この記事では共にエントリーモデルからミドルエンド機種帯に位置するSHARPのAQUOS sense4と、OPPOから発売されたOPPO A73について、どちらがコスパ観点で総合的に優れているか徹底比較していきます。
AQUOS sense4は2020/11にSIMフリー版が発売されており、国内ではコスパ観点で非常に人気の高かったAQUOS sense3の後継機として発売されている機種です。
一方のOPPOから発売されたOPPO A73は、長期間OPPOのエントリーモデルのAndroidスマホとして人気の高かったOPPO A5 2020の後継にあたる機種で、安価でコスパを売りにしたスマホとして発売されています。
今回は価格面に多少の違いはあるものの、コスパ面でどちらが優れているかを徹底的に比較していきます。
Contents
AQUOS sense4とOPPO A73のパフォーマンス比較
早速、両者のパフォーマンス比較を始めます。価格はAQUOS sense4は3万円台、OPPO A73は2万円台と、約1万円強ほどの違いがあります。
項目 | AQUOS sense4 | OPPO A73 |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
OS | Android11 | Android10 |
カラー | ライトカッパー シルバー ブラック | ネイビーブルー ダイナミックオレンジ |
価格 | 約36000円 | 約21000円 |
ディスプレイ | 約5.8インチ フルHD+IGZO (2280x1080ピクセル) | 6.44インチ フルHD+有機EL (2400x1080ピクセル) |
リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz |
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon 720G (オクタコア) | Qualcomm® Snapdragon 662 (オクタコア) |
RAM | 4GB | 4GB |
アウトカメラ | メイン:1200万画素 広角:1200万画素 望遠:800万画素 | メイン:1600万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 ポートレート:200万画素 |
インカメラ | 800万画素 | 1600万画素 |
ストレージ | 64GB | 64GB |
サウンド | ハイレゾ対応 ※ハイレゾ対応の出力が必要 | ハイレゾ対応 ※ハイレゾ対応の出力が必要 |
SIMカードスロット | nanoSIM | nanoSIM |
デュアルSIM | あり(DSDV) | あり(DSDV) ※eSIM |
SDカードスロット | microSDスロット(最大1TB) | microSDスロット(最大256GB) |
認証 | 指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
バッテリー | 4570mAh | 4000mAh |
コネクター | USB-C™ USB | USB-C™ USB |
重さ | 177g | 162g |
幅 高さ 厚み | 71.0mm 148.0mm 8.9mm | 72.9mm 159.8mm 7.45mm |
ヘッドホンジャック | あり | あり |
通信機能 | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 | Bluetooth 5.0 |
ネットワーク | 4G | 4G |
防水 | IPX8 | 非対応 |
防塵 | IP6X | 非対応 |
おサイフケータイ | 対応 | 非対応 |
FeliCa⁷ | 対応 | 非対応 |
NFC | 対応 | 非対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
急速充電 | 対応 | 対応 |
AQUOS sense4とOPPO A73のスペックの違い
OS AQUOS sense4はAndroid11アップデート可能

AQUOS sense4 | OPPO A73 |
---|---|
Android11 | Android10 |
AQUOS sense4、OPPO A73ともにAndroid10対応です。AQUOS Sense4は2021/2に発売時点では最新となるAndroid11配信が開始されています。
OPPO A73は発売時期を考慮するとAndroid11対応はいずれ実施されると考えて良さそうですが、具体的な公式発表はありません。
またOPPO A73に搭載されているColorOSについてAndroidをベースに作られていますが、カスタマイズされておりUIがiPhoneに近い形になっています。
そのためAndroidに慣れている方やランチャーをカスタマイズする方は多少使いづらさはあるかもしれません。逆にiPhoneを使っていた方は違和感なく入っていけると思われます。
新OSのほうが動作性能や機能アップデートが行われるものの、既に主要機能は搭載されており使い勝手が大きく向上するものではありません。強いこだわりがない方以外は他の性能で見ることをお勧めします。
ディスプレイ性能

AQUOS sense4 | OPPO A73 |
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5.8インチ フルHD+IGZOディスプレイ(2280x1080ピクセル) | 6.44インチ フルHD+有機EL(2400x1080ピクセル) |
リフレッシュレート:60Hz | リフレッシュレート:60Hz |
ディスプレイサイズはAQUOS sense4は約5.8インチのディスプレイと発売されているAndroidスマホの中では小型のディスプレイです。
OPPO A73は6.44インチと比較すると大型のディスプレイサイズとなっています。
Androidスマホは6インチ以上の大型化が進んでいる傾向にあるため、小型のスマホを探している方は今回紹介するAQUOS sense4はお勧めできるスマホになります。
AQUOS sense4、OPPO A73ともにフルHD+に対応しており、AQUOS sense4はIGZOディスプレイが搭載、OPPO A73は有機ELディスプレイが搭載されています。
IGZOディスプレイはシャープ開発のディスプレイであり、表示性能に加えて消費電力の削減にも繋がっています。
前世代のAQUOS sense3とほぼスマホのサイズは変わらないものの、ディスプレイサイズが5.5インチから5.8インチと大きくなっており画面占有率が向上しています。
どちらも画面占有率が高いスマホですが、特にOPPO A73の画面占有率は90.7%となっており、他のAndroidスマホと比べてもトップクラスの画面占有率です。
OPPO A73は前機種のOPPO A5 2020はHDである点がマイナスポイントでしたが、OPPO A73ではフルHD+と改善されています。
プロセッサー、RAM(性能)

AQUOS sense4 | OPPO A73 |
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Qualcomm® Snapdragon 720G(オクタコア) | Qualcomm® Snapdragon 662(オクタコア) |
4GB | 4GB |
プロセッサーの性能はAQUOS sense4は20万台後半のAntutuスコア、OPPO A73は約18万程と、AQUOS sense4のほうがスマホ性能面では優れています。
※Antutuスコア=性能を数値化したベンチマークスコア
SnapdragonにGがついているプロセッサはsnapdragon elite gamingというGPUパフォーマンスや読み込み速度の向上、CPU性能向上などゲームやエンタテインメント体験を向上させる仕様に準拠しています。
通常のブラウザによるWeb閲覧、動画閲覧には全く問題なく、ゲームをストレスなく楽しみたい方にも充分な性能です。
OPPO A73は通常利用に問題はないものの、高頻度で重たいゲームを利用する場合は不向きです。
用途に応じたスマホ性能を選択するようにしましょう。
カメラ性能 OPPO A73はクアッドカメラ搭載

AQUOS sense4 | OPPO A73 |
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メイン:1200万画素 広角:1200万画素 望遠:800万画素 | メイン:1600万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 ポートレート:200万画素 |
インカメラ:800万画素 | インカメラ:1600万画素 |
OPPO A73はメインカメラ1600画素を含めたクアッドカメラが搭載されており、AQUOS sense4よりも優れています。
インカメラも1600万画素と、フロントカメラと合わせて価格帯を考えると高い性能です。
OPPO A73に限らず、OPPO製のスマホは高いカメラ性能を売りにしているスマホが多いことが特徴です。
特にOPPO A73はエントリークラスの価格から考えると、高いカメラ性能となっています。
一方のAQUOS sense4も比較するとカメラ数の違いはあるものの性能に問題はなく、GoogleのPixelシリーズなどと比較すると高いカメラ性能となっています。
デュアルSIM仕様
AQUOS sense4 | OPPO A73 |
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DSDV対応 | DSDV対応※eSIM対応 |
AQUOS sense4、OPPO A73ともにDSDV形式に対応しているため、4G回線にてSIMカードの2枚利用が可能になっています。詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
OPPO A73はシングルのnanoSIM仕様となっていますが、iPhoneSEと同じく物理SIMは必要としないeSIMに対応しており、物理SIMと合わせてデュアルSIM利用することは可能になっています。
eSIMの利用は対応サービスが限られているため、利用する際は自分が事前にチェックして利用検討するようにしてください。
内部ストレージ・SDカードスロット対応

AQUOS sense4 | OPPO A73 |
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64GB内部ストレージ | 64GB内部ストレージ |
microSDスロット(最大1TB) | microSDスロット(最大256GB) |
内部ストレージはAQUOS sense4、OPPO A73ともに64GBと違いはありません。
外部ストレージの対応容量は1TBと256GBで若干の違いはあるものの、ともに大容量の外部ストレージに対応しています。
特にOPPO A73はカメラ性能が高いこともあり、内部ストレージを使い切ってしまうことも考えられるため、大容量の外部ストレージ対応できているのは嬉しいポイントの一つです。
認証方式

AQUOS sense4 | OPPO A73 |
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指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
AQUOS sense4、OPPO A73ともに指紋認証+顔認証に対応しています。
指紋認証はいずれも前面にセンサーが搭載されており、非常に使い勝手のよい認証方式です。
昨今の顔認証技術の進歩は早く、誤検知無し・一瞬でロック解除できるレベルなので、顔認証だけでも何不自由ないですが、暗闇だったりサングラスや眼鏡有無などで効きづらい場面もあるため指紋認証もあるのは嬉しいポイントです。
バッテリー性能

AQUOS sense4 | OPPO A73 |
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4570mAh | 4000mAh |
AQUOS sense4、OPPO A73ともに他のAndroidスマホに比べると、高いバッテリー容量が搭載されています。
AQUOS sense4はディスプレイサイズの小ささや、IGZOディスプレイなど省電力性が優れる仕様のため、「一週間使えるバッテリー」として公表されています。
OPPO A73のバッテリー容量も4000mAhと一般的なAndroidスマホと同等であり、バッテリー容量に関して困るケースは少ないでしょう。
重さ、幅、高さ、厚み

AQUOS sense4 | OPPO A73 |
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重さ:177g | 重さ:162g |
幅・高さ・厚み71.0mm 148.0mm 8.9mm | 幅・高さ・厚み72.9mm 159.8mm 7.45mm |
ディスプレイサイズには大きな違いがありますが、重さや幅・高さのサイズはOPPO A73のほうが軽くコンパクトな作りです。
特に厚みが7.45mm、重さ162gはディスプレイサイズを考えると、かなり優れたスマホサイズ性能と言えます。
AQUOS sense4はバッテリー容量が大きい分、ディスプレイサイズを考えると多少重いスマホとなっています。
ディスプレイサイズも大きく異なるため、重さや端末サイズと合わせて検討してみてください。
防水・防塵機能

AQUOS sense4 | OPPO A73 |
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防水:IPX8防塵:IP6X | 防水:非対応防塵:非対応 |
AQUOS sense4は防水・防塵機能ともに対応しています。
AQUOS sense4の防水機能はIPX8で水面下での使用が可能という定義であり、お風呂場や台所でも利用は全く問題なく利用可能です。防塵性能にも優れており、防水・防塵機能はトップクラスの性能です。
一方のOPPO A73はエントリーモデルということもあり、いずれも非対応です。
おサイフケータイ、Felica、NFC対応

AQUOS sense4 | OPPO A73 |
---|---|
おサイフケータイ、Felica、NFC対応 | 非対応 |
AQUOS sense4はおサイフケータイに対応できています。OPPO A73はいずれも非対応です。
価格帯で考えると、おサイフケータイ対応できている機種は増えてきており、対応出来ている点はAQUOS sense4のメリットの一つです。
現在、おサイフケータイ機能を使っている・利用を考えている方はAQUOSシリーズのスマホは非常にお勧めです。
急速充電・ワイヤレス充電対応

AQUOS sense4 | OPPO A73 |
---|---|
急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 | 急速充電:対応ワイヤレス充電:非対応 |
AQUOS sense4、OPPO A73ともにワイヤレス充電に未対応、急速充電に対応しています。
どちらもバッテリー容量が大容量であり、急速充電に対応できているため、非常にバッテリー観点では使いやすいスマホになっています。
対応バンド/band(4G)
対応バンド/band | |
---|---|
AQUOS sense4 | B1/3/5/8/12/17/18/19/39/41 |
OPPO A73 | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28/38/41 |
キャリア | AQUOS sense4 | OPPO A73 |
---|---|---|
ドコモ(1,3,19) | 〇 | 〇 |
au / | 〇 | 〇 |
ソフトバンク / | 〇 | 〇 |
Rakuten Mobile(3,18 or 26) | 〇 | 〇 |
※カッコ書きは重要な対応band数字
AQUOS sense4、OPPO A73ともにキャリア4社の重要な4G band対応が出来ており問題ありません。
国内では安心して利用が可能です。
5G対応

AQUOS sense4 | OPPO A73 |
---|---|
非対応 | 非対応 |
AQUOS sense4、OPPO A73ともに5Gネットワーク非対応です。
発売時点では5Gネットワークに対応している範囲が非常に狭いため、国内利用における大きなデメリットはありませんが、詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてみてください。
5Gスマホの選び方や買い時、各キャリアの5G状況も合わせて紹介しています。
上記記事にも記載していますが、5Gネットワークを利用するには5G対応のスマートフォンとキャリアでの5G加入の両方が必須となっています。
AQUOS sense4とOPPO A73のコスパ比較まとめ
今回の記事ではAQUOS sense4とOPPO A73の比較を行いました。以下に内容をまとめます。
- ディスプレイサイズは5.8インチと6.64インチで大きな違い
- AQUOS sense4はIGZOディスプレイ、OPPO A73は有機ELディスプレイ搭載
- スマホ性能はAQUOS sense4。OPPO A73は若干物足りない性能
- カメラ性能はクアッドカメラ搭載のOPPO A73のほうが優れている
- AQUOS sense4は大容量バッテリー搭載かつ省電力性に優れる
- OPPO A73は厚み・重さの面で非常に優秀
- AQUOS sense4は防水・防塵機能・おサイフケータイに対応、OPPO A73はいずれも非対応
AQUOS sense4は防水・防塵機能やおサイフケータイ対応など非常にバランスのよい機種で、OPPO A73は最低限の機能に絞り、価格を抑えた作りとなっておりそれぞれに特徴が出ています。
AQUOS sense4は、前のAQUOS sense3も非常にバランスがよくコスパがよい機種で、同じく長期間人気となる機種と思われます。
多少の価格差はあるものの、スマホ性能や各機能の対応有無を考えると、コスパ面ではAQUOS sense4のほうが優れています。
一方、防水・防塵機能やおサイフケータイは特に不要で、ゲーム利用無く日常利用のみという方はOPPO A73でも充分です。スマホサイズ性能は非常に優れており約2万円の価格帯で有機ELディスプレイ搭載と優れた機種です。
上記比較結果を元に自分にあったスマホを選択してみてください。
コスパ目線でおすすめのSIMフリーAndroidスマホを価格帯別に紹介
ここからは本記事で紹介した機種も含め、おすすめできるSIMフリーのAndroidスマホを価格帯別で紹介します。
最新の良コスパのAndroidスマホから、型落ちで結果的にコスパ面で優秀になっているスマホまで幅広い対象から選定しています。
また広く国内で提供されており、各キャリアで利用する上で問題のないスマホを対象としました。
※2021/3/17に価格チェック後、対象見直しを実施しています。
1万円台のSIMフリーAndroidスマホ
まずはAndroidスマホならではの低価格帯スマホです。1万円台ではあるものの、非常にコスパの良いスマホが揃っており、日常利用には問題なく利用できるスマホもあります。
Xiaomi RedMi 9T 驚異のクアッドカメラ搭載
おすすめポイント
- 驚異のメイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 6000mAhバッテリー搭載と超大容量バッテリーを搭載
- スマホ性能も日常利用には問題ない性能
- ハイレゾ音源に対応
1万円台でSIMフリースマホを探しているなら、現状実質一択となっているXiaomiの「Xiaomi RedMi 9T」です。
Xiaomiは低価格帯の良コスパスマホに提供があるメーカーですが、2021/2に発売された本スマホは他の同価格帯を圧倒してランキング上位に入っています。
何といっても1万円台ではありえないクアッドカメラ搭載、全Androidスマホの中でもトップクラスのバッテリー容量にあります。
さらにスマホ性能も同価格帯の中では優秀な部類で、Webブラウザ利用やYoutube閲覧、アプリ利用までストレスなく利用可能です。
さすがにおサイフケータイ機能や防水機能はありませんが、1万円台の予算でスマホを探している方はXiaomi RedMi 9Tを選んでおくと間違いありません。
HUAWEI nova lite 3+ バランスがよく軽いHuaweiスマホ
おすすめポイント
- メイン2400万画素を始めとしたトリプルカメラ搭載
- 159gと軽いスマホで幅や高さ・厚みも優秀
- 6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズ
この価格帯では、先ほど紹介したXiaomi RedMi 9Tがコスパで圧倒的ではありますが、もう1つ違う観点からの紹介です。
コスパが高いことで有名のHuaweiから発売されているHUAWEI nova lite 3+です。2020/5に発売されています。
スマホ性能やカメラ性能など、各種性能ではXiaomi RedMi 9Tには劣っていますが、重さ159gを始めとした幅や高さ・厚みなどのサイズ性能の高さが優れているポイントです。
Xiaomi RedMi 9Tの唯一の弱点として、約200gの重量がありましたが、HUAWEI nova lite 3+は比較すると約40g軽い軽量スマホです。
またディスプレイの大型化が進んでいる昨今において、6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズも人気の一つです。
コスパ面では劣るものの、スマホの持ちやすさやディスプレイサイズに魅力を感じる方は検討してみてはいかがでしょうか。
1万円台の2機種については、以下記事で詳細な比較を行っていますので、合わせて参考にしてみてください。
2万円台のSIMフリーAndroidスマホ
非常に激戦区となっている2万円台のSIMフリースマホの紹介です。
この辺りの価格帯で充分な性能が揃っているので、一番コスパ面でもおすすめできる価格帯になっています。
OPPO Reno A 防水・防塵・おサイフケータイ対応
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- インカメラ2500万画素のトップクラスのインカメラ性能
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
- スマホサイズ性能が優秀
まずこの価格帯で真っ先におすすめしたいのはOPPOから発売されている「OPPO Reno A」です。
実はこの機種は発売は2019/10と発売から既に1年以上経過しており、既に次世代機となる「OPPO Reno3 A」が登場しています。
ただコスパ面では1つ前のOPPO Reno Aをおすすめしています。
まず型落ちと言うこともあり、発売当初よりも値段が落ちており、当初価格の半値近くとなる2万円前半まで価格が下落しています。
更に次世代機の「OPPO Reno3 A」と大きく性能は変わっておらず、CPUのスマホ性能に関してはOPPO Reno Aの方が上です。
この価格帯で有機ELディスプレイ、おサイフケータイあり、IPX7・IP6Xの最高レベルの防水・防塵機能ありと文句なしのAndroidスマホです。
若干マイナス面もあり、スマホ性能面は日常利用には問題ないものの高くはないことと、急速充電に対応出来ていない点があります。
ただ上記を除けば非常に良コスパの機種なので、バランスのよい機種を探している場合にはおススメできる機種です。
Redmi Note 9S Snapdragon 720G搭載の高いスマホ性能
おすすめポイント
- メイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- SIMカード2枚刺し+SDカード利用ができるトリプルスロット対応
- 防水機能に対応
続けての紹介はXiaomiから発売されている「Redmi Note 9S」です。
発売当初からコスパ観点の評判が非常に高く、同価格帯ではトップで売れ続けているスマホです。
発売時点から2万円台のスマホで、人気の高さから値下がりしづらいことが残念ではあるものの、余りあるスマホ性能の高さが魅力です。
とにかくこの機種はスマホ性能・カメラ性能面に振り切った仕様となっており、いずれも2万円台とは思えない性能の高さです。
既に発売から半年以上が経過していますが、全く追従を許さないコスパ性能となっています。
またXiaomi製の同価格帯のスマホの中では珍しく、防水機能に対応している点も嬉しいポイントです。
OPPO Reno Aと比較するとディスプレイ面やおサイフケータイ有無が変わってくるため、どちらを重視するかで決めるとよいでしょう。
先ほど紹介したOPPO Reno Aとの比較記事もありますので、参考にしてみてください。
TCL 10 Pro 値下がり率が高く高コスパ性能となったTCLスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- リフレッシュレート90Hzに対応
- Qualcomm® Snapdragon 675/6GB搭載の良コスパ性能
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 画面占有率93%とディスプレイの比率が高い
3つ目に紹介するのはTCLが発売しているTCL 10 Proです。
もともと2020/4に発売され約5万円のミドルレンジスマホでしたが、値下がり率が非常に高く、最新調査時点では2万円台まで価格が落ちています。
※タイミングによっては2万円を割っています。
Redmi Note 9Sに比べると多少性能は落ちるものの、少し前のミドルレンジ帯の性能を持っており、高いカメラ性能や有機ELディスプレイ搭載されている点などから非常にコスパ面で優秀です。
もともと大きく注目を集めた機種ではありませんでしたが、値下がりによりコスパ面から再度注目されている機種です。
防水・防塵・おサイフケータイ機能はありませんが、非常にバランスに優れた機種となっています。
3万円~5万円台のSIMフリーAndroidスマホ
ここからは3万円~5万円台のAndroidスマホでおススメ機種を紹介していきます。
この辺りの価格帯になると、各機能が揃っており使いやすい反面、価格と性能のバランスとしては若干難しくなる価格帯です。
Mi Note 10 Lite Xiaomi製のゲーム向け高コスパスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 5260mAhと大型バッテリーを搭載
- 内部ストレージ128GBまで対応
「Mi Note 10 Lite」は先ほど紹介した「Redmi Note 9S」と同じタイミングで発売されたXiaomiのAndroidスマホです。
Redmi Note 9Sがパワーアップした性能となっており、スマホ性能・カメラ性能ともにRedmi Note 9Sから1段階レベルアップした性能となっています。
更に有機ELディスプレイも搭載しており、防水・防塵・おサイフケータイ機能はないものの、コスパ面では同価格帯の中でも優れている機種です。
コスパ面で優秀であることから、Redmi Note 9Sと同じく長期間ランキング上位になっています。
Redmi Note 9Sとは約1万円の価格差があり、防水機能が外れていることもあり、どちらを選択するかは悩ましいところです。
AQUOS sense4 小型ディスプレイの万能スマホ
おすすめポイント
- 5.8インチと他に比べると小型ディスプレイサイズ
- IGZOディスプレイ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 1TBまでの外部ストレージに対応
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
続けてはSHARPが提供している「AQUOS sense4」です。
XiaomiやOPPOなど海外のメーカーが強い中で唯一善戦しているSHARPの人気機種です。
前世代のAQUOS sense3から非常に人気の高い機種であり、独自のIGZOディスプレイ搭載によるバッテリー性能の高さから、おサイフケータイ等の各種機能が完備されており、バランスがよい機種になっています。
またAQUOS sense4の人気の理由の一つとして5.8インチの小型ディスプレイサイズという点があります。
最近では6インチを超えるスマホが主流となってきており、女性でも持ちやすいサイズ感であることも人気の一つと言えます。重さも177g
若干カメラ性能は今まで紹介した機種と比較すると残念ではありますが、スマホ性能には申し分なく、長期間利用を続けたい方にはおススメしたいスマホです。
同価格帯のMi Note 10 LiteとAQUOS sense4の比較記事もありますので、合わせてチェックしてみてください。