしくはGoogleストアからの購入となります。
Pixel5はauからも購入が可能です。
コスパ性能としてはどちらも同レベルで、特にPixel5に関しては非常にバランスのよい性能のAndroidスマホになっています。
コスパ目線でおすすめのSIMフリーAndroidスマホを価格帯別に紹介
ここからは本記事で紹介した機種も含め、おすすめできるSIMフリーのAndroidスマホを価格帯別で紹介します。
最新の良コスパのAndroidスマホから、型落ちで結果的にコスパ面で優秀になっているスマホまで幅広い対象から選定しています。
また広く国内で提供されており、各キャリアで利用する上で問題のないスマホを対象としました。
※2021/3/17に価格チェック後、対象見直しを実施しています。
1万円台のSIMフリーAndroidスマホ
まずはAndroidスマホならではの低価格帯スマホです。1万円台ではあるものの、非常にコスパの良いスマホが揃っており、日常利用には問題なく利用できるスマホもあります。
Xiaomi RedMi 9T 驚異のクアッドカメラ搭載
おすすめポイント
- 驚異のメイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 6000mAhバッテリー搭載と超大容量バッテリーを搭載
- スマホ性能も日常利用には問題ない性能
- ハイレゾ音源に対応
1万円台でSIMフリースマホを探しているなら、現状実質一択となっているXiaomiの「Xiaomi RedMi 9T」です。
Xiaomiは低価格帯の良コスパスマホに提供があるメーカーですが、2021/2に発売された本スマホは他の同価格帯を圧倒してランキング上位に入っています。
何といっても1万円台ではありえないクアッドカメラ搭載、全Androidスマホの中でもトップクラスのバッテリー容量にあります。
さらにスマホ性能も同価格帯の中では優秀な部類で、Webブラウザ利用やYoutube閲覧、アプリ利用までストレスなく利用可能です。
さすがにおサイフケータイ機能や防水機能はありませんが、1万円台の予算でスマホを探している方はXiaomi RedMi 9Tを選んでおくと間違いありません。
HUAWEI nova lite 3+ バランスがよく軽いHuaweiスマホ
おすすめポイント
- メイン2400万画素を始めとしたトリプルカメラ搭載
- 159gと軽いスマホで幅や高さ・厚みも優秀
- 6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズ
この価格帯では、先ほど紹介したXiaomi RedMi 9Tがコスパで圧倒的ではありますが、もう1つ違う観点からの紹介です。
コスパが高いことで有名のHuaweiから発売されているHUAWEI nova lite 3+です。2020/5に発売されています。
スマホ性能やカメラ性能など、各種性能ではXiaomi RedMi 9Tには劣っていますが、重さ159gを始めとした幅や高さ・厚みなどのサイズ性能の高さが優れているポイントです。
Xiaomi RedMi 9Tの唯一の弱点として、約200gの重量がありましたが、HUAWEI nova lite 3+は比較すると約40g軽い軽量スマホです。
またディスプレイの大型化が進んでいる昨今において、6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズも人気の一つです。
コスパ面では劣るものの、スマホの持ちやすさやディスプレイサイズに魅力を感じる方は検討してみてはいかがでしょうか。
1万円台の2機種については、以下記事で詳細な比較を行っていますので、合わせて参考にしてみてください。
2万円台のSIMフリーAndroidスマホ
非常に激戦区となっている2万円台のSIMフリースマホの紹介です。
この辺りの価格帯で充分な性能が揃っているので、一番コスパ面でもおすすめできる価格帯になっています。
OPPO Reno A 防水・防塵・おサイフケータイ対応
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- インカメラ2500万画素のトップクラスのインカメラ性能
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
- スマホサイズ性能が優秀
まずこの価格帯で真っ先におすすめしたいのはOPPOから発売されている「OPPO Reno A」です。
実はこの機種は発売は2019/10と発売から既に1年以上経過しており、既に次世代機となる「OPPO Reno3 A」が登場しています。
ただコスパ面では1つ前のOPPO Reno Aをおすすめしています。
まず型落ちと言うこともあり、発売当初よりも値段が落ちており、当初価格の半値近くとなる2万円前半まで価格が下落しています。
更に次世代機の「OPPO Reno3 A」と大きく性能は変わっておらず、CPUのスマホ性能に関してはOPPO Reno Aの方が上です。
この価格帯で有機ELディスプレイ、おサイフケータイあり、IPX7・IP6Xの最高レベルの防水・防塵機能ありと文句なしのAndroidスマホです。
若干マイナス面もあり、スマホ性能面は日常利用には問題ないものの高くはないことと、急速充電に対応出来ていない点があります。
ただ上記を除けば非常に良コスパの機種なので、バランスのよい機種を探している場合にはおススメできる機種です。
Redmi Note 9S Snapdragon 720G搭載の高いスマホ性能
おすすめポイント
- メイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- SIMカード2枚刺し+SDカード利用ができるトリプルスロット対応
- 防水機能に対応
続けての紹介はXiaomiから発売されている「Redmi Note 9S」です。
発売当初からコスパ観点の評判が非常に高く、同価格帯ではトップで売れ続けているスマホです。
発売時点から2万円台のスマホで、人気の高さから値下がりしづらいことが残念ではあるものの、余りあるスマホ性能の高さが魅力です。
とにかくこの機種はスマホ性能・カメラ性能面に振り切った仕様となっており、いずれも2万円台とは思えない性能の高さです。
既に発売から半年以上が経過していますが、全く追従を許さないコスパ性能となっています。
またXiaomi製の同価格帯のスマホの中では珍しく、防水機能に対応している点も嬉しいポイントです。
OPPO Reno Aと比較するとディスプレイ面やおサイフケータイ有無が変わってくるため、どちらを重視するかで決めるとよいでしょう。
先ほど紹介したOPPO Reno Aとの比較記事もありますので、参考にしてみてください。
TCL 10 Pro 値下がり率が高く高コスパ性能となったTCLスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- リフレッシュレート90Hzに対応
- Qualcomm® Snapdragon 675/6GB搭載の良コスパ性能
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 画面占有率93%とディスプレイの比率が高い
3つ目に紹介するのはTCLが発売しているTCL 10 Proです。
もともと2020/4に発売され約5万円のミドルレンジスマホでしたが、値下がり率が非常に高く、最新調査時点では2万円台まで価格が落ちています。
※タイミングによっては2万円を割っています。
Redmi Note 9Sに比べると多少性能は落ちるものの、少し前のミドルレンジ帯の性能を持っており、高いカメラ性能や有機ELディスプレイ搭載されている点などから非常にコスパ面で優秀です。
もともと大きく注目を集めた機種ではありませんでしたが、値下がりによりコスパ面から再度注目されている機種です。
防水・防塵・おサイフケータイ機能はありませんが、非常にバランスに優れた機種となっています。
3万円~5万円台のSIMフリーAndroidスマホ
ここからは3万円~5万円台のAndroidスマホでおススメ機種を紹介していきます。
この辺りの価格帯になると、各機能が揃っており使いやすい反面、価格と性能のバランスとしては若干難しくなる価格帯です。
Mi Note 10 Lite Xiaomi製のゲーム向け高コスパスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 5260mAhと大型バッテリーを搭載
- 内部ストレージ128GBまで対応
「Mi Note 10 Lite」は先ほど紹介した「Redmi Note 9S」と同じタイミングで発売されたXiaomiのAndroidスマホです。
Redmi Note 9Sがパワーアップした性能となっており、スマホ性能・カメラ性能ともにRedmi Note 9Sから1段階レベルアップした性能となっています。
更に有機ELディスプレイも搭載しており、防水・防塵・おサイフケータイ機能はないものの、コスパ面では同価格帯の中でも優れている機種です。
コスパ面で優秀であることから、Redmi Note 9Sと同じく長期間ランキング上位になっています。
Redmi Note 9Sとは約1万円の価格差があり、防水機能が外れていることもあり、どちらを選択するかは悩ましいところです。
AQUOS sense4 小型ディスプレイの万能スマホ
おすすめポイント
- 5.8インチと他に比べると小型ディスプレイサイズ
- IGZOディスプレイ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 1TBまでの外部ストレージに対応
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
続けてはSHARPが提供している「AQUOS sense4」です。
XiaomiやOPPOなど海外のメーカーが強い中で唯一善戦しているSHARPの人気機種です。
前世代のAQUOS sense3から非常に人気の高い機種であり、独自のIGZOディスプレイ搭載によるバッテリー性能の高さから、おサイフケータイ等の各種機能が完備されており、バランスがよい機種になっています。
またAQUOS sense4の人気の理由の一つとして5.8インチの小型ディスプレイサイズという点があります。
最近では6インチを超えるスマホが主流となってきており、女性でも持ちやすいサイズ感であることも人気の一つと言えます。重さも177g
若干カメラ性能は今まで紹介した機種と比較すると残念ではありますが、スマホ性能には申し分なく、長期間利用を続けたい方にはおススメしたいスマホです。
同価格帯のMi Note 10 LiteとAQUOS sense4の比較記事もありますので、合わせてチェックしてみてください。