この記事ではXiaomiから発売されたRedmi Note 11と、MOTOROLAから発売されたmoto g31について、どちらがコスパ観点で総合的に優れているか徹底比較していきます。
Redmi Note 11は2022/3に発売された端末で、コスパ性能の高いXiaomiのNoteシリーズの機種です。低価格で有機ELディスプレイ対応されている点が特徴でバッテリーにも強みがあります。
一方のmoto g31は2022/1に発売された端末で、moto g30の後継機として求めやすい価格で有機ELディスプレイ搭載かつ軽量化を行った使いやすいモデルです。
Redmi Note 11とmoto g31のスペック比較
早速、両者のパフォーマンス比較を始めます。価格はRedmi Note 11、moto g31ともに2万円台と、近い価格帯の2機種の比較になります。それぞれSIMフリー版での記載となります。
項目 | Redmi Note 11 | moto g31 |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
OS | Android11 | Android11 |
カラー | スターブルー トワイライトブルー グラファイトグレー | ミネラルグレイ ベイビーブルー |
価格 | 約24000円 | 約23000円 |
ディスプレイ | 6.43インチ フルHD+有機EL (2400x1080ピクセル) | 6.4インチ フルHD+有機EL (2400x1080ピクセル) |
リフレッシュレート | 90Hz | 60Hz |
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon 680 (オクタコア) | MediaTek Helio G85 (オクタコア) |
RAM | 4GB | 4GB |
アウトカメラ | メイン:5000万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 深度:200万画素 | メイン:5000万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 1300万画素 | 1300万画素 |
ストレージ | 64GB | 128GB |
サウンド | ハイレゾ対応 ※ハイレゾ対応の出力が必要 | 通常 ※モノラル |
SIMカードスロット | nanoSIM | nanoSIM |
デュアルSIM | あり(DSDV) ※トリプルスロット対応 | あり(DSDV) |
SDカードスロット | microSDスロット(最大512GB) | microSDスロット(最大1TB) |
認証 | 指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
バッテリー | 5000mAh | 5000mAh |
コネクター | USB-C™ USB | USB-C™ USB |
重さ | 179g | 181g |
幅 高さ 厚み | 73.87mm 159.87mm 8.09mm | 73.9mm 161.9mm 8.55mm |
ヘッドホンジャック | あり | あり |
通信機能 | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
ネットワーク | 4G | 4G |
防水 | IPX3 | IPX2 |
防塵 | IP5X | IP5X |
おサイフケータイ | 非対応 | 非対応 |
FeliCa⁷ | 非対応 | 非対応 |
NFC | 非対応 | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
急速充電 | 対応(33W) | 非対応 |
Redmi Note 11とmoto g31のスペックの違い
OS

Redmi Note 11 | moto g31 |
---|---|
Android11 | Android11 |
Redmi Note 11、moto g31ともに最新OSの一つ前のAndroid11が搭載されています。
新OSのほうが動作性能や機能アップデートが行われるものの、既に主要機能は搭載されており使い勝手が大きく向上するものではありません。強いこだわりがない方以外は他の性能で見ることをお勧めします。
ディスプレイ性能

Redmi Note 11 | moto g31 |
---|---|
6.43インチ フルHD+有機EL(2400x1080ピクセル) | 6.4インチ フルHD+有機EL(2400x1080ピクセル) |
リフレッシュレート:90Hz | リフレッシュレート:60Hz |
ディスプレイサイズはRedmi Note 11は6.43インチ、moto g31は約6.4インチとサイズが近い2機種の比較になります。
Redmi Note 11、moto g31ともにフルHD+に対応しており、さらに有機ELディスプレイが搭載されているため、ゲーム利用やスポーツ動画の閲覧などにもおすすめです。
またRedmi Note 11はリフレッシュレートは90Hzまで対応できており、ブラウザやゲーム利用時の表示がなめらかな表現になります。
プロセッサー、RAM(性能)

Redmi Note 11 | moto g31 |
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Qualcomm® Snapdragon 680(オクタコア) | MediaTek Helio G85(オクタコア) |
4GB | 4GB |
プロセッサーの性能はRedmi Note 11はAntutuスコア約25万、moto g31は約20万程度と、スマホの動作性能面ではRedmi Note 11のほうが優れています。
※Antutuスコア=性能を数値化したベンチマークスコア
どちらの機種も発売年から考えるとスペックは低めですが、価格なりの性能であり、 日常のWebブラウジングや動画閲覧時においては問題なく利用可能です。
ただ頻繁にゲームも遊ぶという方には、おすすめしづらいスペックです。
カメラ性能

Redmi Note 11 | moto g31 |
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メイン:5000万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 深度:200万画素 | メイン:5000万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 |
メイン:1300万画素 | メイン:1300万画素 |
Redmi Note 11はリアカメラはメインカメラ5000万画素のクアッドカメラ、インカメラは1300万画素といずれも高いカメラ性能です。
一方のmoto g31もトリプルカメラ搭載であり、インカメラは同じく1300万画素とカメラ性能は優秀です。
カメラを重視している方には、今回紹介している2機種はコスパ面でも非常におすすめです。
デュアルSIM仕様
Redmi Note 11 | moto g31 |
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DSDV対応※トリプルスロット対応 | DSDV対応 |
Redmi Note 11、moto g31ともにDSDVに対応しており、デュアルSIMデュアルスタンバイが可能です。
デュアルSIM機能について、詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
またRedmi Note 11はトリプルスロット対応のため、SIMカード2枚刺し+SDカード利用が可能です。
内部ストレージ・SDカードスロット対応

Redmi Note 11 | moto g31 |
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64GB内部ストレージ | 128GB内部ストレージ |
microSDスロット(最大512GB) | microSDスロット(最大1TB) |
内部ストレージは64GBと128GBでストレージ容量はmoto g31のほうが大きい容量が搭載されています。
またいずれも大容量の外部SDカードに対応できており、特にmoto g31は対応容量が1TBまで対応できている数少ないAndroidスマホです。
ともにカメラ性能が高いこともあり、内部ストレージを使い切ってしまうことも考えられるため、大容量の外部ストレージに対応している点はメリットの一つです。
認証方式

Redmi Note 11 | moto g31 |
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指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
Redmi Note 11、moto g31ともに指紋認証+顔認証に対応しています。
昨今の顔認証技術の進歩は早く、誤検知無し・一瞬でロック解除できるため、顔認証だけでも何不自由ないですが、暗闇だったりマスクや眼鏡有無などで効きづらい場面もあるため指紋認証もあるのは嬉しいポイントです。
各アプリ内の認証は指紋認証のみ対応しているケースも多いため、利用シーンによっては指紋認証機能があることは大きなメリットとなります。
Redmi Note 11、moto g31ともにサイドセンサー式指紋認証が搭載されています。
バッテリー性能

Redmi Note 11 | moto g31 |
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5000mAh | 5000mAh |
Redmi Note 11、moto g31ともに5000mAhと、一般的なAndroidスマホと比較すると大きめのバッテリー容量が搭載されています。
またRedmi Note 11は急速充電も性能が高く、バッテリー面では非常におすすめできるスマホです。
いずれも通常利用であれば、1日以上は余裕で持つ容量が搭載されています。
重さ、幅、高さ、厚み

Redmi Note 11 | moto g31 |
---|---|
重さ:179g | 重さ:181g |
幅・高さ・厚み73.87mm 159.87mm 8.09mm | 幅・高さ・厚み73.9mm 161.9mm 8.55mm |
ディスプレイサイズはRedmi Note 11の6.43インチ、moto g31の6.4インチとともに大型のディスプレイですが、スマホサイズではRedmi Note 11の方が優れています。
どちらも他のAndroidスマホに比べると持ちやすいスマホです。
特にバッテリー容量が大きくなるとサイズが増える傾向にある中で、Redmi Note 11は優れたサイズ仕様となっています。
防水・防塵機能

Redmi Note 11 | moto g31 |
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防水:IPX3防塵:IP5X | 防水:IPX2防塵:IP5X |
Redmi Note 11、moto g31ともに防水・防塵機能に対応しています。
完全防水ではないものの、お風呂場や台所でも気にせず利用でき流転がメリットです。
特に2年以上の長期利用を考えている方には防水・防塵機能に対応しているスマホをおすすめします。
おサイフケータイ、Felica、NFC対応

Redmi Note 11 | moto g31 |
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非対応 | NFC対応 |
Redmi Note 11はおサイフケータイ、NFC機能に非対応です。moto g31はNFC機能のみ対応しています。
Androidスマホでも、おサイフケータイ対応できている機種は増えてきており、対応出来ていない点はデメリットです。
QRコードも普及していることもありますが、サイフケータイをすでに利用している方、利用を検討している方は注意してください。
急速充電・ワイヤレス充電対応

Redmi Note 11 | moto g31 |
---|---|
急速充電:対応(33W)ワイヤレス充電:非対応 | 急速充電:非対応ワイヤレス充電:非対応 |
Redmi Note 11は急速充電に対応しておりワイヤレス充電には非対応、一方のmoto g31はいずれも非対応です。
特にRedmi Note 11は33Wの急速充電機能が搭載されており、約1時間で5000mAhのバッテリーが充電完了します。
普段のスマホ利用でバッテリー周りの課題を感じている方には、今回紹介しているRedmi Note 11はオススメできるスマホの一つです。
対応バンド/band(4G)
対応バンド/band | |
---|---|
Redmi Note 11 | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/40/4166 |
moto g31 | B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 |
キャリア | Redmi Note 11 | moto g31 |
---|---|---|
ドコモ(1,3,19) | 〇 | 〇 |
au / | 〇 | 〇 |
ソフトバンク / | 〇 | 〇 |
Rakuten Mobile(3,18 or 26) | 〇 | 〇 |
※カッコ書きは重要な対応band数字
Redmi Note 11、moto g31ともにSIMフリー版での記載となります。キャリア4社の重要な4G band対応が出来ており問題ありません。
国内では安心して利用が可能です。
5G対応

Redmi Note 11 | moto g31 |
---|---|
非対応 | 非対応 |
Redmi Note 11、moto g31ともに5G非対応で4Gネットワーク専用になります。
発売時点では5Gネットワークに対応している範囲が非常に狭いため、非対応による国内利用における大きなデメリットはありません。詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてみてください。
5Gスマホの選び方や買い時、各キャリアの5G状況も合わせて紹介しています。
上記記事にも記載していますが、5Gネットワークを利用するには5G対応のスマートフォンとキャリアでの5Gプラン加入の両方が必須となっています。
Redmi Note 11とmoto g31のコスパ比較まとめ
XiaomiのRedmi Note 11とMOTOROLAのmoto g31の比較を行いました。以下に内容をまとめます。
- ともに有機ELディスプレイが搭載
- Redmi Note 11はリフレッシュレート90Hz対応
- スマホ性能はRedmi Note 11の方が若干優れている
- Redmi Note 11はクアッドカメラ搭載でインカメラも優秀
- Redmi Note 11は低価格かつトリプルスロット搭載
- ともに5000mAhの大容量バッテリーが搭載
- Redmi Note 11は優れた急速充電に対応
- どちらも4Gネットワーク専用で5G未対応
近い価格帯のRedmi Note 11とmoto g31の人気機種2つのスマホ比較でしたが、コスパ性能としてはRedmi Note 11のほうが優秀です。
まずRedmi Note 11は、同価格帯の中では珍しく有機ELディスプレイに対応しており、かつ高いカメラ性能、バッテリー性能を強みとしています。
スマホ性能は高くなく、5Gネットワークにも非対応ですが、安価に日常使いできるスマホを探している人には充分な性能で、動画やSNS中心の方にはオススメのスマホです。
一方のmoto g31については、価格は同程度であるものの、Redmi Note 11より優れている部分がなく選ぶ理由はありません。
特にこだわりがなければRedmi Note 11をオススメします。
コスパ目線でおすすめのSIMフリーAndroidスマホを価格帯別に紹介
ここからは本記事で紹介した機種も含め、おすすめできるSIMフリーのAndroidスマホを価格帯別で紹介します。
最新の良コスパのAndroidスマホから、型落ちで結果的にコスパ面で優秀になっているスマホまで幅広い対象から選定しています。
また広く国内で提供されており、各キャリアで利用する上で問題のないスマホを対象としました。
※2022/05/20に価格チェック後、対象見直しを実施しています。
1万円台のSIMフリーAndroidスマホ
まずはAndroidスマホならではの低価格帯スマホです。1万円台ではあるものの、非常にコスパの良いスマホが揃っており、日常利用には問題なく利用できるスマホもあります。
Xiaomi RedMi 9T 驚異のクアッドカメラ搭載
おすすめポイント
- 驚異のメイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 6000mAhバッテリー搭載と超大容量バッテリーを搭載
- スマホ性能も日常利用には問題ない性能
- ハイレゾ音源に対応
1万円台でSIMフリースマホを探しているなら、現状実質一択となっているXiaomiの「Xiaomi RedMi 9T」です。
Xiaomiは低価格帯の良コスパスマホに提供があるメーカーですが、本スマホは他の同価格帯を圧倒してランキング上位に入っています。
何といっても1万円台ではありえないクアッドカメラ搭載、全Androidスマホの中でもトップクラスのバッテリー容量にあります。
さらにスマホ性能も同価格帯の中では優秀な部類で、Webブラウザ利用やYoutube閲覧、アプリ利用までストレスなく利用可能です。
さすがにおサイフケータイ機能や防水機能はありませんが、1万円台の予算でスマホを探している方はXiaomi RedMi 9Tを選んでおくと間違いありません。
人気スマホのため2万円前後になるタイミングもありますが、それでもコスパには優れた機種です。
OPPO Reno A 防水・防塵・おサイフケータイ対応
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- インカメラ2500万画素のトップクラスのインカメラ性能
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
- スマホサイズ性能が優秀
ストアによっては2万円を切った、OPPOから発売された「OPPO Reno A」です。
この機種は発売から時間が経過しており、既に次世代機となる「OPPO Reno3 A」や「OPPO Reno5 A」が登場していますが、コスパ面では最新から2世代前となるOPPO Reno Aをおすすめしています。
まず型落ちと言うこともあり、発売当初は3万円台でランキングトップに入るほど売れた商品ですが、すでに2万円から安く手に入る時は1万円台まで価格が下がっています。
更に次世代機の「OPPO Reno3 A」と大きく性能は変わっておらず、CPUのスマホ性能に関してはOPPO Reno Aの方が上です。
この価格帯で有機ELディスプレイ、おサイフケータイあり、IPX7・IP6Xの最高レベルの防水・防塵機能ありと文句なしのAndroidスマホです。
若干マイナス面もあり、スマホ性能面は日常利用には問題ないものの高くはないことと、急速充電に対応出来ていない点があります。
ただ上記を除けば、非常に良コスパの機種で、日常使いには全く問題ない性能・機能搭載となっているため、1万円台~2万円で長く使えるバランスのよい機種を探している場合にはおススメできる機種です。
2万円台のSIMフリーAndroidスマホ
非常に激戦区となっている2万円台のSIMフリースマホの紹介です。
この辺りの価格帯でも充分な性能が揃っているので、一番コスパ面でもおすすめできる価格帯になっています。
Redmi Note 11 有機EL搭載かつリフレッシュレート90Hz対応
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ対応かつ90Hzリフレッシュレート対応
- 5000mAhの大容量バッテリー
- 1時間でフル充電できる33W急速充電対応
- クアッドカメラ搭載でインカメラも高性能
まずはXiaomiから発売されている「Redmi Note 11」です。
とにかくXiaomiの低価格スマホはコスパが高いことで知られており、本スマホも発売直後からコスパの良さで人気のスマホになっています。
Redmi Note 11の最大の特徴は2万円台で有機ELディスプレイ対応かつリフレッシュレート90Hz対応している点です。動画やSNSメインの方には最適なスマホです。
他にはバッテリー性能も優秀で、急速充電機能は他Androidスマホよりも高い33Wの急速充電に対応しています。大容量バッテリーではあるものの約1時間でフル充電が可能です。
Xiaomi製の中ではスマホ動作性能が低い点と、おサイフケータイや防水・防塵機能に対応出来ていない点はあるものの、利用シーンによってはオススメできるスマホの一つです。
Redmi Note 9S 高いスマホ性能のSnapdragon 720G搭載スマホ
おすすめポイント
- メイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- SIMカード2枚刺し+SDカード利用ができるトリプルスロット対応
- 防水機能に対応
つづけてもXiaomiから発売されている「Redmi Note 9S」です。
こちらも発売当初からコスパ観点の評判が非常に高く、同価格帯では長く上位で売れ続けているスマホです。
発売時点から2万円台のスマホで、人気の高さから値下がりしづらいことが残念ではあるものの、余りあるスマホ性能の高さが魅力です。
先ほど紹介したRedmi Note 11とは違い、とにかくこの機種はスマホ性能・カメラ性能面に振り切った仕様となっており、いずれも2万円台とは思えない性能の高さです。
またXiaomi製の同価格帯のスマホの中では珍しく、防水機能に対応している点も嬉しいポイントです。
OPPO Reno Aと比較するとディスプレイ面やおサイフケータイ有無が変わってくるため、どちらを重視するかで決めるとよいでしょう。
先ほど紹介したOPPO Reno Aとの比較記事もありますので、参考にしてみてください。
TCL 10 Pro 値下がり率が高く高コスパ性能となったTCLスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- リフレッシュレート90Hzに対応
- Qualcomm® Snapdragon 675/6GB搭載の良コスパ性能
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 画面占有率93%とディスプレイの比率が高い
つづけて2万円台のスマホとして紹介するのはTCLが発売しているTCL 10 Proです。
もともと2020年に発売され約5万円のミドルレンジスマホでしたが、値下がり率が非常に高く、最新調査時点では2万円台まで価格が落ちています。
Redmi Note 9Sに比べると多少性能は落ちるものの、少し前のミドルレンジ帯の性能を持っており、高いカメラ性能や有機ELディスプレイ搭載されている点などから非常にコスパ面で優秀です。
もともと大きく注目を集めた機種ではありませんでしたが、値下がりによりコスパ面から再度注目されている機種です。
防水・防塵・おサイフケータイ機能はありませんが、非常にバランスに優れた機種となっています。
OPPO A54 5G 5G対応かつ高いカメラ性能
おすすめポイント
- 2万円台 × 5Gネットワーク対応
- リフレッシュレート90Hzのディスプレイ
- メイン4800万画素のクアッドカメラ搭載
- 5000mAhの大容量バッテリー
- トリプルスロット対応によりSIMカード2枚+SDカード利用が可能
最後に同価格帯で紹介するのは、OPPOから主要メーカーではほぼ最安値となる5G対応スマホのOPPO A54 5Gです。
何といっても低価格で5G対応している点が評価されているポイントですが、他にも90Hzリフレッシュレート対応や高いカメラ性能など、バランスのよいスマホとなっています。
スマホ性能もSnapdragon 480 5Gが搭載されており、普段使いには全く支障のない性能です。
防水・防塵機能やおサイフケータイに対応できていない点はマイナスですが、その辺りを不要としている方からするとトップクラスの良コスパスマホでしょう。
発売当時からの値下がりもあり当初よりもさらに安価に購入できることから、なるべく安く5G対応スマホを購入したい方には、実質一択のスマホです。
本機種以降に、OPPOからエントリーモデルとなる「OPPO A55s 5G」が発売されていますが、コスパ性能面ではOPPO A54 5Gのほうが優秀なため、注意しましょう。
3万円~5万円台のSIMフリーAndroidスマホ
ここからは3万円~5万円台のAndroidスマホでおススメ機種を紹介していきます。
この辺りの価格帯になると、5G対応のスマホもいくつか入ってきます。
まだまだ5Gが一般的に普及していない状況ではあるものの、2年以上の長期利用を考えている方は、5G対応有無もチェックしてみてください。
Redmi Note 10 Pro 1億800万画素の驚異的なカメラ性能
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載でリフレッシュレート120Hz対応
- メイン1億800万画素を始めとした驚異的な性能のクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 5020mAhと大型バッテリーを搭載
- 内部ストレージ128GBまで対応
- 防水・防塵機能に対応
- トリプルスロット搭載のためSIMカード2枚+外部SDカード利用可
「Redmi Note 10 Pro」は先ほど紹介した「Redmi Note 9S」と同じタイミングでXiaomiから発売されたAndroidスマホです。
Redmi Note 9Sと同じタイミングで発売されているMi Note 10 Liteに価格面や性能が近しい機種ですが、価格はほぼ変わらずスマホ性能・カメラ性能ともにMi Note 10 Liteから1段階レベルアップした性能となっています。
ディスプレイサイズはRedmi Note 9Sと同じ6.67インチですが、200gを切る重さになっておりバッテリー容量を考えると、サイズ性能もXiaomi系のスマホの中では優秀と言えます。
更に有機ELディスプレイも搭載しており、防水・防塵機能にも対応しています。おサイフケータイ機能はないものの、コスパ面では同価格帯のAndroid機種の中では最も優れている機種です。
特にカメラ性能に関しては、10万近くのハイエンド機種と比較しても遜色のない性能であり、3万円台では考えられないスペックとなっています。
さらにリフレッシュレート120Hzに対応しており、スマホのスクロールや動画再生・ゲームなど滑らかな動きを体感できます。この価格帯で120hzに対応しているスマホはほぼありません。
先に紹介しているRedmi Note 9Sとは価格差があり、どちらを選択するかは悩ましいところですが、防水機能も含めて長く利用したい方にはRedmi Note 10 Proは非常におすすめできるスマホです。
OPPO Reno5 A 5G対応かつバランスのよいOPPOスマホ
おすすめポイント
- 5Gのsub6対応
- リフレッシュレート90Hz対応のディスプレイ
- Snapdragon765Gが搭載されておりスマホ性能が高い
- メインカメラ6400万画素のクアッドカメラ搭載
- 1TBまでの外部ストレージに対応
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
5G対応スマホからは、1つ目にOPPOから発売されているOPPO Reno5 Aを紹介します。
5G対応のAndroidスマホは、まだまだ4G専用のスマホに比べるとコスパ面では劣るスマホが多い状況ですが、その中でもOPPO Reno5 Aだけは、5G対応の中でも高いコスパ性能として話題となっており、発表直後からランキング入りを続けている人気機種になりました。
国内で人気のOPPO製の強みである、防水・防塵機能に完全対応、カメラ性能の高さ、おサイフケータイ対応などはしっかり対応しています。
さらに今までのOPPO製のミドルレンジスマホと異なる点として、スマホの動作性能面も満足できる性能である点が特徴で、ゲーム含めてストレスなく利用できる性能となっています。
他にもいくつか5G対応のAndroid SIMフリースマホは発売されているものの、本機種は価格から見ても抜けた性能となっており、長く使える良スマホです。
また発売当時の価格から値下がり率の高いスマホでもあり、安価に購入しやすいこともおススメできるポイントです。
OPPO Reno5 Aはコスパの高いスマホではあるものの、一方で全体的なコスパ視点では、次に紹介するMi 11 Lite 5Gのほうが上回る性能となっています。合わせてチェックしてみてください。
Mi 11 Lite 5G 5G対応のミドルレンジ帯コスパ最強スマホ
おすすめポイント
- Snapdragon780Gが搭載されており非常に高いスマホ性能
- 5Gのsub6対応
- 有機ELディスプレイ搭載かつリフレッシュレート90Hz対応のディスプレイ
- メインカメラ6400万画素のトリプルカメラ搭載、インカメラも2000万画素搭載
- 防水・防塵機能、おサイフケータイ機能完備
- 厚さが6.81mm、重さ159gと驚異的なサイズ仕様
5G対応スマホから、もう1つ同価格帯の中ではトップのコスパ性能であるMi 11 Lite 5Gを紹介します。
先ほど紹介したOPPO Reno5 Aが、5G対応かつコスパ性能に優れるスマホとして発売され人気機種となりましたが、そのOPPO Reno5 Aを上回るコスパの5G対応スマホとして2021/7に発売されました。
本機種はXiaomiが強みとしているスマホ性能をはじめとして、おすすめポイントにも記載しているおサイフケータイ対応から、スマホのサイズ仕様まで幅広く強化されている点です。
6.55インチと比較的大きめなディスプレイサイズではあるものの、厚さが6.81mm、重さ159gとiPhoneと比べても、驚異的なサイズ性能でiPhone含めた他機種を圧倒しています。
※参考:人気の高い4.7インチディスプレイの「iPhone SE(第2世代)」が厚さ7.3mm、重さ148g
またOPPO Reno5 Aと大きく価格面でも変わらないことから、コスパ観点では実質一択のスマホとなっています。同価格帯で5Gスマホを探している方には一番おススメできるスマホです。
圧倒的なコスパ性能からしばらく販売価格が下がらない機種になります。
OPPO Reno5 Aと比較した記事もありますので、気になる方はチェックしてみてください。Mi 11 Lite 5Gのコスパ性能の高さが分かる内容となっています。
本機種発売後にXiaomiのハイエンド機種となるXiaomi 11T Proが発売されていますが、Mi 11 Lite 5Gのほうがコスパ面では圧倒しており、比較しても遜色ないスマホ仕様でほぼ半額近い価格で購入できます。