子供の成長に様々な効果が期待できることで広く知られているのが絵本の読み聞かせです。
昔から読み聞かせをすると賢い子に育つと言われるように、現在では様々な読み聞かせのメリットが科学的にも証明されています。
今回は、毎日の子育てに是非取り入れたい絵本の読み聞かせをテーマに、その効果や読み聞かせ方のコツ、おすすめの絵本などについてご紹介してみたいと思います。
「読み聞かせって何だか難しそう」「初めてでどうやったら良いか分からない」という方も、是非気軽な気持ちで参考にしてみてください。
絵本の読み聞かせの効果やメリットは?
多くのメリットが知られている読み聞かせですが、その中でも代表的なものをいくつか紹介していきます。
親子のコミュニケーション
読み聞かせは子供の成長に欠かせない親子のコミュニケーションの絶好の機会となります。
・会話のやり取りにより、子どものコミュニケーション能力が育つ
・声を聞いたり肌と触れ合うことで、子供の安心感や情緒の安定につながる
・愛情を感じることができ、健全な心の発達に必要な信頼関係や自己肯定感が育つ
現代はスマートフォンの普及などにより、親子のコミュ二ケーションが希薄になりやすい時代と言われています。
絵本の読み聞かせを、親子の触れ合いの時間として取り入れることは、今後の子供の成長に大きなメリットとなるでしょう。
国語力や語彙力が育つ
絵本の読み聞かせでよく知られるメリットのひとつが、国語力や語彙力、記憶力を育てる効果です。
国語力や語彙力は、全ての学習分野を通して必要な授業を理解する力や、問題を理解して読み解く力につながるため、小さい頃から絵本を沢山読んだ子供は将来的に学力も高くなりやすいと言えます。
アメリカの研究結果で週に3、4回、家族から読み聞かせをしてもらった幼児は、読み聞かせしていない家庭の子供と比べて、約2倍の文字認識の違いがあるという結果もあります。
更に国語力や語彙力は相手に自分の意見を上手に伝える力にも関係しますので、表現する力、コミュニケーション能力にもとても良い影響を与えます。
想像力が向上する
絵本の読み聞かせで大きく育てることができる力の一つに想像力があります。
絵や文章、読み手の声などから登場人物の様子や物語の情景をイメージすることで、豊かな想像力を身に着けることができます。
想像するという行動は、生活するのに必要な予測する力や問題解決する力の土台となるものですので、小さいうちから是非身につけておきたい力です。
また登場人物の心情を想像することで、実際の人間関係においても相手の気持ちを深く考え、共感できるような思いやりのある心を育てます。
感情表現が豊かになる
東京大学教育学部の研究結果に、絵本の読み聞かせを聞いているときの子どもの脳では嬉しい・楽しいなどの喜怒哀楽や感情にもとづいた行動をつかさどる大脳辺縁系という部分が活発になることが分かっています。
知育や学習効果などに目が向けられがちな幼児教育ですが、絵本の読み聞かせで得られる豊かな感情表現といった心の成長は、人生を豊かにしたり、円滑な人間関係においてとても大切なものです。
絵本を通して様々な感情を味わうことで、子どもの心の成長に素晴らしい影響を与えてくれるでしょう。
大人へのメリットも大きい
読み聞かせは読み手の大人にも大きなメリットが多くあります。
子供に読み聞かせをすることで、読み聞かせする前と後では母親の子育てで子どもに対して感じるストレスの数値が減ると言われています。
また読み手の母親は1人で朗読しているときに比べて思考や創造力、コミュニケーション、感情のコントロールをつかさどる前頭前野が活性化することでも知られています。
※東京大学教育学部の研究結果より
上記の通り、読み聞かせは子供への効果だけでなく、育児のストレスの低減やコミュニケーション能力の活性化など大人への嬉しい効果も期待できます。
小さい頃から本に親しみ読み聞かせを習慣化しておくことは、子供の成長、さらに大人にとっても大きなメリットがあります。
絵本の読み聞かせはいつから?
子どもへの様々な効果が期待できる読み聞かせですが、一般的には視力や聴覚が発達し色や音に反応するようになる生後3ヶ月くらいから有効です。
しかし現在では、赤ちゃんがお腹の中にいるときから胎教としての読み聞かせが推奨されるなど、言葉や内容が分からなくても声を聞かせたりスキンシップを図ることによって子どもに安心感を与え、五感を刺激するなどの効果が期待できます。
親や子供から見て、「そろそろ読み聞かせをしてみたい」と思ったときが良い機会とも言えますので、年齢や発達に配慮しながらも、お子さんに合ったタイミングで読み聞かせをスタートしてみるとよいでしょう。
読み聞かせ用の絵本の選び方
まずは早速子どもに読み聞かせる絵本を選んでみましょう。
ここから絵本を選ぶポイント4つを簡単にご紹介してみたいと思います。
年齢や発達度合いにあった本を選ぶ
絵本はある程度、対象年齢を意識して作られており、子どもの年齢や発達度合いよって、言葉や文章の難易度、物語のつくり方、イラストの表現の仕方などに違いがあります。
目安ではありますが、絵本の対象年齢を参考にしたり、試し読みをするなどして内容が子どもに合っていそうか?子どもがある程度理解できそうか?という観点で選んでみるとよいでしょう。
子どもの興味のあるテーマを選ぶ
以下のような絵本のテーマに本人の好みや興味を持ちやすいもの取り入れることで、絵本に集中しやすくなったり、読み聞かせを好きになるきっかけにもなります。
・家族や食べ物など日常的に身近なもの
・乗り物や動物など子どもが好きなもの
日頃の子どもの様子や、どんなものに興味を示すか思い浮かべながら絵本を選んでみるとよいでしょう。
安定感のあるロングセラーを選ぶ
迷ったときは、図書館や書店に必ず揃っているようなロングセラー絵本を選んでみるのもおすすめです。ロングセラー絵本の特徴としては以下があげられます。
・発行年月日が古い
・重版が沢山発行されている
・ネットでの評価が高い
長く沢山の子どもに愛されてきた実績があるだけに、子どもが興味を持ってくれる確率もぐんと高くなります。
絵本の情報サイトやレビューを活用する
ロングセラー絵本と同様、評価が高く人気の高い絵本は比較的子どもが興味を持ちやすい傾向にあります。
そのような絵本を選びたい場合は、絵本の情報サイトや購入レビューを活用して選んでみるのも非常におすすめです。
本記事の後半でも購入する際に参考にしたいサイトを3つ紹介しています。
読み聞かせのポイントやコツは?
ここからは、実際の読み聞かせの方法やポイントについてご紹介していきます。
読み聞かせのやり方については万人向けの正解はなく、100人いたら100通りのやり方があるのが読み聞かせと言われています。
今回ご紹介する読み聞かせの方法を参考にしながらも、子どもや自分に合った方法を見つけてみてください。
はっきりと聞き取りやすい発音で読む
朗読の基本となる部分ですが、絵本を読むときは、一音一音はっきりと聞き取りやすい発音を心がけます。
あまりにすらすらと読んでしまうと、子どもが理解できなかったり、読み聞かせ自体が印象に残らない場合があるからです。
特に言葉を覚えていく時期の小さい子供ほど、ゆっくり、はっきりと読んであげることで言葉の発達を促す効果も期待できます。
文章も棒読みではなく、自然に語りかけるような調子で読むと子どもに伝わりやすくなるでしょう。
コミュニケーションの姿勢を大事にする
読み聞かせのメリット部分でも述べたように、読み聞かせは子どもとのコミュニケーションを深める絶好の機会となります。
子どもとの触れ合いを更に大事にしたい場合は、いつもの対面読みに加え、子どもをひざに乗せて読むひざ読を取り入れるのもおすすめです。
子どもが視線を向けたときは、絵本を読みながらもこちらも目を合わせ、言葉だけでなく表情やアイコンタクトも大事にしてみましょう。
感情を込めずに淡々と読む
絵本の読み聞かせでよく言われるのが、意外にも感情を込めて読むのではなく、感情を込めず淡々と読む方が良いということです。
登場人物によって声色を変えたり抑揚をつけて読むなど、あまりに感情を込めすぎると子どもがそちらに気を取られてしまい、お話自体に集中できなくなるからという理由です。
一方で感情を込めたり語りかけるように読んだ方が子どもの喜びや楽しさにつながったり、その絵本の良さが伝わりやすい場合もあると言われています。
そのため最近の傾向としては、それぞれの良さがあり、絵本によって使い分けたり、物語として自然に読めていれば問題ないという見方が多くなっています。
そして一番大事なのは子どもと読み聞かせを楽しむことです。色々な読み方を試しながら一番子どもさんに合った読み聞かせを探してみてください。
絵本の読み聞かせは終わり方も重要
最後にポイントとなるのが読み聞かせの終わり方です。
終わり方のポイントを押さえることで、子供にとって有意義な時間となったかや読後感も変わってきますので、意識をして実践してみていただけたらと思います。
子供に絵本の感想を求めない
実は読み聞かせでタブーとされているのが、読んだあとに子供に絵本の感想を求めたり、大人が絵本の内容について補足する行動です。
これは、子どもの中に広がった自由なイメージや感動を邪魔する恐れがあるためで、絵本は基本的には読みっぱなしにしましょう。
更に読み聞かせの後に質問や感想があると思うと、子どもは絵本を安心して楽しめなくなります。
子供からの自然な感想の発信はOK
「ここが面白かった」「このあとどうなったのかな?」など、子どもが自分から素直な反応や感想を発信することは全く問題ありません。
そのときはむしろ、子供の感じた素直な気持ちを大事にしながら、そうだねと共感してあげたり、更にイメージが広がるような促しをしてあげましょう。
最後の絵本の見せ方にもひと工夫
最後に注目していただきたいのが見落としがちな絵本の背表紙です。
絵本は表紙から裏表紙まで物語が続いていることも多く、文字のない背表紙のちょっとした挿絵も子供にとっては世界観をふくらませる大事な物語の一部となります。
- 読み終わり、絵本を閉じたタイミングで裏表紙までしっかり見せます。
- 絵本をひっくり返して表紙をもう一度見せながら、「おしまい」「〇〇(絵本名)のお話でした」など終わりの言葉を伝えます。
- すぐには次の絵本にいかず、少し物語の余韻を味わいましょう。
これはあくまで一例ですが、このような終わり方だと物語の雰囲気を壊すことなく自然な流れで読み終えることができます。
色々と試しながら、読み手と子供の間でしっくりとくる絵本の終わり方を探してみましょう。
絵本の読み聞かせを聞かない場合の対策
読み聞かせをすすめていく中で悩みとなるのが、子どもの次のような行動です。
・他のことが気になり読み聞かせに集中してくれない
・好きなページだけ見たがったり、途中で質問したりして話が何度も中断してしまう
・すぐに飽きてどこかへ行ってしまう
読み聞かせを聞かない場合は色々な要因が考えられますが、対処法としては次のようなことを試してみましょう。
静かにお話に集中できる環境をつくる
絵本に集中して楽しめるよう、周りの環境を整えてあげます。
・テレビやオーディオ音声などがつけっぱなしになっている場合は消しておきましょう
・子供がリラックスできるような静かな場所を選びましょう
・絵本を読む前に目に入りやすいような他のおもちゃは片付けてます
子供が落ちついて絵本を聞ける環境をつくることで、絵本に集中しやすくすることができます。
子どもが興味を持ちやすい絵本を選ぶ
なかなか絵本に興味を示さないときは、改めて子どもがどういったものに興味を持ちやすいのかを踏まえた選書を試してみましょう。
また、興味を示さない要因としては「同じようなジャンルの絵本ばかりで飽きてしまった」「絵本が年齢に適していない」といったことも考えられます。
その場合には、いつもは読まないようなテーマの絵本を取り入れて変化をつけてみたり、年齢や発達度合いに合った絵本を試すなどの工夫をしてみるとよいでしょう。
子どものペースに寄り添う
読み聞かせに集中できない理由として、絵本を聞くより他にやりたいことがあったり、絵本を読む時間を決めているような子供なりの意思や予定があるといったことも考えられます。
また、0歳~1歳くらいの年齢の低い子どもであれば、自分の興味のあるページばかり何度も読みたがるといった年齢ならではの特性がある場合もあります。
子どもの気持ちや予定に合わせて時間をあけて試してみたり、あえて全部読むことにこだわらず、本人の興味に寄り添った柔軟な読み聞かせを試してみるのもよいでしょう。
また、読み聞かせの途中に質問やお喋りをしたい場合でも、否定するのではなく会話に寄り添いながらも「さて、次はどうなるのかな?」「気になる続きをみてみようか」など上手に物語に戻す声掛けを工夫してみるのもおすすめです。
絵本を選ぶ際に参考にしたい絵本情報サイト
上記の選び方のポイントに加えて、各種レビューのチェックや専門サイトによる紹介情報を参考に探してみましょう。
ここでは絵本をオンラインで購入する際に便利なサイトを3つ紹介します。
絵本や児童書に関する日本最大級の絵本ポータルサイト「絵本ナビ」
絵本選びに迷ったらこちら!4000万件以上の絵本が揃う日本最大級の絵本情報サイトである「絵本ナビ」です。
テーマに沿ったおすすめの絵本の特集なども充実しており、絵本選びの強い味方になってくれるでしょう。
作品によっては試し読みができるのも嬉しいポイントです。
絵本の取り揃え&レビューも充実!お馴染み「Amazon」
絵本を選ぶときの情報収集の活用におすすめなのが、国内最大級のショッピングサービスでお馴染みの「Amazon」です。
ロングセラーから最新の絵本まで品揃えも充実しており、特に絵本についての幅広いレビューを読むことができるサイトはまだまだ少ないため、貴重な存在と言えるでしょう。
迷った場合はレビュー数が多いものや評価が高いものを一度チェックしてみるのがおすすめです。
Amazonは電化製品などのレビューは参考にしてよいか判断が難しい部分がありますが、絵本に関しては比較的信頼できるレビューが多いです。
絵本の読み聞かせを楽しもう!子育て応援サイト「mi:te ミーテ」
学習塾で有名なKUMON(くもん)が運営する、19万人の子育てママ・パパの声から誕生した絵本情報満載の子育て応援サイトです。
絵本だけでなく子育てや絵本の豆知識などの情報も充実しているのも特徴です。
読んだ絵本や子どもの反応を簡単に記録できる便利なアプリ版の「ミーテ」もおすすめです。
絵本の読み聞かせにおすすめの絵本3選
ここからは親子で読み聞かせを楽しめるおすすめの絵本をご紹介します。
紹介する絵本以外にも、定番のロングセラーなものから新しいものまで沢山の絵本がありますので、是非子どもさんに合った本を探してみてください。
「ぴょーん」 はじめてのぼうけん(1)まつおかたつひで 作/絵
絵本の紹介
【対象年齢】0歳~3歳 生き物のイラストに定評のある松岡達英氏の代表作で、世界各国の子どもに読まれているミリオンセラー絵本です。 「かえるが⋯ぴょーん!」「こねこが⋯ぴょーん!」そして「かたつむりが⋯?」 ページをめくる度に様々な生き物がユーモラスで多彩な「ぴょーん」を見せてくれます。
見開きページを視覚的に利用し、生き物がぴょーんと飛びあがる動きがイメージできるようなイラストが特徴です。
色々な生き物によるぴょーんが繰り返し楽しめ、音の響きや、絵本をめくる度にどんなジャンプが飛び出すの?といった期待感が何度読んでも子どもの心を掴んでやみません。
絵本を初めて読むお子さんのファーストブックとしてもおすすめです。
「くだもの あーん」 ふくざわゆみこ 作/絵
絵本の紹介
【対象年齢】0歳~4歳 いちご・ぶどう・りんごなどが登場する果物とおやつの絵本です。 本物そっくりのつやつやした果物。そして次のページには果物を使った美味しそうな5つのおやつが待っています。 『くだもの あーん。ど・れ・が・す・き?』 夢中で触ったりつまんで食べたり、読み聞かせがもっと楽しくなる美味しい時間のはじまりです。
見て楽しい聞いて楽しい、親子が一緒に楽しめる読み聞かせ絵本です。
大人も思わず「美味しそう!」と言ってしまう色とりどりの精巧なおやつのイラストや「ぷつぷつ さくっ」「ポロロローン」といった擬音が子どもの好奇心や想像力を刺激します。
「どれがすき?」と子どもに選ばせたり、あーんとつまんで口に持っていく遊びを楽しむこともでき、絵本を読むだけではなく親子でのコミュニケーションを楽しみたい方に是非おすすめの1冊です。
はらぺこあおむし エリック=カール作/絵 もり ひさし 訳
絵本の紹介
【対象年齢】1歳~ 生まれたばかりのあおむしはお腹がぺこぺこで仕方がありません。 そこではらぺこのあおむしは、月曜日、火曜日、水曜日・・・と毎日色々な食べ物を食べる旅を始めます。 そしてラストには・・・? 色鮮やかで印象的なイラスト。そして穴の空いた多彩な仕掛けが世界中の子どもたちを魅了し続けている大ベストセラー絵本です。
読み聞かせの定番として絶大な人気を誇る絵本が「はらぺこあおむし」です。
あおむしが食べ物を食べていくようすが遊び心のある穴のあいた仕掛けで表現されており、仕掛けをめくるワクワク感と、鮮やかで印象的なイラストが子どもの想像力や好奇心を駆り立てます。
ストーリーをある程度理解できる年齢から楽しむことができますが、カラフルなイラストや軽快な文章は何歳からでも読み聞かせることができます。
読み聞かせで1度は読んでみていただきたい名作絵本です。
絵本の読み聞かせはアプリもおすすめ
読み聞かせをしたいけれど忙しくて本を買いに行く時間がない場合や、家事の合間にも子どもに絵本を読ませたい方には、絵本の読み聞かせアプリもおすすめです。
幅広いジャンルの絵本をタブレットやスマートフォンで手軽に読むことができ、自動で読み聞かせをしてくれる便利な機能も備えています。
絵本の読み聞かせの効果やメリット まとめ
今回は子どもにも大人にも様々なメリットがある絵本の読み聞かせについてご紹介しました。
小さい頃に読んだ絵本を大人になっても鮮明に覚えていたり、絵本を読んで得た感動や経験が、実は自分の価値観や人生に少なからず影響を与えているという方も少なくないのではないでしょうか?
絵本は人生の宝物と言われています。毎日の育児に読み聞かせを取り入れ、様々なメリットを感じながら子どもさんとの時間を是非楽しんでみてください。
また2019年頃から急激に人気が高まっている知育のプロが選定した絵本が毎月届く定額制配送サービスも非常にお勧めです。
月齢に合わせた絵本が毎月届くことから読み聞かせにも最適です。興味のある方は以下記事も参考にしてみてください。