受験勉強や資格試験、業務中などなかなかやる気が出なくてつい別なことを初めてしまうことありませんか?
更に別なことをしている最中に止めないと、、と考えながらも止め時が分からずに何時間も続けてしまうことも少なくありません。
そういった時に有効となる最強の解決方法が5秒ルールと呼ばれるものです。
そもそもやる気が出ない・続かない理由の解説から5秒ルールの実施方法、事例まで紹介していきます。
事前準備無しで、すぐに取り組める内容ですので、この記事を参考に試してみてください。
ちなみに私自身の体験として本ブログを含め3サイトを運営しており、毎日3時間以上作業時間を確保しています。
飲み会帰りや体調が優れないときなどやる気が低下している状況もありますが、この5秒ルール適用することで1年間近く毎日の作業を継続できています。
やる気が出ない原因は?
「やりたいこと」の問題もありますし、自身の体調や精神的な問題、人間関係など周辺の問題など様々あります。
- やることが好きになれずにやる気が出ない
- やることが良く分からない・目標が具体的でない
- 同じことの繰り返しでやる気が出ない
- 睡眠不足や体調不良から
- 生活のリズムが不規則で特定時間しかやる気が起きない
- 人間関係が良くなくやる気が出ない
- 実施するまでの課題が多くやる気が出ない
上記はあくまでも一例ですが、共通しているのは色々な課題があるものの「やらなければならない状況」であるがやる気が出ない。という状況です。
朝起きれない、勉強に手が付かない、ダイエットが続かないなど、広く見ると上記に当てはまると思います。
こういった原因ごとの対策は様々あり紹介されているサイトや本も数多くあるものの、今回紹介する5秒ルールはシンプル・何にでも使える・すぐに効果が出るの3点が特徴です。
やる気が出ない対処法の5秒ルール
5秒ルールってなに?
元ネタは上記のTED動画です。英語版になりますが、参照可能な方はまず見てみてください。
5秒ルールとは心の中で「5, 4, 3, 2, 1」とカウントダウンして、恐怖心を無視して行動を開始する方法です。
まず上記を見たときに、これだけでやる気が出るようになるの?やる気がない状態で開始することが出来る?と感じると思います。
5秒間には意味があって「行動にうつしなさい」と言ってから脳が言い訳を始める時間が5秒間と言われています。つまり脳が言い訳を始める前に行動するのが大事という考え方です。
また他のことをやっていたとして、いつかやる気になることは大抵ありません。ほぼそのまま時間が過ぎ去ってしまい、明日から頑張ろう・・といって就寝するのではないでしょうか?
ちなみにこのルールを説いている、上記動画のMel Robbins(メル・ロビンズ)さんはパニック障害のため抗不安薬を20年間飲み続けていたのを、この5秒ルールで克服しています。
メル・ロビンズさんいわく人は現状維持するように作られていると言っています。
つまり人間誰しもやる気が出ない事に対して、他のことで時間を消費してしまい、やらなければいけない作業を開始することが出来ないのは当然という前提がある認識を持ちましょう。
5秒ルールの実践方法
実践方法は先に書いた通りで、「5, 4, 3, 2, 1」とカウントダウンして自分の感情を一切無視して、開始することです。
分かりやすい事例として朝起きれない人が起きる行動をする。というテーマでも利用することが出来ます。
朝弱い人にありがちなのは7時に起きなければいけないけど、7:15、7:20・・・と布団の中でスマホを見てギリギリの時間まで起きれない、遅刻寸前で起きて慌てて準備するという状況はよくある光景だと思います。
そういった状況で、7時に目が覚めて「起きなければいけないな」と考えた瞬間、5秒間のカウントダウンを開始しましょう。
ゼロのタイミングで飛び起きて立つまで実施します。仕事や勉強もそうですが、一度始めてしまうと続くものです。何事にもあてはまる現象です。
繰り返しになりますが、布団の中でだらだら過ごしていても本当のリミットが来るまで自ら目覚めようという気にならないという前提を認識しておくようにしましょう。
5秒ルール事例
前の項目では朝起きれない場合の例に記載しましたが、5秒ルールは大小全ての事象に対して適用できると自信を持って言えます。
- 朝起きれないことが起きれるようになりたい
- 受験勉強や英語を勉強したい
- 健康のために運動したい
- 苦手な人に対して話しかけたい
- 先延ばしにするのを止めたい
- タバコ・飲酒・ギャンブルをやめたい
- ダイエットを始めたい
- 何かの依存から抜け出したい
- 新しいチャレンジをしたい
5秒ルールはXXを止めたいのようなネガティブ思考を止めたい、思考を変えるのにも効果があるとされています。
利用する方法としては、破りそうな時に使う形が効果的です。パチンコをやめたい→パチンコ屋に入ってしまった→5秒ルールでパチンコ屋から出る
組み合わせや細かく区切ることによっていくらでも応用可能な万能ルールです。ぜひ身近で小さい課題から取り組んでみてください。