絵本の中でおすすめできるテーマの一つが「恐竜」をテーマにした絵本です。
恐竜はなぜ絶滅したの?恐竜ってどんな種類がいるの?いちばん強い恐竜ってどれだろう?など多感な時期に様々な生き物に対する興味が生まれ始めます。
今回の恐竜をテーマにした記事ではそんな興味が生まれ始めたお子さんに向けて、興味を更に膨らませて想像力を発達させるための、おすすめ絵本を3つ紹介していきます。
恐竜のお話を通じて生き物・生命のことを知ってほしいという親御さんや祖父母から子どもへのプレゼントにもピッタリの絵本です。
いずれも保育士の立場から様々な絵本を読み聞かせした経験による選書です。ぜひ親子で楽しんでいただければと思います。
恐竜のおすすめ絵本3選
早速、恐竜をテーマにした絵本を3選紹介します。いずれも楽しみながら恐竜の知識から生き物に対する興味を高めてくれる絵本です。
きょうりゅう、がおー!
ジャイルズ アンドレア/作 デイビッド ワトビッツ /絵
絵本の内容・あらすじ
ようこそ、恐竜の国へ!
12匹の恐竜たちが次々に登場し、子どもたちにもわかりやすく自己紹介をしてくれます。
果たしてどんな個性的な恐竜が登場するのでしょうか?
鮮やかでポップなイラストが魅力の、ちょっとした恐竜図鑑としても楽しめる英国で大人気の恐竜絵本です。
絵本のおすすめポイント
人間の口調で、時にはおじさん風、時には奥様風に自分のことを紹介してくれる恐竜たちになんだか親近感を感じることでしょう。
ずしんずしん!といった足音や、文章の文字が波打ったりする表現で迫力のある雰囲気を感じることができます。
「さよなら おやすみ またあした」という物語の終わりも余韻たっぷりできれいにまとまっており、読み聞かせにも大変おすすめです。
ぜひ恐竜のセリフに気持ちをこめて読んでみてください。
恐竜や生き物に興味を持ち始める2歳頃からおススメできる絵本となっています。
まいごのたまご
アレックス・ラティマー/作・絵 聞かせ屋。けいたろう/訳
絵本の内容・あらすじ
ある日、風に吹かれてひとつの恐竜のたまごが山から転がり落ちてしまいました。
迷子になった卵は近くにいた恐竜にたずねます。
「ぼくは迷子のたまごです。もしかして、ぼくはあなたのたまごですか?」
あたりにいた恐竜たちも心配してたまごの親探しに協力しますが、どの恐竜の特徴とも違っています。
果たしてたまごの運命は・・・?
絵本のおすすめポイント
迷子のたまごのために恐竜たちが協力してお母さんを探してあげるという心あたたまるお話です。
ティラノサウルス、トリケラトプス、プテラノドンなど子どもが大好きな恐竜たちが色鮮やかに描かれ、それぞれの恐竜の特徴も紹介されているので初めての恐竜ブックとしてもおすすめです。
多彩な擬音やリズミカルな文章は読み聞かせにもぴったりの1冊です。
最後のハッピーエンドで気になるたまごの正体にも注目してください。
こちらの絵本も恐竜や生き物に興味を持ち始める2歳頃からおススメできる絵本です。
とびだす!うごく!きょうりゅう
わらべ きみか/作
絵本の内容・あらすじ
ティラノサウルス、トリケラトプス、プテラノドンなどの恐竜がページをめくるごとに飛び出し、動く、楽しいしかけ絵本です。
持ち運びに便利な手の平サイズながら、ページをめくるたびに飛び出すしかけは大きな驚きを楽しめます。
絵本のおすすめポイント
手の平サイズながら迫力満点の恐竜が飛び出すしかけ絵本です。
何度でも開きたくなる楽しい仕掛けに、子どもなりの恐竜への興味や好奇心を育てるきっかけとなることでしょう。
カラフルでポップな恐竜のイラストと読みやすいシンプルな文章は初めての恐竜絵本としておすすめです。
仕掛け絵本のため0歳から楽しく親子でコミュニケーションしながら楽しめます。
恐竜を知ってもらう最初の1冊としても非常におすすめです。
恐竜以外のテーマのおすすめ絵本
今回紹介した恐竜のテーマ絵本以外にも、子どもが興味を持ちやすい「おばけ」、「海」、「ディズニー」など様々な絵本を別の記事でも紹介しています。
知育の観点からは興味があるテーマの絵本を与えてあげることと、様々な種類の絵本を通じて想像力や感受性を高めて上げることが重要になります。
以下の記事で各テーマの紹介をしていますので、お子さんの興味がある、または興味が湧きそうなテーマがあるかチェックしてみてください。
絵本の読み聞かせの効果やメリット
絵本の読み聞かせは親子のコミュニケーションを取れるのはもちろん、お子さんの知育観点の効果も大きいです。
また0歳から始めることも出来るため、早く始めるほど想像力の向上や感情表現を豊かにすることに繋がります。
- 親子のコミュニケーション
- 国語力や語彙力が育つ
- 想像力が向上する
- 感情表現が豊かになる
- 大人へのメリットも大きい
上記の通り、絵本の読み聞かせには実際に読んであげる親御さん、聞く側の子ども双方に大きなメリットがあります。
ただ絵本の効果を最大限高める読み聞かせ方法や、絵本の選び方もポイントがあります。少しの意識で変わってくる部分も多く、ぜひ読み聞かせ前にチェックしてみるようにしてください。
絵本の読み聞かせ効果や方法の詳細は、以下の記事で詳しく解説しています。
絵本の読み聞かせの効果やメリットとは?読み聞かせのポイント解説
絵本の知育効果を高めるには定額配送サービスもおすすめ
また絵本の選書は、子どもの興味だけではなく、知育観点から年齢にあった適切な絵本をバランスよく選んであげることが重要です。
どうしても親御さんが選ぶ場合は、選ぶ本が限られてしまう事や、特定のジャンルに偏った絵本になってしまいます。
絵本の定期配送サービス(サブスクリプションサービス)では、毎月定額制で利用者の様々なデータを元に知育観点のプロが適切な絵本を選定して届けてくれるサービスや、海外の絵本を対象に毎月配送してくれるサービスなど様々存在します。
知育観点では非常におすすめできるサービスとなっていますので、興味があればぜひ参考にしてみてください。以下記事に国内で提供している絵本の定期配送サービスの特徴を紹介しています。