この記事では共にミドルエンド機種帯に位置するOPPO Reno3 AとMi Note 10 Lite について、どちらがコスパ観点で総合的に優れているか徹底比較していきます。
OPPO Reno3 Aは2020/6/25に発売されたAndroidスマホで、高いカメラ性能と防水・防塵機能やおサイフケータイ対応などでコスパの良さから発売前から話題となっているAndroidスマホです。
一方のXiaomiから発売されたMi Note 10 Liteも2020/6/9に発売されて以降、高いスマホ性能やカメラ性能から人気を集めている機種です。
OPPO Reno3 Aは、国内のAndroid人気スマホとなったOPPO Reno Aの後継機種にあたり、SIMフリー版も発売されています。
どちらの機種も同価格帯の中ではトップクラスのコスパとなっているため本記事を参考に自分に合う機種を選択してみてください。
Contents
OPPO Reno3 AとMi Note 10 Liteのパフォーマンス比較
早速、両者のパフォーマンス比較を始めます。発売日はほぼ同じ時期で価格は約3万~4万円弱とミドルレンジ帯のAndroidスマホになっています。
項目 | OPPO Reno3 A | Mi Note 10 Lite |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
OS | ColorOS 7.1(Android 10ベース) | Android10 |
カラー | ブラック、ホワイト | グレイシャーホワイト. ミッドナイトブラック ネビュラパープル |
価格 | 約30000円 | 約36000円 |
ディスプレイ | 6.44インチ フルHD+有機EL (2400x1080ピクセル) | 6.47インチ フルHD+有機EL (2340x1080ピクセル) |
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon 665(オクタコア) | Qualcomm® Snapdragon 730G(オクタコア) |
RAM | 6GB | 6GB |
アウトカメラ | メイン:4800万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 ポートレート:200万画素 | メイン:6400万画素 超広角:800万画素 深度:500万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 1600万画素 | 1600万画素 |
ストレージ | 128GB | 128GB |
サウンド | ハイレゾ対応 | ハイレゾ対応 |
通信機能 | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac |
SIMカードスロット | nanoSIM | nanoSIM |
デュアルSIM | あり(DSDV) | あり(DSDV) |
SDカードスロット | microSDスロット(最大256GB) | 非対応 |
認証 | 指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
バッテリー | 4025mAh | 5260mAh |
コネクター | USB-C™ USB | USB-C™ USB |
重さ | 175g | 204g |
幅 高さ 厚み | 74.1mm 160.9mm 8.2mm | 74.2mm 157.8mm 9.67mm |
ヘッドホンジャック | あり | あり |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
防水 | IPX8 | 非対応 |
防塵 | IP6X | 非対応 |
おサイフケータイ | 対応 | 非対応 |
FeliCa⁷ | 対応 | 非対応 |
NFC | 対応 | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
急速充電 | 対応 | 対応 |
OPPO Reno3 AとMi Note 10 Liteのスペックの違い
OS OPPO Reno3 AはAndroid10対応

OPPO Reno3 A | Mi Note 10 Lite |
---|---|
Android10 | Android10 |
OPPO Reno3 A、Mi Note 10 Liteともに発売当時で最新のOSとなるAndroid10が搭載されています。
2020/9にリリースされたAndroid11対応について正式に発表はされていませんが、発売時期を考えるといずれ対応されると考えて良さそうです。
Mi Note 10 Liteについては、グローバルでMi 10などでは既に配信がスタートしており(MIUI12)早いタイミングで他のXiaomi端末もAndroid11への対応は実施されると考えられます。
またOPPO Reno3 Aに搭載されているColorOSについてAndroidをベースに作られていますが、カスタマイズされておりUIがiPhoneに近い形になっています。そのためAndroidに慣れている方やランチャーをカスタマイズする方は多少使いづらさはあるかもしれません。
逆にiPhoneを使っていた方は違和感なく入っていけると思われます。
ディスプレイ性能

OPPO Reno3 A | Mi Note 10 Lite |
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6.44インチ フルHD+有機EL(2340x1080ピクセル) | 6.47インチ フルHD+有機EL(2340x1080ピクセル) |
ディスプレイサイズはOPPO Reno3 Aは6.44インチ、Mi Note 10 Liteは6.47インチでほぼ変わらず共に大型に分類されるディスプレイサイズです。
液晶部分に関しては、同じフルHD+対応で有機EL対応されている点がポイントです。
また画面占有率もともに優秀で、OPPO Reno3 Aは約89%、Mi Note 10 Liteは約91.4%と他のAndroidスマホに比べると高い比率となっています。
細かい違いはあるものの、ディスプレイ性能に関してはほぼ同一と考えて良いでしょう。
特にMi Note 10 Liteの画面占有率は他のAndroidスマホと比べてもトップクラスで曲面ディスプレイとなっています。
プロセッサー、RAM(性能)はMi Note 10 Lite

OPPO Reno3 A | Mi Note 10 Lite |
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Qualcomm® Snapdragon 665(オクタコア) | Qualcomm® Snapdragon 730G(オクタコア) |
6GB | 6GB |
それぞれホームページ上の記載は異なりますが、プロセッサーの性能はOPPO Reno3 Aが10万後半程度、Mi Note 10 LiteはAntutuスコア約20万後半とMi Note 10 Liteのほうが圧倒的に優れています。
※Antutuスコア=性能を数値化したベンチマークスコア
Mi Note 10 Liteはベンチマークスコア上ではハイエンドスマホ並みのスコアを誇っており、動作性能面ではかなり優秀です。
SnapdragonにGがついているプロセッサはsnapdragon elite gamingというGPUパフォーマンスや読み込み速度の向上、CPU性能向上などゲームやエンタテインメント体験を向上させる仕様に準拠しています。
RAMは共に6GB搭載されていることから、通常のゲーム利用やブラウザによるWeb閲覧、動画閲覧などでは全く問題ありません。
ただ3Dの重たいゲームをストレス無く楽しみたい方はMi Note 10 Liteを選択しましょう。
カメラ性能はMi Note 10 Lite

OPPO Reno3 A | Mi Note 10 Lite |
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メイン:4800万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 ポートレート:200万画素 インカメラ:1600万画素 | メイン:6400万画素 超広角:800万画素 深度:500万画素 マクロ:200万画素 インカメラ:1600万画素 |
Mi Note 10 Liteはメインカメラ6400画素を含めたクアッドカメラが搭載されており、OPPO Reno3 Aよりも優れたカメラ性能です。
一方のOPPO Reno3 Aもメイン4800万画素によるクアッドカメラ搭載と非常に性能が高く、カメラ性能を重視する方は今回紹介する2機種は非常におすすめです。
一方でインカメラの性能はOPPO Reno3 A、Mi Note 10 Liteともにが1600万画素が搭載されており、スペック上は同等の性能となっています。
デュアルSIM仕様
OPPO Reno3 A | Mi Note 10 Lite |
---|---|
DSDV対応 | DSDV対応 |
OPPO Reno3 AとMi Note 10 LiteはDSDV形式に対応しているため、4G回線にてSIMカードの2枚利用が可能になっています。詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
内部ストレージ・SDカードスロット対応

OPPO Reno3 A | Mi Note 10 Lite |
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128GB内部ストレージ | 128GB内部ストレージ |
microSDスロット(最大256GB) | 非対応 |
外部ストレージ容量はOPPO Reno3 AがmicroSDカードの256GBまで対応できています。一方のMi Note 10 Liteは外部のSDカードに非対応となっている点がマイナスポイントです。
内部ストレージの容量はOPPO Reno3 A、Mi Note 10 Liteともに128GBが搭載されています。
共にカメラ性能が高いこともあり、128GBと大容量ではあるものの使い切ってしまうことも考えられるため、保管容量が気になる方は外部SDカード対応できているOPPO Reno3 Aを選択しましょう。
認証方式

OPPO Reno3 A | Mi Note 10 Lite |
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指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
OPPO Reno3 A、Mi Note 10 Liteともに指紋認証+顔認証に対応できています。
昨今の顔認証技術の進歩は早く、誤検知無し・一瞬でロック解除できるレベルなので、顔認証だけでも何不自由ないですが、暗闇だったりサングラスや眼鏡有無などで効きづらい場面もあるため指紋認証もあるのは嬉しいポイントです。
各アプリ内の認証は指紋認証のみ対応しているケースも多いため、利用シーンによっては指紋認証機能があることは大きなメリットとなります。
バッテリー性能はMi Note 10 Lite

OPPO Reno3 A | Mi Note 10 Lite |
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4025mAh | 5260mAh |
Mi Note 10 Liteは5260mAhと大容量のバッテリーを積んでいます。一方のOPPO Reno3 Aはバッテリー容量は4025mAhとAndroidスマホの中では一般的な容量で、毎日充電する方であれば特に問題ないレベルです。
OPPO Reno3 Aは少ないバッテリー容量ではないものの、頻度高く利用する方はモバイルバッテリーの携帯など考慮したほうが良いかもしれません。
Mi Note 10 LiteはAndroidスマホの中ではトップクラスの容量が搭載されているため、バッテリー容量で困ることはないでしょう。
重さ、幅、高さ、厚み

OPPO Reno3 A | Mi Note 10 Lite |
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重さ:175g | 重さ:204g |
幅・高さ・厚み74.1mm 160.9mm 8.2mm | 幅・高さ・厚み74.2mm 157.8mm 9.67mm |
ディスプレイサイズはほぼ変わりませんが、重さや幅・高さ・厚みにサイズ性能の違いが出ています。
重さは約30gほどOPPO Reno3 Aが軽く、厚みも1.5mmの違いがあります。手に持ったら分かるレベルで、少しでもコンパクトで軽いスマホを探している場合はOPPO Reno3 Aを選択しましょう。
OPPO Reno3 Aは前のOPPO Reno Aでも人気の高かった高いサイズ性能を踏襲しています。
OPPO Reno3 Aは防水・防塵機能に対応

OPPO Reno3 A | Mi Note 10 Lite |
---|---|
防水:IPX8防塵:IP6X | 防水:非対応防塵:非対応 |
OPPO Reno3 Aは防水・防塵機能ともに対応しています。 一方のMi Note 10 Liteは共に非対応です。
OPPO Reno3 Aの防水機能はIPX8で水面下での使用が可能という定義であり、お風呂場や台所でも利用や降雨の中で全く問題なく利用可能です。防塵性能にも優れています。
長く利用する予定のある場合は、防水・防塵対応されているほうが安心のため、OPPO Reno3 Aのほうがおススメとなります。
おサイフケータイ、Felica、NFC対応

OPPO Reno3 A | Mi Note 10 Lite |
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おサイフケータイ、Felica、NFC対応 | NFC対応 |
OPPO Reno3 Aはおサイフケータイに対応できています。Mi Note 10 LiteはNFC機能のみ対応です。
価格帯で考えると、おサイフケータイ対応できている機種はまだまだ少ないですが、対応出来ている点はOPPO Reno3 Aのメリットの一つです。
現在、おサイフケータイ機能を使っている・利用を考えている方はOPPO Reno3 Aを含めたOPPO製の端末は非常にお勧めです。
急速充電・ワイヤレス充電対応
OPPO Reno3 A | Mi Note 10 Lite |
---|---|
急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 | 急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 |
OPPO Reno3 A、Mi Note 10 Liteともにワイヤレス充電に未対応、急速充電に対応しています。
特にMi Note 10 Liteはバッテリー容量も大容量であり、急速充電に対応できているため、非常にバッテリー観点では使いやすいスマホになっています。
対応バンド/band(4G)
対応バンド/band | |
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OPPO Reno3 A | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/39/40/41 |
Mi Note 10 Lite | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 |
キャリア | OPPO Reno3 A | Mi Note 10 Lite |
---|---|---|
ドコモ(1,3,19) | 〇 | 〇 |
au / | 〇 | 〇 |
ソフトバンク / | 〇 | 〇 |
Rakuten Mobile(3,18 or 26) | 〇 | 〇 |
※カッコ書きは重要な対応band数字
OPPO Reno3 A、Mi Note 10 LiteともにSIMフリー版での記載となります。
どちらの機種も4社の重要なband対応が出来ており問題ありません。
OPPO Reno3 AとMi Note 10 Lite 比較まとめ
OPPOとXiaomiから発売されており近い価格帯のOPPO Reno3 AとMi Note 10 Liteの比較を行いました。以下に内容をまとめます。
- ディスプレイ性能は共に有機ELを搭載しており画面占有率も優れている
- スマホの動作性能はMi Note 10 Liteのほうが圧倒的に優秀。共にRAM6GB搭載
- ともにクアッドカメラ搭載。Androidスマホの中でもトップクラスの性能。若干Mi Note 10 Liteのほうが性能が高い
- バッテリー性能はMi Note 10 Liteが大容量のバッテリー搭載
- サイズ性能はOPPO Reno3 Aのほうが優れている。重さは約30gの違い
- OPPO Reno3 Aは防水・防塵機能、おサイフケータイ対応
価格に大きな違いはありませんが、OPPO Reno3 A、Mi Note 10 Liteともに強みとなる点が異なる点がポイントです。
ディスプレイ性能は画面サイズ含めてほぼ同じですが、スマホ性能を重視する場合はMi Note 10 Lite一択になるでしょう。
ベンチマークスコアはハイスペック並みの性能で、同価格帯では発売時点ではトップ性能です。
逆にゲーム利用などは頻繁になく、通常利用かつ防水・防塵機能への対応やおサイフケータイ対応、サイズ性能などバランスのよいスマホが良い場合はOPPO Reno3 Aのほうがおススメです。
またOPPO Reno3 AはY!mobileの利用や楽天モバイルを利用している方は、更にお得に購入できるため、利用キャリアも含めて検討してみましょう。SIMフリー版も発売されています。
コスパ目線でおすすめのSIMフリーAndroidスマホを価格帯別に紹介
ここからは本記事で紹介した機種も含め、おすすめできるSIMフリーのAndroidスマホを価格帯別で紹介します。
最新の良コスパのAndroidスマホから、型落ちで結果的にコスパ面で優秀になっているスマホまで幅広い対象から選定しています。
また広く国内で提供されており、各キャリアで利用する上で問題のないスマホを対象としました。
※2021/3/17に価格チェック後、対象見直しを実施しています。
1万円台のSIMフリーAndroidスマホ
まずはAndroidスマホならではの低価格帯スマホです。1万円台ではあるものの、非常にコスパの良いスマホが揃っており、日常利用には問題なく利用できるスマホもあります。
Xiaomi RedMi 9T 驚異のクアッドカメラ搭載
おすすめポイント
- 驚異のメイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 6000mAhバッテリー搭載と超大容量バッテリーを搭載
- スマホ性能も日常利用には問題ない性能
- ハイレゾ音源に対応
1万円台でSIMフリースマホを探しているなら、現状実質一択となっているXiaomiの「Xiaomi RedMi 9T」です。
Xiaomiは低価格帯の良コスパスマホに提供があるメーカーですが、2021/2に発売された本スマホは他の同価格帯を圧倒してランキング上位に入っています。
何といっても1万円台ではありえないクアッドカメラ搭載、全Androidスマホの中でもトップクラスのバッテリー容量にあります。
さらにスマホ性能も同価格帯の中では優秀な部類で、Webブラウザ利用やYoutube閲覧、アプリ利用までストレスなく利用可能です。
さすがにおサイフケータイ機能や防水機能はありませんが、1万円台の予算でスマホを探している方はXiaomi RedMi 9Tを選んでおくと間違いありません。
HUAWEI nova lite 3+ バランスがよく軽いHuaweiスマホ
おすすめポイント
- メイン2400万画素を始めとしたトリプルカメラ搭載
- 159gと軽いスマホで幅や高さ・厚みも優秀
- 6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズ
この価格帯では、先ほど紹介したXiaomi RedMi 9Tがコスパで圧倒的ではありますが、もう1つ違う観点からの紹介です。
コスパが高いことで有名のHuaweiから発売されているHUAWEI nova lite 3+です。2020/5に発売されています。
スマホ性能やカメラ性能など、各種性能ではXiaomi RedMi 9Tには劣っていますが、重さ159gを始めとした幅や高さ・厚みなどのサイズ性能の高さが優れているポイントです。
Xiaomi RedMi 9Tの唯一の弱点として、約200gの重量がありましたが、HUAWEI nova lite 3+は比較すると約40g軽い軽量スマホです。
またディスプレイの大型化が進んでいる昨今において、6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズも人気の一つです。
コスパ面では劣るものの、スマホの持ちやすさやディスプレイサイズに魅力を感じる方は検討してみてはいかがでしょうか。
1万円台の2機種については、以下記事で詳細な比較を行っていますので、合わせて参考にしてみてください。
2万円台のSIMフリーAndroidスマホ
非常に激戦区となっている2万円台のSIMフリースマホの紹介です。
この辺りの価格帯で充分な性能が揃っているので、一番コスパ面でもおすすめできる価格帯になっています。
OPPO Reno A 防水・防塵・おサイフケータイ対応
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- インカメラ2500万画素のトップクラスのインカメラ性能
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
- スマホサイズ性能が優秀
まずこの価格帯で真っ先におすすめしたいのはOPPOから発売されている「OPPO Reno A」です。
実はこの機種は発売は2019/10と発売から既に1年以上経過しており、既に次世代機となる「OPPO Reno3 A」が登場しています。
ただコスパ面では1つ前のOPPO Reno Aをおすすめしています。
まず型落ちと言うこともあり、発売当初よりも値段が落ちており、当初価格の半値近くとなる2万円前半まで価格が下落しています。
更に次世代機の「OPPO Reno3 A」と大きく性能は変わっておらず、CPUのスマホ性能に関してはOPPO Reno Aの方が上です。
この価格帯で有機ELディスプレイ、おサイフケータイあり、IPX7・IP6Xの最高レベルの防水・防塵機能ありと文句なしのAndroidスマホです。
若干マイナス面もあり、スマホ性能面は日常利用には問題ないものの高くはないことと、急速充電に対応出来ていない点があります。
ただ上記を除けば非常に良コスパの機種なので、バランスのよい機種を探している場合にはおススメできる機種です。
Redmi Note 9S Snapdragon 720G搭載の高いスマホ性能
おすすめポイント
- メイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- SIMカード2枚刺し+SDカード利用ができるトリプルスロット対応
- 防水機能に対応
続けての紹介はXiaomiから発売されている「Redmi Note 9S」です。
発売当初からコスパ観点の評判が非常に高く、同価格帯ではトップで売れ続けているスマホです。
発売時点から2万円台のスマホで、人気の高さから値下がりしづらいことが残念ではあるものの、余りあるスマホ性能の高さが魅力です。
とにかくこの機種はスマホ性能・カメラ性能面に振り切った仕様となっており、いずれも2万円台とは思えない性能の高さです。
既に発売から半年以上が経過していますが、全く追従を許さないコスパ性能となっています。
またXiaomi製の同価格帯のスマホの中では珍しく、防水機能に対応している点も嬉しいポイントです。
OPPO Reno Aと比較するとディスプレイ面やおサイフケータイ有無が変わってくるため、どちらを重視するかで決めるとよいでしょう。
先ほど紹介したOPPO Reno Aとの比較記事もありますので、参考にしてみてください。
TCL 10 Pro 値下がり率が高く高コスパ性能となったTCLスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- リフレッシュレート90Hzに対応
- Qualcomm® Snapdragon 675/6GB搭載の良コスパ性能
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 画面占有率93%とディスプレイの比率が高い
3つ目に紹介するのはTCLが発売しているTCL 10 Proです。
もともと2020/4に発売され約5万円のミドルレンジスマホでしたが、値下がり率が非常に高く、最新調査時点では2万円台まで価格が落ちています。
※タイミングによっては2万円を割っています。
Redmi Note 9Sに比べると多少性能は落ちるものの、少し前のミドルレンジ帯の性能を持っており、高いカメラ性能や有機ELディスプレイ搭載されている点などから非常にコスパ面で優秀です。
もともと大きく注目を集めた機種ではありませんでしたが、値下がりによりコスパ面から再度注目されている機種です。
防水・防塵・おサイフケータイ機能はありませんが、非常にバランスに優れた機種となっています。
3万円~5万円台のSIMフリーAndroidスマホ
ここからは3万円~5万円台のAndroidスマホでおススメ機種を紹介していきます。
この辺りの価格帯になると、各機能が揃っており使いやすい反面、価格と性能のバランスとしては若干難しくなる価格帯です。
Mi Note 10 Lite Xiaomi製のゲーム向け高コスパスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 5260mAhと大型バッテリーを搭載
- 内部ストレージ128GBまで対応
「Mi Note 10 Lite」は先ほど紹介した「Redmi Note 9S」と同じタイミングで発売されたXiaomiのAndroidスマホです。
Redmi Note 9Sがパワーアップした性能となっており、スマホ性能・カメラ性能ともにRedmi Note 9Sから1段階レベルアップした性能となっています。
更に有機ELディスプレイも搭載しており、防水・防塵・おサイフケータイ機能はないものの、コスパ面では同価格帯の中でも優れている機種です。
コスパ面で優秀であることから、Redmi Note 9Sと同じく長期間ランキング上位になっています。
Redmi Note 9Sとは約1万円の価格差があり、防水機能が外れていることもあり、どちらを選択するかは悩ましいところです。
AQUOS sense4 小型ディスプレイの万能スマホ
おすすめポイント
- 5.8インチと他に比べると小型ディスプレイサイズ
- IGZOディスプレイ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 1TBまでの外部ストレージに対応
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
続けてはSHARPが提供している「AQUOS sense4」です。
XiaomiやOPPOなど海外のメーカーが強い中で唯一善戦しているSHARPの人気機種です。
前世代のAQUOS sense3から非常に人気の高い機種であり、独自のIGZOディスプレイ搭載によるバッテリー性能の高さから、おサイフケータイ等の各種機能が完備されており、バランスがよい機種になっています。
またAQUOS sense4の人気の理由の一つとして5.8インチの小型ディスプレイサイズという点があります。
最近では6インチを超えるスマホが主流となってきており、女性でも持ちやすいサイズ感であることも人気の一つと言えます。重さも177g
若干カメラ性能は今まで紹介した機種と比較すると残念ではありますが、スマホ性能には申し分なく、長期間利用を続けたい方にはおススメしたいスマホです。
同価格帯のMi Note 10 LiteとAQUOS sense4の比較記事もありますので、合わせてチェックしてみてください。