この記事では共にミドルエンド機種帯に位置するmoto g PROとOPPO Reno Aについて、どちらがコスパ観点で総合的に優れているか徹底比較していきます。
moto g PROは2020/10に発売された端末で、国内ではmoto g8 powerなど国内でも発売されているmotorolaから発売された機種です。
もう一方のOPPO Reno Aは2019年後半に発売以降、コスパの高さから常に売り上げランキング上位に入っている人気機種となっており、発売から時間が経った今でも売れ続けているロングセラーのAndroidスマホです。
今回は発売時期の違いはあるものの、同じ価格帯のAndroidスマホとして、コスパ観点での比較を行っていきます。
moto g PROとOPPO Reno Aのスペック比較
早速、両者のパフォーマンス比較を始めます。価格は約2万円~3万円前後とエントリークラスのAndroidスマホになっています。
項目 | moto g PRO | OPPO Reno A |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
OS | Android11 | Android9 |
カラー | ミスティックインディゴ | ブルー、ブラック |
価格 | 約28000円 | 約20000円 |
ディスプレイ | 6.4インチ フルHD+ (2300x1080ピクセル) | 6.4インチ フルHD+有機EL (2340x1080ピクセル) |
リフレッシュレート | 不明 | 60Hz |
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon 665(オクタコア) | Qualcomm Kryo 360(オクタコア) |
RAM | 4GB | 6GB |
アウトカメラ | メイン:4800万画素 超広角:1600万画素 マクロ:200万画素 | メイン:1600万画素 被写界深度測定用:200万画素 |
インカメラ | 1600万画素 | 2500万画素 |
ストレージ | 128GB | 64GB |
サウンド | 通常 | ハイレゾ対応 |
SIMカードスロット | nanoSIM | nanoSIM |
デュアルSIM | あり(DSDV) | あり(DSDV) |
SDカードスロット | microSDスロット(最大512GB) | microSDスロット(最大256GB) |
認証 | 指紋認証 | 指紋認証、顔認証 |
バッテリー | 4000mAh | 3600mAh |
コネクター | USB-C™ USB | USB-C™ USB |
重さ | 192g | 169.5g |
幅 高さ 厚み | 75.88mm 158.55mm 9.2mm | 75.4mm 158.4mm 7.8mm |
ヘッドホンジャック | あり | あり |
通信機能 | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
ネットワーク | 4G | 4G |
防水 | 非対応 | IPX7 |
防塵 | 非対応 | IP6X |
おサイフケータイ | 非対応 | 対応 |
FeliCa⁷ | 非対応 | 対応 |
NFC | 対応 | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
急速充電 | 対応 | 非対応 |
moto g PROとOPPO Reno Aのスペックの違い
OS

moto g PRO | OPPO Reno A |
---|---|
Android11 | Android9 |
moto g PROはAndroid10が搭載されており、次バージョンのAndroid11も配信されているため、アップデートすることで利用可能です。
またmoto g PROは、Android Oneに追随しており、3年間の月次セキュリティーパッチと2世代のOSアップグレード(Android 12までのOSアップグレード)が可能です。
一方のOPPO Reno AはAndroid10の配信も来ておらず、最新OSのAndroid11含めて、今後のアップデートは未定です。
搭載OSの違いはありますが、既に主要機能は搭載されており使い勝手が大きく向上するものではありません。強いこだわりがない方以外は他の性能で見ることをお勧めします。
ディスプレイ性能

moto g PRO | OPPO Reno A |
---|---|
6.4インチ フルHD+(2300x1080ピクセル) | 6.4インチ フルHD+有機EL(2340x1080ピクセル) |
リフレッシュレート:- | リフレッシュレート:60Hz |
ディスプレイサイズはmoto g PROは6.4インチ、OPPO Reno Aは6.4インチと同じディスプレイサイズです。
液晶部分に関しては、同じフルHD+対応ですが、OPPO Reno Aは有機ELディスプレイに対応できており、ディスプレイ性能としてはOPPO Reno Aのほうが優れています。
またスマホの大きさと比較したディスプレイの画面占有率はmoto g PROは約89%、OPPO Reno Aは約91%と、共に高い画面占有率です。
moto g PROはスタイラスペンが標準搭載されているAndroidスマホであり、画面の比率が高いのは嬉しいポイントです。
プロセッサー、RAM(性能)

moto g PRO | OPPO Reno A |
---|---|
Qualcomm® Snapdragon 665(オクタコア) | Qualcomm Kryo 360(オクタコア) |
4GB | 6GB |
プロセッサーの性能は、moto g PROは約17万程度、OPPO Reno Aは約20万のAntutuスコアとなっており、OPPO Reno Aのほうがスマホ性能は高いです。
※Antutuスコア=性能を数値化したベンチマークスコア
またメモリ搭載が4GBと6GBの違いがあることから、スマホ性能面ではOPPO Reno Aのほうが優秀です。
いずれも通常のブラウザによるWeb閲覧、動画閲覧などでは全く問題ないスペックですが、ゲーム利用する方には若干物足りない性能となっています。
重たいゲーム利用や、サクサクの動作を望んでいる方は、他のAndroidスマホも検討することをおススメします。
カメラ性能 moto g PROはトリプルカメラ搭載

moto g PRO | OPPO Reno A |
---|---|
メイン:4800万画素 超広角:1600万画素 マクロ:200万画素 | メイン:1600万画素 被写界深度測定用:200万画素 |
インカメラ:1600万画素 | インカメラ:2500万画素 |
moto g PROはメインカメラ4800画素を含めたトリプルカメラが搭載されており、OPPO Reno Aよりも優れたカメラ性能です。
一方のOPPO Reno Aも比較するとカメラ数の違いはあるもののデュアルカメラ搭載で、特にインカメラも2500万画素と高い性能となっています。
共にソフトウェアがAI搭載で最適化される仕組みがありますが、カメラ性能を重要視する場合はmoto g PROを選択するほうがよいでしょう。
デュアルSIM仕様
moto g PRO | OPPO Reno A |
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DSDV対応 | DSDV対応 |
moto g PRO、OPPO Reno AともにDSDV形式に対応しているため、4G回線にてSIMカードの2枚利用が可能になっています。詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
内部ストレージ・SDカードスロット対応

moto g PRO | OPPO Reno A |
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128GB内部ストレージ | 64GB内部ストレージ |
microSDスロット(最大512GB) | microSDスロット(最大256GB) |
moto g PRO、OPPO Reno Aともに外部ストレージに対応できており、容量を気にすることなく利用することが可能です。
内部ストレージの容量、対応している外部ストレージ容量に違いがあり、いずれもmoto g PROのほうが容量が大きい仕様です。
特にmoto g PROはカメラ性能が高いこともあり、内部ストレージを使い切ってしまうことも考えられるため、外部ストレージ対応できているのは嬉しいポイントの一つです。
認証方式

moto g PRO | OPPO Reno A |
---|---|
指紋認証 | 指紋認証、顔認証 |
OPPO Reno Aは指紋認証+顔認証に対応しています。
昨今の顔認証技術の進歩は早く、誤検知無し・一瞬でロック解除できるレベルなので、顔認証だけでも何不自由ないですが、暗闇だったりサングラスや眼鏡有無などで効きづらい場面もあるため指紋認証もあるのは嬉しいポイントです。
各アプリ内の認証は指紋認証のみ対応しているケースも多いため、利用シーンによっては指紋認証機能があることは大きなメリットとなります。
一方のmoto g PROは背面の指紋認証のみ対応です。
バッテリー性能

moto g PRO | OPPO Reno A |
---|---|
4000mAh | 3600mAh |
moto g PRO、OPPO Reno Aともに約4000mAhとAndroidスマホの中では一般的なバッテリーを積んでいます。
moto g PROのほうが4000mAhと搭載されているバッテリー容量は多くなっています。
どちらもフル充電すると、頻度高く利用しない限りは一日以上持つ容量が搭載されているため、バッテリー容量に関して困るケースは少ないでしょう。
重さ、幅、高さ、厚み

moto g PRO | OPPO Reno A |
---|---|
重さ:192g | 重さ:169.5g |
幅・高さ・厚み75.88mm 158.55mm 9.2mm | 幅・高さ・厚み75.4mm 158.4mm 7.8mm |
ディスプレイサイズはともに6.4インチで同じサイズですが、重さを始めとして幅・高さ・厚みいずれもOPPO Reno Aのほうがサイズ性能は優秀です。
OPPO Reno Aは大画面のディスプレイかつ優秀なサイズ性能である点が、長期間人気となっている理由の一つとなっています。
特に厚みと重さの違いは大きいため、少しでもコンパクトサイズのスマホを探している方はOPPO Reno Aがおススメです。
防水・防塵機能

moto g PRO | OPPO Reno A |
---|---|
防水:非対応防塵:非対応 | 防水:IPX7防塵:IP6X |
OPPO Reno Aは防水・防塵機能ともに対応しています。
OPPO Reno Aの防水機能はIPX7で水中に没しても水が浸入しないという定義であり、お風呂場や台所でも利用は全く問題なく利用可能です。防塵性能にも優れています。
moto g PROの欠点の一つとして防水・防塵に対応できていない点です。比較すると非対応となっているのはマイナスポイントです。
防水・防塵機能が必要という方はOPPO Reno Aを選択しましょう。
おサイフケータイ、Felica、NFC対応

moto g PRO | OPPO Reno A |
---|---|
NFC対応 | おサイフケータイ、Felica、NFC対応 |
OPPO Reno Aはおサイフケータイに対応できています。moto g PROはNFC機能のみ対応です。
価格帯で考えると、おサイフケータイ対応できている機種は増えてきており、対応出来ている点はOPPO Reno Aのメリットの一つです。
現在、おサイフケータイ機能を使っている・利用を考えている方はOPPO Reno Aを含めたOPPO製の端末は非常にお勧めです。
急速充電・ワイヤレス充電対応

moto g PRO | OPPO Reno A |
---|---|
急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 | 急速充電:非対応ワイヤレス充電:非対応 |
moto g PROはワイヤレス充電に未対応、急速充電に対応しています。一方のOPPO Reno Aはいずれも非対応です。
急速充電の非対応は充電し忘れなどに対応しづらくなり、現在利用しているスマホが急速充電対応の方は使い勝手が変わることで困る場面が多いかもしれません。
対応バンド/band(4G)
対応バンド/band | |
---|---|
moto g PRO | B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/38/40/41/66 |
OPPO Reno A | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28/38/39/40/41 |
キャリア | moto g PRO | OPPO Reno A |
---|---|---|
ドコモ(1,3,19) | 〇 | 〇 |
au / | 〇 | 〇 |
ソフトバンク / | 〇 | 〇 |
Rakuten Mobile(3,18 or 26) | 〇 | 〇 |
※カッコ書きは重要な対応band数字
moto g PRO、OPPO Reno AともにSIMフリー版での記載となります。
どちらの機種も4社の重要なband対応が出来ており、国内利用に関しては全く問題ありません。
ただmoto g PROについては、公式ページにて「楽天モバイルを除く日本国内の通信キャリアで使用可能」と記載があるため、楽天モバイル利用の場合は気を付けてください。
5G対応

moto g PRO | OPPO Reno A |
---|---|
非対応 | 非対応 |
moto g PRO、OPPO Reno Aともに5Gネットワーク非対応です。
発売時点では5Gネットワークに対応している範囲が非常に狭いため、国内利用における大きなデメリットはありませんが、詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてみてください。
5Gスマホの選び方や買い時、各キャリアの5G状況も合わせて紹介しています。
上記記事にも記載していますが、5Gネットワークを利用するには5G対応のスマートフォンとキャリアでの5G加入の両方が必須となっています。
moto g PROとOPPO Reno Aのコスパ比較まとめ
共にミドルレンジ同価格帯のmoto g PROとOPPO Reno Aの比較を行いました。以下に内容をまとめます。
- moto g PROはAndroid12までのOSアップデート保証あり
- ディスプレイ性能は有機ELディスプレイを搭載しているOPPO Reno Aのほうが優れている
- スマホの動作性能はOPPO Reno Aのほうが優秀
- カメラ性能はmoto g PROがトリプルカメラ搭載で優れている。インカメラはOPPO Reno A
- moto g PROは指紋認証のみで、認証機能に違い
- OPPO Reno Aは重さ、厚みを始めとしてサイズ性能が非常に優れている
- OPPO Reno Aは高い防水・防塵機能とおサイフケータイに対応
- OPPO Reno Aは急速充電に非対応
- moto g PROはスタイラスペンが標準搭載
上記比較を見ると分かる通り、OPPO Reno Aのほうが様々な観点から優れています。
OSアップデート保証やカメラ性能、スタイラスペン搭載のビジネス向けスマホという特徴はあるものの、価格面でもOPPO Reno Aのほうが安価でありコスパ観点ではOPPO Reno Aのほうが圧倒的に優れています。
OPPO Reno Aは次世代機のOPPO Reno3 Aが登場していますが、スマホ性能やサイズ性能などはOPPO Reno Aのほうが優れている事もあり、発売から時間が経っていますが、おすすめできる機種の一つです。
スマホ性能の違いと、防水・防塵機能対応、おサイフケータイ対応もあり、OPPO Reno Aは非常にバランスの優れたスマホとなっています。
コスパ目線でおすすめのSIMフリーAndroidスマホを価格帯別に紹介
ここからは本記事で紹介した機種も含め、おすすめできるSIMフリーのAndroidスマホを価格帯別で紹介します。
最新の良コスパのAndroidスマホから、型落ちで結果的にコスパ面で優秀になっているスマホまで幅広い対象から選定しています。
また広く国内で提供されており、各キャリアで利用する上で問題のないスマホを対象としました。
※2022/06/16に価格チェック後、対象見直しを実施しています。
1万円台のSIMフリーAndroidスマホ
まずはAndroidスマホならではの低価格帯スマホです。1万円台ではあるものの、非常にコスパの良いスマホが揃っており、日常利用には問題なく利用できるスマホもあります。
Xiaomi RedMi 9T 驚異のクアッドカメラ搭載
おすすめポイント
- 驚異のメイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 6000mAhバッテリー搭載と超大容量バッテリーを搭載
- スマホ性能も日常利用には問題ない性能
- ハイレゾ音源に対応
1万円台でSIMフリースマホを探しているなら、現状実質一択となっているXiaomiの「Xiaomi RedMi 9T」です。
Xiaomiは低価格帯の良コスパスマホに提供があるメーカーですが、本スマホは他の同価格帯を圧倒してランキング上位に入っています。
何といっても1万円台ではありえないクアッドカメラ搭載、全Androidスマホの中でもトップクラスのバッテリー容量にあります。
さらにスマホ性能も同価格帯の中では優秀な部類で、Webブラウザ利用やYoutube閲覧、アプリ利用までストレスなく利用可能です。
さすがにおサイフケータイ機能や防水機能はありませんが、1万円台の予算でスマホを探している方はXiaomi RedMi 9Tを選んでおくと間違いありません。
人気スマホのため2万円前後になるタイミングもありますが、それでもコスパには優れた機種です。
OPPO Reno A 防水・防塵・おサイフケータイ対応
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- インカメラ2500万画素のトップクラスのインカメラ性能
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
- スマホサイズ性能が優秀
ストアによっては2万円を切った、OPPOから発売された「OPPO Reno A」です。
この機種は発売から時間が経過しており、既に次世代機となる「OPPO Reno3 A」や「OPPO Reno5 A」が登場していますが、コスパ面では最新から2世代前となるOPPO Reno Aをおすすめしています。
まず型落ちと言うこともあり、発売当初は3万円台でランキングトップに入るほど売れた商品ですが、すでに2万円から安く手に入る時は1万円台まで価格が下がっています。
更に次世代機の「OPPO Reno3 A」と大きく性能は変わっておらず、CPUのスマホ性能に関してはOPPO Reno Aの方が上です。
この価格帯で有機ELディスプレイ、おサイフケータイあり、IPX7・IP6Xの最高レベルの防水・防塵機能ありと文句なしのAndroidスマホです。
若干マイナス面もあり、スマホ性能面は日常利用には問題ないものの高くはないことと、急速充電に対応出来ていない点があります。
ただ上記を除けば、非常に良コスパの機種で、日常使いには全く問題ない性能・機能搭載となっているため、1万円台~2万円で長く使えるバランスのよい機種を探している場合にはおススメできる機種です。
2万円台のSIMフリーAndroidスマホ
非常に激戦区となっている2万円台のSIMフリースマホの紹介です。
この辺りの価格帯でも充分な性能が揃っているので、一番コスパ面でもおすすめできる価格帯になっています。
Redmi Note 11 有機EL搭載かつリフレッシュレート90Hz対応
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ対応かつ90Hzリフレッシュレート対応
- 5000mAhの大容量バッテリー
- 1時間でフル充電できる33W急速充電対応
- クアッドカメラ搭載でインカメラも高性能
まずはXiaomiから発売されている「Redmi Note 11」です。
とにかくXiaomiの低価格スマホはコスパが高いことで知られており、本スマホも発売直後からコスパの良さで人気のスマホになっています。
Redmi Note 11の最大の特徴は2万円台で有機ELディスプレイ対応かつリフレッシュレート90Hz対応している点です。動画やSNSメインの方には最適なスマホです。
他にはバッテリー性能も優秀で、急速充電機能は他Androidスマホよりも高い33Wの急速充電に対応しています。大容量バッテリーではあるものの約1時間でフル充電が可能です。
Xiaomi製の中ではスマホ動作性能が低い点と、おサイフケータイや防水・防塵機能に対応出来ていない点はあるものの、利用シーンによってはオススメできるスマホの一つです。
Redmi Note 9S 高いスマホ性能のSnapdragon 720G搭載スマホ
おすすめポイント
- メイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- SIMカード2枚刺し+SDカード利用ができるトリプルスロット対応
- 防水機能に対応
つづけてもXiaomiから発売されている「Redmi Note 9S」です。
こちらも発売当初からコスパ観点の評判が非常に高く、同価格帯では長く上位で売れ続けているスマホです。
発売時点から2万円台のスマホで、人気の高さから値下がりしづらいことが残念ではあるものの、余りあるスマホ性能の高さが魅力です。
先ほど紹介したRedmi Note 11とは違い、とにかくこの機種はスマホ性能・カメラ性能面に振り切った仕様となっており、いずれも2万円台とは思えない性能の高さです。
またXiaomi製の同価格帯のスマホの中では珍しく、防水機能に対応している点も嬉しいポイントです。
OPPO Reno Aと比較するとディスプレイ面やおサイフケータイ有無が変わってくるため、どちらを重視するかで決めるとよいでしょう。
先ほど紹介したOPPO Reno Aとの比較記事もありますので、参考にしてみてください。
TCL 10 Pro 値下がり率が高く高コスパ性能となったTCLスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- リフレッシュレート90Hzに対応
- Qualcomm® Snapdragon 675/6GB搭載の良コスパ性能
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 画面占有率93%とディスプレイの比率が高い
つづけて2万円台のスマホとして紹介するのはTCLが発売しているTCL 10 Proです。
もともと2020年に発売され約5万円のミドルレンジスマホでしたが、値下がり率が非常に高く、最新調査時点では2万円台まで価格が落ちています。
Redmi Note 9Sに比べると多少性能は落ちるものの、少し前のミドルレンジ帯の性能を持っており、高いカメラ性能や有機ELディスプレイ搭載されている点などから非常にコスパ面で優秀です。
もともと大きく注目を集めた機種ではありませんでしたが、値下がりによりコスパ面から再度注目されている機種です。
防水・防塵・おサイフケータイ機能はありませんが、非常にバランスに優れた機種となっています。
OPPO A54 5G 5G対応かつ高いカメラ性能
おすすめポイント
- 2万円台 × 5Gネットワーク対応
- リフレッシュレート90Hzのディスプレイ
- メイン4800万画素のクアッドカメラ搭載
- 5000mAhの大容量バッテリー
- トリプルスロット対応によりSIMカード2枚+SDカード利用が可能
最後に同価格帯で紹介するのは、OPPOから主要メーカーではほぼ最安値となる5G対応スマホのOPPO A54 5Gです。
何といっても低価格で5G対応している点が評価されているポイントですが、他にも90Hzリフレッシュレート対応や高いカメラ性能など、バランスのよいスマホとなっています。
スマホ性能もSnapdragon 480 5Gが搭載されており、普段使いには全く支障のない性能です。
防水・防塵機能やおサイフケータイに対応できていない点はマイナスですが、その辺りを不要としている方からするとトップクラスの良コスパスマホでしょう。
発売当時からの値下がりもあり当初よりもさらに安価に購入できることから、なるべく安く5G対応スマホを購入したい方には、実質一択のスマホです。
本機種以降に、OPPOからエントリーモデルとなる「OPPO A55s 5G」が発売されていますが、コスパ性能面ではOPPO A54 5Gのほうが優秀なため、注意しましょう。
3万円~5万円台のSIMフリーAndroidスマホ
ここからは3万円~5万円台のAndroidスマホでおススメ機種を紹介していきます。
この辺りの価格帯になると、5G対応のスマホもいくつか入ってきます。
まだまだ5Gが一般的に普及していない状況ではあるものの、2年以上の長期利用を考えている方は、5G対応有無もチェックしてみてください。
Redmi Note 10 Pro 1億800万画素の驚異的なカメラ性能
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載でリフレッシュレート120Hz対応
- メイン1億800万画素を始めとした驚異的な性能のクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 5020mAhと大型バッテリーを搭載
- 内部ストレージ128GBまで対応
- 防水・防塵機能に対応
- トリプルスロット搭載のためSIMカード2枚+外部SDカード利用可
「Redmi Note 10 Pro」は先ほど紹介した「Redmi Note 9S」と同じタイミングでXiaomiから発売されたAndroidスマホです。
Redmi Note 9Sと同じタイミングで発売されているMi Note 10 Liteに価格面や性能が近しい機種ですが、価格はほぼ変わらずスマホ性能・カメラ性能ともにMi Note 10 Liteから1段階レベルアップした性能となっています。
ディスプレイサイズはRedmi Note 9Sと同じ6.67インチですが、200gを切る重さになっておりバッテリー容量を考えると、サイズ性能もXiaomi系のスマホの中では優秀と言えます。
更に有機ELディスプレイも搭載しており、防水・防塵機能にも対応しています。おサイフケータイ機能はないものの、コスパ面では同価格帯のAndroid機種の中では最も優れている機種です。
特にカメラ性能に関しては、10万近くのハイエンド機種と比較しても遜色のない性能であり、3万円台では考えられないスペックとなっています。
さらにリフレッシュレート120Hzに対応しており、スマホのスクロールや動画再生・ゲームなど滑らかな動きを体感できます。この価格帯で120hzに対応しているスマホはほぼありません。
先に紹介しているRedmi Note 9Sとは価格差があり、どちらを選択するかは悩ましいところですが、防水機能も含めて長く利用したい方にはRedmi Note 10 Proは非常におすすめできるスマホです。
OPPO Reno5 A 5G対応かつバランスのよいOPPOスマホ
おすすめポイント
- 5Gのsub6対応
- リフレッシュレート90Hz対応のディスプレイ
- Snapdragon765Gが搭載されておりスマホ性能が高い
- メインカメラ6400万画素のクアッドカメラ搭載
- 1TBまでの外部ストレージに対応
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
5G対応スマホからは、1つ目にOPPOから発売されているOPPO Reno5 Aを紹介します。
5G対応のAndroidスマホは、まだまだ4G専用のスマホに比べるとコスパ面では劣るスマホが多い状況ですが、その中でもOPPO Reno5 Aだけは、5G対応の中でも高いコスパ性能として話題となっており、発表直後からランキング入りを続けている人気機種になりました。
国内で人気のOPPO製の強みである、防水・防塵機能に完全対応、カメラ性能の高さ、おサイフケータイ対応などはしっかり対応しています。
さらに今までのOPPO製のミドルレンジスマホと異なる点として、スマホの動作性能面も満足できる性能である点が特徴で、ゲーム含めてストレスなく利用できる性能となっています。
他にもいくつか5G対応のAndroid SIMフリースマホは発売されているものの、本機種は価格から見ても抜けた性能となっており、長く使える良スマホです。
また発売当時の価格から値下がり率の高いスマホでもあり、安価に購入しやすいこともおススメできるポイントです。
OPPO Reno5 Aはコスパの高いスマホではあるものの、一方で全体的なコスパ視点では、次に紹介するMi 11 Lite 5Gのほうが上回る性能となっています。合わせてチェックしてみてください。
Mi 11 Lite 5G 5G対応のミドルレンジ帯コスパ最強スマホ
おすすめポイント
- Snapdragon780Gが搭載されており非常に高いスマホ性能
- 5Gのsub6対応
- 有機ELディスプレイ搭載かつリフレッシュレート90Hz対応のディスプレイ
- メインカメラ6400万画素のトリプルカメラ搭載、インカメラも2000万画素搭載
- 防水・防塵機能、おサイフケータイ機能完備
- 厚さが6.81mm、重さ159gと驚異的なサイズ仕様
5G対応スマホから、もう1つ同価格帯の中ではトップのコスパ性能であるMi 11 Lite 5Gを紹介します。
先ほど紹介したOPPO Reno5 Aが、5G対応かつコスパ性能に優れるスマホとして発売され人気機種となりましたが、そのOPPO Reno5 Aを上回るコスパの5G対応スマホとして2021/7に発売されました。
本機種はXiaomiが強みとしているスマホ性能をはじめとして、おすすめポイントにも記載しているおサイフケータイ対応から、スマホのサイズ仕様まで幅広く強化されている点です。
6.55インチと比較的大きめなディスプレイサイズではあるものの、厚さが6.81mm、重さ159gとiPhoneと比べても、驚異的なサイズ性能でiPhone含めた他機種を圧倒しています。
※参考:人気の高い4.7インチディスプレイの「iPhone SE(第2世代)」が厚さ7.3mm、重さ148g
またOPPO Reno5 Aと大きく価格面でも変わらないことから、コスパ観点では実質一択のスマホとなっています。同価格帯で5Gスマホを探している方には一番おススメできるスマホです。
圧倒的なコスパ性能からしばらく販売価格が下がらない機種になります。
同じXiaomiからXiaomi 11T ProやRedmi Note 11 Pro 5Gなどの後続機種も登場していますが、本スマホよりはコスパ面では劣ります。
OPPO Reno5 Aと比較した記事もありますので、気になる方はチェックしてみてください。Mi 11 Lite 5Gのコスパ性能の高さが分かる内容となっています。