この記事では共にミドルエンド機種帯に位置するTCL 10 ProとHuawei NoVA 5Tについて、どちらがコスパ観点で総合的に優れているか徹底比較していきます。
TCL 10 ProはTCLが2020/5/29に発売したAndroidスマホで、高いディスプレイ性能とカメラ性能が話題となったスマホです。
一方のHuawei NoVA 5Tは2019年後半に発売されて以降、スマホ性能の高さから人気が続いているHuaweiのスマホになります。
価格帯はTCL 10 Pro、Huawei NoVA 5Tともに約5万前後となっています。
各機種に特徴がありますので、ぜひこの記事を参考に自分に合う機種を選択してみてください。
TCLってどういう会社?
TCLとHuaweiのAndroidスマホ比較になりますが、TCLは正式にはTCLエレクトロニクスという名称で中国の家電メーカーになります。
テレビの出荷台数では世界でサムスンに次ぐ第2位をLGと争っている会社です。
元々テレビ市場で有名だった企業ですが、2019年から日本のテレビ市場に参入しスマホ市場でも参戦してきました。その第一弾としてTCL PLEXが発売され、日本市場に参入しています。
TCL PLEXはカメラ性能の高さで人気の高い機種であり、今回紹介するTCL 10 Proもカメラ性能を重視したAndroidスマホとなっています。
TCL 10 ProとHuawei NoVA 5Tのスペック比較
まずは両者のパフォーマンス比較になります。価格はHuawei NoVA 5Tは4万円台のミドルレンジ帯のスマホとなっています。
TCL 10 Proはもともと5万円ほどのモデルでしたが、値下がりにより約2万円まで価格が下がり非常にコスパの高い機種になっています。
項目 | TCL 10 Pro | Huawei NoVA 5T |
---|---|---|
OS | Android10 | Android10 |
カラー | フォレストミントグリーン エンバーグレー | クラッシュグリーン、ミッドサマーパープル ブラック、クラッシュブルー |
価格 | 約20000円 | 約39000円 |
ディスプレイ | 6.47インチ フルHD+有機EL (2340x1080ピクセル) | 約6.26インチ フルHD+ (2340x1080ピクセル) |
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon 675(オクタコア) | HUAWEI Kirin 980(オクタコア) |
RAM | 6GB | 8GB |
アウトカメラ | メイン:6400万画素 超広角:1600万画素 マクロ:500万画素 暗所:200万画素 | メイン:4800万画素 超広角:1600万画素 被写界深度:200万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 2400万画素 | 3200万画素 |
ストレージ | 128GB | 128GB |
サウンド | 通常 | ハイレゾ対応 ※別売のハイレゾ対応ヘッドホン必要 |
通信機能 | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac |
SIMカードスロット | nanoSIM | nanoSIM |
デュアルSIM | あり(DSDV) | あり(DSDV) |
SDカードスロット | microSDスロット(最大256GB) | 非対応 |
認証 | 指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
バッテリー | 4500mAh | 3750mAh |
コネクター | USB-C™ USB | USB-C™ USB |
重さ | 177g | 174g |
幅 高さ 厚み | 72.4mm 158.5mm 9.0mm | 約73.9mm×約 154.2mm×約7.87mm |
ヘッドホンジャック | あり | なし |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
防水 | 非対応 | 非対応 |
防塵 | 非対応 | 非対応 |
おサイフケータイ | 非対応 | 非対応 |
FeliCa⁷ | 非対応 | 非対応 |
NFC | 対応 | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
急速充電 | 対応 | 対応 |
TCL 10 ProとHuawei NoVA 5Tのスペックの違い
OS 両機種ともにAndroid10搭載
TCL 10 Pro | Huawei NoVA 5T |
---|---|
Android10 | Android10 |
TCL 10 Proは発売当時で最新のOSとなるAndroid10が搭載されています。
TCL 10 ProはAndroid11対応や2年間のセキュリティアップデートが受けられると言及されており、ほぼAndroid11対応されると考えて良さそうです。最新OSを利用したい方はTCL 10 Proを選択しましょう。
※アップデート保証をするものではありません
Huawei NoVA 5TはAndroid9搭載ですが、2020年3月31日にアップデートが配信されており、購入後にアップデートすることでAndroid10利用可能です。
Huaweiについて、Googleの制裁が気になるところではありますが、制限を受けるのは新機種の話であり、今回紹介しているHuawei NoVA 5Tは問題なくアップデート対応やGooglePlayの利用が可能です。
ディスプレイ性能 TCL 10 Proは有機EL搭載
TCL 10 Pro | Huawei NoVA 5T |
---|---|
6.47インチ フルHD+有機EL(2340x1080ピクセル) | 約6.26インチ フルHD+(2340x1080ピクセル) |
ディスプレイサイズはTCL 10 Proは6.47インチ、Huawei NoVA 5Tは6.26ンチでディスプレイサイズには若干の違いがあります。
液晶部分に関しては、同じフルHD+対応ですが、ディスプレイ性能としては有機ELを搭載しているTCL 10 Proが優秀で、更に画面占有率がTCL 10 Proは約93%とAndroidスマホの中でも高い比率となっています。
プロセッサー、RAM(性能)はHuawei NoVA 5Tが優秀
TCL 10 Pro | Huawei NoVA 5T |
---|---|
Qualcomm® Snapdragon 675(オクタコア) | HUAWEI Kirin 710(オクタコア) |
6GB | 8GB |
それぞれホームページ上の記載は異なりますが、プロセッサーの性能は TCL 10 ProはAntutuスコア約20万ほどに比べてHuawei NoVA 5Tは30万後半と比較するとHuawei NoVA 5Tのほうが遥かに優れています。
※Antutuスコア=性能を数値化したベンチマークスコア
Kirin980はHuawei P30などのハイエンド機種などに組み込まれているプロセッサーと同じもので昨今のAndroid端末の中では優秀な部類に入ります。少なくとも同価格帯ではトップクラスの性能です。
RAMも8GB搭載されており、ベンチマーク上では3Dの重たいゲームや動画編集なども全く問題なくストレス無しで楽しむことが出来ます。
一方のTCL 10 Proはベンチマークスコア上では数年前のハイエンド機種並みのスペックとなっており、RAMも6GB搭載されていることから、通常のゲーム利用やブラウザによるWeb閲覧、動画閲覧などでは全く問題ないスペックです。
カメラ性能はTCL 10 Proが優秀
TCL 10 Pro | Huawei NoVA 5T |
---|---|
メイン:6400万画素 超広角:1600万画素 マクロ:500万画素 暗所:200万画素 インカメラ:2400万画素 | メイン:4800万画素 超広角:1600万画素 被写界深度:200万画素 マクロ:200万画素 インカメラ:3200万画素 |
TCL 10 Proはメインカメラ6400画素を含めたクアッドカメラが搭載されており、Huawei NoVA 5Tよりも遥かに優れたカメラ性能となっています。
一方のHuawei NoVA 5Tもメイン4800万画素によるクアッドカメラ搭載で価格から見ると優れた性能であり、今回紹介する2機種はカメラ性能を重視したい方にはオススメできるAndroidスマホとなっています。
インカメラはスペック上3200万画素が搭載されているHuawei NoVA 5Tのほうが優れています。
上記の通り、カメラ性能に関してはTCL 10 Pro、Huawei NoVA 5Tともにハイエンド機種並のスペックとなっています。
デュアルSIM仕様
TCL 10 Pro | Huawei NoVA 5T |
---|---|
DSDV対応 | DSDV対応 |
TCL 10 ProとHuawei NoVA 5TはDSDV形式に対応しているため、4G回線にてSIMカードの2枚利用が可能になっています。詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
内部ストレージ・SDカードスロット対応
TCL 10 Pro | Huawei NoVA 5T |
---|---|
128GB内部ストレージ | 128GB内部ストレージ |
microSDスロット(最大256GB) | 非対応 |
外部ストレージ容量はTCL 10 ProはmicroSDカードの256GBまで対応、Huawei NoVA 5Tは非対応となっています。
内部ストレージの容量はTCL 10 Pro、Huawei NoVA 5Tともに128GB搭載と変わりません。
内部ストレージ128GBは大容量の部類ですが、カメラを多用したり電子書籍で漫画など多くダウンロードする人は128GBでも使い切ってしまうことも考えられます。
ストレージ観点では外部ストレージに対応できていないHuawei NoVA 5Tは若干マイナスです。
認証方式
TCL 10 Pro | Huawei NoVA 5T |
---|---|
指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
TCL 10 Pro、Huawei NoVA 5Tともに指紋認証+顔認証に対応できています。
昨今の顔認証技術の進歩は早く、誤検知無し・一瞬でロック解除できるレベルなので、顔認証だけでも何不自由ないですが、暗闇だったりサングラスや眼鏡有無などで効きづらい場面もあるため指紋認証もあるのは嬉しいポイントです。
各アプリ内の認証は指紋認証のみ対応しているケースも多いため、利用シーンによっては指紋認証機能があることは大きなメリットとなります。
バッテリー性能はTCL 10 Proが優秀
TCL 10 Pro | Huawei NoVA 5T |
---|---|
4500mAh | 3750mAh |
TCL 10 Proは4500mAhと比較的大容量のバッテリーを積んでいます。一方のHuawei NoVA 5Tはバッテリー容量は3750mAhとバッテリー容量には大きな違いが出ています。
Huawei NoVA 5Tのバッテリー容量は他のAndroidスマホと比べると一般的な容量であり、毎日充電する方であれば特に問題ないです。頻度高く利用する方はモバイルバッテリーの携帯など考慮したほうが良いかもしれません。
重さ、幅、高さ、厚み
TCL 10 Pro | Huawei NoVA 5T |
---|---|
重さ:177g | 重さ:174g |
幅・高さ・厚み72.4mm 158.5mm 9.0mm | 幅・高さ・厚み約73.9mm×約 154.2mm×約7.87mm |
ディスプレイサイズは若干TCL 10 Proのほうが若干大きい部分はあるものの、各サイズや重さは近い性能となっています。
若干、幅や厚みに違いがありますが、大きな差ではないためディスプレイサイズ含め他の観点で選択するのがよいでしょう。
防水・防塵機能
TCL 10 Pro | Huawei NoVA 5T |
---|---|
防水:非対応防塵:非対応 | 防水:非対応防塵:非対応 |
TCL 10 Pro、Huawei NoVA 5Tともに防水・防塵機能に対応できていません。
この価格帯ではまだ防水・防塵機能に対応できていない点はマイナスです。お風呂場や台所でも利用は控えるか注意して利用する必要があります。
おサイフケータイ、Felica、NFC対応
TCL 10 Pro | Huawei NoVA 5T |
---|---|
NFCのみ対応 | NFCのみ対応 |
TCL 10 Pro、Huawei NoVA 5Tともにおサイフケータイ対応はできていません。ともにNFCのみ対応となっています。
価格帯で考えると、おサイフケータイ対応できている機種も多くあるため、現在、おサイフケータイ機能を使っている・利用を考えている方は注意してください。
急速充電・ワイヤレス充電対応
TCL 10 Pro | Huawei NoVA 5T |
---|---|
急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 | 急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 |
TCL 10 Pro、Huawei NoVA 5Tともにワイヤレス充電に未対応、急速充電に対応しています。
TCL 10 Proは急速充電対応に加えて、バッテリー容量豊富でバッテリー関連の性能は抜群です。
Huawei NoVA 5Tも急速充電に対応していることから、小まめに充電する場合は容量は特に気にならない仕様となっています。
TCL 10 ProとHuawei NoVA 5T比較まとめ
今回はTCL 10 ProとHuawei NoVA 5Tの比較を行いました。以下に内容をまとめます。
- ディスプレイサイズは6.47インチと6.26インチで若干TCL 10 Proのほうが大きいサイズ
- ディスプレイ性能は有機ELを搭載しており画面占有率も優れているTCL 10 Proがおすすめ
- スマホの動作性能はHuawei NoVA 5Tが優秀。RAMも8GB搭載
- TCL 10 Pro、Huawei NoVA 5Tともにクアッドカメラ搭載でインカメラも優れている
- バッテリー性能はTCL 10 Proが優秀。急速充電にも対応
- Huawei NoVA 5Tは外部ストレージ対応できていない・イヤホンジャックがない点がマイナス
- 両スマホともに防水・防塵機能、おサイフケータイに非対応
今回の比較では、それぞれ力を入れている機能が異なり違いが見えやすい結果となっています。
ゲーム利用などは特に行わず、ディスプレイ性能やカメラ性能を重視したい場合はTCL 10 Pro。スマホ性能を重視したい場合はHuawei NoVA 5Tが良いでしょう。
他にもおサイフケータイや防水・防塵機能に対応出来ていない点は共通ですが、Huawei NoVA 5Tはイヤホンジャックが無く外部SDカードに対応できていない点も異なります。
価格面を考慮したコスパ面ではTCL 10 Proが圧倒しています。値下がり後のTCL 10 Proは非常に価格帯として魅力なので、なるべく安く性能の高いAndroidスマホを探している方には選択肢の一つとしては非常におすすめです
コスパ目線でおすすめのSIMフリーAndroidスマホを価格帯別に紹介
ここからは本記事で紹介した機種も含め、おすすめできるSIMフリーのAndroidスマホを価格帯別で紹介します。
最新の良コスパのAndroidスマホから、型落ちで結果的にコスパ面で優秀になっているスマホまで幅広い対象から選定しています。
また広く国内で提供されており、各キャリアで利用する上で問題のないスマホを対象としました。
※2023/12/30に価格チェック後、対象見直しを実施しています。
1万円台のSIMフリーAndroidスマホ
まずはAndroidスマホならではの低価格帯スマホです。1万円台ではあるものの、非常にコスパの良いスマホが揃っており、日常利用には問題なく利用できるスマホもあります。
円安の影響から2万円台になるスマホもありますが、安価に使いやすいスマホのラインナップとなります。
Xiaomi RedMi 9T 驚異のクアッドカメラ搭載
おすすめポイント
- 驚異のメイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 6000mAhバッテリー搭載と超大容量バッテリーを搭載
- スマホ性能も日常利用には問題ない性能
- ハイレゾ音源に対応
1万円台でSIMフリースマホを探しているなら、現状実質一択となっているXiaomiの「Xiaomi RedMi 9T」です。
Xiaomiは低価格帯の良コスパスマホに提供があるメーカーですが、本スマホは他の同価格帯を圧倒してランキング上位に入っています。
何といっても1万円台ではありえないクアッドカメラ搭載、全Androidスマホの中でもトップクラスのバッテリー容量にあります。
さらにスマホ性能も同価格帯の中では優秀な部類で、Webブラウザ利用やYoutube閲覧、アプリ利用までストレスなく利用可能です。
さすがにおサイフケータイ機能や防水機能はありませんが、1万円台の予算でスマホを探している方はXiaomi RedMi 9Tを選んでおくと間違いありません。
人気スマホのため2万円前後になるタイミングもありますが、それでもコスパには優れた機種です。
OPPO A54 5G 5G対応かつ高いカメラ性能
おすすめポイント
- 1万円台 × 5Gネットワーク対応
- リフレッシュレート90Hzのディスプレイ
- メイン4800万画素のクアッドカメラ搭載
- 5000mAhの大容量バッテリー
- トリプルスロット対応によりSIMカード2枚+SDカード利用が可能
続けて同価格帯で紹介するのは、OPPOから主要メーカーではほぼ最安値となる5G対応スマホのOPPO A54 5Gです。
何といっても低価格で5G対応している点が評価されているポイントですが、他にも90Hzリフレッシュレート対応や高いカメラ性能など、バランスのよいスマホとなっています。
スマホ性能もSnapdragon 480 5Gが搭載されており、普段使いには全く支障のない性能です。
防水・防塵機能やおサイフケータイに対応できていない点はマイナスですが、その辺りを不要としている方からするとトップクラスの良コスパスマホでしょう。
発売当時からの値下がりもあり当初よりもさらに安価に購入できることから、なるべく安く5G対応スマホを購入したい方には、実質一択のスマホです。
本機種以降に、OPPOからエントリーモデルとなる「OPPO A55s 5G」が発売されていますが、コスパ性能面では今回紹介するOPPO A54 5Gのほうが優秀なため、注意しましょう。
Redmi Note 9S 高いスマホ性能のSnapdragon 720G搭載スマホ
おすすめポイント
- メイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- SIMカード2枚刺し+SDカード利用ができるトリプルスロット対応
- 防水機能に対応
つづけては発売から時間が経っていますが、発売当初からコスパ観点の評判が非常に高く、同価格帯では長く上位で売れ続けている「Redmi Note 9S」です。
発売時点から2万円台のスマホで、人気の高さから値下がりしづらいことが残念ではあるものの、余りあるスマホ性能の高さが魅力です。
先ほど紹介したRedmi Note 11とは違い、とにかくこの機種はスマホ性能・カメラ性能面に振り切った仕様となっており、いずれも2万円台とは思えない性能の高さです。
また低価格帯のXiaomi製の同価格帯のスマホの中では珍しく、防水機能に対応している点も嬉しいポイントです。
中古で安価に手に入れやすいスマホとして紹介しました。
2万円台のSIMフリーAndroidスマホ
非常に激戦区となっている2万円台のSIMフリースマホの紹介です。
この辺りの価格帯でも充分な性能が揃っているので、一番コスパ面でもおすすめできる価格帯になっています。
Redmi Note 11 有機EL搭載かつリフレッシュレート90Hz対応
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ対応かつ90Hzリフレッシュレート対応
- 5000mAhの大容量バッテリー
- 1時間でフル充電できる33W急速充電対応
- クアッドカメラ搭載でインカメラも高性能
まずはXiaomiから発売されている「Redmi Note 11」です。
とにかくXiaomiの低価格スマホはコスパが高いことで知られており、本スマホも発売直後からコスパの良さで人気のスマホになっています。
Redmi Note 11の最大の特徴は2万円台で有機ELディスプレイ対応かつリフレッシュレート90Hz対応している点です。動画やSNSメインの方には最適なスマホです。
他にはバッテリー性能も優秀で、急速充電機能は他Androidスマホよりも高い33Wの急速充電に対応しています。大容量バッテリーではあるものの約1時間でフル充電が可能です。
Xiaomi製の中ではスマホ動作性能が低い点と、おサイフケータイや防水・防塵機能に対応出来ていない点はあるものの、利用シーンによってはオススメできるスマホの一つです。
moto g32 MOTOROLA製の4G高コスパスマホ
おすすめポイント
- 6.5インチ大画面で90Hzリフレッシュレート対応
- 30W TurboPower™ チャージ対応
- トリプルカメラ搭載でインカメラも高性能
- IP52の防水防塵対応
つづけて紹介するのはMOTOROLAから発売された「moto g32」です。
一言でいうと先に紹介したRedmi Note 11と価格面では互角、性能は若干下がる面があるという下位互換的なスマホになります。
ただ2万円台で購入できることを考えると、非常にコスパがよいため好みで決めるとよいでしょう。
Redmi Note 11との比較では有機ELではない点、クアッドカメラとトリプルカメラの違い、防水防塵性能や充電性能も若干落ちる点が挙げられます。
唯一NFC対応についてはRedmi Note 11は非対応、moto g32は対応している点は上回っているポイントです。
マイナンバーカード読み取りなどで使う場面が徐々に増えてきており、この点も含め選択するとよいでしょう。
moto g52j 5G Motorola日本仕様の高コスパスマホ
おすすめポイント
- 6.8インチの大型ディスプレイ搭載
- Snapdragon 695 5G搭載。高コスパのスマホ動作性能
- 高い防水・防塵機能とおサイフケータイ対応
- メイン5000万画素のトリプルカメラ搭載
- 5000mAhと大型バッテリーを搭載
- 外部ストレージ1GB対応
続けてもMOTOROLA製のスマホからmoto g52j 5Gです。先のmoto g32よりも多少価格は上になりますが、その分性能アップしています。
AndroidスマホはOPPOやXiaomi製のコスパが非常に高く、他メーカーがなかなか入れない状況ではあるものの、本製品は日本仕様に特化しつつコスパを求めた機種となっています。
日本仕様に合わせる形でおサイフケータイ対応・防水・防塵機能に対応しており、スマホ動作性能やカメラ性能も充分な仕様が搭載されています。
また6.8インチの大型ディスプレイも他にはない魅力です。200gを超える重さにはなってしまいますが、バッテリー容量も多く安心できます。
価格帯も2万円台後半から3万円台となりますが、本価格帯の中では良コスパスマホです。
moto g52j 5Gには次世代のmoto g53j 5Gも発売されていますが、moto g52j 5Gのほうがスマホ性能やカメラ性能が高く、価格はほぼ変わらないためコスパ面では今回紹介する前世代のmoto g52j 5Gがおすすめです。
3万円~5万円台のSIMフリーAndroidスマホ
ここからは3万円~5万円台のAndroidスマホでおススメ機種を紹介していきます。
この辺りの価格帯になると、5G対応がスタンダードになってきます。
まだまだ5Gが一般的に普及していない状況ではあるものの、2年以上の長期利用を考えている方は、5G対応有無もチェックしてみてください。
Redmi Note 10 Pro 1億800万画素の驚異的なカメラ性能
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載でリフレッシュレート120Hz対応
- メイン1億800万画素を始めとした驚異的な性能のクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 5020mAhと大型バッテリーを搭載
- 内部ストレージ128GBまで対応
- 防水・防塵機能に対応
- トリプルスロット搭載のためSIMカード2枚+外部SDカード利用可
ディスプレイサイズは6.67インチの大型ディスプレイですが、200gを切る重さになっておりバッテリー容量を考えると、サイズ性能もXiaomi系のスマホの中では優秀と言えます。
更に有機ELディスプレイも搭載しており、防水・防塵機能にも対応しています。おサイフケータイ機能はないものの、コスパ面では同価格帯のAndroid機種の中では最も優れている機種です。
特にカメラ性能に関しては、10万近くのハイエンド機種と比較しても遜色のない性能であり、3万円台では考えられないスペックとなっています。
さらにリフレッシュレート120Hzに対応しており、スマホのスクロールや動画再生・ゲームなど滑らかな動きを体感できます。
防水機能も含めて長く利用したい方にはRedmi Note 10 Proは非常におすすめできるスマホです。
OPPO Reno7 A 5G対応かつバランスのよいOPPOスマホ
おすすめポイント
- 5Gのsub6対応
- 有機ELかつリフレッシュレート90Hz対応のディスプレイ
- Snapdragon 695 5G搭載
- メインカメラ4800万画素のクアッドカメラ搭載
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
続けてOPPOから発売されているOPPO Reno7 Aを紹介します。発売する度にランキング入りする人気のOPPO最新機種です。新機種のOPPO Reno9 Aではなく、コスパ面ではOPPO Reno7 Aのほうがおすすめになります。
OPPO Reno7 Aの非常にバランスの良さを売りにしている機種となっており、総合的なコスパも非常に高いです。
6.4インチディスプレイかつ175gの重さ、7.6mmという持ちやすさも魅力の一つです。
OPPO製の強みである、防水・防塵機能に完全対応、カメラ性能の高さ、おサイフケータイ対応などしっかり対応しています。
また今までのOPPO製スマホと比較しても、スマホの動作性能面も満足できる性能である点が特徴で、ゲーム含めてストレスなく利用できる性能となっています。
他にもいくつか5G対応のAndroid SIMフリースマホは発売されているものの、本機種は価格から見て高い性能となっており、長く使える良スマホです。
今回は1世代前のOPPO Reno7 Aを紹介しましたが、最新のOPPO Reno9 Aはほぼ同一スペックかつ価格は高価なためおすすめできません。
ただメモリ性能はアップしており、多少のスマホ動作性能差はあるため、価格が下がってくれば候補に入ってきます。
Mi 11 Lite 5G 5G対応のミドルレンジ帯コスパ最強スマホ
おすすめポイント
- Snapdragon780Gが搭載されており非常に高いスマホ性能
- 5Gのsub6対応
- 有機ELディスプレイ搭載かつリフレッシュレート90Hz対応のディスプレイ
- メインカメラ6400万画素のトリプルカメラ搭載、インカメラも2000万画素搭載
- 防水・防塵機能、おサイフケータイ機能完備
- 厚さが6.81mm、重さ159gと驚異的なサイズ仕様
5G対応スマホから、もう1つ同価格帯の中ではトップのコスパ性能であるMi 11 Lite 5Gを紹介します。
今回紹介する同価格帯のスマホの中でもNo1のコスパを誇る機種です。
先ほど紹介したOPPO Reno7 Aをスマホ動作性能・カメラ・バッテリー・サイズ性能などワンランクレベルアップさせたスマホです。
6.55インチと比較的大きめなディスプレイサイズではあるものの、厚さが6.81mm、重さ159gとiPhoneと比べても、驚異的なサイズ性能でiPhone含めた他機種を圧倒しています。
※参考:人気の高い4.7インチディスプレイの「iPhone SE(第2世代)」が厚さ7.3mm、重さ148g
またOPPO Reno7 Aと大きく価格面でも変わらないことから、コスパ観点では実質一択のスマホとなっています。同価格帯で5Gスマホを探している方には一番おススメできるスマホです。
圧倒的なコスパ性能からしばらく販売価格が下がらない機種になります。
同じXiaomiからXiaomi 11T ProやRedmi Note 11 Pro 5Gなどの後続機種も登場していますが、本スマホよりはコスパ面では劣ります。
OPPO Reno7 Aと比較した記事もありますので、気になる方はチェックしてみてください。Mi 11 Lite 5Gのコスパ性能の高さが分かる内容となっています。
5万円以上のSIMフリーAndroidスマホ
最後に5万円台以上のスマホから、コスパに優れたAndroidスマホを紹介します。
Pixel 7a Google純正の高コスパスマホ
おすすめポイント
- Google Tensor G2 Titan M2搭載でAntutu70万台後半の高いスマホ性能
- 6.1インチ有機ELディスプレイかつリフレッシュレート90Hz対応
- Pixelシリーズ内でもメイン6400万画素の高いカメラ性能
- おサイフケータイ、防水・防塵機能あり
- 5Gネットワーク対応でn79のドコモ帯にも対応
まず紹介するのはGoogle純正のPixelシリーズで廉価版として発売されているPixel aシリーズ最新のPixel 7aです。
Pixelシリーズの中では最もコスパ面でおすすめできるスマホであり、廉価版ではないPixel 7と比較しても同レベルの性能でありつつ、価格面が抑えられています。
Galaxyなどのハイエンド機種と比較すると劣るものの、同価格帯では非常にコスパ性能が高く、ゲーム中心の利用にも問題なく対応可能です。
Pixelシリーズの中ではPixel 7よりも優れたカメラ性能であり、おサイフケータイ対応など国内仕様にもしっかり対応できています。
他にも6.1インチの小型ディスプレイは特徴的で、コンパクトかつ高性能なスマホを探している人には非常におすすめできる機種です。
本モデルよりaシリーズ初の顔認証やワイヤレス充電にも対応できており、Pixelシリーズの中では実質一択のスマホになります。
motorola edge 40 軽量167gかつ超高速充電が搭載された日本向けMOTOROLAスマホ
おすすめポイント
- 6.67インチ有機ELディスプレイかつリフレッシュレート144Hz対応
- 3200万画素と高いインカメラ性能
- 最大68Wの超急速充電が搭載、10分充電で1日持つバッテリー性能
- 167gの軽量かつ6.67インチ大型ディスプレイのサイズ性能
- おサイフケータイ、防水・防塵機能あり
次に紹介するのは、MOTOROLA製のSIMフリー端末として、高い充電性能とサイズ感で人気のあるmotorola edge 40です。
MOTOROLAはアメリカ発のブランドですが、日本向けのスマホにはかなり力を入れており、本スマホもおサイフケータイ対応から高いディスプレイ性能・インカメラ性能・バッテリー性能と、日本で需要の高い部分を一通りおさえています。
どちらかというとMOTOROLA製は一通りの機能をおさえていて高コスパ!という印象のスマホが多い中で、motorola edge 40はTurboPower充電による超高速充電搭載、本価格帯では珍しいインカメラ3200万画素搭載、リフレッシュレートは144Hzまで対応かつ大画面と尖った仕様となっているスマホです。
もちろん上記以外も高いレベルでバランスが取れており、特にサイズ面では重さ167gと非常に軽量なスマホとなっています。軽さが売りのPixelシリーズよりも軽いスマホです。
肝心のスマホ動作面ではAntutuスコア67万ほどと、Pixel 7aや前世代のPro版になるmotorola edge 30 proなどに比べれば落ちる性能ですが、ゲーム特化したスマホが欲しいという人以外の需要は充分に満たせる性能となっています。
外部SDカードには非対応になるものの、256GBと大容量ストレージも嬉しいポイントです。
Xiaomi 11T Pro バランスがよく高い動作性能と急速充電仕様
おすすめポイント
- Snapdragon 888搭載。Antutu70万台後半の高いスマホ性能
- 6.67インチ有機ELディスプレイかつリフレッシュレート120Hz対応
- 5000mAh大型バッテリーかつハイパーチャージ機能搭載
- おサイフケータイ、防水・防塵機能あり
- 5Gネットワーク対応
最後に紹介するのは、5万円以上の価格帯でSIMフリー端末として、発売後から圧倒的に売れ続けているXiaomi 11T Proです。
あらゆるゲームをサクサク遊べる性能のスマホを探しており、少しでも安価に・・と考えている方には実質一択でおすすめできるスマホです。
まずは発売時に多くのハイエンド機種に採用されていたSnapdragon 888が搭載されており、性能スコアを計るAntutuスコアでは70万台後半で、Pixel 7aと同レベルの性能です。
高いスマホ性能を全面に押し出しているZenfone8とほぼ同レベルの性能スコアであり、原神などをはじめとした高スペックが求められるゲームもサクサク動きます。
ディスプレイ面やカメラ性能も高いレベルのスマホであり、おサイフケータイ対応など国内仕様にもバッチリ対応できています。
また17分で100%充電できるハイパーチャージ機能は非常に便利で、Xiaomi製スマホを選ぶ理由の一つにもなっています。
ソニーのエクスペリア系も同価格帯でSIMフリースマホとしては発売していますが、コスパ面では圧倒的に上回っている性能となっています。