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【2021年度】iPhoneとAndroid比較。買い替え判断に必要な違いまとめ

iPhone

新しくスマホを買う場合、買い替える場合に一番最初に悩むポイントがiphoneにすべきか、Androidにすべきかという悩みです。

現在、会社用でiPhone利用、私物でAndroid利用している立場から双方のメリット、デメリットをまとめてみました。

購入に迷っている方や切り替えを検討している方の参考になればと思います。

iPhoneとAndroid徹底比較 違いとは?

iPhone8
Pixel3

まずiPhoneとAndroidはそれぞれ作っている会社が異なります。 ※正確には端末に入っているOSを作っている会社が異なります。

iPhoneはApple、AndroidはGoogleです。世界的にも大きくこの2つに2分されているため多少機能を揃える動きはあるものの、それぞれがバージョンアップを重ねるたびに独自に進化していき最適化されています。

そのため片方にしかない機能や発売するスマホ端末の特徴、使い勝手の違い等が多くあるため、その中でも選択判断するために必要と思われる情報を記載します。

iPhoneとAndroidは国内ではどちらが人気?

iphone_androidシェア
出典:pcmag.com

国内ではiOSのシェアが約5割から6割と非常に高いことが特徴です。特に10代から20代にiPhoneは人気があり、Androidがスタンダードとなっている世界と比べると大きな違いがあります。

iPhoneが急速に広まった2012年あたりから同じ傾向が続いていますが、少しづつAndroidのシェアが伸び続けており、いずれは逆転するのではと言われています。

この後解説しているiPhoneとAndroidの違いにおいて、明確なAndroidのデメリットが無くなってきており、コスパの高い端末がAndroidに増えてきたことが理由の一つです。

iPhone Android スペック比較

2017年頃までは、同じ価格帯や最新機種を比較すると、Androidが若干もっさりしている印象を受け、iPhoneのほうが早い印象があった方も多いかと思います。

カタログスペック上はAndroidのほうが優れているのに、アプリによってはAndroidのほうが遅い等、明確な差が出てくるケースもありました。

理由は以下2点があります。

iPhoneを基準にアプリが実装されていた

最近は随分緩和されてきましたが、以前までアプリ業界ではiPhone, Androidともに別々のアプリを実装する必要がありました。

その際に当時から人気の高かったiPhoneをベースに実装され、Androidに展開していく流れが主流だった時代があります。

上記の流れで実装されているため、iPhoneは最適化されてサクサク動くけど、Androidは動きが遅い・止まる・・など見受けられることも多くありました。

ソフトウェアとハードウェアのズレ

iPhoneはOSにあたるソフトウェアとハードウェア共にAppleが設計してます。

AndroidはOSをGoogleが設計し、ハードウェアはサムスンやソニーなどが個々に実装・販売しています。

そのためAndroidはソフトウェアとハードウェアのズレやオーバヘッドがあり、iPhoneに比べて動きが遅くなっていました。

今でもiPhoneのほうが早い?

2021年現在では少なくとも、共に使っている感想としてAndroidとiPhoneに明確な差はありません。

ハードウェア自体が進化しており、上記課題を解消してきたこととAndroidが世界的にはスタンダードになってきたこと、実装部分も共に最適な形で作ることが出来るようになった点があります。

そのため2021年に選択する場合は、スペックの差を気にせず他の点で選択することをお勧めします。

iPhone、Androidの17個の違いを紹介

iphone_androidイメージ

iPhoneに比べAndroidのほうが値段が安い

Androidは低価から高価までの幅が広く、iPhoneは比較的中~高の価格帯になっています。低価格帯では1万円台の端末から、高価格帯の商品は10万円を超える端末も双方あります。

Androidは1万円台から通常利用にさほど問題ない端末が購入できることに対して、iPhoneは4世代前あたりまで遡っても中古で1,2万円します。当然動きの速さやカメラ性能などは同じ1万円台の場合、Androidのほうが遥かに優れています。

高価格帯の端末はiPhone、Androidに大きな差はないのですが、コスパの観点で見るとAndroidのほうが優れている傾向にあります。

iPhoneよりAndroidのほうが端末の選択肢が多い

Androidは画面サイズや機能など多種多様な端末が販売されています。

一方iPhoneは毎年定期的に新機種が発売されるもののAndroidに比べると選択肢は少ないです。

こちらの理由としてはiPhoneはAppleからのみ販売されていることに対してAndroidは多様なメーカーから販売することが可能であるためです。有名どころだけでもサムスン、ソニー、Huawei、シャープなど様々なメーカーから販売されています。最近ではGoogleも端末を発売しています。

そのためカメラ性能を重要視する人、ゲームをする場面が多い人、電話・メール・LINEくらいしか用途がない人等、自分にあった最適な価格帯や機能の端末を選びやすいです。

iPhoneのほうがAndroidよりスマホ再販価値が高い

古くなってきた端末が高く売れるかどうかという点になります。最近は個人間での売買が容易になってきたこともあり、買うタイミングで売る価値を重要視することも増えていることから端末選びには重要なポイントです。

こちらは価格帯の違い部分にも記載しているとおりiPhoneに分があります。iPhoneは数世代前でも良い値段で売れることが多いです。比べてAndroidは端末によって多少の違いはあるものの、iPhoneに比べると前世代以前の端末の値下がりが激しい傾向にあります。

そのため買い替え時に売却前提であればiPhoneのほうが次世代機を結果的に安価で購入することが可能です。

LightningポートとUSB-Cの違い。iPhoneよりAndroidのほうが汎用性が高い

USB Micro ・ Lightning ・ USB-C

ここからはハードウェアの違いになります。

充電時等に利用するスマホ端末との接続方式がiPhoneはLightningポート方式、AndroidはUSB-CやUSB Microが利用されています。

LightningポートはiPhoneやAirpodsなどApple製の製品にしか使われていない 対してAndroidで利用している方式は様々な用途で利用されることが多く、一般的です(ニンテンドースイッチ、電子機器の充電など)

そのためiPhoneを選択した場合は様々な機器の充電を使いまわすことが出来ずに家庭内の充電ケーブルを複数本用意するケースが多くなります。

ヘッドホンジャックの違い。Androidが有利

iPhone7以降、ヘッドホンジャックを撤廃しています。Androidは最新機種でもついていることが多いです。

最近はBlueToothなどで接続することが多いため大きなデメリットではありませんが、有線を利用している・引き続き使っていきたい人は注意する必要があります。

サイレント用のハードウェアスイッチ。iPhoneのみ存在する

「サイレントモード スイッチ iPhone site:apple.com」の画像検索結果
on/offが外観で判断できる

いわゆるマナーモードへの切り替えがiPhoneは側面についているスイッチの切り替え、Androidは起動後にタップして切り替えの違いがあります。

細かい違いですが、起動せずに切り替えできることによる利便性と確認が容易な点でiPhoneのほうが優れています。

私自身も仕事中とプライベート時ではOn/Offを切り替えており、重宝している機能です。

iPhoneよりAndroidのほうがバッテリーの持ちが長い

端末によるため一概に言えませんが、Androidのほうが大容量バッテリーが積まれているケースが多く、長持ちします。ただ共に通常利用の場合は1日以上は持つため、毎日充電を嫌う人は考慮する程度で良さそうです。

他周辺機器との親和性。iPhoneに優れた機器が多い

Apple watch
airpods

AppleはiPhoneに加え周辺機器のハードウェア開発まで携わっていることが多く関連する周辺機器との親和性が高く品質も高いです。

特に評判がよいのはAirPodsとApple watchで最大限活用したい方はiPhone一択になると考えます。

Apple watchに関してはAndroidでもwear osと呼ばれるOSを組み込んだwatchがいくつか発売されていますが、iPhoneに比べると評判はよくなく、利用者もまだ少ないです。

Androidはストレージの拡張が可能。iPhoneは不可

保管できる写真や音楽、アプリケーションの保存できる量です。端末に用意されている元々の容量(64GB、128GB等)に加えてAndroidの場合はSD Card等で追加することが容易です。

対応容量は様々ですが、最大で1TBまで対応しているAndroidスマホも登場しており、容量面で不安なく利用することが可能です。

より保管領域の多い端末を選ぶより安価になるため、多く容量を使いたいかつ費用を抑えたい場合はAndroidのほうが利点が大きいです。

戻るボタンの有無。Androidだけに存在する

ここからはソフトウェアの違いです。一番大きな違いとして戻るボタンの有無があります。

インターネットブラウザの画面遷移で戻ったり、アプリを利用していて前の機能や画面に戻ったりするボタンがAndroidにはあり、iPhoneにはありません。

iPhoneはアプリによって戻るジェスチャを準備しているアプリもありますが、多くは未対応でありAndroidのほうが使い勝手がいいです。

よくある間違ったボタン押しちゃったから戻りたいようなケースで使うことが多く、私も多用している機能です。

Android9あたりからソフトウェアボタンではなくジェスチャーで戻るアクションを実行できるようになっており、さらに使い勝手が向上しています。

デスクトップの拡張性。Androidのほうが優れている

iPhoneで出来ることはアプリアイコンの順番変更、フォルダ作成、壁紙変更くらいですが、Androidではウィジットの利用やホームアプリ・ランチャーなどで自分好みにカスタマイズすることが可能です。

素早く目的のアプリを起動したい、アプリを起動せずに天気や予定、乗換情報を参照したいような利用が可能になっています。この辺りのカスタマイズに興味がある方はAndroidがおススメです。

デフォルトブラウザ選択。Androidは切り替え可能

ブラウザイメージ_firefox_safari_chrome

iPhoneのデフォルトブラウザはSafari、AndroidだとChromeがデフォルトです。

PCのシェアは圧倒的にChromeが高く、使っている方も多いと思いますが、iPhoneはメール等のリンクをクリックした際にSafariで起動して該当ページが表示されます(アプリのWebView起動ではない場合)。更に他ブラウザに切り替えができないため、Chromeや他ブラウザで開きたい場合はURLをコピーして別ブラウザで開く操作が必要になります。

現在Androidでは様々なブラウザがストアに提供されており、自分好みの軽量ブラウザ、特定機能に強いブラウザなどが存在するため、利用したい場合はAndroidのほうが便利です。

Chromeは同期処理にも優れており、ログイン情報などの保管を考えてChrome利用に寄せたいケースも多いかと思いますので、そういった方はAndroidを選ぶほうがよいかもしれません。

※iPhoneもiOS14以降から、Safariとは別のブラウザをデフォルト設定できるように変更されました。

iPhoneのほうがAndroidよりアプリのクラッシュが少ない

クラッシュとはアプリを利用していて画面が止まる、急に落ちる等の現象です。

私自身両方を使っていて感じる点です。もちろん端末やアプリによる違いもありますが、iPhoneのほうがクラッシュする確率が圧倒的に低いです。

様々な理由が考えられますが、一つにOSと端末との親和性(Appleは双方作っている)点とAndroidは機種が多用に渡るため全てを網羅した試験が開発者側で出来ない点があります。

特に日本市場においてはiPhoneのシェアが依然高く、iPhoneを優先して開発しAndroidにスライドしていく傾向にあるためアプリによって品質の違いもあります。

ゲームをしている場合でも端末スペックはiPhoneのほうが低いにも関わらず安定性が上回っていることが多いです。

データの移動。Androidのほうが楽

例えば写真ファイルをPCに移動するようなケースの場合、AndroidだとUSBでPCと接続するだけですが、iPhoneの場合はitunesの同期など面倒な処理が多く手間がかかります。

全体的にAndroidのほうが柔軟性が高く、PCを使っており相互にファイルをやり取りしたいケースを考えるのであればAndroidがおすすめです。

またAndroidはファイル移動用のアプリも無数にストアにあり、無線で連携が出来るようなアプリも多く存在するため、iPhoneに比べるとスムーズに移動できます。

OSのバージョンアップサポート。iPhoneのほうが優れている

iosバージョンアップ

題名の通りですが、iPhoneは数世代前までOSのバージョンアップをサポートすることが多く、新しいOSの機能など比較的古い端末でも利用することが可能です。

AndroidはGoogle製の端末は多少長めですが、新OSのサポートが充分でないケースが多く、比較的新しめの端末でも新しいOSを入れることが出来ないことが多くあります。 主な理由として端末販売元がサポートできないことによるものです。

そのためセキュリティ改善や使い勝手向上のアップデートが受けられるiPhoneのほうが優れています。

2021年に登場予定のiOS15では約6年前に発売された機種まで対応すると発表されており、お気に入りの機種を長く使うには適しています。

利用できるアプリ数。Androidのほうが多い

2018年4月の時点の数値にはなりますが、iPhoneは約210万、Androidは約350万とAndroidのほうが利用できるアプリが多いです。

理由としてはAppleのほうがストア申請時の審査が厳しくセキュリティ観点やアプリの品質が悪いアプリが存在しないことも理由としてあります。
※クラッシュしなくても内容が薄いアプリは通らないこともあります。

ただし主要なアプリは基本的に両方のストアに存在するためニッチなアプリを使いたいような思いが無い場合は特に違いは気にならない人も多いと思います。

加えてAndroidではストア外のアプリをインストールすることも容易に可能であるため柔軟性は優れています。反面セキュリティ観点では若干リスクがあるため利用時には注意が必要です。

セキュリティ観点。iPhoneが優れている

データの盗聴等を始めとしたリスクに対するセキュリティはiPhoneがかなり優れています。iPhoneはセキュリティに関して問題を出したことが無く堅牢なイメージです。

ただしストア外のアプリを入れる、発売元がよく分からない端末を使うようなケースでない場合はAndroidでも問題になることは少ないため大きな違いではありません。

端末のサポート。iPhoneが優れている

apple_care

全国各地にAppleStoreが存在し修理や交換受付などが出来ることからiPhoneのほうが優れています。

Androidは端末発売元も多く、OSと分離されていることもあって充分なサポートが受けられない場合があります。
※端末の作りとOSの機能の問題で故障が発生するようなケース

とくにDocomoやソフトバンクなどのショップ購入でない場合、さらにサポートが受けづらい状態になってしまいます。

ただしApple care費用や修理時の自己負担金は結構高額になるケースが多く、安く済ませたい方はAndroid端末を購入して定期的にバックアップを取る形が良さそうです。

最近ではクラウド上にデータが保管されるアプリも多くなり、端末上のデータが無くなっても問題になるケースが少なくなってきました。

iPhoneおすすめ機種

2021年時点でおススメのiPhoneは以下の2機種になります。

iPhone SE2 コスパに優れるコンパクトサイズのiPhone

まずはiPhone SE2になります。優れたコスパ性能と現行機種の中では比較的安価な価格、また昨今のiPhoneからは無くなっているホームボタンが付属していることがポイントです。

発売当初から安定して売れ続けているiPhone機種になります。

さらに前に発売されたiPhone8も同サイズで、多少性能面ではiPhone SE2には劣るものの、約2万円台と求めやすい価格になっており、根強い人気があります。

iPhone12 2020秋発売の最新機種

2020/10に発売された最新機種であり、5Gネットワークされているため、数年間長く使える機種になることがポイントです。

端末サイズも6.1インチとバランスがよく、性能面でも大幅アップしているため、高価ではあるものの価格面で許容できる方には実質一択でしょう。

Androidおすすめ機種

Androidは価格面で幅広く提供されていますが、大きく分けて2つの観点でおススメできるスマホを紹介します。いずれも~5万円ほどのミドルレンジ帯のスマホです。

まずおサイフケータイ対応や防水・防塵機能に対応、さらに5Gネットワーク対応しているiPhoneと同レベルの機能を保持したスマホは以下2機種がおススメです。

ただ5Gネットワークが、日常的に利用できるようになるのは2022年頃からと予定されており、5Gネットワーク対応できてなくても、極力コスパの高い機種を求めている方には、以下2機種もおすすめとなります。

iPhoneとAndroidの違いまとめ

用途や費用などによって異なるため、一概には言えませんが、カスタマイズ性や費用面を重要視する場合はAndroid、それ以外の方はiPhoneが良いでしょう。

ヘビーユーザの場合、ゲーム中心の方は安定性を重要視してiPhone、ゲーム以外の利用がメインの方は総合的にAndroidをお勧めします。

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