昨今ではライフスタイルが多様化し、固定の住居を持たない生活をするアドレスホッパーや共同で生活するコリビングなどが話題になっています。
またワークスタイルとの融合も起き始めており、働きやすさの観点やワークライフバランスを重視した住居や会社も増え始めています。
過去のトレンド予測でもデュアラーと呼ばれる二拠点で生活するスタイルを指すワードが選出されました。
この記事では、住まいやホテルを月額料金で利用できるサービスを紹介していきます。「住み放題」と呼ばれるものでも、チケット・コインの枚数や予約条件によって利用できる日数は異なります。
新たな生活スタイルや居住方式について

上記の通り、生活スタイルや居住方式に様々なキーワードが使われていますので、はじめに用語の紹介をしていきます。
生活スタイルを指すワードと、居住の有無や数を定義とするワードが混在しているため非常に分かりにくい部分があります。
住み放題の定額制サービスや居住を探す上では知っておくと、内容やメリットの理解がスムーズになります。合わせて確認してみてください。
シェアハウス
一つの住居に複数人で住むスタイルです。
通常の住居に複数人で住むルームシェアとは異なり、ラウンジやシアタールームなどの共有スペースがあり、シェアハウス専用の住居となっているのが特徴です。
2008年頃から日本でも使われ始め、2021年時点では一般的な住居スタイルとしてシェアハウス専用の住居も多く存在しています。
コワーキングスペース
異なる職業の利用者たちがオープンスペースを共有し、交流しつつ、独立した仕事を行うワークスタイルを指します。
全国様々な場所でコワーキングスペースが提供されており、異業種の人たちとコミュニケーションが取れるのも魅力の一つです。
コリビング(Co-living)
コリビング(Co-living)とは共同で複数の人が生活し、様々な職業の人と共に働くスタイルを指します。
シェアハウスに加えてワークスペース(コワーキングスペース)のような形式になっており、快適に働きながら暮らしていける施設となります。
もともとニューヨークやロンドンなど海外から人気が高まり、国内でもコリビング用の施設が広がり始めています。
海外ではCommonやRoam、We workの子会社であるWe Liveなどが有名です。
マルチハビテーション(Multi-habitation)
英語の意味通り、多様な・複数の居住地の意味になります。複数の居住地を使い分けるライフスタイルを指すワードです。
仕事とプライベート、平日と休日のような複数の用途によって使い分ける生活を行うことでライフスタイルの多様化を実現します。
2つの居住地を持つ意味として、ダブルハビテーションというワードが使われることもあります。
デュアラー
リクルートが2019年のトレンドワードとして発表して話題になりました。
マルチハビテーションの中でも、都心と田舎の2居住間生活を行う意味が使われるワードです。
田舎の空き家などを利用することで富裕層でなくても、デュアルライフ(2拠点生活)を楽しめることで、幅広い世代から人気が高まっています。
「ゆったりとした環境で子育てをする」「自然に触れる時間を増やしたい」「今後の田舎生活に向けたプレ生活」など様々な視点でメリットがあります。
ノマドワーカー
カフェやコワーキングスペースなど、オフィス以外の様々な場所で仕事をする働き方を指すワードです。
デュアラーとは違い、生活拠点の有無や数の定義ではありません。
アドレスホッパー
家を持たない暮らしをする人を指すワードになります。
住居の所有や賃貸をせず、様々な土地を渡り歩きながらテレワークで仕事をこなすスタイルとなります。
エンジニアやデザイナーなどパソコン一つでリモートワークが可能な働き方ができる職種を中心に、注目度が高いワードになっています。
サブスク住宅住み放題サービスの特徴

サブスク型の住宅住み放題サービスには大きく以下の特徴があります。
- 国内外に複数の拠点がある
- 初期費用が不要・安価なサービスが多い
- 光熱費やWifi料金が含まれるサービスあり
- 短期間から利用できるサービスもある。最低契約期間や解約費用は各社で異なる
更に、国内で住民票を移せるサービスもあります。ただし、住所は生活の本拠が基準で、転入・転居には市区町村への届出が必要です。日本郵便の転居・転送サービスを使う場合も転居届を提出します。国内に住所がある方の所得税の納税地は原則としてその住所地となり、生活の本拠かどうかは客観的な事実で判断されます。
始めやすく解約しやすい点も賃貸と比べた際の大きな特徴ですね。
サブスク住宅住み放題サービスの選び方
サービスを選択する上で見ておくべきポイントを紹介します。自分のライフスタイルに合わせて適切なサービスを選ぶようにしましょう。
最低契約期間。縛り期間を確認しておく
サービスによって最低の契約期間が異なります。
賃貸に比べると最低契約期間が短く、手続きや解約金などもシンプルなサービスが多いですが、自分の考えているプランからチェックしておくことは重要です。
1ヶ月単位で契約できるサービスから最低3ヶ月など取り決められているサービスなど様々存在しています。また1年契約で料金が変わるサービスもあります。
拠点数や地域は幅広く提供されているか
こちらも自分のライフスタイルに応じた地域に展開されているかは事前にチェックが必要です。
拠点数や地域が多いほど、選択肢が広がるため制限も少なくなります。特に自分が暮らしたいと考えている地域に展開されているかは最重要です。
国内の特定地域に集中して展開されているサービスから国内外で広く展開されているサービスまで様々存在します。
住居タイプ
サービスによって、シェアハウスからドミトリー※、提携している賃貸物件など様々です。
※ユースホステルやゲストハウスなどに設けられる、複数の宿泊者が同じ部屋を利用する相部屋形式の客室
こちらも検討している用途にあっているかは事前のチェックが必須です。
初期費用や光熱費
保証金や敷金・礼金などの初期費用がかかるかどうか、光熱費やWifi料金もプラン内に含まれているかもサービスによって異なります。
月額の利用料金だけではなく、上記のように利用にかかる費用全般で判断するようにしましょう。
予約ルールの確認
同じ住居に連続して滞在できる日数に制限があったり、予約がどの程度先まで可能かなど、予約ルールもサービスによって様々です。
料金や住居タイプとは別にルール上、自分が考えているライフスタイルに適しているかどうかは契約する前に念入りに確認しておくことをオススメします。
サブスク住宅住み放題サービス比較7選
住み放題サービスの特徴、選び方について解説してきました。
ここから国内を中心として展開されているおすすめサービスの詳細と特徴を紹介していきます。
ADDress(アドレス)
| サービス名 | ADDress |
| 企業会社名 | 株式会社アドレス |
| 展開エリア | 国内の全国に展開 |
| 物件数 | 50拠点以上 |
| 月額会費 | 月額9800円(税込)から |
| 契約期間 | 最短1ヶ月 ※次の更新日の前日までに解約手続き |
| 初期費用 | なし |
| 光熱費 | 料金に含まれる |
| Wifi | 料金に含まれる |
| 家具・家電 | 完備 |
| 住民票登録 | 専用ベッド契約の居住スペースで可能。専用ベッドの新規入居は停止中 |
立地や環境が良い空き家や別荘をリノベーションして提供するADDress(アドレス)です。
主にシェアハウスを対象としており、キッチンやバス・トイレなどは共有スペースでの提供となっており、歯ブラシやタオルなどのアメニティは、原則として自分で用意する必要があります。
九州から北海道まで日本全国に物件が展開されており、物件の種類も商店街のど真ん中、海が目の前の元民宿、古民家など様々な種類があるのが特徴です。
月額9800円(税込)から初期費用や水道光熱費の追加負担なし(宿泊税など家ごとの別料金を除く)と分かりやすくお手軽な料金から利用開始できます。
月額9800円(税込)のプランでは予約チケット2枚、月額99800円(税込)のプランでは30枚が付与されます。原則は1枚で1泊ですが、家や連泊割の利用によって必要枚数が変わるため、希望する部屋の条件を確認しましょう。

予約できる期間は部屋ごとに異なり、毎週日曜日の午前7時ごろに、予約できる日程が1週間分ずつ追加されます。予約は保有チケットの枚数分まで可能で、連泊割を利用できる部屋もあります。
短い滞在を繰り返すだけでなく、まとまった日数を同じ家で過ごす使い方もできます。空室状況や必要チケット数を見ながら予定を組みましょう。
全国で短期の滞在を繰り返すアドレスホッパーのスタイルにも向いているサービスになっています。
事前に同伴者登録をすれば、家族やパートナーと個室に滞在できます。利用人数は部屋の定員内で、同伴者だけの滞在はできません。
基本的にはワークスペースが設置されており、リモートワークをしつつ各地域を転々とするライフスタイルも可能になっています。
また各物件には家守(やもり)と呼ばれる管理者がおり、地域との交流の機会や様々な体験、暮らしている地域の情報も提供してくれます。
HafH(ハフ)
| サービス名 | HafH |
| 企業会社名 | KabuK Style Inc |
| 展開エリア | 国内外で展開 |
| 物件数 | 1000拠点以上 |
| 月額会費 | 月額3400円~ ※100コイン+会員料金200円の場合 |
| 契約期間 | 請求日前日までの停止手続きで次回請求日から停止 ※確定済み予約などの条件あり |
| 初期費用 | なし |
| 光熱費 | 料金に含まれる |
| Wifi | 料金に含まれる |
| 家具・家電 | 完備 |
| 住民票登録 | 施設によって異なる |
まず最初に紹介するのは、国内の住まいサブスクの中では知名度が非常に高く、さまざまなメディアでも取り上げられているHafH
です。
HafHは、毎月コインを積み立て、国内外の提携宿泊施設の予約に使う旅行サービスです。一定の月額料金だけで何泊でも泊まれる仕組みではなく、宿泊ごとに必要なコイン数が決まっています。
また2021年の日本サブスクリプションビジネス大賞に選ばれ、継続的に多数のメディアに取り上げられて注目を集めています。
2025年8月から固定プランに代わり、毎月積み立てるコイン数を選ぶ仕組みになりました。100~2000コインを50コイン単位で設定でき、月額は1コイン32円と会員料金200円の合計です。100コインなら月額3400円、300コインなら9800円となります。
貯めたコインを使ってお部屋を予約します。旅行の予定に合わせて、毎月積み立てるコイン数を調整できる点が特徴です。
コインは宿泊や航空券の予約に利用できます。通常コインと旧コインには有効期限がありませんが、ボーナスコインは原則として付与した翌年同月末までとなるため、種類ごとの期限を確認しておきましょう。
メンバーシップを停止すると、次回請求日から月額料金を止められます。コインは保持されますが、ボーナスコインの有効期限には注意が必要です。停止は請求日前日までの手続きが必要で、次回請求日以降の確定済み予約がある場合などは利用できません。
他サービスと異なる点として、国内九州から北海道の展開にとどまらず海外にも多数の拠点が存在する点です。
物件は地方に限らず都心にも展開されているため、アドレスホッパー向きのサービスでもあります。他の事前予約型のサービスに比べても圧倒的に拠点数が多く、連泊も可能なため安定して一番おすすめできるサービスです。
宿泊施設は原則180日先まで予約できるため、しっかり計画を立てて利用したい方にも向いています。一部の施設は対象外で、航空券の予約期間は90日先までです。
XROSS HOUSE(クロスハウス)
| サービス名 | XROSS HOUSE |
| 企業会社名 | 株式会社クロスハウス |
| 展開エリア | 首都圏を中心に全国 |
| 物件数 | 400物件以上 |
| 月額会費 | 家賃月額24800円~+共益費15000円+あんしんサポート料1500円 ※プランによって異なる ※解約手数料あり。個人契約では原則として保証会社の初回保証料・月額保証料も別途必要 ※税込表記 |
| 契約期間 | 1年契約(最短1か月から。退去希望日の1か月前に申請すれば途中解約可能) |
| 初期費用 | 物件により異なる |
| 光熱費 | 物件により異なる |
| Wifi | 物件により異なる |
| 家具・家電 | 物件により異なる ※ほぼ完備 |
| 住民票登録 | 可能 |
首都圏を中心に展開されているXROSS HOUSEです。こちらも月額定額で利用することが可能です。
シェアハウスの家賃は、ドミトリーが月額24800円~、セミプライベートが34800円~、個室が40000円~です。別途、共益費15000円とあんしんサポート料1500円が毎月かかります。共益費には水道・電気・ガスや共有備品代が含まれ、Wi-Fiは無料です。個人契約では原則として保証会社への加入が必要で、初回保証料と月額保証料も別途かかります。初期費用から退去費用まで全額を入居時に支払う場合は加入不要です。
解約手数料は発生するものの、シェアハウスの物件・部屋移動は初期費用がかからず、移動前後の賃料の差額分のみで実施できるため、気軽に首都圏内を移動したい方にはおススメのサービスです。ただし、シェアハウスから家具家電付きアパートメントへ移る場合は、初期費用の差額も必要です。
特徴は他サービスと比べても都内に集中した物件を展開されている点です。以下のように山手線沿いの駅も含まれます。

基本的にはシェアハウスタイプとなっており、リビングやキッチンなどは共有スペースです。
シェアハウスの物件・部屋移動に初期費用がかからないため、シェアハウスにありがちな同居人などの人間関係が上手く行かない・モラルが悪い・・といったケースでも賃料の差額分のみで物件を変更できるのは嬉しいポイントです。
シェアハウスは18歳以上40歳未満が対象で、入居者と管理会社の関係者以外は立ち入れません。家具家電付きアパートメントは18歳以上60歳未満が対象で、友人や家族を招くこともできます。個人の連帯保証人不要・通常の初期費用はシェアハウス3万円、家具家電付きアパートメント5万円という条件です。個人契約では原則として保証会社の初回・月額保証料も別途かかります。家賃1か月無料キャンペーンでは、6か月未満の退去・移動に割引予定額の請求もあります。
シェアハウスのほか、家具家電付きアパートメントタイプも提供されています。こちらは初期費用50000円で、水道・電気・ガス・インターネットは原則として個別契約です。
サイト内の家賃1か月無料キャンペーンは、新規の問い合わせで6か月以上入居する方が対象です。無料になるのは家賃と共益費の1か月分で、システム利用料・有料オプション料は別途かかります。契約時には入居月の日割り料金が必要で、6か月未満の退去・移動では割引予定額が請求されます。一部物件が対象で、予告なく終了する場合があります。詳しくは以下サイトをチェックしてみてください。
Hostel Life(ホステルライフ)【新規受付停止中】
公式のプラン詳細ページでは、リニューアル準備に伴い新規利用者の受付を停止していると案内されています。申込みフォームは残っていますが、受付再開が確認できたわけではありません。以下の料金・条件は公式ページに掲載されている内容で、現在申し込めるプランとしての紹介ではありません。(2026年10月確認)

| サービス名 | Hostel Life |
| 企業会社名 | Little Japan |
| 展開エリア | 全国 |
| 物件数 | 24都道府県、38施設 ※2022/1時点 |
| 月額会費 | 掲載料金:お試しパス月額9000円、二拠点パス27000円~ ※新規受付停止中。お試しパスは月3泊まで |
| 契約期間 | 1ヶ月単位 |
| 初期費用 | なし |
| 光熱費 | なし |
| Wifi | あり |
| 家具・家電 | 完備 |
| 住民票登録 | Little Japanで対応の案内あり ※ホステル暮らしパスは現在利用不可と掲載 |
提携ホステルやゲストハウスを利用する定額制サービスのHostel Lifeです。
公式ページに掲載されている月額9000円の「お試しパス」は、1ヶ月に3泊まで利用できるプランです。泊まり放題ではなく、泊まれなかった分は翌月以降に繰り越せると案内されています。
自宅とホステルを使い分ける「二拠点パス」、ホステルを生活拠点にする「ホステル暮らしパス」も紹介されています。ただし、ホステル暮らしパスのドミトリー・個室は、どちらも現在利用できないと明記されています。

二拠点パスの掲載料金は、日~木曜日プランが月額27000円、全曜日プランが月額36000円です。利用できる曜日や予約のルールが異なります。
日~木曜日プランは金・土曜日に加え、連休の中日と年末年始(12月28日~1月2日)も対象外とされています。
掲載中の料金表や画像と、現在の受付状況は分けて確認する必要があります。再開時の料金・対象施設などは、公式の案内を確認してください。
「二拠点パス」は同時に予約できるのが合計2泊までで、チェックインして予約を消化すると次の予約ができる仕組みと案内されています。
ホステル暮らしパスの予約開始時期は施設ごとに異なり、住民票はLittle Japanで対応する旨が掲載されています。ただし、このパスは現在利用できないため、入居を前提に予定を立てることは避けましょう。
受付状況とプラン詳細は、Hostel Life公式のプランページで確認できます。
unito(ユニット)

| サービス名 | unito |
| 企業会社名 | Unito |
| 展開エリア | 東京 |
| 物件数 | 約250件以上 ※2022/1時点 |
| 月額会費 | 月額30000円台~(税込) ※物件によって異なる |
| 契約期間 | 最低1か月(リレントを利用する賃貸契約は最低2か月) |
| 初期費用 | 初回登録料などあり。物件・契約形態により異なる |
| 光熱費 | 物件・契約形態により異なる |
| Wifi | あり ※物件により異なる |
| 家具・家電 | あり ※物件により異なる |
| 住民票登録 | 不明 |
unito(ユニット)は、帰らない日分の家賃が下がるリレントと呼ばれる機能があるサービスです。リレントを利用する賃貸契約は、最低2ヶ月からです。初期費用や清掃費、水道光熱費の扱いは物件・契約形態によって異なります。契約前に各物件の料金条件を確認しましょう。
通常は月額料金として一定額を毎月支払う仕組みが一般的ですが、unitoのリレント機能により家にいない日数を、他の宿泊者に貸す仕組みがあるため、月額料金を安くすることが可能になります。

補償制度、申請システムによりプライバシー保護や高い安全性を確保されている点が特徴です。unito独自の仕組みとなります。
また他の宿泊者にシェアされた場合も、クリーニングが実施され何かあった場合も保証制度があることから、サービス利用者は荷物を指定のロッカーに収納しておくだけで、安心して貸すことが可能です。
ライフスタイルの多様化により、固定の住居を持っておきたいけど、利用しない日も多く少しでも安く利用したい、田舎に住居を持って仕事の間だけ都内に安く住居を持ちたいデュアラーにもピッタリのサービスです。
サービス展開地域はまだまだ限定的ですが、「日本サブスクリプションビジネス大賞2020」にもノミネートされるなど、新しいサブスク住宅として非常に注目を集めているサービスとなっています。
urban(アーバン)

先ほど紹介したunito(ユニット)から別サービスで提供されているurbanも紹介します。
サービスプランと月に宿泊する宿泊数に応じて価格が変わる設定になっており、安価な利用から始めることが可能です。

週に一度都内にワーケーションするケースや、リモートワークが中心で月に数回都内の職場近くに借りるようなケースにも適しています。
他にも荷物を預けることができ、私設私書箱を作って郵便物を受け取ることができたりと、必要なサービスが充実しています。
HMLET(ハムレット)

三菱地所グループのHmlet Japan(ハムレット・ ジャパン)が運営するHMLET(ハムレット)を紹介します。
首都圏を中心に大阪にも物件を展開するサービスで、オンライン完結・最短5日間で入居可能・1か月から利用可能・家具・家電付き・水光熱費込みプランありと自由度が高い賃貸物件です。
また最大の特徴として、コミュニティマネージャーという立ち位置の役割を持つ方がついており、スポーツやアート、料理など楽しみながら新しい文化に触れてみたり、起業や今後のビジネスライフに役立つ各種イベントが定期的に開催される「住みながら新しい体験ができる」という特徴を打ち出している点です。
初期投資となる礼金・仲介手数料は不要で、Wi-Fi完備であり、初期費用を抑えて新生活を開始できる点も通常の賃貸物件と比べたメリットです。

コミュニティ・ラウンジなどの共有スペースがあり、デザイン性の高い住居が揃っている点もHMLETの特徴の一つです。
こういった共有スペース利用もコミュニティマネジャーが仲介役となって、他の入居者紹介など実施してくれるなど関係性の構築にも入ってもらえます。
首都圏に加え、大阪でも物件を展開しています。興味がある方は以下のサイトをチェックしてみてください。
OYO LIFE(オヨライフ)【サービス終了】
OYO LIFEは事業譲渡によりサービス終了しました

| サービス名 | OYO LIFE |
| 企業会社名 | OYO LIFE Japan |
| 展開エリア | 国内の首都圏が中心 |
| 物件数 | 1000物件以上 |
| 月額会費 | 物件毎に異なる |
| 契約期間 | 最短31日 |
| 初期費用 | なし |
| 光熱費 | 料金に含まれる |
| Wifi | 料金に含まれる |
| 家具・家電 | 完備 ※物件によって異なる |
| 住民票登録 | 可能 |
OYO LIFEは世界最大級のホテルグループであるOYOの系列会社が提供するインド初のサブスクリプションサービスになります。
国内の都心中心の展開となっていますが、完全オンラインで契約完了後に生活を開始できる点が特徴です。
サブスクリプションサービスの特徴である初期費用や光熱費・Wifiなどの通信費なども全て月額費に含まれています。

突然の転勤や短期間の出張で都心に滞在する必要がある場合に、オンラインでの申込みから即日利用開始できるため、引っ越しの手間を最小限に新しい生活をスタートできます。
鍵の受け渡しもコンビニで可能と徹底されています。
最短31日から利用できる点も本サービスのメリットの一つです。ただどちらかというと賃貸利用を徹底的に簡易化したサービスという位置づけが良さそうです。
サブスク住宅住み放題サービスのメリット

ここからは一般的に賃貸で契約する場合と比べた時のメリットについて見ていきます。
初期費用を抑えられる
敷金や礼金・保証金など賃貸の場合は数十万円を最初に用意しておく必要があります。
そこから家具・家電の準備をしていくと更に初期費用の負担は多くなり、「一人暮らしを始めたい」・「引っ越したい」などの思いがあっても費用面で踏み出せない方も多くいるかと思います。
そういった場合に初期費用を抑えられるサービスは、気軽に転居しやすい点がメリットになります。ただし、すべてのサービスで初期費用が無料になるわけではありません。
例えばXROSS HOUSE(クロスハウス)の初期費用は、シェアハウスが30000円、家具家電付きアパートメントが50000円です。家賃や共益費なども含めて、入居時に必要な金額を確認しておきましょう。
購入や賃貸よりコストがかからないケースがある
サービスによっては賃貸を契約するよりも安価に利用できるケースも多いです。
個室がないなど人によっては不便と感じる方もいるかもしれませんが、様々な人との出会いも一緒に楽しみたい方や、気にならない方には適したサービスです。
初期費用のメリットと合わせると費用面で大きなメリットがあることが分かります。
光熱費やWifi料金が含まれる
水道光熱費やWi-Fi料金が利用料に含まれるサービスもあります。一方で、別途契約が必要な物件や利用額によって追加費用がかかる物件もあります。
料金に含まれる物件であれば、個別の契約手続きを減らせる点もメリットです。
こういった費用が定額内におさまることで、月額の支出が分かりやすいことも嬉しいポイントになります。
利用したい期間だけ契約できる
最短1か月から利用できるサービスも多く、退去予告の期限や途中解約時の費用もあるため、使いたい期間と契約条件を合わせて確認しましょう。
最低限の費用負担でマルチハビテーションの暮らしを体験してみることも可能です。
平日だけ職場の近くに滞在して、土日に遠方の住みやすい環境で過ごすスタイルの方も最近増え始めてきています。
住む場所を気軽に変更することができる
定額料金で好きな場所に移住ができるため、様々な暮らし方に移行することが出来ます。
仕事の関係で様々な地域に短期滞在したり、リモートワーク中心でオフィスに通う必要がない場合でも気軽に都心から離れた場所での居住を体験できます。
以下は今回紹介したADDressサービスによる「他拠点生活を希望するエリアは?」というアンケートの結果です。

特にネット環境さえあれば働ける職種の人も増えてきており、都心以外でリフレッシュしつつ、定期的に場所を変更して新鮮な環境で仕事をするような働き方が可能になります。
サービスによっては住民票登録も可能です。
ゲストや管理人・地域の交流が可能
サービスによっても異なりますが、相部屋であったりリビングが共同スペースになっているケースや、ワークスペースが共有されているケースが多いです。
そういった場所で出会う国内外の人と交流を深めることで、仕事面やプライベート面でも幅を広げることができます。
実際に今回紹介したAddressが調査した「ADDress多拠点生活 利用実態レポート」によると、他会員との交流や家の管理人である家守との交流希望が約8割、実際に交流できている人も約7割と、地域や人との交流を1つの目的として他拠点生活を実施している人も多いことが分かっています。


この点は自分のスタイルや人とのコミュニケーション好き嫌いもあるため、デメリットと感じる人もいるでしょう。
サブスク住宅住み放題サービスのデメリット

好みの空間をつくることができない
原則、用意された空間に滞在するという位置づけになるため、賃貸と比べても自分好みの空間に変更しづらいのはデメリットになります。
拠点自体を変更できるメリットのほうが大きいですが、共有スペースになっている部分も多く、短期滞在中でも自分好みに空間を作っていきたいような使い方には向いていません。
相部屋やドミトリータイプが多い
個室が無いケースもあり、相部屋だと気になって過ごせない方や一人の空間が欲しい方から見るとデメリットの一つです。
ADDressのような個室が多いサービスやHafHのような個室プランを用意していることもあり、契約時の選ぶポイントの一つとして見てみてください。
予約が必要
利用前に予約をして、利用するタイプのサービスに関しては予約が面倒という点もあります。
また人気のあるホステル等で希望日に予約が取れないことも発生するため、急なプラン変更が発生する可能性もあります。サービスによっては拠点がないケースもありえます。
拠点を移動しながら生活するライフスタイルで、泊まる部分が不安定であることはデメリットの一つです。HafHなど拠点数が充実しているサービスを利用するのもリスク軽減の考え方になります。
予約ルールもXX日以上、XXまで連続宿泊可能、XX日前までに予約など様々なので、契約前に予約ルールも入念に確認し、ライフスタイルに合っているかチェックしましょう。
サブスク住宅住み放題をおすすめできる人

ここまでの内容により、改めて本記事で紹介したサブスクの住居住み放題サービスをお勧めできるタイプを見てみましょう。
いずかに当てはまる方は利用を検討してみることをおススメします。
- 短期で働く場所を変更する必要がある
- 働く場所に制限がない
- マルチハビテーションやデュアラーのようなライフスタイルに変更したい
- 短期のバケーションをメインの住居とは別の場所で楽しみたい
HafHのようなサービスでは移動しながら生活していくスタイルになり、移動自体が負担になるという点もあります。
一方、XROSS HOUSE(クロスハウス)は同じ部屋に一定期間住みたい方にも向いています。OYO LIFE(オヨライフ)は既にサービスを終了しているため、現在の選択肢には含まれません。
考えているライフ・ワークスタイルにマッチしているか、各サービスを慎重に検討してみましょう。
サブスクの家具・家電もセットでおすすめ
XROSS HOUSE(クロスハウス)のように家具・家電付きの部屋を利用する場合でも、備え付き以外の家具・家電を足したいときには、サブスクのサービス利用も選択肢になります。設置できる物や持ち込みのルールは、物件ごとに確認してください。
以下記事でも紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。
ホテルの住み放題サービスも話題に
今回紹介したサービス以外でも、各ホテルがサブスクリプションサービスとして泊まり放題プランを打ち出しており、話題となっています。
過去にはホテルが長期滞在向けのプランを提供した例もあります。以下では、サービス終了済み・期間限定のプランを紹介します。
帝国ホテル サービスアパートメント【営業終了】

帝国ホテル 東京のサービスアパートメントは、2024年6月に営業を終了しました。以下は提供当時の情報です。終了時期は帝国ホテルの統合報告書2024で確認できます。
東京千代田区の帝国ホテル 東京で提供されていた長期滞在向けサービスで、通常の宿泊と同様に各種ホテルサービスを受けられる点が特徴でした。
- 専属のサービスアテンダント付
- 駐車場利用可能
- フィットネス・プール・サウナ利用可能
- 朝食パンやロビーラウンジでのドリンクサービス
追加料金でランドリーサービスや食事のルームサービスを利用できる仕組みもありました。
以前は5泊15万円(税込)からのプランがありましたが、現在の募集料金ではありません。宿泊を検討する場合は、現行の宿泊プランを確認してください。
西鉄ホテルグループ 東京サブスクプラン【2021年の期間限定プラン】

西鉄ホテルグループが2021年に東京4店舗限定で販売した「東京サブスクプラン」です。発表時の販売期間は2021年8月18日から12月31日まで。以下は当時の料金・条件を紹介しています。
こちらのサービスは泊まり放題ではなく、サブスク加入することで宿泊料金を安価に利用できるサービスとなっており、西鉄インやソラリア西鉄ホテルが、1泊2000円~で利用することができます。

職場の近くで平日だけ利用したい、就活時期で東京を拠点に活動したいなど、さまざまな利用シーンで活用できます。
対象のホテルは以下の4か所です。
- ソラリア西鉄ホテル銀座
- 西鉄イン新宿
- 西鉄イン日本橋
- 西鉄イン蒲田
販売期間・宿泊機関が限定されたプランになるものの、利用するほどお得に利用できるサービスとなっています。
サブスク住宅住み放題サービスまとめ
今回はサブスク住宅住み放題について、各サービスの紹介からメリット・デメリットやおススメできるタイプについて紹介してきました。
ライフスタイルの変化に強い点や、ワークライフバランス観点から、働き方・住居の考え方を移行している人たちが20・30代を中心に増え始めています。
今回の記事を通して、今一度自分のライフスタイルについて考えてみるきっかけになると嬉しいです。また興味があれば各サービスサイトを見てみましょう。
また住宅以外にも様々な月額定額制のサブスクサービスが展開されています。主要なジャンルのサービス紹介記事をありますので、合わせてチェックしてみてください。
料金・利用条件の確認先:ADDress、HafH、XROSS HOUSE、unito、Hmletの大阪展開。上記の料金・条件は2026年10月確認時点です。






