サブスクという言葉をよく耳にします。ラーメン店のサブスク、高級レストランでのサブスク、洋服のサブスク・・などがテレビなどで紹介されており、2020年頃から急激に日本でも広まっています。
そんなサブスクですが、ビールにもサブスクがあります。サブスクとはそもそもどんなものか、従来のサービスとは何が違うのかの説明を行います。
また国内で提供されているおすすめのビールサブスクサービス11選をサービス特徴含め紹介していきますので、気になっている方はぜひチェックしてみてください。
ビールのサブスクってどういうサービス?
サブスクとは月額定額制のサービス
サブスクとは購入するのではなく、製品やサービスを一定期間利用する権利を買うという、新しいビジネスモデルです。
契約期間中に動画見放題・音楽聴き放題となるサービスや、定期的に洋服やお菓子などのアイテムが届いたりするサービスが有名です。
利用者にとってはサービスが利用し放題になったり、通常に購入するよりも安価に手に入れることができたり、通常とは違った体験が出来たりと、サブスクには支払った料金以上に得られるメリットが沢山あります。
ビールのサブスクとは?
ビールには、日本酒やワインのような頒布会という定額制の定期購入は、あまり多くありませんでした。
現在のように種類が多くなかったこと、輸入ビールが手に入りにくかったこと、季節商品はあっても月ごとのような商品がなかったことなどで、定期購入するメリットがなかったことが要因です。
ただ日本の市場に出回っているアルコール飲料の70%がビールであり、国内でのビール人気は非常に高いです。
さらに、アサヒビール、キリンビール、サントリービール、サッポロビールにオリオンビールを加えた大手5社が多種多様な自社ブランドを販売し始めており、2010年頃から美味しい地ビールが増えてきたことから、現在の国内ビールのサブスクにつながっています。
ビールのサブスクも、月々定額料金を支払うことでビールが届くというサービスですが、サービス内容はそれぞれ特長を活かしたものになっています。
ビールのサブスクは初心者から上級者まで広くおすすめ
ビールを購入する手段には、酒屋や酒類取扱のコンビニなどの実店舗に出向いて購入する方法と、ネット通販などで購入する方法があります。
実店舗は商品を直に確認しつつ、1本単位でも購入できるというメリットがあり、一方のネット購入には店舗に行く時間と手間が省けたり、重いビールを運ばなくてよいという、それぞれのメリットがあります。
対してサブスクのメリットとして、専門家が自分の代わりにビールを選んでくれたり、中にはビアサーバーが一緒に提供されるといった今までのネット購入に加えたプラスアルファの魅力にあります。
大手はこれまでの実績やブランド力を利用したサブスクを、地ビールを製造するマイクロブルワリーは、自社でしか出せない独自の味を押し出したサブスクを展開しています。
しかも地ビールを製造するマイクロブルワリーの数は日本全国で約180もあり、大手5社の内4社も参画しているほどその勢いを増していますので、安定した味を求めている人にも、知らない味を求めている人にも、サブスクを利用するメリットは多くあります。
ビールのサブスク定額制11サービス徹底比較
次からは現在、国内でサービスが提供されている中で、お勧めのビールのサブスクサービスを紹介します。
ここまで紹介したサブスクリプションサービスの説明や選び方の情報を元に、自分に合うビールのサブスクサービスを探してみてください。
キリン ホームタップ
※Presented by KIRIN
まずは大手酒造メーカーである「キリンビール株式会社」が提供している会員制 生ビールサービスのキリン ホームタップです。
大手で、且つファンが多いことを活かしており、家庭用にこだわって開発したこともあり、使い勝手や味が抜群と評判です。コースは以下の2つが用意されています。
- 月4Lコース 8250円~/月(税込、送料無料)
- 月8Lコース 12430円~/月(税込、送料無料)
月4Lコースの場合、1Lの専用ボトルが月2回、2本ずつ届きますので、合計4Lになります。月8Lコースの場合は1回の配送が4本ずつになります。
※最低契約期間(12か月)継続利用を条件にサーバーのレンタル費用は発生しません。ただし、最低契約期間内の解約の場合は、解約手数料としてサーバー代金の一部に相当する税込16,500円の負担が必要です。
最低契約期間の12ヶ月を経過してしまえば、解約申請を行うことで解約手数料なしで解約できます。
また新フレーバーが季節毎に登場する点も特徴で、定番ビールにはギフトや一部のお店でしか味わえなかった「一番搾りプレミアム」、通年で注文・選択できるビールはキリン渾身のクラフトビール「スプリングバレー豊潤<496>」・フルーティーな香りが自慢の「スプリングバレー オンザクラウド」など様々なビールが愉しめます。
※最新のビールラインナップについてはキリン ホームタップのWEBサイトをご覧ください。
※選択可能なビールには加熱処理をしている生ビールではない商品も含まれています。
キリン ホームタップのお勧めポイント
品質を保つ独自技術を搭載した専用ペットボトルと、シルキーでクリーミーな泡を味わえるように開発されたビールサーバーで工場つくりたてのおいしさが愉しめるキリン ホームタップでは、キリン一番搾りの最上位ブランドである「一番搾りプレミアム」が年間通じて選択できる他、「スプリングバレー豊潤<496>」「スプリングバレー オンザクラウド」や人気のクラフトビールなど期間限定のビールが常に3~4種類用意されていますので、毎月4種類の中から好きなビールを選ぶことができます。
しかも毎月の変更や追加も可能ですので、自分の好みだけでなく、来客の好みによっても選択することが可能です。
ビールサーバーは、この会員制の生ビールサービスであるキリン ホームタップに合わせて専用に開発されたもので、外形も幅230mm×奥行283mm×高さ355mmと小型ですので、コンセントさえつながる場所であれば、例えば夏のベランダにでも置くことができます。
また キリン ホームタップの一番の特長は品質を保つ独自技術を搭載した専用ペットボトルと、シルキーでクリーミーな泡を味わえるように開発されたビールサーバーで工場つくりたてのおいしさを保ったまま生ビールを家で飲めるという点です。
仕事を終えてじっくり味わうも良いですし、テレワークなどで外に飲みに行くケースが少なくなった方にも非常におすすめです。キリン ホームタップがある生活は日常の満足度が一変します。
キリン ホームタップの注意点
そんな非常に満足度の高いキリン ホームタップですが、以下のようなシチュエーションでの利用はNGとなります。基本的には自宅用に設計されていますので、注意が必要です
- 外での使用は不可
- 火気(BBQの火元の近く)
- 水気の近く(漏電・感電のリスク)
- 直射日光、高温下での利用 ※30℃以上は炭酸ガスが推奨外
家庭で特別なビールのおいしさを味わいたい人には間違いなくおすすめ
家にビールサーバーがあっても上手に注げないのでは・・?という疑問に答えたのがこのキリン ホームタップが提供する専用ビールサーバーです。
いくらサーバーがあっても、使う人によって差が生じてしまうのでは満足にはつながりません。そこで使い勝手や手入れの簡単さにこだわって改良を重ねて作られていますので、誰でもおいしい生ビールがサーバーから注ぐことが可能になっています。
※選択可能なビールには加熱処理をしている生ビールではない商品も含まれています。
キリンビールのファンはもちろん、専用ビールサーバーから自分でビールを注いで飲むという特別な行為に興味のある方に、お勧めの会員制 生ビールサービスです。
#ビールがおいしいってしあわせだ #おいしいうれしいエピソード #一番搾り#ホームタップ#一番搾りプレミアム
— さっつぃん (@sacchi1106) July 23, 2022
今日は土用の丑の日🎶
夫との週末のゆっくりできる時間😊
仕事の事、子供たちの事、たくさんの話ができる大切な時間💖
極上なビールと共に味わえる幸せ😌💕今日は鰻と乾杯✨🍻🎶 pic.twitter.com/oP9Ii76wqQ
Otomoni(オトモニ)
続けてご紹介するのは、クラフトビールから、クラフトビールの飲み比べ定期便を提供しているOtomoni(オトモニ)です。
日本・世界の1900種類以上の銘柄から、季節や好みに合わせたクラフトビールのセットが届きます。
価格は1回の配送あたり4378円(税込・送料込)から提供されており、配送スキップできる仕組みもあるため、定期配送でありつつ自分で配送頻度を調整することも可能です。
クール便で届くことから送料込の価格としては非常にお得なサービスでもあります。
またOtomoniの面白い特徴の一つとして、配送されたビールの記録が自動で残り、メモ機能などがついている専用の会員アプリ「ビアブック」が提供されている点です。
1900種類と膨大な種類の取り扱いがあることから、集める楽しみもあるサービスです。
アプリでは先ほど説明したスキップ設定や、追加注文などを実施することができます。
さらに届いたクラフトビールにメモ(評価や推し度)を追加していくことで、自分好みのセレクトに近づいてくる点も楽しめるポイントの一つです。
休会や解約に一切の制限がなく、解約金もないことから非常にサブスクらしく、安心してはじめやすいサービスの一つです。
暑い日はビール🍺!青色が涼しげ^ ^#otomoni#世嬉の一酒造 pic.twitter.com/GsAfld7VD7
— 太田傑@地方リモートワーカー/FUNDINNO (@fundinno_sota) July 10, 2022
HOPPIN’ GARAGE(サッポロビール)
つづいてはサッポロビール公式が提供しているサービスとなるHOPPIN’ GARAGEを紹介します。
さまざまな魅力的な人々からのストーリーをもとにした 「新作ビール」と、 フラッグシップビール「ホッピンおじさんのビール」 をセットに2ヶ月に1回届く定期便のサービスとなります。
常に新作が届くネットでしか購入できない「新作定期便」となっており、合わせてストーリーブックがついてきます。毎回届くのが楽しみになるサブスクらしいサービスです。
さらに初回の送付時には「スターターキット」が送付されます。ブランドブックやペアグラス、マグネットステッカーなど前準備無しにHOPPIN’ GARAGEの世界を楽しめます。
またライフスタイルに合わせて届く本数を12本・24本から選択でき、4389円から提供されています。
このサービスの最大の特徴としては、繰り返しになりますが完全新作のビールが2ヶ月ごとに届くという点でしょう。
毎回ドキドキ感を味わいたい・常に新しい体験をしたい・さまざまなスタイルのビールを味わいたい人にはピッタリのサービスになります。
利用開始した人の約90%が「満足している」「継続したい」と回答しており、数あるサブスクサービスの中でも非常に利用者満足度も高いです。
公式ページでは次回送付予定の新作ビールも紹介されており、ビールにまつわるストーリーも確認することができます。
ぜひ以下サイトをチェックしてみてください。
白いモスバーガーにクリチーとルービー合わせておいしい、ホッピンガレージ | HOPPIN’ GARAGE、白ワインのような華やかな爽やかさのネルソンそーヴィンホップがクリームチーズにぴったり寄り添いおいしい!https://t.co/cAUpzgJxtl@HoppinGarage @morinaga_milk_ @mos_burger pic.twitter.com/gNiybXRBGQ
— halfmoon (@torisanhankachi) July 14, 2022
DREAM BEER(ドリームビア)
2020年創業の株式会社DREAM BEERが提供するビールのサブスクサービスで、2021年からサービスが開始されたDREAM BEERも合わせて紹介します。
コースは「都度購入プラン」と「定期購入プラン」に分かれており、それぞれ専用のビールサーバーレンタル料が含まれる価格になっています。
「都度購入プラン」は、全国130銘柄以上の中から、お好みのクラフトビールをビールサーバーレンタルと合わせて利用できるサービスです。
もう一方の「定期購入プラン」は、同じく130銘柄からさまざまな銘柄を試すことができる定期配送便で、1本あたりの価格は「都度購入プラン」よりもお得に利用可能です。
本サービスの特徴はDREAM BEER専用に開発されたプロ仕様の本格生ビールサーバーが無料レンタルでき、日本全国のクラフトビールが楽しめます。
ビールサーバーはペルチェ方式を採用していますので、繊細な温度管理ができる上に音が静かなのが特長です。
但し、ビールを購入しない月にはサーバーレンタル料が税込み1100円~3300円かかりますので、注意が必要です。
キリン ホームタップやBeer Server Clubと同じくビールサーバーのサービスで、サーバーはダブルタップとなるため、ブルワリー別の飲み比べを楽しむことが出来ます。
本日、届いたDREAM BEER🍺#あわぢびーるピルスナー
— にゃんこ (@Nyan_pusyu) April 19, 2022
さっそく始めます🍺🍺🍺
お疲れさま〜カンパ〜イ🍻
うまっ〜😋今日も幸せだぁ😊#晩酌 #クラフトビール #ビールサーバー pic.twitter.com/92gutC6qoy
ひらけ!よなよな月の生活
クラフトビールを醸造する、長野県軽井沢に本社を持つ株式会社ヤッホーブルーイングが運営するサブスクの「ひらけ!よなよな月の生活」です。
「YONA YONA BEER WORKS」という公式ビアレストランも展開しており、都内にある8店舗では、「よなよなエール」や「水曜日のネコ」などの定番ビールの他、限定醸造ビールも味わうことができます。
10種類以上のオリジナルソーセージやローストチキンもある、人気の店舗です。コースは以下の2つ用意されています。
・2ヶ月毎に24缶コース 7656円/2か月(税込、送料無料)
・毎月24缶コース 7656円/月(税込、送料無料)
いずれのコースもクラフトビールを組み合わせて選ぶことができますので、24本を同じブランドで揃えても、6本ずつ4種類にしても構いません。
3つのコースの違いは本数だけですが、季節のビールも用意されており毎回種類を変えることも可能です。
最低利用期間の制限もないため、まずは1回お試しで利用してみる使い方もできます。
アメリカンペールエールの「よなよなエール」、苦さとコクが特長の「インドの青鬼」、さわやかなホワイトエールの「水曜日のネコ」、黒ビールの「東京ブラック」、アルコール度数を抑えた「僕ビール君ビール」など、多様なクラフトビールがあります。
一部コンビニやスーパーでも購入することは可能ですが、様々なクラフトビールを定期的に楽しみたい方におすすめできるサービスです。
ビアフェスタ
株式会社ビアフェスタが運営するサブスクです。ホテルリゾート「okcs」が監修するサブスクプランになります。
定期便のコースは4980円/月(税込、送料無料)のプラン一つのみとなります。退会しない限り自動更新され、毎月6本の国産クラフトビールが届きます。
2回目までは自動継続となっており、3回目以降に停止可能となっている点には注意が必要です。
ブリュワリーから一番美味しい状態で直接届く点が嬉しいポイントであり、新潟の「エチゴビール」鹿児島の「霧島高原ビール」福島の「猪苗代町ビール」など全国各地からクラフトビールが届けられます。
中には通常では手に入りにくいマイクロブリュワリー等に巡り会えることもサブスクならではの魅力です。
瓶ビールが中心とはなりますが、クラフトビール好きでお任せで色々な地元のクラフトビールを楽しみたい方にはおすすめのサービスです。
ベルギービールJapan 定期で便利便
ベルギービールの通販専門店「ベルギービールJapan」を運営する、株式会社木屋のサブスクです。
名古屋の実店舗「BEER BOUTIQUE KIYA」では、ベルギービールを始め、色々な酒を取り扱っています。
コースは「ベルギービールJapanの定期で便利便」の5500円/月(税込、送料込)一つだけになっています。ベルギービールJapanが厳選したベルギービールが、毎月6~8本届きます。
通常購入より価格がお得になっている上、届いたビールの説明書が同梱されてきますので、違いを楽しみながら確認できますし、コースターがランダムに入っていることもあります。
日本の約12分の1の面積のベルギーには、100以上の醸造所があり、そこで醸造されるビールは1000種類以上あります。規模は様々ですが、伝統的な製法に誇りとこだわりを持っているため、どの醸造所もみな味が違うことが特徴です。
ビールの製法は、下面発酵のラガー、上面発酵のエール、自然発酵のランビックに分けられます。
ベルギーでも全消費量の70~75%をラガーに属するピルスナーが占めていますが、エールとランビックの多様さが他の国に比べてあまりに特異であるため、特にベルギービールと呼ばれています。
元々修道院で造られていたトラピストビールを始め、原料や副原料に使われる材料の幅も広く、種類がありすぎて分類困難とも言われています。
ちなみに、日本の酒税法では麦、ホップ、米、トウモロコシ、コウリャン、馬鈴薯、でんぷん、糖類またはカラメル以外の材料を加えてしまうと発泡酒の扱いになりますので、ベルギービールのほとんどは、日本では発泡酒に分類されることになります。
ベルギービールJapanの定期で便利便は、その名前の通りでベルギービールに興味のある方には非常におすすめできるサービスです。
Beer Server Club(NBC-40)
ビアハウスオンラインショップを運営する、ビアハウス株式会社のBeer Server Clubです。
世界各国から日本で販売したい面白いビールを探し出し、日本に広めることを目的としています。日本のクラフトビールも扱っていますが、商品のほとんどは世界のビールです。
専用のサーバー「NBC-40」は、ハイネケン社の企画でエスプレッソマシンから発想を得て機能美を追求したデザインのビールサーバーです。
外形は幅300mm×奥行450mm×高さ600mmと、キリン ホームタップよりは大きいサーバーですが、ビアライン洗浄もガスボンベも備品交換も不要という、ユーザに優しいサーバーになっています。
Beer Server Clubは以下2つのコースが用意されています。
・毎月1本コース 13860円/月(税込、送料無料)
・毎月2本コース 24530円/月(税込、送料無料)
いずれのコースも基本料金が税込3190円で設定されており、基本料金にはサーバー故障時の本体交換やパーツの無償サービスが含まれています。また、申し込むことで専用グラスが3個、プレゼントでもらうことができます。
毎月1本コースの場合、毎月1回、タイガー(シンガポール)、エーデルワイス(オーストリア)、デスペラードス(フランス)、アーフリゲム(ベルギー)の順でローテーションで8Lのプラスチック樽が1本届きます。
いずれも選りすぐりのプレミアムドラフトビールで、この4種類の中であれば変更や追加も自由で、スキップも年1回できます。
しかも7か月目から、毎月1本コースでは5%、毎月2本コースでは7%の割引きとなり、13か月以降も延長する場合はさらに、毎月1本コースでは10%、毎月2本コースでは12%の割引きとなります。
最低契約期間は12か月で、12ヶ月未満で解約する場合は別途解約手数料としてサーバーレンタル費用の一部に相当する税込16,500円が発生するため注意が必要です。
ビールサーバーレンタルとセットのサービスであり、新鮮なプレミアムドラフトビールを毎月飲みたい方におすすめできるサービスです。
欧州麦酒屋
ヨーロッパビール専門通販事業「欧州麦酒屋」を運営する、ピクシィ・パレットのサブスクです。コースは以下の2つが用意されています。
・店長厳選のドイツビール2種飲み比べと専用グラス+コースターをお届けコース(全3回) 3280円/月(税込み、送料込)
・厳選!ヨーロッパビール3種3本セット 3300円/月(税込、送料込)
「店長厳選~」コースは、文字通り店長が厳選したいずれも500mLのドイツビールが2種類と、専用グラス1個、専用コースター3枚がセットになった全3回コースで、スキップも可能です。
特にグラスは、香りを楽しむタイプのビールであれば、グラスの中にすっぽり鼻まで入る口の広いグラスにするなど、そのビールの持つ特徴を活かすビールグラスというものがありますので、グラスとコースターが一緒についてくるのはお得で欧州麦酒屋の魅力的なポイントの一つです。
また「厳選!ヨーロッパビール~」は、ドイツ、ベルギーをはじめ、ヨーロッパの個性的なビールが、毎月3種類、1本ずつ届きます。
ビールには多くの種類があり、製法や原料によって大きく味が異なります。欧州麦酒屋はそういったヨーロッパのビール文化を堪能できるサービスです。
クラフトビール定期便(WOWOWコミュニケーション)
2023/3の配送にてサービス終了しました
「WOWOWセレクション世界のこだわり便」を運営する、株式会社WOWOWコミュニケーションのサブスクです。
コースは「クラフトビール定期便」の一つになっており、サービスの価格は3850円/月+送料1100円となります。 ※いずれも税込み
世界のクラフトビールを1000種類以上取り扱う「びあマ」のビール専門家が、毎月テーマに合わせて4~6本のビールをセレクトします。
例えば、「U.S.A 西海岸セレクション」なら西海岸醸造所のものだけを厳選、「大人の贅沢な昼飲みビール」なら飲み口の軽いホワイトエールといったテーマに合わせたセレクトになります。
毎月テーマに合わせてチョイスしたビールが届くサブスクらしいサービスです。各月で実際に届けられたビールのラインナップもサイトから閲覧できますので、気になった方はチェックしてみてください。
【番外編】CRAFT BEER PASSPORT(クラフトビールパスポート)
食マーケティング総合企業の株式会社favyが運営するサブスクのCRAFT BEER PASSPORTです。
キリンビールが提供する「Tap Marché(タップ・マルシェ)」のクラフトビールが、月曜から金曜まで、毎日1杯無料になる定額制サービスです。
タップ・マルシェは複数銘柄の中から店がクラフトビールを選び、専用のディスペンサーで販売するという方式です。
このディスペンサー専用の3Lペットボトルにクラフトビールが入っていて、ディスペンサーにセットするだけという手軽さで、しかもディスペンサー自体が小型で場所をとらないというのが店舗にとっては魅力です。
コースは「CRAFT BEER PASSPORT」の一つだけで2980円/月(税込)です。Webか店舗で申し込みことができ、1か月ごとの自動更新で、解約も随時可能です。
店によって差はありますが、タップ・マルシェのクラフトビールは1杯800円前後ですので、月に4日通うことができれば元が取れます。
しかも会員証はスマホで提示でき、且つ、店が固定されないため、外出先で偶然タップ・マルシェを扱う店を見つけたとしても、そこでも利用できるという便利なサービスです。
全国の700以上の店舗に導入されており、順次拡大中となります。
他サービスとは異なり店舗で提供されているサブスクサービスですが、平日に1杯で2980円/月(税込)20種類以上のお店でセレクトしたクラフトビールが飲むことができるため非常にコスパがよいサービスです。
ビールのサブスク定額制の主要サービス一覧表
ここまで紹介したサブスクサービスの主要サービスの比較表になります。
サービス名 | 支払い | 支払毎の料金 | 支払毎に届く量 | 送料 | 特徴 | 最低契約期間 |
---|---|---|---|---|---|---|
キリン ホームタップ | 毎月 | 8250円~ 12430円~ | 1L×4 1L×8 | 送料込 | キリンビール発のサブスク 専用フレーバーあり ビールサーバー無料レンタル | 12ヶ月 | Otomoni | 隔週 | 4378円 | 6本 | 送料込 | 世界各地のクラフトビール オトモニ限定オリジナル銘柄あり | 無し |
HOPPIN’ GARAGE | 2ヶ月 | 4389円 | 12本 | 送料込 | ホッピンおじさんの新作定期便 スターターキットあり | 6ヶ月※3回配送分 |
DREAM BEER | 毎月 | 7040円 | 1.5L×2 | 送料別 | 100銘柄以上のクラフトビール ビールサーバー無料レンタル | 12ヶ月 |
ひらけ! よなよな月の生活 | 毎月 2ヶ月 | 7656円 | 24缶 | 送料込 | 地域限定品など限定ビール 自分で選べるサブスク | 無し |
この後に紹介する選び方を含め、自分に合うサービスを検討してみてください。
ビールのサブスクの選び方
ビールのサブスクはいくつかありますが、サービスを選ぶ上で見るべきポイントがいくつかあります。
ここでは選択する際のポイントについて説明します。
購入金額は無理のない金額になっていないか
対象が地ビールの場合、送られてくる地ビールの多くは飲んだことのないビールが並びます。
大手ビールメーカーが主に製造しているビールは、ラガータイプがほとんどで、しかもピルスナータイプですから、白ビールやペールエールのような馴染みのないビールは、好きか嫌いかにはっきり好みが分かれるます。
また同じラガーでもマイクロブルワリーによって副原料の違いで味に違いが出ますので好みが分かれます。
好みに合うか合わないかは、飲んでみるまで分からない部分が大きいため、それでも払ってよいと思える金額に抑えることも大事です。
どういったビールを取り扱っているか
ビールは世界中にありますので、大きな輸入商社であっても輸入できる相手先には限りがあります。
これは、例えば日本の酒造メーカーの直営のバーでは、その酒造メーカーが取引をしている銘柄しか置かないのと同じで、特にドイツのビールメーカーに強い、特定のメーカーと取引があるなど、サービス強みがそのままラインナップに現れる傾向があります。
以前飲んで美味しいと思ったのはドイツのピルスナーだったとか、普通のビールより黒ビールが好きだとか、選択基準は人それぞれです。
何かしらキーワードがあるのならそれを元に選ぶのもいいですし、単純に好きなビールメーカーのサブスクを選んでみるのも一つの方法です。
付随サービスはあるのか
送られてきたビールがこれまで飲んだことのないビールの場合、そのビールに関する説明があると特に初心者は助かります。
どんなビールかを種類やメーカーで知ることができ、他のビールとの比較ができるからです。
また、どういった料理と一緒に飲むと美味しいのかといった情報は、組み合わせが数限りなくありますのでなかなか得るのが難しい情報です。
同じビールといっても、アルコール度数の低いものから高いものまでありますし、軽い味わいのものから濃い味わいのものまでさまざまです。
送られてきたビールに合う料理のレシピや、何かしらの関連グッズがプレゼントで付いてきたりといったサービスは大事なポイントです。
解約に縛りはないか
一定期間のサービスではあっても、途中で自分に合わなくなった・・まだ残っているのでスキップしたい・・など柔軟に契約できるかもサブスクリプションサービスを選択する上では重要です。
途中での解約ができないといった決まりがあると、合わない場合の費用が高くなってしまいます。
月額料金や提供サービス面、ビールの種類だけではなく、加入時の注意事項も確認必須です。
生ビールと缶ビールの違い
生ビールというのは、簡単に言うと「加熱処理していないビール」のことです。
ビールの味を安定させるために酵母の働きを止めることと、醸造工程で混入した雑菌の活動を可能な範囲で止めることの二つを目的としているのですが、実は現在大手メーカーが造るビールは、この熱処理をせずに、濾過により酵母を除去した生ビールが大半です。
生ビールは居酒屋やビヤガーデンでないと飲めないと思っている人もいますが、コンビニやスーパーで売っている缶ビールもよく見ると「生」と表示されているものがほとんどです。
ビアサーバーからグラスにビールを注ぐという行為は難しいものです。本格的なビールを出す店には大抵ビアマイスターがいて、ビールと泡のバランスを丁度良く仕上げて提供してくれます。
上記の通り、缶ビールも非常に美味しく楽しめる商品となりますので、シチュエーションに応じてビールを楽しみましょう。
ビールのサブスクを更に楽しむために
ビールには、ビールに合ったグラスがあります。
比較的大きな醸造所は、ビールに合ったグラスで飲んでもらいたいということから、銘柄が入ったグラスを作り、ビールを置いてくれるパブなどで使ってもらっているところが多くあります。
ビールの宣伝という側面ももちろんありますが、一番おいしく飲めるグラスを提供しているという意味では、グラスは非常に大事なアイテムです。
他にもビールのサブスクを最大限楽しむためにあると便利、嬉しいアイテムなどについて紹介します。
ビールグラス
一般的なガラス製のグラスは、一番ビールらしい見た目ですし、泡とビールの美しさの点からも一番使われているグラスです。
他にも泡立ちがきれいになる陶器製のグラスや、保冷効果が高いステンレス製のグラスもありますので、用途で使い分けることもできます。
また、ビールの種類によって合うグラスがありますので、自分の好みのビールがどの種類なのか、種類に合うグラスはどのようなグラスなのかは知っておいて損はありませんし、種類に合うグラスを使用することで、より美味しく飲むことができます。
日本の大手メーカーが多く造っているのがピルスナーですので、縦に細長く、上に向かって広がっている形状のピルスナーグラスは一つ持っていてよいグラスです。
ピルスナーグラスは勢いよく注ぐときめ細かい泡ができることが特長ですので、香りが華やかなビールにも合います。
今日、雑貨屋さんで購入したピルスナーグラスで「一番搾り」を。
グラス表面に特殊加工がされており、きらめきの視覚効果でビールの美味しさ・冷たさを一層演出。
…献杯。#キリンビール#BONMAISON pic.twitter.com/txwfHltxzs
— nakaken (@nakaken_0517) July 8, 2022
ビアサーバー
この記事で紹介したキリン ホームタップには専用のサーバーが付いてきますが、他にも缶ビールや小瓶のビールをセットすることで使用できるサーバーがあります。
家庭用に小型に作られているため場所も取りませんし、何より自分でビールを注げる気分を味わうことができます。
また缶ビールに取り付けるだけで使えるハンディ型のサーバーもあります。
ビアコースター
コースターはもともと醸造会社が酒販店向け、飲食店向けに作成した販促グッズです。
銘柄のラベルがそのままコースターのデザインになっているものが多いことから、コレクションとしても価値のあるものがあります。
好きな銘柄を、その銘柄が印刷されたグラスとコースターで楽しんでみるのも一興です。
家飲みをはじめます。今夜はキリンビール一番搾りから!乾杯🍻^_^ #家飲み #キリンビール #一番搾り #コースター #サッポロビール #ツイッター晩酌部 pic.twitter.com/xj2h1jHhIP
— 類的酒場の放浪日記 (@ruiteki_sakaba) June 7, 2021
ビールの定額制サブスクまとめ
ビールは手軽に飲むことができ、気楽に楽しむことができるアルコール飲料ですが、世界には多くのビールがあります。
まだ知らないビールの中に、もしかしたら自分に合うビールが待っている可能性もあります。
自宅で生ビールを味わうことができる「キリン ホームタップ」から、店舗で毎日平日にビール飲み放題となる「CRAFT BEER PASSPORT」、他にもクラフトビールに特化し最低契約期間がないotomoniなど、様々な特色のあるサービスが展開されています。
気に入っている銘柄をずっと飲むのもいいですが、飲んだことのないビールに出会うことができるサブスクを利用してみるのも楽しみ方の一つです。
合わせて読みたい
他にもある様々なお酒関連の定額制サブスクリプションサービス
お酒の定期配送系はカクヤスで購入するという方も多いと思いますが、今回紹介したサービスは通常のサイトや店舗購入では得ることのできないお酒を飲めたり、+αのサービスを受けることが可能になります。
以下に種類別にサービス紹介記事を貼っておりますので、興味がある部分があればぜひ参考にしてみてください。