今や1人1台所持していると言われるスマートフォン。年々性能が上がるにつれ、スマホゲームの種類も増加し、携帯電話では出来なかった画面上で直感的に動かせるパズルゲームを始め、世界的ブームを引き起こしたPokémon GOなど市場は急速に拡大しています。
またスマホゲームであれば家庭ゲーム機が未上陸の発展途上国でも遊ぶことができるため、さまざまなゲーム会社がスマホゲームへの進出を始め今では数々の人気シリーズを遊ぶことができるようになっています。
今回はスマホゲームアプリの中でも定額制で遊べるサブスクリプション(サブスク)サービスを紹介していきます。スマホゲームファンには必見です。
サブスク型のスマホゲームをおすすめする理由
従来のスマホゲームはアプリ自体無料でプレイできる代わりにアイテムをガチャで入手する課金システムが主流でした。
ただガチャ課金が飽和状態になっていることもあり、これからはサブスクリプション型のサービスが増えていくと考えられています。
サブスクリプションサービスを利用することで定額で好きなゲームを好きなだけインストールすることが出来るので課金しすぎてしまうというトラブルを防ぐこともできます。
子供にスマホゲームで遊ばせるのは不安…という方でも追加料金を心配することもなく安心して遊ばせることができるようになります。
ゲームによっては加入者限定で獲得できる特典がもらえるサービスもあるのでゲームを有利に進めていきたいという方にもおすすめです。
更にサブスクリプションサービスについて知りたい方は、こちらの記事もお勧めです。
サブスクリプションとは?定額性やリースの違いやメリット・デメリット紹介
サブスク型の定額制スマホゲーム紹介
一言でサブスクリプション型サービスと言ってもスマホアプリ用のものはサービス内容も様々あります。
ここからは具体的なサービスとその内容についてご紹介いたしますので、ご自身にあったサービスを探してみてください。
1.Google Play Pass(グーグルプレイパス)
Google Play PassはAndroid向けアプリのサブスクリプションサービスです。
もともとはアメリカでサービス展開されていましたが、2022/4より日本でもサービス開始されました。
加入後1年間は月額600円、年額で5400円で利用可能です。1ヶ月の無料体験があるため試してからの利用が可能なところは嬉しいポイントです。
ひとつのアカウントで加入していれば、最大5人までファミリーメンバーとしてGooglePlayPassを共有してアプリをダウンロードすることも可能なため、家族でこの価格と考えると非常にお手頃ではないでしょうか。
さまざまなジャンルの数百のゲームがすでに展開されており、「信長の野望・武将風雲録」や、「ねこあつめ」、「冒険ダンジョン村」などの国内タイトルから「Cytus II」などの海外ゲームなどが対象です。
さらに今後はモンスターハンターシリーズやファイナルファンタジシリーズも登場予定となっており、日本国内で
Google Play Passで遊べるゲーム例①冒険ダンジョン村
冒険ダンジョン村は経営・育成SLGに定評があるカイロソフトが手掛けるシミュレーションゲームです。
冒険者の成長から街づくりなど様々な育成系の要素が詰まったゲームであり、ネットランキングで他ユーザーとも競えるなどオンライン要素も含まれています。
10時間程度でクリアまで進めるゲームであり、カイロソフト系のゲームはサブスクと非常に相性がよいタイプになります。
Google Play Passで遊べるゲーム②Srardew Valley
海外ゲームからはSrardew Valley(スターデューバレー)を紹介します。
もともとPCゲームとして人気を博していたSrardew Valleyのスマホゲーム版であり、内容は脱サラした主人公が畑を耕したり、動物を飼ったりしながら自給自足で生活していく牧場ゲームです。
オープンワールドゲームなので、スマホ1台でどこからでも自由な牧場ライフを楽しむことができます。
この他にもGooglePlayPassには数百種類以上の人気ゲームが登録されており、どのゲームも広告や追加課金なしでプレイすることができます。
2 . Apple Arcade
Appleが提供する月額600円(税込)の定額制で様々なゲームが100種類以上遊べるサービスです。
特徴としては対象ゲームの全てが完全新作が中心であるという点です。カプコンやSEGA、スクウェア・エニックスなど国内のメジャーな会社からもゲーム提供されています。
iCloudのアカウントを所持していれば最大6人までApple Arcadeにアクセスができるので、家族にひとつのアカウントでも十分にゲームを楽しむことができます。
日本でも話題になったオクトパストラベラーやブレイブリーデフォルトの開発チームが手掛ける「バリアスデイライフ」がApple Arcadeで発表されたことでも話題になりました。
2019年にサービス展開されて以来、日本ではまだまだ普及しているとはいえないサービスではありますが、中には評価の高いゲームも多くあります。
無料トライアル機能もあるので、とりあえず試してみて決めたいという方でも安心して利用することが可能です。
3. PicoPico(ピコピコ)
続けては、同じくiOS(iPhone/iPad)とAndroid向けにD4エンタープライズが提供するPicoPicoです。
一部ゲームを無料で遊べる無料プランと,月額定額プランで全ゲームを遊べる「PICO PLAN」の2種類が提供されています。
月額定額プランはiOSが550円、Androidが300円と価格が異なるため、両機種持っている方はAndroidでの利用をおすすめします。
気になるタイトルは「パックマン」「ゼビウス」「スペランカー」「忍者じゃじゃ丸くん」やゲームギアの「魔導物語A ドキドキばけ~しょん」など往年のファミコンタイトルが並んでおり、レトロゲー好きな方にはたまらないラインナップとなっています。
機能も充実しており、クイックセーブ機能や無料で利用できるタイムアタック機能等があり、ゲームパットにも対応しています。
他にも楽天リワードに対応しており、ログイン時やハイスコア更新時にポイントを獲得し、楽天ポイントとして利用することが可能です。
他にも様々なゲームが提供されているので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
4.どうぶつの森ポケットキャンプ
2001年の発売から長く愛されているどうぶつの森シリーズですが、2017年からスマホでも楽しめるようになりました。
こちらは通常プレイ無料のアプリではありますが、ポケ森友の会という名のサブスクリプションサービスがあり、アプリ内のサブスクリプション例として紹介します。
同形態のサービス提供はパズドラやファイアーエムブレムヒーローズなどの人気タイトルでも提供されており、既にさまざまなスマホのゲームアプリで提供されていますが、代表例としてどうぶつの森ポケットキャンプの紹介です。
ポケ森友の会の中にはコースが2種類ありどちらを選ぶかによってサービス内容や料金も異なります。
お手伝いコース
お手伝いコースに入会すると多くのどうぶつの中から好きなどうぶつを1人パートナーに指名することができ、指名したどうぶつは一緒に行動してくれるようになります。
このパートナーはプレイヤーのために素材集めやハニワ集めなど収集からイベントのお手伝いまで何でもしてくれる上、プレイヤーが忙しくてゲームにログインできない間もパートナーが住人のお願いを叶えてくれるのでクラフト材料を集める手間も軽減できるというメリットもあります。
こちらのコースは家具のクラフトに使えるリーフチケットが付いて月額360円です。
家事・服大好きコース
クッキー&倉庫コースは月額980円で加入することができ、加入することでフォーチュンクッキーを月に5個まで食べることが出来るガチャ要素が追加されます。
またこのコースに入ると家具や服を5000点まで預けることが出来るアイテム倉庫が利用可能になるため、もちもの枠を増やしたいという方におすすめです。
比較的高額なサービスですが、メリットも多いため検討してみても良いでしょう。
PCや家庭用ゲームのサブスクもおすすめ
今回紹介したスマホサブスクとは別にPlayStation系のゲームが遊び放題となる「PlayStation Now」や2020年に提供されて以降、継続した人気を集めている「Xbox Game Pass」など様々なサブスクサービスが展開されています。
1000円未満からのプランが用意されているサービスも多く、ゲーム好きであれば間違いなく元が取れるサービスとなっています。
さらに一部は無料で遊べるサービスもありますので、ぜひ以下記事をチェックしてみてください。
スマホゲームのサブスクサービスまとめ
日々進化しているスマホゲームのサブスクリプションサービスですが、加入することで特別な特典が受けられるようになりゲームがさらに便利に楽しくプレイできます。
料金だけでなくサービス内容もゲームによって多種にわたるので、自分に合ったサービスを利用して楽しいスマホゲームライフを送ってくださいね。
またゲーム系以外のサブスクリプションサービスが気になった方には以下記事もお勧めです。