サブスクという言葉をよく耳にします。ラーメン店のサブスク、高級レストランでのサブスク、洋服のサブスク・・などがテレビなどで紹介されており、2020年頃から急激に日本でも広まっています。
そんなサブスクですが、ビールにもサブスクがあります。サブスクとはそもそもどんなものか、従来のサービスとは何が違うのかを比較しながら紹介していきます。
また記事内では国内で提供されているおすすめのビールサブスクサービス9選を紹介していきます。
Contents
ビールのサブスクってどういうサービス?

サブスクとは商品そのものを購入するのではなく、製品やサービスを一定期間利用する権利を買うという、新しいビジネスモデルです。他にも定期的に洋服やお菓子などのアイテムが届いたりするサービスもあります。
利用者にとってはサービスが利用し放題になったり、通常に購入するよりも安価に手に入れることができたり、通常とは違った体験が出来たりと、サブスクには支払った料金以上に得られるメリットが沢山あります。
ビールには、日本酒やワインのような頒布会という定額制の定期購入はあまり多くありませんでした。
現在のように種類がなかったこと、輸入ビールが手に入りにくかったこと、季節商品はあっても月ごとのような商品がなかったことなどで、定期購入するメリットがなかったことが原因です。
ただ日本の市場に出回っているアルコール飲料の70%がビールであり、「とりあえずビール」という言葉が定着していることでも分かる通り、国内でビールの人気が非常に高いことは歴然です。
さらに、アサヒビール、キリンビール、サントリービール、サッポロビールにオリオンビールを加えた大手5社が多種多様な自社ブランドを販売し始めただけでなく、2010年頃から美味しい地ビールが増えてきたことが、現在の国内ビールのサブスクにつながっています。
ビールのサブスクも、月々定額料金を支払うことでビールが届くというサービスですが、サービス内容はそれぞれ特長を活かしたものになっています。
ビールのサブスクがおすすめな理由

ビールを購入する手段には、酒屋や酒類取扱のコンビニなどの実店舗に出向いて購入する方法と、ネット通販などで購入する方法があります。
実店舗には商品を直に手に取ることができたり、1本単位でも購入できるというメリットがあり、ネット購入には店舗に行く時間と手間が省けたり、重いビールを運ばなくてよいという、それぞれのメリットがあります。
その中でのサブスクのメリットとしては、専門家が自分の代わりにビールを選んでくれたり、中にはビアサーバーが一緒に提供されるといった今までのネット購入とは違ったプラスアルファの魅力にあります。
大手5社はこれまでの実績やブランド力を利用したサブスクを、地ビールを製造するマイクロブルワリーは、自社でしか出せない独自の味を押し出したサブスクを展開しています。
しかも地ビールを製造するマイクロブルワリーの数は日本全国で約180もあり、大手5社の内4社も参画しているほどその勢いを増していますので、安定した味を求めている人にも、知らない味を求めている人にも、サブスクを利用するメリットは多くあります。
ビールのサブスクの選び方

ビールのサブスクはいくつかありますが、サービスを選ぶ上で見るべきポイントがいくつかあります。
ここでは選択する際のポイントについて説明します。
購入金額は無理のない金額になっていないか
対象が地ビールの場合、送られてくる地ビールの多くは飲んだことのないビールが並びます。
大手ビールメーカーが主に製造しているビールは、ラガータイプがほとんどで、しかもピルスナータイプですから、白ビールやペールエールのような馴染みのないビールは、好きか嫌いかにはっきり好みが分かれるます。
また同じラガーでもマイクロブルワリーによって副原料の違いで味に違いが出ますので好みが分かれます。
好みに合うか合わないかは、飲んでみるまで分からない部分が大きいため、それでも払ってよいと思える金額に抑えることも大事です。
どういったビールを取り扱っているか

ビールは世界中にありますので、大きな輸入商社であっても輸入できる相手先には限りがあります。
これは、例えば日本の酒造メーカーの直営のバーでは、その酒造メーカーが取引をしている銘柄しか置かないのと同じで、特にドイツのビールメーカーに強い、特定のメーカーと取引があるなど、サービス強みがそのままラインナップに現れる傾向があります。
以前飲んで美味しいと思ったのはドイツのピルスナーだったとか、普通のビールより黒ビールが好きだとか、選択基準は人それぞれです。
何かしらキーワードがあるのならそれを元に選ぶのもいいですし、単純に好きなビールメーカーのサブスクを選んでみるのも一つの方法です。
付随サービスはあるのか
送られてきたビールがこれまで飲んだことのないビールの場合、そのビールに関する説明があると特に初心者は助かります。
どんなビールかを種類やメーカーで知ることができ、他のビールとの比較ができるからです。
また、どういった料理と一緒に飲むと美味しいのかといった情報は、組み合わせが数限りなくありますのでなかなか得るのが難しい情報です。
同じビールといっても、アルコール度数の低いものから高いものまでありますし、軽い味わいのものから濃い味わいのものまでさまざまです。
送られてきたビールに合う料理のレシピや、何かしらの関連グッズがプレゼントで付いてきたりといったサービスは大事なポイントです。
解約に縛りはないか
一定期間のサービスではあっても、途中で自分に合わなくなった・・まだ残っているのでスキップしたい・・など柔軟に契約できるかもサブスクリプションサービスを選択する上では重要です。
途中での解約ができないといった決まりがあると、合わない場合の費用が高くなってしまいます。
月額料金や提供サービス面、ビールの種類だけではなく、加入時の注意事項も確認必須です。
ビールのサブスク9選
次からは現在、国内でサービスが提供されている中で、お勧めのビールのサブスクサービスを紹介します。
ここまで紹介したサブスクリプションサービスの説明や選び方の情報を元に、自分に合うビールのサブスクサービスを探してみてください。
キリン ホームタップ

まず初めに紹介するサービスは大手酒造メーカーである「キリンビール株式会社」が提供している会員制生ビールサービスのサブスク キリンホームタップです。
大手で、且つファンが多いことを活かしており、家庭用にこだわって開発したこともあり、使い勝手や味が抜群と評判です。コースは以下の2つが用意されています。
・月4Lコース 8250円~/月(税込、送料無料)
・月8Lコース 12430円~/月(税込、送料無料)
月4Lコースの場合、1Lの専用ボトルが月2回、2本ずつ届きますので、合計4Lになります。月8Lコースの場合は1回の配送が4本ずつになります
いずれも専用ビールサーバーが無料でレンタルできるのですが、最低契約期間である12か月継続利用することが条件になっていますので、もし契約期間内に解約する場合は、解約手数料が税込みで16500円かかりますので注意が必要です。
最低契約期間を経過してしまえば、解約申請することで解約手数料なしで解約できます。
また新フレーバーが季節毎に登場する点も特徴で、定番の「一番搾りプレミアム」をはじめとして、「グランドキリンIPA」・「ブルックリンラガー」・「スプリングバレー469」など様々な限定フレーバーが登場するため飽きがこない点も特徴です。

キリン ホームタップのお勧めポイント
キリン一番搾りの最上位ブランドである「一番搾りプレミアム」が年間通じて選択できる他、期間限定のビールが常に3種類用意されていますので、毎月4種類の中から好きなビールを選ぶことができます。しかも毎月変更することも、追加することも可能ですので、自分の好みだけでなく、来客の好みによっても選択することが可能です。
ビールサーバーは、このサブスクに合わせて専用に開発されたもので、外形も幅230mm×奥行283mm×高さ355mmと小型ですので、コンセントさえつながる場所であれば、例えば夏のベランダにでも置くことができます。
このサブスクの一番の特長は「工場で造りたての生ビールをサーバーから家で飲める」という点です。いわゆる缶ビールを生っぽく飲める商品とは別物です。
生ビールと缶ビールの違い

生ビールというのは、簡単に言うと「加熱処理していないビール」のことです。ビールの味を安定させるために酵母の働きを止めることと、醸造工程で混入した雑菌の活動を可能な範囲で止めることの二つを目的としているのですが、実は現在大手メーカーが造るビールは、この熱処理をせずに、濾過により酵母を除去した生ビールが大半です。
生は居酒屋やビヤガーデンでないと飲めないと思っている人もいますが、実はコンビニで売っている缶ビールもよく見ると「生」と表示されているものがほとんどです。
但し、缶ビールはあくまで缶ビールであって、ビアサーバーではありません。
ビアサーバーからグラスにビールを注ぐという行為は難しいものです。本格的なビールを出す店には大抵ビアマイスターがいて、ビールと泡のバランスを丁度良く仕上げて提供してくれます。
家庭で生ビールを味わいたい人には間違いなくおすすめ
家にサーバーがあっても上手に注げないのでは・・?という疑問に答えたのがこの専用サーバーです。
いくらサーバーがあっても、使う人によって差が生じてしまうのでは満足にはつながりません。そこで使い勝手や手入れの簡単さにこだわって改良を重ねて作られていますので、誰でも美味しい生ビールがサーバーから注ぐことが可能になっています。
キリンビールのファンはもちろん、サーバーから自分でビールを注いで飲むという特別な行為に興味のある方にお勧めのサブスクです。
ひらけ!よなよな月の生活

クラフトビールを醸造する、長野県軽井沢に本社を持つ株式会社ヤッホーブルーイングが運営するサブスクの「ひらけ!よなよな月の生活」です。
「YONA YONA BEER WORKS」という公式ビアレストランも展開しており、都内にある8店舗では、「よなよなエール」や「水曜日のネコ」などの定番ビールの他、限定醸造ビールも味わうことができます。
10種類以上のオリジナルソーセージやローストチキンもある、人気の店舗です。コースは以下の3つ用意されています。
・2ヶ月毎に24缶コース 6620円/2か月(税込、送料無料)
・毎月24缶コース 6450円/月(税込、送料無料)
・毎月48缶コース 12306円/月(税込、送料無料)
いずれのコースもクラフトビールを組み合わせて選ぶことができますので、24本を同じブランドで揃えても、6本ずつ4種類にしても構いません。
3つのコースの違いは本数だけですが、季節のビールも用意されていますので、もちろん毎回種類を変えることも可能です。
ただし「クラフトビール年間契約」とある通り、途中解約やキャンセルは一切できません。これは年間契約であるからこその価格設定でありトレードオフとなっています。
アメリカンペールエールの「よなよなエール」、苦さとコクが特長の「インドの青鬼」、さわやかなホワイトエールの「水曜日のネコ」、黒ビールの「東京ブラック」、アルコール度数を抑えた「僕ビール君ビール」など、多様なクラフトビールがあり、一部コンビニやスーパーでも購入することは可能です。
様々なクラフトビールを定期的に楽しみたい方におすすめできるサービスです。
ビアフェスタ

株式会社ビアフェスタが運営するサブスクです。コースは「地ビール購入契約」の一つだけで、10800円/3か月(税込、送料無料)のプランとなります。
ホームページから会員登録を行うと、そのまま地ビールの購入手続きになります。コース期間は3か月のみで、退会しない限り自動更新され、毎月6本の地ビールが届きます。
また飲んだ後でも納得や満足ができなかった場合の100%返金保証もある点がビアフェスタの強みです。
ビアフェスタは、地ビールファンが集まってファンクラブを作り、造り手と飲み手が協力してできた「地ビールファン倶楽部」です。会員登録を行うことで、このファンクラブに参加することになります。
月に一度、ファンの中の地ビール選定委員会が、その月の銘柄を決定し、一醸造元に受注生産を依頼します。
会員登録によってファン数、つまり購入数が分かっているので、それに見合った量のビールを生産することができるため、余剰在庫を持つ必要がなくなります。
さらに、生産された地ビールはできたての状態で醸造元からファンに発送されるため、チルドな状態で新鮮なビールが届くという仕組みです。
こちらのビアフェスタのサービスも、地ビール・クラフトビール好きの方にはおすすめで、さらに返金保証もある点が魅力的なサービスとなっています。
ベルギービールJapan 定期で便利便

ベルギービールの通販専門店「ベルギービールJapan」を運営する、株式会社木屋のサブスクです。
名古屋の実店舗「BEER BOUTIQUE KIYA」では、ベルギービールを始め、色々な酒を取り扱っています。
コースは「ベルギービールJapanの定期で便利便」の5500円/月(税込、送料込)一つだけになっています。ベルギービールJapanが厳選したベルギービールが、毎月6~8本届きます。
通常購入より価格がお得になっている上、届いたビールの説明書が同梱されてきますので、違いを楽しみながら確認できますし、コースターがランダムに入っていることもあります。
日本の約12分の1の面積のベルギーには、100以上の醸造所があり、そこで醸造されるビールは1000種類以上あります。規模は様々ですが、伝統的な製法に誇りとこだわりを持っているため、どの醸造所もみな味が違うことが特徴です。
ビールの製法は、下面発酵のラガー、上面発酵のエール、自然発酵のランビックに分けられます。
ベルギーでも全消費量の70~75%をラガーに属するピルスナーが占めていますが、エールとランビックの多様さが他の国に比べてあまりに特異であるため、特にベルギービールと呼ばれています。
元々修道院で造られていたトラピストビールを始め、原料や副原料に使われる材料の幅も広く、種類がありすぎて分類困難とも言われています。
ちなみに、日本の酒税法では麦、ホップ、米、トウモロコシ、コウリャン、馬鈴薯、でんぷん、糖類またはカラメル以外の材料を加えてしまうと発泡酒の扱いになりますので、ベルギービールのほとんどは、日本では発泡酒に分類されることになります。
ベルギービールJapanの定期で便利便は、その名前の通りでベルギービールに興味のある方には非常におすすめできるサービスです。
Beer Server Club

ビアハウスオンラインショップを運営する、ビアハウス株式会社のBeer Server Clubです。
世界各国から日本で販売したい面白いビールを探し出し、日本に広めることを目的としています。日本のクラフトビールも扱っていますが、商品のほとんどは世界のビールです。
専用のサーバー「NBC-40」は、ハイネケン社の企画でエスプレッソマシンから発想を得て機能美を追求したデザインのビールサーバーです。
外形は幅300mm×奥行450mm×高さ600mmと、キリンのホームタップよりは大きいサーバーですが、ビアライン洗浄もガスボンベも備品交換も不要という、ユーザに優しいサーバーになっています。
Beer Server Clubは以下2つのコースが用意されています。
・毎月1本コース 13860円/月(税込、送料無料)
・毎月2本コース 24530円/月(税込、送料無料)
いずれのコースも基本料金が税込3190円で設定されており、基本料金にはサーバー故障時の本体交換やパーツの無償サービスが含まれています。また、申し込むことで専用グラスが3個、プレゼントでもらうことができます。
毎月1本コースの場合、毎月1回、タイガー(シンガポール)、エーデルワイス(オーストリア)、デスペラードス(フランス)、アーフリゲム(ベルギー)の順でローテーションで8Lのプラスチック樽が1本届きます。
いずれも選りすぐりのプレミアムドラフトビールで、この4種類の中であれば変更や追加も自由で、スキップも年1回できます。
しかも7か月目から、毎月1本コースでは5%、毎月2本コースでは7%の割引きとなり、13か月以降も延長する場合はさらに、毎月1本コースでは10%、毎月2本コースでは12%の割引きとなります。
最低契約期間は12か月で、12ヶ月未満で解約する場合は別途解約手数料としてサーバーレンタル費用の一部に相当する税込16,500円が発生するため注意が必要です。
ビールサーバーレンタルとセットのサービスであり、新鮮なプレミアムドラフトビールを毎月飲みたい方におすすめできるサービスです。
欧州麦酒屋

ヨーロッパビール専門通販事業「欧州麦酒屋」を運営する、ピクシィ・パレットのサブスクです。コースは以下の2つが用意されています。
・店長厳選のドイツビール2種飲み比べと専用グラス+コースターをお届けコース(全3回) 3280円/月(税込み、送料込)
・厳選!ヨーロッパビール3種3本セット 3300円/月(税込、送料込)
「店長厳選~」コースは、文字通り店長が厳選したいずれも500mLのドイツビールが2種類と、専用グラス1個、専用コースター3枚がセットになった全3回コースで、スキップも可能です。
特にグラスは、香りを楽しむタイプのビールであれば、グラスの中にすっぽり鼻まで入る口の広いグラスにするなど、そのビールの持つ特徴を活かすビールグラスというものがありますので、グラスとコースターが一緒についてくるのはお得で欧州麦酒屋の魅力的なポイントの一つです。
また「厳選!ヨーロッパビール~」は、ドイツ、ベルギーをはじめ、ヨーロッパの個性的なビールが、毎月3種類、1本ずつ届きます。
ビールには多くの種類があり、製法や原料によって大きく味が異なります。欧州麦酒屋はそういったヨーロッパのビール文化を堪能できるサービスです。
クラフトビール定期便(WOWOWコミュニケーション)

「WOWOWセレクション世界のこだわり便」を運営する、株式会社WOWOWコミュニケーションのサブスクです。
コースは「クラフトビール定期便」の一つになっており、サービスの価格は4500円/月(税込、送料込)となります。
世界のクラフトビールを1000種類以上取り扱う「びあマ」のビール専門家が、毎月テーマに合わせて4~6本のビールをセレクトします。
例えば、「U.S.A 西海岸セレクション」なら西海岸醸造所のものだけを厳選、「大人の贅沢な昼飲みビール」なら飲み口の軽いホワイトエールといったテーマに合わせたセレクトになります。
CRAFT BEER PASSPORT(クラフトビールパスポート)

食マーケティング総合企業の株式会社favyが運営するサブスクのCRAFT BEER PASSPORTです。
キリンビールが提供する「Tap Marché(タップ・マルシェ)」のクラフトビールが、月曜から金曜まで、毎日1杯無料になる定額制サービスです。
タップ・マルシェは複数銘柄の中から店がクラフトビールを選び、専用のディスペンサーで販売するという方式です。
このディスペンサー専用の3Lペットボトルにクラフトビールが入っていて、ディスペンサーにセットするだけという手軽さで、しかもディスペンサー自体が小型で場所をとらないというのが店舗にとっては魅力です。
コースは「CRAFT BEER PASSPORT」の一つだけで2800円/月(税込)です。Webか店舗で申し込みことができ、1か月ごとの自動更新で、解約も随時可能です。
店によって差はありますが、タップ・マルシェのクラフトビールは1杯800円前後ですので、月に4日通うことができれば元が取れます。
しかも会員証はスマホで提示でき、且つ、店が固定されないため、外出先で偶然タップ・マルシェを扱う店を見つけたとしても、そこでも利用できるという便利なサービスです。
飲食店はもちろんのこと、映画館、カラオケ店など、13000以上の店舗に導入されています。
他サービスとは異なり店舗で提供されているサブスクサービスですが、平日に1杯で2800円/月(税込)と通える環境の方には非常にコスパがよいサービスです。
DREAM BEER

2020年創業の株式会社DREAM BEERが提供するビールのサブスクサービスで、2021年6月にサービス開始予定のサービスであるDREAM BEERも合わせて紹介します。
コースは以下の2つが用意されています。
・おまかせパック 3520円~/月(税込、送料別)
・セレクトパック 通常価格より220円OFF/1本(税込、送料別)
おまかせパックは、好みのビールスタイル、本数、配送スケジュールを選択すると、DREAM BEERがお勧めのビールをチョイスして送ってくれるコースです。
もう一方のセレクトパックは、28社56銘柄から自分の好きなビール、本数、配送スケジュールを選択できるコースとなっています。
いずれのコースも、1500mlのビールを月当たり2~4本から選択でき、配送頻度も2週に1回か4週に1回を選択できます。また、定期購入とは別に、好きなビールを合わせて購入することも可能です。
DREAM BEER専用に開発されたプロ仕様の本格生ビールサーバーが無料レンタルでき、日本全国のクラフトビールが楽しめます。ビールサーバーはペルチェ方式を採用していますので、繊細な温度管理ができる上に音が静かなのが特長です。
但し、ビールを購入しない月にはサーバーレンタル料が税込み1100円かかりますので、注意が必要です。
キリンホームタップやBeer Server Clubと同じくビールサーバーのサービスで、サーバーはダブルタップとなるため、ブルワリー別の飲み比べを楽しむことが出来ます。
サービス開始前ですが、サーバー用ビール合計6リットルがプレゼントとなるプレ会員募集中です。興味のある方はサイトをチェックしてみてください。
ビールのサブスクを更に楽しむために

ビールには、ビールに合ったグラスがあります。
比較的大きな醸造所は、ビールに合ったグラスで飲んでもらいたいということから、銘柄が入ったグラスを作り、ビールを置いてくれるパブなどで使ってもらっているところが多くあります。
ビールの宣伝という側面ももちろんありますが、一番おいしく飲めるグラスを提供しているという意味では、グラスは非常に大事なアイテムです。
他にもビールのサブスクを最大限楽しむためにあると便利、嬉しいアイテムなどについて紹介します。
ビールグラス
一般的なガラス製のグラスは、一番ビールらしい見た目ですし、泡とビールの美しさの点からも一番使われているグラスです。
他にも泡立ちがきれいになる陶器製のグラスや、保冷効果が高いステンレス製のグラスもありますので、用途で使い分けることもできます。
また、ビールの種類によって合うグラスがありますので、自分の好みのビールがどの種類なのか、種類に合うグラスはどのようなグラスなのかは知っておいて損はありませんし、種類に合うグラスを使用することで、より美味しく飲むことができます。
日本の大手メーカーが多く造っているのがピルスナーですので、縦に細長く、上に向かって広がっている形状のピルスナーグラスは一つ持っていてよいグラスです。
ピルスナーグラスは勢いよく注ぐときめ細かい泡ができることが特長ですので、香りが華やかなビールにも合います。
ビアサーバー
この記事で紹介したキリンのホームタップには専用のサーバーが付いてきますが、他にも缶ビールや小瓶のビールをセットすることで使用できるサーバーがあります。
家庭用に小型に作られているため場所も取りませんし、何より自分でビールを注げる気分を味わうことができます。
また缶ビールに取り付けるだけで使えるハンディ型のサーバーもあります。
ビアコースター
コースターはもともと醸造会社が酒販店向け、飲食店向けに作成した販促グッズです。
銘柄のラベルがそのままコースターのデザインになっているものが多いことから、コレクションとしても価値のあるものがあります。
好きな銘柄を、その銘柄が印刷されたグラスとコースターで楽しんでみるのも一興です。
ビールの定額制サブスクまとめ
ビールは手軽に飲むことができ、気楽に楽しむことができるアルコール飲料ですが、世界には多くのビールがあります。まだ知らないビールの中に、もしかしたら自分に合うビールが待っている可能性もあります。
自宅で生ビールを味わうことができる「キリンホームタップ」から店舗で毎日平日にビール飲み放題となる「CRAFT BEER PASSPORT」、他にもクラフトビールに特化したサービスなど、様々な特色のあるサービスが展開されています。
気に入っている銘柄をずっと飲むのもいいですが、飲んだことのないビールに出会うことができるサブスクを利用してみるのも楽しみ方の一つです。
他にもある様々なお酒関連の定額制サブスクリプションサービス
お酒の定期配送系はカクヤスで購入するという方も多いと思いますが、今回紹介したサービスは通常のサイトや店舗購入では得ることのできないお酒を飲めたり、+αのサービスを受けることが可能になります。
以下に種類別にサービス紹介記事を貼っておりますので、興味がある部分があればぜひ参考にしてみてください。