この記事では共にミドルエンド機種帯に位置するXiaomi Redmi Note 9SとAQUOS sense3について、どちらがコスパ観点で総合的に優れているか徹底比較していきます。
Xiaomiは2019年末から日本市場に参入して以降、カメラ性能を始めとしたコスパの高さが人気となっているメーカーで新しくミドルレンジ帯のRedmi Note 9Sを2020/6/9に発売しました。
もう一方のAQUOS sense3は2019年後半にSIMフリー版の発売以降、コスパの高さから常に売り上げランキング上位に入っている人気機種です。
価格帯はAQUOS sense3が約1万円ほど高い価格帯となっています。各機種に特徴がありますので、ぜひこの記事を参考に自分に合う機種を選択してみてください。
Contents
- 1 Xiaomi Redmi Note 9SとAQUOS sense3のパフォーマンス比較
- 2 Xiaomi Redmi Note 9SとAQUOS sense3のスペックの違い
- 2.1 OSはともにAndroid10搭載
- 2.2 ディスプレイ性能 AQUOS sense3はIGZOディスプレイ搭載
- 2.3 プロセッサー、RAM(性能)はRedmi Note 9Sが優秀
- 2.4 カメラ性能はRedmi Note 9Sが優秀
- 2.5 デュアルSIM仕様 Redmi Note 9Sはトリプルスロット対応
- 2.6 内部ストレージ・SDカードスロット対応
- 2.7 認証方式
- 2.8 バッテリー性能
- 2.9 重さ、幅、高さ、厚み
- 2.10 AQUOS sense3は防水・防塵機能に対応
- 2.11 おサイフケータイ、Felica、NFC対応
- 2.12 急速充電・ワイヤレス充電対応 共に急速充電対応
- 2.13 対応バンド/band(4G)
- 3 Redmi Note 9SとAQUOS sense3比較まとめ
Xiaomi Redmi Note 9SとAQUOS sense3のパフォーマンス比較
まずは両者のパフォーマンス比較になります。価格はXiaomi Redmi Note 9Sが2万円台、AQUOS sense3は3万円台のミドルレンジ帯のAndroid端末になります。
またXiaomi Redmi Note 9SはPro版も同時に発売されていますが、この記事では通常版として比較を進めていきます。
項目 | Redmi Note 9S | AQUOS sense3 |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
OS | Android 10 | Android 10 |
カラー | インターステラーグレー、オーロラブルー グレイシャーホワイト | ライトカッパー、シルバーホワイト ブラック、ディープピンク |
価格 | 約25000円 | 約30000円 |
ディスプレイ | 6.67インチ フルHD+ (2400x1080ピクセル) | 約5.5インチフルHD+ IGZOディスプレイ(2160×1080ピクセル) |
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon 720G(オクタコア) | Qualcomm® Snapdragon™ 630(オクタコア) |
RAM | 4GB | 4GB |
アウトカメラ | メイン:4800万画素 超広角:800万画素 マクロ:500万画素 深度:200万画素 | メイン:1200万画素 広角:1200万画素 |
インカメラ | 1600万画素 | 800万画素 |
ストレージ | 64GB | 64GB |
サウンド | 通常 | ハイレゾ対応 |
通信機能 | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac |
SIMカードスロット | nanoSIM(トリプルスロット) | nanoSIM |
デュアルSIM | あり(DSDV) | あり(DSDV) |
SDカードスロット | microSDスロット(最大512GB) | microSDスロット(最大512GB) |
認証 | 指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
バッテリー | 5020mAh | 4000mAh |
コネクター | USB-C™ USB | USB-C™ USB |
重さ | 209g | 167g |
幅 高さ 厚み | 76.68mm 165.75mm 8.8mm | 約70mm×約147mm×約8.9mm |
ヘッドホンジャック | あり | あり |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
防水 | P2i | IPX5・IPX8 |
防塵 | 非対応 | IP6X |
おサイフケータイ | 非対応 | 対応 |
FeliCa⁷ | 非対応 | 対応 |
NFC | 非対応 | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
急速充電 | 対応 | 対応 |
Xiaomi Redmi Note 9SとAQUOS sense3のスペックの違い
OSはともにAndroid10搭載

Redmi Note 9S | AQUOS sense3 |
---|---|
Android10 | Android10 |
Redmi Note 9Sは発売当時で最新のOSとなるAndroid10が搭載されています。
Redmi Note 9Sは2020/9にリリースされたAndroid11対応について正式に発表はされていません。
ただグローバルでMi 10などでは既に配信がスタートしており(MIUI12)早いタイミングで他のXiaomi端末もAndroid11への対応は実施されると考えられます。
AQUOS sense3は搭載されているOSはAndroid9ですが、キャリア版・SIMフリー版ともにAndroid10配信が2020/8時点で開始されていますので、Android10へのバージョンアップが可能です。
AQUOS sense3のAndroid11対応は未定となっています。
ディスプレイ性能 AQUOS sense3はIGZOディスプレイ搭載

Redmi Note 9S | AQUOS sense3 |
---|---|
6.67インチ フルHD+(2400x1080ピクセル) | 約5.5インチフルHD+IGZOディスプレイ(2160×1080ピクセル) |
ディスプレイサイズはRedmi Note 9Sは6.67インチ、AQUOS sense3は約5.5インチでディスプレイサイズに大きな違いがあります。
液晶部分に関しては、同じフルHD+対応で同じですが、異なるポイントとしてAQUOS sense3はIGZOディスプレイ搭載であるという点です。
IGZOディスプレイはシャープ開発のディスプレイであり、表示性能に加えて消費電力の削減にも繋がっています。
ディスプレイの大きさは好みの問題もあるため、幅・高さ・厚みも含めて適切なサイズ感を選択するとよいでしょう。
プロセッサー、RAM(性能)はRedmi Note 9Sが優秀

Redmi Note 9S | AQUOS sense3 |
---|---|
Qualcomm® Snapdragon 720G(オクタコア) | Qualcomm® Snapdragon 630(オクタコア) |
4GB | 4GB |
それぞれホームページ上の記載は異なりますが、プロセッサーの性能はAQUOS sense3のAntutuスコア約10万強に比べてRedmi Note 9Sは20万台後半と大きな性能差があります。
※Antutuスコア=性能を数値化したベンチマークスコア
ベンチマークスコア上ではハイエンドスマホ並みのスコアを誇っており、Redmi Note 9Sは性能面ではかなり優秀です。
またSnapdragonにGがついているプロセッサはsnapdragon elite gamingというGPUパフォーマンスや読み込み速度の向上、CPU性能向上などゲームやエンタテインメント体験を向上させる仕様に準拠しています。
AQUOS sense3は価格から見るとスマホ性能は高くはありませんが、通常のゲーム利用やブラウザによるWeb閲覧、動画閲覧などでは全く問題ないスペックです。
ただ比較すると通常利用でも違いが見えてくる差であり、性能面を重視したい場合はRedmi Note 9Sを選択するとよいでしょう。
カメラ性能はRedmi Note 9Sが優秀

Redmi Note 9S | AQUOS sense3 |
---|---|
メイン:4800万画素 超広角:800万画素 マクロ:500万画素 深度:200万画素 インカメラ:1600万画素 | メイン:1200万画素 広角:1200万画素 インカメラ:800万画素 |
Redmi Note 9Sはメインカメラ4800画素を含めたクアッドカメラが搭載されており、AQUOS sense3よりも優れたカメラ性能です。インカメラも1600万画素と高い性能となっています。
一方のAQUOS sense3もメイン1200万画素によるデュアルカメラ搭載で悪い性能ではないものの、比較するとカメラ性能はRedmi Note 9Sが圧倒的に優れています。
インカメラもAQUOS sense3の800万画素と比較して、Redmi Note 9Sが1600万画素と性能面では上回っています。
ソフトウェアもAI搭載で最適化される仕組みがありますが、カメラ性能を重要視する場合はRedmi Note 9Sを選択するほうがよいでしょう。
Redmi Note 9Sはカメラ性能においても同価格帯では圧倒的に性能が高いスマホで、ハイエンド機種と同レベルの性能です。
デュアルSIM仕様 Redmi Note 9Sはトリプルスロット対応
Redmi Note 9S | AQUOS sense3 |
---|---|
DSDV対応※トリプルスロット対応 | DSDV対応 |
Redmi Note 9SとAQUOS sense3はDSDV形式に対応しているため、4G回線にてSIMカードの2枚利用が可能になっています。詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
またRedmi Note 9Sはトリプルスロット対応のため、SIMカード2枚刺し+SDカード利用が可能です。
内部ストレージ・SDカードスロット対応

Redmi Note 9S | AQUOS sense3 |
---|---|
64GB内部ストレージ | 64GB内部ストレージ |
microSDスロット(最大512GB) | microSDスロット(最大512GB) |
対応している外部ストレージ容量はRedmi Note 9S、AQUOS sense3ともにmicroSDカードの512GBまで対応できています。
内部ストレージも共に64GBが搭載されています。
カメラを多用したり電子書籍で漫画など多くダウンロードする人は64GBでも使い切ってしまうことも考えられるため、共に大容量の外部ストレージに対応している点は嬉しいポイントです。
認証方式

Redmi Note 9S | AQUOS sense3 |
---|---|
指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
Redmi Note 9S、AQUOS sense3ともに指紋認証+顔認証に対応できています。
昨今の顔認証技術の進歩は早く、誤検知無し・一瞬でロック解除できるレベルなので、顔認証だけでも何不自由ないですが、暗闇だったりサングラスや眼鏡有無などで効きづらい場面もあるため指紋認証もあるのは嬉しいポイントです。
各アプリ内の認証は指紋認証のみ対応しているケースも多いため、利用シーンによっては指紋認証機能があることは大きなメリットとなります。
バッテリー性能
Redmi Note 9S | AQUOS sense3 |
---|---|
5020mAh | 4000mAh |
Redmi Note 9Sは5020mAhと大容量のバッテリーを積んでいます。
一方のAQUOS sense3もバッテリー容量は4000mAhとAndroidスマホの中では容量は大きめです。
コンパクトなディスプレイサイズに比べてIGZOディスプレイによる省電力化によって、高い頻度で利用してもバッテリー残量が残ります。
バッテリー容量に比べて、ディスプレイ性能でも省電力が見込めるためバッテリー持ちの観点では両機種ともに優れている結果となっています。
重さ、幅、高さ、厚み

Redmi Note 9S | AQUOS sense3 |
---|---|
重さ:209g | 重さ:167g |
幅・高さ・厚み76.68mm 165.75mm 8.8mm | 幅・高さ・厚み約70mm×約147mm×約8.9mm |
モニタサイズに違いがあるためサイズに関してはAQUOS sense3のほうがコンパクトな作りとなっています。
Redmi Note 9Sは各性能において優秀なスマホですが、唯一重さが200gな点がマイナスポイントです。
日常的に利用するものであり、約40gの重さの違いは大きいです。ただし重さの違いはバッテリー差によるところが大きいため、どちらも取るかという点になります。
AQUOS sense3は防水・防塵機能に対応

Redmi Note 9S | AQUOS sense3 |
---|---|
防水:P2i防塵:非対応 | 防水:IPX5・IPX8防塵:IP6X |
AQUOS sense3は防水・防塵機能ともに対応しています。 一方のRedmi Note 9SはP2iと呼ばれる防水に対応しています。
AQUOS sense3の防水機能はIPX5・IPX8で水面下での使用が可能という定義であり、 お風呂場や台所でも利用は全く問題なく利用可能です。防塵性能にも優れています。
一方のRedmi Note 9SはIP規格は取得していないものの、日常生活には支障ないレベルの防水性能を誇っており、台所利用などでも安心して利用できます。
おサイフケータイ、Felica、NFC対応

Redmi Note 9S | AQUOS sense3 |
---|---|
非対応 | おサイフケータイ、Felica、NFC対応 |
AQUOS sense3はそれぞれ対応、Redmi Note 9Sは未対応となっています。
価格帯で考えると、おサイフケータイ対応できている機種は少ないですが、Redmi Note 9Sが対応できていない点はマイナスポイントです。
現在、おサイフケータイ機能を使っている・利用を考えている方は注意してください。
急速充電・ワイヤレス充電対応 共に急速充電対応
Redmi Note 9S | AQUOS sense3 |
---|---|
急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 | 急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 |
Redmi Note 9S、AQUOS sense3ともにワイヤレス充電に未対応、急速充電に対応しています。
Redmi Note 9Sは急速充電対応に加えて、バッテリー容量豊富でバッテリー関連の性能は抜群です。
一方のAQUOS sense3もバッテリー容量に加えて、優れた急速充電機能が搭載されており、モニタサイズやIGZOディスプレイにより消費電力も少ないことからバッテリー切れに困ることは少ないでしょう。
対応バンド/band(4G)
対応バンド/band | |
---|---|
Redmi Note9S | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 |
AQUOS sense3 | B1/3/5/8/12/17/18/19/39/41 |
キャリア | Redmi Note 9S | AQUOS sense3 |
---|---|---|
ドコモ(1,3,19) | 〇 | 〇 |
au / | 〇 | 〇 |
ソフトバンク / | 〇 | 〇 |
Rakuten Mobile(3,18 or 26) | 〇 | 〇 |
※カッコ書きは重要な対応band数字
Redmi Note 9Sは日本向けモデル、AQUOS sense3はSIMフリー版での記載となります。
AQUOS sense3は各キャリア版の対応bandは若干異なるため注意してください。
どちらの機種も4社の重要なband対応が出来ており問題ありません。
Redmi Note 9SとAQUOS sense3比較まとめ
今回は共にXiaomi、SHARPの良コスパ機種であるRedmi Note 9SとAQUOS sense3の比較でした。以下に内容をまとめます。
- スマホの動作性能はRedmi Note 9Sが圧倒的に上
- AQUOS sense3はIGZOディスプレイ搭載。ともにフルHD+
- Redmi Note 9Sはメイン4800万画素のクアッドカメラ搭載と性能が高い。インカメラも優秀
- Redmi Note 9Sはトリプルスロット対応で2台利用でも便利に活用できる
- バッテリー性能は両機種ともに優秀で急速充電にも対応
- 少しでも軽くコンパクトなスマホが良い場合はAQUOS sense3
- Redmi Note 9Sの重量は209gであり約40g重い
- AQUOS sense3は防水・防塵機能、おサイフケータイ対応
価格は約1万円の違いがあるものの、総合的にはRedmi Note 9Sのほうが若干優れておりコスパの良さが分かります。
特にスマホの動作性能とカメラ性能は優勢で、2万円台のスマホではありますが、2~3万円台のミドルレンジ帯のAndroid端末の中でもトップの性能です。
重さとサイズ性能が気になるところですが、許容できる方はRedmi Note 9Sをお勧めします。しばらく2万円でこのスペックのスマホは出てこないでしょう。
AQUOS sense3は逆にサイズ性能の良さとおサイフケータイ・防水・防塵機能・ディスプレイ性能などバランスの良さが特徴です。この辺りをどこまで重視するかと価格差を含めて検討してみてください。
コスパ目線でおすすめのSIMフリーAndroidスマホを価格帯別に紹介
ここからは本記事で紹介した機種も含め、おすすめできるSIMフリーのAndroidスマホを価格帯別で紹介します。
最新の良コスパのAndroidスマホから、型落ちで結果的にコスパ面で優秀になっているスマホまで幅広い対象から選定しています。
また広く国内で提供されており、各キャリアで利用する上で問題のないスマホを対象としました。
※2021/3/17に価格チェック後、対象見直しを実施しています。
1万円台のSIMフリーAndroidスマホ
まずはAndroidスマホならではの低価格帯スマホです。1万円台ではあるものの、非常にコスパの良いスマホが揃っており、日常利用には問題なく利用できるスマホもあります。
Xiaomi RedMi 9T 驚異のクアッドカメラ搭載
おすすめポイント
- 驚異のメイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 6000mAhバッテリー搭載と超大容量バッテリーを搭載
- スマホ性能も日常利用には問題ない性能
- ハイレゾ音源に対応
1万円台でSIMフリースマホを探しているなら、現状実質一択となっているXiaomiの「Xiaomi RedMi 9T」です。
Xiaomiは低価格帯の良コスパスマホに提供があるメーカーですが、2021/2に発売された本スマホは他の同価格帯を圧倒してランキング上位に入っています。
何といっても1万円台ではありえないクアッドカメラ搭載、全Androidスマホの中でもトップクラスのバッテリー容量にあります。
さらにスマホ性能も同価格帯の中では優秀な部類で、Webブラウザ利用やYoutube閲覧、アプリ利用までストレスなく利用可能です。
さすがにおサイフケータイ機能や防水機能はありませんが、1万円台の予算でスマホを探している方はXiaomi RedMi 9Tを選んでおくと間違いありません。
HUAWEI nova lite 3+ バランスがよく軽いHuaweiスマホ
おすすめポイント
- メイン2400万画素を始めとしたトリプルカメラ搭載
- 159gと軽いスマホで幅や高さ・厚みも優秀
- 6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズ
この価格帯では、先ほど紹介したXiaomi RedMi 9Tがコスパで圧倒的ではありますが、もう1つ違う観点からの紹介です。
コスパが高いことで有名のHuaweiから発売されているHUAWEI nova lite 3+です。2020/5に発売されています。
スマホ性能やカメラ性能など、各種性能ではXiaomi RedMi 9Tには劣っていますが、重さ159gを始めとした幅や高さ・厚みなどのサイズ性能の高さが優れているポイントです。
Xiaomi RedMi 9Tの唯一の弱点として、約200gの重量がありましたが、HUAWEI nova lite 3+は比較すると約40g軽い軽量スマホです。
またディスプレイの大型化が進んでいる昨今において、6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズも人気の一つです。
コスパ面では劣るものの、スマホの持ちやすさやディスプレイサイズに魅力を感じる方は検討してみてはいかがでしょうか。
1万円台の2機種については、以下記事で詳細な比較を行っていますので、合わせて参考にしてみてください。
2万円台のSIMフリーAndroidスマホ
非常に激戦区となっている2万円台のSIMフリースマホの紹介です。
この辺りの価格帯で充分な性能が揃っているので、一番コスパ面でもおすすめできる価格帯になっています。
OPPO Reno A 防水・防塵・おサイフケータイ対応
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- インカメラ2500万画素のトップクラスのインカメラ性能
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
- スマホサイズ性能が優秀
まずこの価格帯で真っ先におすすめしたいのはOPPOから発売されている「OPPO Reno A」です。
実はこの機種は発売は2019/10と発売から既に1年以上経過しており、既に次世代機となる「OPPO Reno3 A」が登場しています。
ただコスパ面では1つ前のOPPO Reno Aをおすすめしています。
まず型落ちと言うこともあり、発売当初よりも値段が落ちており、当初価格の半値近くとなる2万円前半まで価格が下落しています。
更に次世代機の「OPPO Reno3 A」と大きく性能は変わっておらず、CPUのスマホ性能に関してはOPPO Reno Aの方が上です。
この価格帯で有機ELディスプレイ、おサイフケータイあり、IPX7・IP6Xの最高レベルの防水・防塵機能ありと文句なしのAndroidスマホです。
若干マイナス面もあり、スマホ性能面は日常利用には問題ないものの高くはないことと、急速充電に対応出来ていない点があります。
ただ上記を除けば非常に良コスパの機種なので、バランスのよい機種を探している場合にはおススメできる機種です。
Redmi Note 9S Snapdragon 720G搭載の高いスマホ性能
おすすめポイント
- メイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- SIMカード2枚刺し+SDカード利用ができるトリプルスロット対応
- 防水機能に対応
続けての紹介はXiaomiから発売されている「Redmi Note 9S」です。
発売当初からコスパ観点の評判が非常に高く、同価格帯ではトップで売れ続けているスマホです。
発売時点から2万円台のスマホで、人気の高さから値下がりしづらいことが残念ではあるものの、余りあるスマホ性能の高さが魅力です。
とにかくこの機種はスマホ性能・カメラ性能面に振り切った仕様となっており、いずれも2万円台とは思えない性能の高さです。
既に発売から半年以上が経過していますが、全く追従を許さないコスパ性能となっています。
またXiaomi製の同価格帯のスマホの中では珍しく、防水機能に対応している点も嬉しいポイントです。
OPPO Reno Aと比較するとディスプレイ面やおサイフケータイ有無が変わってくるため、どちらを重視するかで決めるとよいでしょう。
先ほど紹介したOPPO Reno Aとの比較記事もありますので、参考にしてみてください。
TCL 10 Pro 値下がり率が高く高コスパ性能となったTCLスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- リフレッシュレート90Hzに対応
- Qualcomm® Snapdragon 675/6GB搭載の良コスパ性能
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 画面占有率93%とディスプレイの比率が高い
3つ目に紹介するのはTCLが発売しているTCL 10 Proです。
もともと2020/4に発売され約5万円のミドルレンジスマホでしたが、値下がり率が非常に高く、最新調査時点では2万円台まで価格が落ちています。
※タイミングによっては2万円を割っています。
Redmi Note 9Sに比べると多少性能は落ちるものの、少し前のミドルレンジ帯の性能を持っており、高いカメラ性能や有機ELディスプレイ搭載されている点などから非常にコスパ面で優秀です。
もともと大きく注目を集めた機種ではありませんでしたが、値下がりによりコスパ面から再度注目されている機種です。
防水・防塵・おサイフケータイ機能はありませんが、非常にバランスに優れた機種となっています。
3万円~5万円台のSIMフリーAndroidスマホ
ここからは3万円~5万円台のAndroidスマホでおススメ機種を紹介していきます。
この辺りの価格帯になると、各機能が揃っており使いやすい反面、価格と性能のバランスとしては若干難しくなる価格帯です。
Mi Note 10 Lite Xiaomi製のゲーム向け高コスパスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 5260mAhと大型バッテリーを搭載
- 内部ストレージ128GBまで対応
「Mi Note 10 Lite」は先ほど紹介した「Redmi Note 9S」と同じタイミングで発売されたXiaomiのAndroidスマホです。
Redmi Note 9Sがパワーアップした性能となっており、スマホ性能・カメラ性能ともにRedmi Note 9Sから1段階レベルアップした性能となっています。
更に有機ELディスプレイも搭載しており、防水・防塵・おサイフケータイ機能はないものの、コスパ面では同価格帯の中でも優れている機種です。
コスパ面で優秀であることから、Redmi Note 9Sと同じく長期間ランキング上位になっています。
Redmi Note 9Sとは約1万円の価格差があり、防水機能が外れていることもあり、どちらを選択するかは悩ましいところです。
AQUOS sense4 小型ディスプレイの万能スマホ
おすすめポイント
- 5.8インチと他に比べると小型ディスプレイサイズ
- IGZOディスプレイ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 1TBまでの外部ストレージに対応
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
続けてはSHARPが提供している「AQUOS sense4」です。
XiaomiやOPPOなど海外のメーカーが強い中で唯一善戦しているSHARPの人気機種です。
前世代のAQUOS sense3から非常に人気の高い機種であり、独自のIGZOディスプレイ搭載によるバッテリー性能の高さから、おサイフケータイ等の各種機能が完備されており、バランスがよい機種になっています。
またAQUOS sense4の人気の理由の一つとして5.8インチの小型ディスプレイサイズという点があります。
最近では6インチを超えるスマホが主流となってきており、女性でも持ちやすいサイズ感であることも人気の一つと言えます。重さも177g
若干カメラ性能は今まで紹介した機種と比較すると残念ではありますが、スマホ性能には申し分なく、長期間利用を続けたい方にはおススメしたいスマホです。
同価格帯のMi Note 10 LiteとAQUOS sense4の比較記事もありますので、合わせてチェックしてみてください。