この記事では受験や試験勉強などでスマホをやめたい中学生・高校生向けにやめるための3つの方法を紹介します。
学生向けと書いていますが、社会人になった後の資格試験や英語学習と様々な場面で使える内容になっています。
スマホをやめられない理由
欲求を満たすため
ゲームやSNSなどを行っている時間や、好きなブランドやファッションのアプリを見ている時間はストレス解消に繋がり欲求を満たしてくれます。
また各アプリは利用時間をいかに増やすかを常に考えて、人を飽きさせない・依存させる工夫がされています。
スマホを触る習慣が出来てしまっている
やることがないからスマホを触る。という状態にある人が意外と多いです。
毎朝電車にのって何となくSNSを見る・ニュースを見る人も多いと思います。何か目的をもって見る分にはよいのですが、ほとんどの人が振り返ると何を見ていたか覚えていない状態ではないでしょうか?
そういった場合は悪い意味で毎日の習慣として利用してしまっている状態です。
人との繋がりを求めてしまう
LINEや各SNSですぐ繋がれる世界になっており、特に寂しい気持ちが強い人は、常に誰と繋がろうとしてスマホに手を出してしまいます。
すぐに繋がれてしまうことと、一度繋がるとやめるタイミングがなくだらだら続けてしまい2, 3時間経っていた・・ということも珍しくありません。
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スマホをやめたい人向けの考え方
きっとこの記事を見つけた人は何らかの理由があって「スマホをやめたい」と考える方だと思います。
まず大前提としてスマホをやめることに限らないですが、何事も継続すること・止めることを達成するために強い意志だけでは不可能です。
意思があればとっくに止めれてるという話になるので、強い気持ちや心の持ちようで止めることは出来ない前提で取り組むべき問題です。
じゃぁどうすればいいの?という回答として、やめようと頑張るのではなく、やめる仕組みを作る・環境を整備する考え方が重要になります。
とはいえ、気持ちが作れないと仕組みを作る行動すら起こせないと思いますので、一点だけメンタル的な話を入れます。
スマホをやめた先の未来を考える
スマホをやめた先にどういった未来があるのかを意識しましょう。
受験の場合は合否で人生の選択肢が大きく変わってきます。
資格試験や試験勉強は乗り越えることで自信がつき、次の大きなチャレンジを行うことが出来ます。
定期的に時間を奪われるのを止めたい人は奪われている時間を計算してみましょう。
スマホの利用時間は平均3時間ほどと言われています。1年に直すと約1000時間です。
1000時間の使い方を変えるだけでこれだけ得られるものがあります。
- TOEIC800点オーバーを目指せる
- プログラミングを勉強することで転職できる、副業でお金を稼ぐことが出来る
- 日商簿記1級や社会保険労務士の資格を取れる
上記を参考に自分にあてはめて、スマホをやめた先の未来をイメージしてみましょう。
そして少しでもモチベーションが高まったら次の項目に進んでください。
スマホをやめようとして失敗する例紹介
方法紹介の前にこういった事に取り組んでもあまり意味がない、失敗するよという例を紹介しておきます。
・よく使うアプリを削除しよう → インストールできます
・スマホ依存用のアプリを入れよう → アンインストールできます
・手の届かないところに置いておこう → 取りに行きます
・使う時間を決めておく → 守れません
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スマホをやめたい人向け3つの方法
習慣化するルールを作る if-thanルール
1点目に取り組んでほしい内容としては、受験勉強や資格試験など、スマホをやめたい理由となっている作業を習慣化してしまうことです。
5分くらいで読めるのでまずは以下記事を読んでみてください。
やり抜く人の9つの習慣 要約 | 習慣化のテクニックを身に着けるには最適の本
上記記事のまとめ部分だけ抜き取ると以下11点になります。
- 才能とは努力や経験によって誰でも得られるものと認識すること。誰かが実践できていることが自分でも出来る。
- まず明確な目標と期限を立てる
- 目標達成までの障害をリストアップする
- if-thenプランを立てる
- 現状と目標までの距離を認識する
- モチベーションを維持し達成するために何が必要か、なにが阻害要因になっているかを認識する
- 必ず成功すると考えることが必要。ただし成功までには困難な道のりが待っていると同時に意識する
- 最初から完璧を目指さず失敗しながらでも少しずつ成長していく前提で考える
- 言い訳をせずにどんな目標でも絶対に成功できると考える。失敗しても自分のコントロール下にある失敗要因を振り返ること
- 意志力には限りがあることを認識しておく。また意志力に対して過剰な期待をしない
- やらないことではなくやることに焦点を置いてプランを立てる
気になった方は記事か本を読んでほしいですが、この中で一番重要なのは「if-thenプランを立てる」ことです。
例えば、以下のような例です。
- もし朝起きたら→準備を整えて15分間勉強をする
- もし帰宅後19時になったら→3時間勉強をする
- もし24時になったら→布団に入る
上記のif-thenプランニングをスマホをやめることにも応用できます。
- もし寝る30分前になったら→スマホを寝室とは別な場所で充電する
- もしスマホを触りたくなったら→顔を洗いにいく
- もしスマホを触りたくなったら→ガムを噛んでストレッチする
- もし休憩時間にスマホを触りたくなったら→タイマーをかけて3分だけ見る
- もし3分すぎてもやめられなかったら→スマホを閉じて軽い運動をする
ちなみに失敗例で挙げた「使う時間を決めておく」は一見ルールに見えますが、それだけでは不十分です。
上記例の通り守れなかったときにXXXするというルールがセットで必要です。
ちなみにif-thenプランニングは長期的にはかなり有効ですが、ある程度の継続が求められるため、すぐに改善したい方には不向きです。
そういった方は次の対策を打ちましょう。
スマホを家族に預かってもらう
1点目を実施して効果が出なかった場合や短期的に取り組みたい場合の一手です。
同居している家族に預けて、物理的に触れなくしてしまいましょう。
「受験勉強があるから」、「試験日まで預かってて」と添えて帰宅後に預けることで、他者に自分の目標と阻害要因としてスマホがあることを伝えることが出来ます。
ここまでやると余程のことが無い限り、SNSちょっとだけ見たいからスマホ貸して?とは言えなくなります。
最初の数日ツライですが乗り越えると慣れてくるので、どうしても自分ルールだけでは乗り切れない方は素直に他の人に助けを求めましょう。
スマホをやめてガラケーにする
3点目は物理的にスマホを無くしてしまうことです。
とはいえ電話やメールすら出来なくなるのは不便なので、手段としてガラケーへの切り替えを進めます。
え?ガラケー?と思われる人もいるかもしれませんが、芸能人でも土屋太鳳さんや岡本玲さんがガラケーを使っていることでも有名です。
それぞれ「仕事に集中したい」、「ネット社会に疲れた」等が理由のようで強制的にシャットアウトする方法としてお勧めです。
ちなみに私も部分的にガラケー生活を送っており、以下記事でガラケーのお勧め記事を書いています。
スマホをやめたい人まとめ
以下まとめです。
- スマホをやめるためには、強い意志では不可能という前提を置く
- スマホをやめた先の未来をイメージして一時的にでもモチベーションを上げる
- モチベーションが高い状態でスマホをやめる仕組みを作る
- まずはルール化、無理なら物理的に触れない状態にする