絵本を選ぶにあたって重要なポイントの一つに、子どもが興味を持って聞いてもらえるかどうかという点があります。
昔から人気のある名作絵本もよいですが、子どもの好きなジャンルであったり、興味のあるキャラクターが冒険しているような絵本のほうが、主体的に読んでくれますし、何より発想力も膨らみます。
そこで今回の記事で紹介するのはディズニーのテーマに絞ったおススメ絵本になります。
子どもの成長の過程で、男の子・女の子にかかわらずミッキーマウスやトイストーリー、モンスターズインクなど一度は好きになる作品が出てきます。子どもから大人まで幅広く愛される作品が多いことが特徴です。
子どもに喜んでほしい、絵本を通じて様々な感性を身に着けて欲しいと考えている親御さんや祖父母から、子どもへのプレゼントにもピッタリの絵本です。
読み聞かせの中でも大人でも一緒に楽しめるという点からもディズニーの絵本も非常に魅力的なテーマとなっています。
いずれも保育士の立場から様々な絵本を読み聞かせした経験による選書です。ぜひ親子で楽しんでいただければと思います。
ディズニーのおすすめ絵本4選
早速、ディズニーをテーマにした絵本を3選紹介します。いずれも楽しみながら語彙力の向上や想像力・感情表現を高めてくれる絵本となっています。
ベビープーのこれなあに?
渡辺京子/構成
絵本の内容・あらすじ
「これなあに?」は子どもの知的好奇心をくすぐる素晴らしい言葉です。
絵本では、可愛らしいベビープーと仲間たちがくつしたやぼうしなど色々な物の名前を教えてくれます。
ディズニーが送る0歳から読める赤ちゃん向けのシリーズ絵本です。
絵本のおすすめポイント
ほんわかしたとにかく可愛らしいイラストが人気の「ベビープーの これなあに?」は、小さい年齢から楽しむことができるディズニー絵本としておすすめのシリーズです。
破れにくいしっかりした厚紙のつくりになっているのも赤ちゃん絵本としては嬉しいポイントでしょう。
語りかけるようなシンプルな文章で読み聞かせにもぴったりで、親子で楽しくページをめくりながら色々な「これなあに?」を楽しんでみてください。
読み聞かせとして親子で読み聞かせするファーストブックとしても、お子さんが0歳からおススメできる絵本です。
アナと雪の女王 オラフ ありがとうのえほん
さいとう たえこ/訳
絵本の内容・あらすじ
オラフは世界一幸せな雪だるまです。
その幸せの秘訣は、感謝の心にありました。
「花、木、風、雪、アナ、エルサ、そしてぼくのおかしな鼻!みんなにありがとう!」
日々の暮らしに溢れるものすべてが素晴らしい。
生まれたことに感謝を抱き、朗らかな気持ちになれるオラフの絵本です。
絵本のおすすめポイント
アナと雪の女王に登場する雪だるまのオラフが主人公の感謝の気持ちをテーマにした絵本です。
どんなことにも感謝の気持ちを伝えるオラフのほのぼのしたストーリーに、日々の暮らしの中で忘れがちな「ありがとう」を大事にする心が育ちます。
当たり前のことに対する感謝やそれを伝えることの大切さで溢れる本作は。子どもと一緒に大人もあたたかい気持ちになれる1冊でしょう。
アナと雪の女王好きな子どもには当然おススメ出来ますし、1歳・2歳頃からディズニーに始めて触れる絵本としてもおススメです。
イッツ・ア・スモールワールド みんなとなりどうし
ジョーイ チョウ/絵 アーサー ビナード/日本語詩
絵本の内容・あらすじ
全世界で大人気のディズニーランドのアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」のテーマソングがカラフルな絵本になりました。
世界の子どもたちの幸せと友情をテーマに、可愛らしいイラストとオリジナルの日本語詩が絵本を彩ります。
さあ、世界の子どもたちと一緒に友情を歌う旅に出かけてみましょう!
絵本のおすすめポイント
日本では「小さな世界」の歌で知られる「イッツ・ア・スモールワールド」をテーマにしたオリジナル絵本です。
台湾出身のアーティスト、ジョーイ・チョウが手がける可愛らしくもカラフルで美しいイラストがとても魅力的です。
親しみやすくシンプルなオリジナルの日本語詩を味わったり、登場する色々な国の子どもたちを見て世界の国への興味を持つことができます。
「世界はみんな一緒、となりどうし」という誰もの心に必要なメッセージを、子どもにやさしく伝えてくれるでしょう。
2歳頃から一人でも読み進めできる本です。「イッツ・ア・スモールワールド」の歌と一緒に親子で楽しんでいただきたい絵本です。
ディズニー以外のテーマのおすすめ絵本
今回紹介したディズニーのテーマ絵本以外にも、子どもが興味を持ちやすい「おばけ」、「恐竜」、「動物」など様々な絵本を別の記事でも紹介しています。
知育の観点からは興味があるテーマの絵本を与えてあげることと、様々な種類の絵本を通じて想像力や感受性を高めて上げることが重要になります。
以下の記事で各テーマの紹介をしていますので、お子さんの興味がある、または興味が湧きそうなテーマがあるかチェックしてみてください。
絵本の読み聞かせの効果やメリット
絵本の読み聞かせは親子のコミュニケーションを取れるのはもちろん、お子さんの知育観点の効果も大きいです。
また0歳から始めることも出来るため、早く始めるほど想像力の向上や感情表現を豊かにすることに繋がります。
- 親子のコミュニケーション
- 国語力や語彙力が育つ
- 想像力が向上する
- 感情表現が豊かになる
- 大人へのメリットも大きい
上記の通り、絵本の読み聞かせには実際に読んであげる親御さん、聞く側の子ども双方に大きなメリットがあります。
ただ絵本の効果を最大限高める読み聞かせ方法や、絵本の選び方もポイントがあります。少しの意識で変わってくる部分も多く、ぜひ読み聞かせ前にチェックしてみるようにしてください。
絵本の読み聞かせ効果や方法の詳細は、以下の記事で詳しく解説しています。
絵本の読み聞かせの効果やメリットとは?読み聞かせのポイント解説
絵本の知育効果を高めるには定額配送サービスもおすすめ
また絵本の選書は、子どもの興味だけではなく、知育観点から年齢にあった適切な絵本をバランスよく選んであげることが重要です。
どうしても親御さんが選ぶ場合は、選ぶ本が限られてしまう事や、特定のジャンルに偏った絵本になってしまいます。
絵本の定期配送サービス(サブスクリプションサービス)では、毎月定額制で利用者の様々なデータを元に知育観点のプロが適切な絵本を選定して届けてくれるサービスや、海外の絵本を対象に毎月配送してくれるサービスなど様々存在します。
知育観点では非常におすすめできるサービスとなっていますので、興味があればぜひ参考にしてみてください。以下記事に国内で提供している絵本の定期配送サービスの特徴を紹介しています。