この記事では共にミドルエンド機種帯に位置するOPPO Reno3 AとOPPO Reno Aについて、どちらがコスパ観点で総合的に優れているか徹底比較していきます。
OPPO Reno3 Aは2020/6/25に発売されたAndroidスマホで、高いカメラ性能と防水・防塵機能やおサイフケータイ対応などでコスパの良さから発売前から話題となっているAndroidスマホです。
一方のOPPO Reno Aは2019年後半に発売以降、コスパの高さから常に売り上げランキング上位に入っている人気機種です。
OPPO Reno3 Aは後継機種にあたり、SIMフリー版も発売されています。後継機種ではあるものの、一部機能アップしている面もあればダウンしている部分もあります。
どちらの機種も同価格帯の中ではトップクラスのコスパとなっているため本記事を参考に自分に合う機種を選択してみてください。
Contents
OPPO Reno3 AとOPPO Reno Aのパフォーマンス比較
早速、両者のパフォーマンス比較を始めます。価格は約2万~3万円のエントリーモデルのAndroidスマホになっています
同じOPPOからの発売であり、OPPO Reno3 Aは後継にあたることから有機EL対応や搭載OSの特徴などが似通っている2機種です。
後継機のOPPO Reno3 Aのほうが1万円ほど高い価格帯となっており、次世代機が発売されたこともあり、OPPO Reno Aの価格は若干下がっています。
項目 | OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
OS | ColorOS 7.1(Android 10ベース) | ColorOS 6(Android 9ベース) |
カラー | ブラック、ホワイト | ブルー、ブラック |
価格 | 約30000円 | 約20000円 |
ディスプレイ | 6.44インチ フルHD+有機EL (2400x1080ピクセル) | 6.4インチ フルHD+有機EL (2340x1080ピクセル) |
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon 665(オクタコア) | Qualcomm Kryo 360(オクタコア) |
RAM | 6GB | 6GB |
アウトカメラ | メイン:4800万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 ポートレート:200万画素 | メイン:1600万画素 被写界深度測定用:200万画素 |
インカメラ | 1600万画素 | 2500万画素 |
ストレージ | 128GB | 64GB |
サウンド | ハイレゾ対応 | ハイレゾ対応 |
通信機能 | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac |
SIMカードスロット | nanoSIM | nanoSIM |
デュアルSIM | あり(DSDV) | あり(DSDV) |
SDカードスロット | microSDスロット(最大256GB) | microSDスロット(最大256GB) |
認証 | 指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
バッテリー | 4025mAh | 3600mAh |
コネクター | USB-C™ USB | USB-C™ USB |
重さ | 175g | 169.5g |
幅 高さ 厚み | 74.1mm 160.9mm 8.2mm | 75.4mm 158.4mm 7.8mm |
ヘッドホンジャック | あり | あり |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
防水 | IPX8 | IPX7 |
防塵 | IP6X | IP6X |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
FeliCa⁷ | 対応 | 対応 |
NFC | 対応 | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
急速充電 | 対応 | 非対応 |
OPPO Reno3 AとOPPO Reno Aのスペックの違い
OS OPPO Reno3 AはAndroid10対応

OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
---|---|
Android10 | Android9 |
OPPO Reno3 Aは発売当時で最新のOSとなるAndroid10が搭載されています。
2020年にリリース予定のAndroid11対応について正式に発表はされていませんが、OPPO Reno3 Aは、発売時期を考えるといずれ対応されると考えて良さそうです。
OPPO Reno AはOPPO Reno3 A発売時点ではAndroid10リリースは来ていません。他のRenoシリーズも対応が進んでいることから、いずれ対応されるのでは?とは言われているものの時期未定です。
またOPPO製のAndroidスマホに搭載されているColorOSについてAndroidをベースに作られていますが、カスタマイズされておりUIがiPhoneに近い形になっています。そのためAndroidに慣れている方やランチャーをカスタマイズする方は多少使いづらさはあるかもしれません。
逆にiPhoneを使っていた方は違和感なく入っていけると思われます。
ディスプレイ性能

OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
---|---|
6.44インチ フルHD+有機EL(2340x1080ピクセル) | 6.4インチ フルHD+有機EL(2340x1080ピクセル) |
ディスプレイサイズはOPPO Reno3 Aは6.44インチ、OPPO Reno Aは6.4インチでほぼ変わらず共に大型に分類されるディスプレイサイズです。
液晶部分に関しては、同じフルHD+対応で有機EL対応されている点がポイントです。
また画面占有率もともに優秀で、OPPO Reno3 Aは約89%、OPPO Reno Aは約91%と他のAndroidスマホに比べると高い比率となっています。
細かい違いはあるものの、ディスプレイ性能に関してはほぼ同一と考えて良いでしょう。
プロセッサー、RAM(性能)はOPPO Reno A

OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
---|---|
Qualcomm® Snapdragon 665(オクタコア) | Qualcomm Kryo 360(オクタコア) |
6GB | 6GB |
それぞれホームページ上の記載は異なりますが、プロセッサーの性能はOPPO Reno3 Aが10万後半程度、OPPO Reno AはAntutuスコア約20万ほどとOPPO Reno Aのほうが優秀です。
※Antutuスコア=性能を数値化したベンチマークスコア
OPPO Reno3 Aは後継機にあたるものの、スマホ性能面では若干性能が落ちている仕様となっています。
RAMは共に6GB搭載されていることから、通常のゲーム利用やブラウザによるWeb閲覧、動画閲覧などでは全く問題ありません。
ただ3Dの重たいゲームをストレス無く楽しみたい方はOPPO Reno Aや、他のスマホ性能特化したスマホを選択したほうが良さそうです。
カメラ性能はOPPO Reno3 A

OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
---|---|
メイン:4800万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 ポートレート:200万画素 インカメラ:1600万画素 | メイン:1600万画素 被写界深度測定用:200万画素 インカメラ:2500万画素 |
OPPO Reno3 Aはメインカメラ4800画素を含めたクアッドカメラが搭載されており、OPPO Reno Aよりも遥かに優れたカメラ性能です。
一方のOPPO Reno Aもメイン1600万画素によるデュアルカメラ搭載で悪い性能ではないものの、比較するとカメラ性能はOPPO Reno3 Aが圧倒的に優れています。
一方でインカメラの性能はOPPO Reno Aが2500万画素と高く、インカメラだけ見るとOPPO Reno Aのほうが優れています。
ソフトウェアもAI搭載で最適化される仕組みがありますが、カメラ性能を重要視する場合はOPPO Reno3 Aを選択するほうがよいでしょう。
OPPO Reno Aと比較して、超広角カメラへの対応がされている点もポイントです。
デュアルSIM仕様
OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
---|---|
DSDV対応 | DSDV対応 |
OPPO Reno3 AとOPPO Reno AはDSDV形式に対応しているため、4G回線にてSIMカードの2枚利用が可能になっています。詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
内部ストレージ・SDカードスロット対応

OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
---|---|
128GB内部ストレージ | 64GB内部ストレージ |
microSDスロット(最大256GB) | microSDスロット(最大256GB) |
外部ストレージ容量はOPPO Reno3 A、OPPO Reno AともにmicroSDカードの256GBまで対応できています。
外部ストレージ対応は変わりませんが、内部ストレージの容量はOPPO Reno3 Aは128GB、OPPO Reno Aは64GB搭載とOPPO Reno3 Aのほうが大容量となっています。
カメラを多用したり電子書籍で漫画など多くダウンロードする人は64GBでも使い切ってしまうことも考えられます。
共に大容量の外部ストレージに対応しており、OPPO Reno3 Aは128GB内部ストレージ搭載である点は嬉しいポイントです。
認証方式

OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
---|---|
指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
OPPO Reno3 A、OPPO Reno Aともに指紋認証+顔認証に対応できています。
昨今の顔認証技術の進歩は早く、誤検知無し・一瞬でロック解除できるレベルなので、顔認証だけでも何不自由ないですが、暗闇だったりサングラスや眼鏡有無などで効きづらい場面もあるため指紋認証もあるのは嬉しいポイントです。
各アプリ内の認証は指紋認証のみ対応しているケースも多いため、利用シーンによっては指紋認証機能があることは大きなメリットとなります。
バッテリー性能はOPPO Reno3 A

OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
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4025mAh | 3600mAh |
OPPO Reno3 Aは4025mAhと比較的容量大きめのバッテリーを積んでいます。一方のOPPO Reno Aはバッテリー容量は3600mAhとAndroidスマホの中では一般的な容量で、毎日充電する方であれば特に問題ないレベルです。
どちらの端末も少ないバッテリー容量ではないものの、頻度高く利用する方はモバイルバッテリーの携帯など考慮したほうが良いかもしれません。
また後述していますが、OPPO Reno3 Aは急速充電にも対応できていることから、バッテリーが気になる方はOPPO Reno3 Aのほうが使いやすいスマホとなっています。
重さ、幅、高さ、厚み

OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
---|---|
重さ:175g | 重さ:169.5g |
幅・高さ・厚み74.1mm 160.9mm 8.2mm | 幅・高さ・厚み75.4mm 158.4mm 7.8mm |
ディスプレイサイズはほぼ変わりませんが、重さや幅・高さ・厚みに若干の違いが出ています。
ともにディスプレイサイズを考慮するとサイズ性能は優秀な部類に入り、OPPO Reno Aが人気機種である理由の一つとしても優れたサイズ性能があげられます。
両機種ともにディスプレイサイズから見ると軽い部類に入るため、持ちやすい・軽いAndroidスマホを探している場合は、今回紹介するOPPO Reno3 A・OPPO Reno Aの機種を選択するのはおススメです。
防水・防塵機能に対応

OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
---|---|
防水:IPX8防塵:IP6X | 防水:IPX7防塵:IP6X |
OPPO Reno3 A、OPPO Reno Aともに防水・防塵機能ともに対応しています。
特にOPPO Reno3 Aの防水機能はIPX8で水面下での使用が可能という定義であり、お風呂場や台所でも利用や降雨の中で全く問題なく利用可能です。防塵性能にも優れています。
防水機能としては等級に若干の違いがあるものの、OPPO Reno3 A、OPPO Reno Aともに優れた防水・防塵性能となっています。
おサイフケータイ、Felica、NFC対応

OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
---|---|
おサイフケータイ、Felica、NFC対応 | おサイフケータイ、Felica、NFC対応 |
OPPO Reno3 A、OPPO Reno Aともにおサイフケータイに対応されています。
価格帯で考えると、おサイフケータイ対応できている機種はまだまだ少ないですが、ともに対応されている点はメリットの一つです。
現在、おサイフケータイ機能を使っている・利用を考えている方はOPPO製の端末は非常にお勧めです。
急速充電・ワイヤレス充電対応
OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
---|---|
急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 | 急速充電:非対応ワイヤレス充電:非対応 |
OPPO Reno3 A、OPPO Reno Aともにワイヤレス充電に未対応です。OPPO Reno3 Aは急速充電に対応しています。
急速充電の非対応は充電し忘れなどに対応しづらくなり、現在利用しているスマホが急速充電対応の方は使い勝手が変わることで困る場面が多いかもしれません。
OPPO Reno Aは非常にバランスよく良コスパのスマホですが、急速充電に対応できていない点がマイナスポイントです。
対応バンド/band(4G)
対応バンド/band | |
---|---|
OPPO Reno3 A | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/39/40/41 |
OPPO Reno A | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28/38/39/40/41 |
キャリア | OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
---|---|---|
ドコモ(1,3,19) | 〇 | 〇 |
au / | 〇 | 〇 |
ソフトバンク / | 〇 | 〇 |
Rakuten Mobile(3,18 or 26) | 〇 | 〇 |
※カッコ書きは重要な対応band数字
OPPO Reno3 A、OPPO Reno AともにSIMフリー版での記載となります。
どちらの機種も4社の重要なband対応が出来ており問題ありません。
OPPO Reno3 AとOPPO Reno A 比較まとめ
ともにOPPOから発売されているOPPO Reno3 AとOPPO Reno Aの比較を行いました。以下に内容をまとめます。
- ディスプレイ性能は共に有機ELを搭載しており画面占有率も優れている
- スマホの動作性能はOPPO Reno Aのほうが優秀。共にRAM6GB搭載
- OPPO Reno3 Aはメイン4800万画素のクアッドカメラ搭載とAndroidスマホの中でもトップクラスの性能
- バッテリー性能はOPPO Reno3 Aが優秀。急速充電にも対応
- サイズ性能は共に優秀で同価格帯のAndroidスマホの中では優れた性能
- いずれも防水・防塵機能、おサイフケータイ対応
価格に大きな違いはありませんが、OPPO Reno3 A、OPPO Reno Aともに強みとなる点が若干異なる部分がポイントです。
選択する上で考慮する点としては、スマホ性能の違いとカメラ性能・急速充電の対応有無あたりとなってきます。
次世代のスマホが発売された影響で値段が下がったOPPO Reno Aのほうが価格から見るコスパ面は高いです。OPPO Reno Aは2万円台のAndroid端末の中ではトップクラスのコスパとなっています。
カラーの違いも考慮して自分の生活スタイルに合うスマホを選択してみてください。
またOPPO Reno3 AはY!mobileの利用や楽天モバイルを利用している方は、更にお得に購入できるため、利用キャリアも含めて検討してみましょう。SIMフリー版も発売されています。
コスパ目線でおすすめのSIMフリーAndroidスマホを価格帯別に紹介
ここからは本記事で紹介した機種も含め、おすすめできるSIMフリーのAndroidスマホを価格帯別で紹介します。
最新の良コスパのAndroidスマホから、型落ちで結果的にコスパ面で優秀になっているスマホまで幅広い対象から選定しています。
また広く国内で提供されており、各キャリアで利用する上で問題のないスマホを対象としました。
※2021/3/17に価格チェック後、対象見直しを実施しています。
1万円台のSIMフリーAndroidスマホ
まずはAndroidスマホならではの低価格帯スマホです。1万円台ではあるものの、非常にコスパの良いスマホが揃っており、日常利用には問題なく利用できるスマホもあります。
Xiaomi RedMi 9T 驚異のクアッドカメラ搭載
おすすめポイント
- 驚異のメイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 6000mAhバッテリー搭載と超大容量バッテリーを搭載
- スマホ性能も日常利用には問題ない性能
- ハイレゾ音源に対応
1万円台でSIMフリースマホを探しているなら、現状実質一択となっているXiaomiの「Xiaomi RedMi 9T」です。
Xiaomiは低価格帯の良コスパスマホに提供があるメーカーですが、2021/2に発売された本スマホは他の同価格帯を圧倒してランキング上位に入っています。
何といっても1万円台ではありえないクアッドカメラ搭載、全Androidスマホの中でもトップクラスのバッテリー容量にあります。
さらにスマホ性能も同価格帯の中では優秀な部類で、Webブラウザ利用やYoutube閲覧、アプリ利用までストレスなく利用可能です。
さすがにおサイフケータイ機能や防水機能はありませんが、1万円台の予算でスマホを探している方はXiaomi RedMi 9Tを選んでおくと間違いありません。
HUAWEI nova lite 3+ バランスがよく軽いHuaweiスマホ
おすすめポイント
- メイン2400万画素を始めとしたトリプルカメラ搭載
- 159gと軽いスマホで幅や高さ・厚みも優秀
- 6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズ
この価格帯では、先ほど紹介したXiaomi RedMi 9Tがコスパで圧倒的ではありますが、もう1つ違う観点からの紹介です。
コスパが高いことで有名のHuaweiから発売されているHUAWEI nova lite 3+です。2020/5に発売されています。
スマホ性能やカメラ性能など、各種性能ではXiaomi RedMi 9Tには劣っていますが、重さ159gを始めとした幅や高さ・厚みなどのサイズ性能の高さが優れているポイントです。
Xiaomi RedMi 9Tの唯一の弱点として、約200gの重量がありましたが、HUAWEI nova lite 3+は比較すると約40g軽い軽量スマホです。
またディスプレイの大型化が進んでいる昨今において、6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズも人気の一つです。
コスパ面では劣るものの、スマホの持ちやすさやディスプレイサイズに魅力を感じる方は検討してみてはいかがでしょうか。
1万円台の2機種については、以下記事で詳細な比較を行っていますので、合わせて参考にしてみてください。
2万円台のSIMフリーAndroidスマホ
非常に激戦区となっている2万円台のSIMフリースマホの紹介です。
この辺りの価格帯で充分な性能が揃っているので、一番コスパ面でもおすすめできる価格帯になっています。
OPPO Reno A 防水・防塵・おサイフケータイ対応
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- インカメラ2500万画素のトップクラスのインカメラ性能
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
- スマホサイズ性能が優秀
まずこの価格帯で真っ先におすすめしたいのはOPPOから発売されている「OPPO Reno A」です。
実はこの機種は発売は2019/10と発売から既に1年以上経過しており、既に次世代機となる「OPPO Reno3 A」が登場しています。
ただコスパ面では1つ前のOPPO Reno Aをおすすめしています。
まず型落ちと言うこともあり、発売当初よりも値段が落ちており、当初価格の半値近くとなる2万円前半まで価格が下落しています。
更に次世代機の「OPPO Reno3 A」と大きく性能は変わっておらず、CPUのスマホ性能に関してはOPPO Reno Aの方が上です。
この価格帯で有機ELディスプレイ、おサイフケータイあり、IPX7・IP6Xの最高レベルの防水・防塵機能ありと文句なしのAndroidスマホです。
若干マイナス面もあり、スマホ性能面は日常利用には問題ないものの高くはないことと、急速充電に対応出来ていない点があります。
ただ上記を除けば非常に良コスパの機種なので、バランスのよい機種を探している場合にはおススメできる機種です。
Redmi Note 9S Snapdragon 720G搭載の高いスマホ性能
おすすめポイント
- メイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- SIMカード2枚刺し+SDカード利用ができるトリプルスロット対応
- 防水機能に対応
続けての紹介はXiaomiから発売されている「Redmi Note 9S」です。
発売当初からコスパ観点の評判が非常に高く、同価格帯ではトップで売れ続けているスマホです。
発売時点から2万円台のスマホで、人気の高さから値下がりしづらいことが残念ではあるものの、余りあるスマホ性能の高さが魅力です。
とにかくこの機種はスマホ性能・カメラ性能面に振り切った仕様となっており、いずれも2万円台とは思えない性能の高さです。
既に発売から半年以上が経過していますが、全く追従を許さないコスパ性能となっています。
またXiaomi製の同価格帯のスマホの中では珍しく、防水機能に対応している点も嬉しいポイントです。
OPPO Reno Aと比較するとディスプレイ面やおサイフケータイ有無が変わってくるため、どちらを重視するかで決めるとよいでしょう。
先ほど紹介したOPPO Reno Aとの比較記事もありますので、参考にしてみてください。
TCL 10 Pro 値下がり率が高く高コスパ性能となったTCLスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- リフレッシュレート90Hzに対応
- Qualcomm® Snapdragon 675/6GB搭載の良コスパ性能
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 画面占有率93%とディスプレイの比率が高い
3つ目に紹介するのはTCLが発売しているTCL 10 Proです。
もともと2020/4に発売され約5万円のミドルレンジスマホでしたが、値下がり率が非常に高く、最新調査時点では2万円台まで価格が落ちています。
※タイミングによっては2万円を割っています。
Redmi Note 9Sに比べると多少性能は落ちるものの、少し前のミドルレンジ帯の性能を持っており、高いカメラ性能や有機ELディスプレイ搭載されている点などから非常にコスパ面で優秀です。
もともと大きく注目を集めた機種ではありませんでしたが、値下がりによりコスパ面から再度注目されている機種です。
防水・防塵・おサイフケータイ機能はありませんが、非常にバランスに優れた機種となっています。
3万円~5万円台のSIMフリーAndroidスマホ
ここからは3万円~5万円台のAndroidスマホでおススメ機種を紹介していきます。
この辺りの価格帯になると、各機能が揃っており使いやすい反面、価格と性能のバランスとしては若干難しくなる価格帯です。
Mi Note 10 Lite Xiaomi製のゲーム向け高コスパスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 5260mAhと大型バッテリーを搭載
- 内部ストレージ128GBまで対応
「Mi Note 10 Lite」は先ほど紹介した「Redmi Note 9S」と同じタイミングで発売されたXiaomiのAndroidスマホです。
Redmi Note 9Sがパワーアップした性能となっており、スマホ性能・カメラ性能ともにRedmi Note 9Sから1段階レベルアップした性能となっています。
更に有機ELディスプレイも搭載しており、防水・防塵・おサイフケータイ機能はないものの、コスパ面では同価格帯の中でも優れている機種です。
コスパ面で優秀であることから、Redmi Note 9Sと同じく長期間ランキング上位になっています。
Redmi Note 9Sとは約1万円の価格差があり、防水機能が外れていることもあり、どちらを選択するかは悩ましいところです。
AQUOS sense4 小型ディスプレイの万能スマホ
おすすめポイント
- 5.8インチと他に比べると小型ディスプレイサイズ
- IGZOディスプレイ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 1TBまでの外部ストレージに対応
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
続けてはSHARPが提供している「AQUOS sense4」です。
XiaomiやOPPOなど海外のメーカーが強い中で唯一善戦しているSHARPの人気機種です。
前世代のAQUOS sense3から非常に人気の高い機種であり、独自のIGZOディスプレイ搭載によるバッテリー性能の高さから、おサイフケータイ等の各種機能が完備されており、バランスがよい機種になっています。
またAQUOS sense4の人気の理由の一つとして5.8インチの小型ディスプレイサイズという点があります。
最近では6インチを超えるスマホが主流となってきており、女性でも持ちやすいサイズ感であることも人気の一つと言えます。重さも177g
若干カメラ性能は今まで紹介した機種と比較すると残念ではありますが、スマホ性能には申し分なく、長期間利用を続けたい方にはおススメしたいスマホです。
同価格帯のMi Note 10 LiteとAQUOS sense4の比較記事もありますので、合わせてチェックしてみてください。