子どもが大きくなるにつれて、一度は興味を引かれるのが「宇宙」についてです。
宇宙はどうやって生まれたの?星座っていくつあるの?夜になると星が見えるのはなぜ?など多感な時期に様々な興味が生まれ始めます。
今回の宇宙をテーマにした記事ではそんな興味が生まれ始めたお子さんに向けて、興味を更に膨らませて想像力を発達させるための、おすすめ絵本を4つ紹介していきます。
宇宙のことを知ってほしいという親御さんや祖父母から子どもへのプレゼントにもピッタリの絵本です。
いずれも保育士の立場から様々な絵本を読み聞かせした経験による選書です。ぜひ親子で楽しんでいただければと思います。
宇宙のおすすめ絵本4選
早速、宇宙をテーマにした絵本を4選紹介します。いずれも楽しみながら宇宙の知識や興味を高めてくれる絵本です。
うちゅう
ミキハウス/製作 たかい よしかず/絵
絵本の内容・あらすじ
「さあ、宇宙を探検しよう!」
初めての宇宙探検で出迎えてくれるのは色々なお星さまや宇宙人、そしてみんなが暮らすまるい地球です。
穴から宇宙人が顔を出している仕掛けや暗くすると光るイラストなど、子供たちが自然に宇宙に興味を持てる工夫がいっぱいの絵本です。
絵本のおすすめポイント
暗くすると模様が浮き出たりイラストが光る仕掛けになっており、沢山の星やロケット、宇宙人たちがページいっぱいに光ります。
可愛らしいイラストとシンプルな文章で、楽しみながら宇宙に興味を持つことができる初めての宇宙絵本としてぴったりです。
子どもが喜ぶ寝かしつけの絵本としてもおすすめの1冊です。
対象年齢は0歳からお勧めできる本になっています。
うちゅうひこうしになりたいな
バイロン・バートン/作・絵 ふじた ちえ/訳
絵本の内容・あらすじ
みんなが一度は憧れる宇宙飛行士は、宇宙でいったいどのような生活をしているのでしょうか?
無重力空間で逆立ちをしてご飯を食べたり、浮いたまま眠ったりー。
想像するだけでワクワクしてしまう宇宙飛行士の毎日を絵本でのぞいてみましょう。
絵本のおすすめポイント
明快で短い言葉とシンプルなイラストで宇宙飛行士の毎日を描いた絵本です。
「逆立ちでご飯を食べる」など、日常では決して味わえないような体験は子どもにとってとても刺激的で、好奇心や想像がどんどんふくらみます。
宇宙飛行士から宇宙に興味を持つきっかけにもなり、テンポよく読みやすい文章は毎日の読み聞かせにもおすすめです。
対象年齢は2歳頃からがおススメです。宇宙飛行士について興味を持てるきっかけにもなります。
はじめてのうちゅうえほん
的川 泰宣/監修 てづか あけみ/絵
絵本の内容・あらすじ
「宇宙にはどんなが星あるの?」「銀河系ってなに?」
子どもが抱く宇宙のなぞを、可愛らしいイラストとストーリー仕立ての説明で分かりやすく教えてくれる図鑑絵本です。
宇宙航空研究開発機構のメンバーを監修・制作協力に迎え、本格的ながらも子どもの「宇宙って楽しい!」をやさしく育みます。
絵本のおすすめポイント
ポップで可愛いイラストと簡潔で分かりやすい文章で、初めて宇宙に触れる子どもでも楽しく宇宙を学ぶことができます。
内容を全部は理解できない年齢でも絵を見ながら惑星の名前を覚えたり、色々なイラストを見て楽しむこともできるでしょう。
宇宙に興味を持った子どもさんが初めて宇宙を学ぶのにぴったりの宇宙絵本です。
対象年齢は2歳頃からがおススメです。かわいいイラストで自然と宇宙について触れ合うことができます。
うごかす!めくる!宇宙
アンヌ・ソフィ・ボマン オリヴィエ・ラティク/作・絵 中村有以/訳
絵本の内容・あらすじ
「ロケットはどうやってできているの?」
「火星はなんで赤いの?」
「地球は太陽系のどこにあるの?」
宇宙の9つのテーマについて、40個以上のしかけを動かしながら楽しく学べる世界各国でも話題の図鑑絵本です。
大人も子どももワクワク、夢中になる仕掛けで宇宙のことをもっと沢山知ってみましょう。
絵本のおすすめポイント
立体感のあるロケットや紐につりさがった宇宙飛行士など、一味違った仕掛けが満載の楽しい絵本です。
内容は本格的ながら、項目ごとに丁寧で分かりやすくまとめられているのも魅力です。
宇宙に興味を持ちはじめたお子さんから、もう少し詳しく学んでみたいというお子さんまで、長く楽しむことのできる充実の1冊です。
対象年齢は3歳頃からがおススメです。 自発的に宇宙について興味を持ったお子さんに与えてあげるのがよいでしょう。
宇宙以外のテーマのおすすめ絵本
今回紹介した宇宙のテーマ絵本以外にも、子どもが興味を持ちやすい「おばけ」、「恐竜」、「ディズニー」など様々な絵本を別の記事でも紹介しています。
知育の観点からは興味があるテーマの絵本を与えてあげることと、様々な種類の絵本を通じて想像力や感受性を高めて上げることが重要になります。
以下の記事で各テーマの紹介をしていますので、お子さんの興味がある、または興味が湧きそうなテーマがあるかチェックしてみてください。
絵本の読み聞かせの効果やメリット
絵本の読み聞かせは親子のコミュニケーションを取れるのはもちろん、お子さんの知育観点の効果も大きいです。
また0歳から始めることも出来るため、早く始めるほど想像力の向上や感情表現を豊かにすることに繋がります。
- 親子のコミュニケーション
- 国語力や語彙力が育つ
- 想像力が向上する
- 感情表現が豊かになる
- 大人へのメリットも大きい
上記の通り、絵本の読み聞かせには実際に読んであげる親御さん、聞く側の子ども双方に大きなメリットがあります。
ただ絵本の効果を最大限高める読み聞かせ方法や、絵本の選び方もポイントがあります。少しの意識で変わってくる部分も多く、ぜひ読み聞かせ前にチェックしてみるようにしてください。
絵本の読み聞かせ効果や方法の詳細は、以下の記事で詳しく解説しています。
絵本の読み聞かせの効果やメリットとは?読み聞かせのポイント解説
絵本の知育効果を高めるには定額配送サービスもおすすめ
また絵本の選書は、子どもの興味だけではなく、知育観点から年齢にあった適切な絵本をバランスよく選んであげることが重要です。
どうしても親御さんが選ぶ場合は、選ぶ本が限られてしまう事や、特定のジャンルに偏った絵本になってしまいます。
絵本の定期配送サービス(サブスクリプションサービス)では、毎月定額制で利用者の様々なデータを元に知育観点のプロが適切な絵本を選定して届けてくれるサービスや、海外の絵本を対象に毎月配送してくれるサービスなど様々存在します。
知育観点では非常におすすめできるサービスとなっていますので、興味があればぜひ参考にしてみてください。以下記事に国内で提供している絵本の定期配送サービスの特徴を紹介しています。