この記事では共にミドルエンド機種帯に位置するOPPO Reno3 Aとp30liteについて、どちらがコスパ観点で総合的に優れているか徹底比較していきます。
OPPO Reno3 Aは2020/6/25に発売されたAndroidスマホで、高いカメラ性能と防水・防塵機能やおサイフケータイ対応などでコスパの良さから発売前から話題となっているAndroidスマホです。
OPPO Reno3 Aは、国内のAndroid人気スマホとなったOPPO Reno Aの後継機種にあたり、SIMフリー版も発売されています。
もう一方のHuawei p30liteは2019年に発売以降、コスパの高さから常に売り上げランキング上位に入っている人気機種です。
どちらの機種も同価格帯の中ではトップクラスのコスパとなっているため本記事を参考に自分に合う機種を選択してみてください。
OPPO Reno3 Aとp30liteのスペック比較
早速、両者のパフォーマンス比較を始めます。価格はOPPO Reno3 Aのほうが1万円ほど高い価格になっています。
項目 | OPPO Reno3 A | p30lite |
---|---|---|
OS | Android11 | Android10 |
カラー | ブラック、ホワイト | ピーコックブルー、パールホワイト ミッドナイトブラック |
価格 | 約30000円 | 約22000円 |
ディスプレイ | 6.44インチ フルHD+有機EL (2400x1080ピクセル) | 約6.15インチ フルHD+ (2312x1080ピクセル) |
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon 665(オクタコア) | HUAWEI Kirin 710(オクタコア) |
RAM | 6GB | 4GB |
アウトカメラ | メイン:4800万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 ポートレート:200万画素 | メイン:約2400万画素 超広角:約800万画素 被写界深度:約200万画素 |
インカメラ | 1600万画素 | 約2400万画素 |
ストレージ | 128GB | 64GB |
サウンド | ハイレゾ対応 | ハイレゾ対応 |
通信機能 | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac |
SIMカードスロット | nanoSIM | nanoSIM |
デュアルSIM | あり(DSDV) | あり(DSDV) |
SDカードスロット | microSDスロット(最大256GB) | microSDスロット(最大512GB) |
認証 | 指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
バッテリー | 4025mAh | 3340mAh |
コネクター | USB-C™ USB | USB-C™ USB |
重さ | 175g | 159g |
幅 高さ 厚み | 74.1mm 160.9mm 8.2mm | 72.7mm 152.9mm 7.4mm |
ヘッドホンジャック | あり | あり |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 4.2 |
防水 | IPX8 | 非対応 |
防塵 | IP6X | 非対応 |
おサイフケータイ | 対応 | 非対応 |
FeliCa⁷ | 対応 | 非対応 |
NFC | 対応 | 非対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
急速充電 | 対応 | 対応 |
OPPO Reno3 Aとp30liteのスペックの違い
OS
OPPO Reno3 A | p30lite |
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Android11 | Android10 |
OPPO Reno3 Aは発売当時で最新のOSとなるAndroid10が搭載されています。さらに次バージョンのAndroid11が配信されているため、アップデートすることで利用可能です。
もう一方のHuawei p30liteは2020年3月26日にアップデートが配信されており、購入後にアップデートすることでAndroid10利用可能です。
またHuaweiについて、Googleの制裁が気になるところではありますが、今回紹介しているHuawei p30liteは制裁対象外であり、問題なくアップデート対応やGooglePlayの利用が可能です。
新OSのほうが動作性能や機能アップデートが行われるものの、既に主要機能は搭載されており使い勝手が大きく向上するものではありません。強いこだわりがない方以外は他の性能で見ることをお勧めします。
ディスプレイ性能 OPPO Reno3 Aは有機EL対応
OPPO Reno3 A | p30lite |
---|---|
6.44インチ フルHD+有機EL(2340x1080ピクセル) | 約6.15インチ フルHD+(2312x1080ピクセル) |
ディスプレイサイズはOPPO Reno3 Aは6.44インチ、p30liteは6.15インチのサイズが搭載されています。OPPO Reno3 AはAndroidスマホの中でも大型のサイズとなっています。
液晶部分に関しては、同じフルHD+対応ですが、有機EL対応されているOPPO Reno3 Aのほうがディスプレイ性能としては優れています。
またまたOPPO Reno3 Aは画面占有率約89%と他のAndroidスマホに比べると高い比率となっています。
プロセッサー、RAM(性能)
OPPO Reno3 A | P30lite |
---|---|
Qualcomm® Snapdragon 665(オクタコア) | HUAWEI Kirin 710(オクタコア) |
6GB | 4GB |
それぞれホームページ上の記載は異なりますが、プロセッサーの性能はOPPO Reno3 A、P30liteともに10万後半程度と同程度の性能です。
※Antutuスコア=性能を数値化したベンチマークスコア
OPPO Reno3 AはRAM6GB搭載されているという違いはあるものの、総合的なパフォーマンスに大きな違いはありません。OPPO Reno3 Aは前モデルのOPPO Reno Aに比べると若干動作性能は下がっています。
通常のゲーム利用やブラウザによるWeb閲覧、動画閲覧などでは全く問題ありませんが、3Dの重たいゲームをストレス無く楽しみたい方は、動作性能面に特化している他スマホを選択しましょう。
ただp30liteに関しては価格面からの性能としてはコスパ面で優れています。
カメラ性能はOPPO Reno3 A
OPPO Reno3 A | P30lite |
---|---|
メイン:4800万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 ポートレート:200万画素 インカメラ:1600万画素 | メイン:約2400万画素 超広角:約800万画素 被写界深度:約200万画素 インカメラ:約2400万画素 |
OPPO Reno3 Aはメインカメラ4800画素を含めたクアッドカメラが搭載されており、P30liteよりも優れたカメラ性能です。
一方のp30liteもメイン2400万画素によるトリプルカメラ搭載と性能が高く、日常的に利用するカメラとしては全く問題なく利用できます。
一方でインカメラの性能はOPPO Reno3 Aの1600万画素に比べ、p30liteは約2400万画素とスペック上はp30liteのほうが優れています。
どちらもソフトウェアもAI搭載で最適化される仕組みがあり、カメラ性能を気にする方には今回紹介する2機種はお勧めです。
デュアルSIM仕様
OPPO Reno3 A | p30lite |
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DSDV対応 | DSDV対応 |
OPPO Reno3 Aとp30liteはDSDV形式に対応しているため、4G回線にてSIMカードの2枚利用が可能になっています。詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
内部ストレージ・SDカードスロット対応
OPPO Reno3 A | p30lite |
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128GB内部ストレージ | 64GB内部ストレージ |
microSDスロット(最大256GB) | microSDスロット(最大512GB) |
外部ストレージ容量はOPPO Reno3 AがmicroSDカードの256GBまで対応、p30liteは512GBまで対応できています。
内部ストレージの容量はOPPO Reno3 Aが128G搭載されており、同価格帯では64GB搭載が多いことを考えると他のAndroidスマホより大きめの容量です。
共にカメラ性能が高いこともあり、128GBは大容量ではあるものの使い切ってしまうことも考えられるため、ともに外部SDカード対応できている点は嬉しいポイントです。
認証方式
OPPO Reno3 A | p30lite |
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指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
OPPO Reno3 A、p30liteともに指紋認証+顔認証に対応できています。
昨今の顔認証技術の進歩は早く、誤検知無し・一瞬でロック解除できるレベルなので、顔認証だけでも何不自由ないですが、暗闇だったりサングラスや眼鏡有無などで効きづらい場面もあるため指紋認証もあるのは嬉しいポイントです。
各アプリ内の認証は指紋認証のみ対応しているケースも多いため、利用シーンによっては指紋認証機能があることは大きなメリットとなります。
バッテリー性能
OPPO Reno3 A | p30lite |
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4025mAh | 3340mAh |
OPPO Reno3 Aはバッテリー容量4025mAhとAndroidスマホの中では一般的な容量で、毎日充電する方であれば特に問題ないレベルです。
一方のp30liteは比較すると少なめの容量で、頻度高く利用する方はモバイルバッテリーの携帯など考慮したほうが良いかもしれません。
ともに急速充電に対応しているため、使い勝手はよいですが少しでもバッテリー残量を気にせず利用したい方は、OPPO Reno3 Aのほうがおススメです。
重さ、幅、高さ、厚み
OPPO Reno3 A | p30lite |
---|---|
重さ:175g | 重さ:159g |
幅・高さ・厚み74.1mm 160.9mm 8.2mm | 幅・高さ・厚み72.7mm 152.9mm 7.4mm |
ディスプレイサイズやバッテリー容量の違いはあるものの、重さや幅・高さ・厚みのサイズ性能はp30liteが優秀です。
重さは約15gほどp30liteが軽く、厚みも1mmの違いがあります。少しでもコンパクトで軽いスマホを探している場合はp30liteを選択しましょう。
ただOPPO Reno3 Aは前のOPPO Reno Aでも人気の高かった高いサイズ性能を踏襲していますし、p30liteのサイズや重さ性能は優秀で、人気のある理由の1つとなっています。
ともにAndroidスマホの同価格帯の中ではサイズ性能は優秀の部類になります。
OPPO Reno3 Aは防水・防塵機能に対応
OPPO Reno3 A | p30lite |
---|---|
防水:IPX8防塵:IP6X | 防水:非対応防塵:非対応 |
OPPO Reno3 Aは防水・防塵機能ともに対応しています。 一方のp30liteは共に非対応です。
OPPO Reno3 Aの防水機能はIPX8で水面下での使用が可能という定義であり、お風呂場や台所でも利用や降雨の中で全く問題なく利用可能です。防塵性能にも優れています。
長く利用する予定のある場合は、防水・防塵対応されているほうが安心のため、OPPO Reno3 Aのほうをおススメします。
おサイフケータイ、Felica、NFC対応
OPPO Reno3 A | p30lite |
---|---|
おサイフケータイ、Felica、NFC対応 | 非対応 |
OPPO Reno3 Aはおサイフケータイに対応できています。p30liteはいずれも非対応です。
価格帯で考えると、おサイフケータイ対応できている機種はまだまだ少ないですが、対応出来ている点はOPPO Reno3 Aのメリットの一つです。
現在、おサイフケータイ機能を使っている・利用を考えている方はOPPO Reno3 Aを含めたOPPO製の端末は非常にお勧めです。
急速充電・ワイヤレス充電対応
OPPO Reno3 A | p30lite |
---|---|
急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 | 急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 |
OPPO Reno3 A、p30liteともにワイヤレス充電に未対応、急速充電に対応しています。
急速充電の非対応は充電し忘れなどに対応しづらくなるため、今回紹介する2機種はバッテリー面の機能としてもおススメできます。
対応バンド/band(4G)
対応バンド/band | |
---|---|
OPPO Reno3 A | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/39/40/41 |
p30lite | B1/3/5/7/8/18/19/26/28/41 |
キャリア | OPPO Reno3 A | p30lite |
---|---|---|
ドコモ(1,3,19) | 〇 | 〇 |
au / UQモバイル(1,18 or 26) | 〇 | 〇 |
ソフトバンク / ワイモバイル(1,3,8) | 〇 | 〇 |
Rakuten Mobile(3,18 or 26) | 〇 | 〇 |
※カッコ書きは重要な対応band数字
OPPO Reno3 A、p30liteともにSIMフリー版での記載となります。
どちらの機種も4社の重要なband対応が出来ており問題ありません。
OPPO Reno3 Aとp30liteのコスパ比較まとめ
OPPOとHuaweiから発売されている人気機種のOPPO Reno3 Aとp30liteの比較を行いました。以下に内容をまとめます。
- ディスプレイ性能は有機ELを搭載しており画面占有率も優れているOPPO Reno3 Aが優秀
- スマホの動作性能は大きな違いはない。共にエントリークラスの性能
- OPPO Reno3 Aはクアッドカメラ搭載、p30liteはインカメラ性能が優秀
- バッテリー性能はOPPO Reno3 Aのほうが容量面で優れている
- サイズ性能はp30liteのほうが優れている。重さは約15gの違いがあり各サイズもコンパクト
- OPPO Reno3 Aは防水・防塵機能、おサイフケータイ対応
価格には1万円強の違いがあり、大きなポイントとしては有機EL対応・おサイフケータイ対応・カメラ性能の違い辺りになります。
この辺りの機能に対して価格面で許容できるかどうかで、どちらの機種を選択するかが変わってきそうです。
いずれも販売価格から考えると優れたコスパ性能であり、どちらも発売当初からSIMフリー端末の人気ランキング入りしているスマホのため、非常におすすめできる2機種です。
ディスプレイサイズの違いも含めて、ライフスタイルに合うスマホを探してみてください。
またOPPO Reno3 AはY!mobileの利用や楽天モバイルを利用している方は、更にお得に購入できるため、利用キャリアも含めて検討してみましょう。SIMフリー版も発売されています。
コスパ目線でおすすめのSIMフリーAndroidスマホを価格帯別に紹介
ここからは本記事で紹介した機種も含め、おすすめできるSIMフリーのAndroidスマホを価格帯別で紹介します。
最新の良コスパのAndroidスマホから、型落ちで結果的にコスパ面で優秀になっているスマホまで幅広い対象から選定しています。
また広く国内で提供されており、各キャリアで利用する上で問題のないスマホを対象としました。
※2023/12/30に価格チェック後、対象見直しを実施しています。
1万円台のSIMフリーAndroidスマホ
まずはAndroidスマホならではの低価格帯スマホです。1万円台ではあるものの、非常にコスパの良いスマホが揃っており、日常利用には問題なく利用できるスマホもあります。
円安の影響から2万円台になるスマホもありますが、安価に使いやすいスマホのラインナップとなります。
Xiaomi RedMi 9T 驚異のクアッドカメラ搭載
おすすめポイント
- 驚異のメイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 6000mAhバッテリー搭載と超大容量バッテリーを搭載
- スマホ性能も日常利用には問題ない性能
- ハイレゾ音源に対応
1万円台でSIMフリースマホを探しているなら、現状実質一択となっているXiaomiの「Xiaomi RedMi 9T」です。
Xiaomiは低価格帯の良コスパスマホに提供があるメーカーですが、本スマホは他の同価格帯を圧倒してランキング上位に入っています。
何といっても1万円台ではありえないクアッドカメラ搭載、全Androidスマホの中でもトップクラスのバッテリー容量にあります。
さらにスマホ性能も同価格帯の中では優秀な部類で、Webブラウザ利用やYoutube閲覧、アプリ利用までストレスなく利用可能です。
さすがにおサイフケータイ機能や防水機能はありませんが、1万円台の予算でスマホを探している方はXiaomi RedMi 9Tを選んでおくと間違いありません。
人気スマホのため2万円前後になるタイミングもありますが、それでもコスパには優れた機種です。
OPPO A54 5G 5G対応かつ高いカメラ性能
おすすめポイント
- 1万円台 × 5Gネットワーク対応
- リフレッシュレート90Hzのディスプレイ
- メイン4800万画素のクアッドカメラ搭載
- 5000mAhの大容量バッテリー
- トリプルスロット対応によりSIMカード2枚+SDカード利用が可能
続けて同価格帯で紹介するのは、OPPOから主要メーカーではほぼ最安値となる5G対応スマホのOPPO A54 5Gです。
何といっても低価格で5G対応している点が評価されているポイントですが、他にも90Hzリフレッシュレート対応や高いカメラ性能など、バランスのよいスマホとなっています。
スマホ性能もSnapdragon 480 5Gが搭載されており、普段使いには全く支障のない性能です。
防水・防塵機能やおサイフケータイに対応できていない点はマイナスですが、その辺りを不要としている方からするとトップクラスの良コスパスマホでしょう。
発売当時からの値下がりもあり当初よりもさらに安価に購入できることから、なるべく安く5G対応スマホを購入したい方には、実質一択のスマホです。
本機種以降に、OPPOからエントリーモデルとなる「OPPO A55s 5G」が発売されていますが、コスパ性能面では今回紹介するOPPO A54 5Gのほうが優秀なため、注意しましょう。
Redmi Note 9S 高いスマホ性能のSnapdragon 720G搭載スマホ
おすすめポイント
- メイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- SIMカード2枚刺し+SDカード利用ができるトリプルスロット対応
- 防水機能に対応
つづけては発売から時間が経っていますが、発売当初からコスパ観点の評判が非常に高く、同価格帯では長く上位で売れ続けている「Redmi Note 9S」です。
発売時点から2万円台のスマホで、人気の高さから値下がりしづらいことが残念ではあるものの、余りあるスマホ性能の高さが魅力です。
先ほど紹介したRedmi Note 11とは違い、とにかくこの機種はスマホ性能・カメラ性能面に振り切った仕様となっており、いずれも2万円台とは思えない性能の高さです。
また低価格帯のXiaomi製の同価格帯のスマホの中では珍しく、防水機能に対応している点も嬉しいポイントです。
中古で安価に手に入れやすいスマホとして紹介しました。
2万円台のSIMフリーAndroidスマホ
非常に激戦区となっている2万円台のSIMフリースマホの紹介です。
この辺りの価格帯でも充分な性能が揃っているので、一番コスパ面でもおすすめできる価格帯になっています。
Redmi Note 11 有機EL搭載かつリフレッシュレート90Hz対応
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ対応かつ90Hzリフレッシュレート対応
- 5000mAhの大容量バッテリー
- 1時間でフル充電できる33W急速充電対応
- クアッドカメラ搭載でインカメラも高性能
まずはXiaomiから発売されている「Redmi Note 11」です。
とにかくXiaomiの低価格スマホはコスパが高いことで知られており、本スマホも発売直後からコスパの良さで人気のスマホになっています。
Redmi Note 11の最大の特徴は2万円台で有機ELディスプレイ対応かつリフレッシュレート90Hz対応している点です。動画やSNSメインの方には最適なスマホです。
他にはバッテリー性能も優秀で、急速充電機能は他Androidスマホよりも高い33Wの急速充電に対応しています。大容量バッテリーではあるものの約1時間でフル充電が可能です。
Xiaomi製の中ではスマホ動作性能が低い点と、おサイフケータイや防水・防塵機能に対応出来ていない点はあるものの、利用シーンによってはオススメできるスマホの一つです。
moto g32 MOTOROLA製の4G高コスパスマホ
おすすめポイント
- 6.5インチ大画面で90Hzリフレッシュレート対応
- 30W TurboPower™ チャージ対応
- トリプルカメラ搭載でインカメラも高性能
- IP52の防水防塵対応
つづけて紹介するのはMOTOROLAから発売された「moto g32」です。
一言でいうと先に紹介したRedmi Note 11と価格面では互角、性能は若干下がる面があるという下位互換的なスマホになります。
ただ2万円台で購入できることを考えると、非常にコスパがよいため好みで決めるとよいでしょう。
Redmi Note 11との比較では有機ELではない点、クアッドカメラとトリプルカメラの違い、防水防塵性能や充電性能も若干落ちる点が挙げられます。
唯一NFC対応についてはRedmi Note 11は非対応、moto g32は対応している点は上回っているポイントです。
マイナンバーカード読み取りなどで使う場面が徐々に増えてきており、この点も含め選択するとよいでしょう。
moto g52j 5G Motorola日本仕様の高コスパスマホ
おすすめポイント
- 6.8インチの大型ディスプレイ搭載
- Snapdragon 695 5G搭載。高コスパのスマホ動作性能
- 高い防水・防塵機能とおサイフケータイ対応
- メイン5000万画素のトリプルカメラ搭載
- 5000mAhと大型バッテリーを搭載
- 外部ストレージ1GB対応
続けてもMOTOROLA製のスマホからmoto g52j 5Gです。先のmoto g32よりも多少価格は上になりますが、その分性能アップしています。
AndroidスマホはOPPOやXiaomi製のコスパが非常に高く、他メーカーがなかなか入れない状況ではあるものの、本製品は日本仕様に特化しつつコスパを求めた機種となっています。
日本仕様に合わせる形でおサイフケータイ対応・防水・防塵機能に対応しており、スマホ動作性能やカメラ性能も充分な仕様が搭載されています。
また6.8インチの大型ディスプレイも他にはない魅力です。200gを超える重さにはなってしまいますが、バッテリー容量も多く安心できます。
価格帯も2万円台後半から3万円台となりますが、本価格帯の中では良コスパスマホです。
moto g52j 5Gには次世代のmoto g53j 5Gも発売されていますが、moto g52j 5Gのほうがスマホ性能やカメラ性能が高く、価格はほぼ変わらないためコスパ面では今回紹介する前世代のmoto g52j 5Gがおすすめです。
3万円~5万円台のSIMフリーAndroidスマホ
ここからは3万円~5万円台のAndroidスマホでおススメ機種を紹介していきます。
この辺りの価格帯になると、5G対応がスタンダードになってきます。
まだまだ5Gが一般的に普及していない状況ではあるものの、2年以上の長期利用を考えている方は、5G対応有無もチェックしてみてください。
Redmi Note 10 Pro 1億800万画素の驚異的なカメラ性能
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載でリフレッシュレート120Hz対応
- メイン1億800万画素を始めとした驚異的な性能のクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 5020mAhと大型バッテリーを搭載
- 内部ストレージ128GBまで対応
- 防水・防塵機能に対応
- トリプルスロット搭載のためSIMカード2枚+外部SDカード利用可
ディスプレイサイズは6.67インチの大型ディスプレイですが、200gを切る重さになっておりバッテリー容量を考えると、サイズ性能もXiaomi系のスマホの中では優秀と言えます。
更に有機ELディスプレイも搭載しており、防水・防塵機能にも対応しています。おサイフケータイ機能はないものの、コスパ面では同価格帯のAndroid機種の中では最も優れている機種です。
特にカメラ性能に関しては、10万近くのハイエンド機種と比較しても遜色のない性能であり、3万円台では考えられないスペックとなっています。
さらにリフレッシュレート120Hzに対応しており、スマホのスクロールや動画再生・ゲームなど滑らかな動きを体感できます。
防水機能も含めて長く利用したい方にはRedmi Note 10 Proは非常におすすめできるスマホです。
OPPO Reno7 A 5G対応かつバランスのよいOPPOスマホ
おすすめポイント
- 5Gのsub6対応
- 有機ELかつリフレッシュレート90Hz対応のディスプレイ
- Snapdragon 695 5G搭載
- メインカメラ4800万画素のクアッドカメラ搭載
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
続けてOPPOから発売されているOPPO Reno7 Aを紹介します。発売する度にランキング入りする人気のOPPO最新機種です。新機種のOPPO Reno9 Aではなく、コスパ面ではOPPO Reno7 Aのほうがおすすめになります。
OPPO Reno7 Aの非常にバランスの良さを売りにしている機種となっており、総合的なコスパも非常に高いです。
6.4インチディスプレイかつ175gの重さ、7.6mmという持ちやすさも魅力の一つです。
OPPO製の強みである、防水・防塵機能に完全対応、カメラ性能の高さ、おサイフケータイ対応などしっかり対応しています。
また今までのOPPO製スマホと比較しても、スマホの動作性能面も満足できる性能である点が特徴で、ゲーム含めてストレスなく利用できる性能となっています。
他にもいくつか5G対応のAndroid SIMフリースマホは発売されているものの、本機種は価格から見て高い性能となっており、長く使える良スマホです。
今回は1世代前のOPPO Reno7 Aを紹介しましたが、最新のOPPO Reno9 Aはほぼ同一スペックかつ価格は高価なためおすすめできません。
ただメモリ性能はアップしており、多少のスマホ動作性能差はあるため、価格が下がってくれば候補に入ってきます。
Mi 11 Lite 5G 5G対応のミドルレンジ帯コスパ最強スマホ
おすすめポイント
- Snapdragon780Gが搭載されており非常に高いスマホ性能
- 5Gのsub6対応
- 有機ELディスプレイ搭載かつリフレッシュレート90Hz対応のディスプレイ
- メインカメラ6400万画素のトリプルカメラ搭載、インカメラも2000万画素搭載
- 防水・防塵機能、おサイフケータイ機能完備
- 厚さが6.81mm、重さ159gと驚異的なサイズ仕様
5G対応スマホから、もう1つ同価格帯の中ではトップのコスパ性能であるMi 11 Lite 5Gを紹介します。
今回紹介する同価格帯のスマホの中でもNo1のコスパを誇る機種です。
先ほど紹介したOPPO Reno7 Aをスマホ動作性能・カメラ・バッテリー・サイズ性能などワンランクレベルアップさせたスマホです。
6.55インチと比較的大きめなディスプレイサイズではあるものの、厚さが6.81mm、重さ159gとiPhoneと比べても、驚異的なサイズ性能でiPhone含めた他機種を圧倒しています。
※参考:人気の高い4.7インチディスプレイの「iPhone SE(第2世代)」が厚さ7.3mm、重さ148g
またOPPO Reno7 Aと大きく価格面でも変わらないことから、コスパ観点では実質一択のスマホとなっています。同価格帯で5Gスマホを探している方には一番おススメできるスマホです。
圧倒的なコスパ性能からしばらく販売価格が下がらない機種になります。
同じXiaomiからXiaomi 11T ProやRedmi Note 11 Pro 5Gなどの後続機種も登場していますが、本スマホよりはコスパ面では劣ります。
OPPO Reno7 Aと比較した記事もありますので、気になる方はチェックしてみてください。Mi 11 Lite 5Gのコスパ性能の高さが分かる内容となっています。
5万円以上のSIMフリーAndroidスマホ
最後に5万円台以上のスマホから、コスパに優れたAndroidスマホを紹介します。
Pixel 7a Google純正の高コスパスマホ
おすすめポイント
- Google Tensor G2 Titan M2搭載でAntutu70万台後半の高いスマホ性能
- 6.1インチ有機ELディスプレイかつリフレッシュレート90Hz対応
- Pixelシリーズ内でもメイン6400万画素の高いカメラ性能
- おサイフケータイ、防水・防塵機能あり
- 5Gネットワーク対応でn79のドコモ帯にも対応
まず紹介するのはGoogle純正のPixelシリーズで廉価版として発売されているPixel aシリーズ最新のPixel 7aです。
Pixelシリーズの中では最もコスパ面でおすすめできるスマホであり、廉価版ではないPixel 7と比較しても同レベルの性能でありつつ、価格面が抑えられています。
Galaxyなどのハイエンド機種と比較すると劣るものの、同価格帯では非常にコスパ性能が高く、ゲーム中心の利用にも問題なく対応可能です。
Pixelシリーズの中ではPixel 7よりも優れたカメラ性能であり、おサイフケータイ対応など国内仕様にもしっかり対応できています。
他にも6.1インチの小型ディスプレイは特徴的で、コンパクトかつ高性能なスマホを探している人には非常におすすめできる機種です。
本モデルよりaシリーズ初の顔認証やワイヤレス充電にも対応できており、Pixelシリーズの中では実質一択のスマホになります。
motorola edge 40 軽量167gかつ超高速充電が搭載された日本向けMOTOROLAスマホ
おすすめポイント
- 6.67インチ有機ELディスプレイかつリフレッシュレート144Hz対応
- 3200万画素と高いインカメラ性能
- 最大68Wの超急速充電が搭載、10分充電で1日持つバッテリー性能
- 167gの軽量かつ6.67インチ大型ディスプレイのサイズ性能
- おサイフケータイ、防水・防塵機能あり
次に紹介するのは、MOTOROLA製のSIMフリー端末として、高い充電性能とサイズ感で人気のあるmotorola edge 40です。
MOTOROLAはアメリカ発のブランドですが、日本向けのスマホにはかなり力を入れており、本スマホもおサイフケータイ対応から高いディスプレイ性能・インカメラ性能・バッテリー性能と、日本で需要の高い部分を一通りおさえています。
どちらかというとMOTOROLA製は一通りの機能をおさえていて高コスパ!という印象のスマホが多い中で、motorola edge 40はTurboPower充電による超高速充電搭載、本価格帯では珍しいインカメラ3200万画素搭載、リフレッシュレートは144Hzまで対応かつ大画面と尖った仕様となっているスマホです。
もちろん上記以外も高いレベルでバランスが取れており、特にサイズ面では重さ167gと非常に軽量なスマホとなっています。軽さが売りのPixelシリーズよりも軽いスマホです。
肝心のスマホ動作面ではAntutuスコア67万ほどと、Pixel 7aや前世代のPro版になるmotorola edge 30 proなどに比べれば落ちる性能ですが、ゲーム特化したスマホが欲しいという人以外の需要は充分に満たせる性能となっています。
外部SDカードには非対応になるものの、256GBと大容量ストレージも嬉しいポイントです。
Xiaomi 11T Pro バランスがよく高い動作性能と急速充電仕様
おすすめポイント
- Snapdragon 888搭載。Antutu70万台後半の高いスマホ性能
- 6.67インチ有機ELディスプレイかつリフレッシュレート120Hz対応
- 5000mAh大型バッテリーかつハイパーチャージ機能搭載
- おサイフケータイ、防水・防塵機能あり
- 5Gネットワーク対応
最後に紹介するのは、5万円以上の価格帯でSIMフリー端末として、発売後から圧倒的に売れ続けているXiaomi 11T Proです。
あらゆるゲームをサクサク遊べる性能のスマホを探しており、少しでも安価に・・と考えている方には実質一択でおすすめできるスマホです。
まずは発売時に多くのハイエンド機種に採用されていたSnapdragon 888が搭載されており、性能スコアを計るAntutuスコアでは70万台後半で、Pixel 7aと同レベルの性能です。
高いスマホ性能を全面に押し出しているZenfone8とほぼ同レベルの性能スコアであり、原神などをはじめとした高スペックが求められるゲームもサクサク動きます。
ディスプレイ面やカメラ性能も高いレベルのスマホであり、おサイフケータイ対応など国内仕様にもバッチリ対応できています。
また17分で100%充電できるハイパーチャージ機能は非常に便利で、Xiaomi製スマホを選ぶ理由の一つにもなっています。
ソニーのエクスペリア系も同価格帯でSIMフリースマホとしては発売していますが、コスパ面では圧倒的に上回っている性能となっています。